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2021年2月 4日 (木)

ゴーバスターズ感想記:31話と32話

毎週日曜日に東映特撮YouTube Officialで特命戦隊ゴーバスターズが配信されてます。
今週も簡易に感想を。

31話「宇宙刑事ギャバン、現る!」
2012年9月23日放送
監督:渡辺勝也
脚本:下山健人

当時公開された「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」とのコラボで2代目のギャバン・十文字撃と相棒のシェリーが登場する回。
闇夜にシェリーがライノダブラーに追われるシーンから始まって異様な事が起きてる事が早速感じられる演出が良い。
それからマクーの存在や銀河連邦警察のこと等々、宇宙刑事の世界観の説明に進むのだが。
ヨーコがツッコミ役で色々言うけど、宇宙から宇宙人と怪物がやってきたというのに皆普通に受け入れて話が進んでいるのが凄いな。
いやヴァグラスという異世界からの侵略者と戦ってるんだから今更宇宙から何が来たって驚くことじゃないのかもしれないけど。
宇宙人がいたって驚くことじゃない、当たり前の事として話が進むのは下山さんらしいというか、師匠の浦沢さんのイズムを継いでるなあと思い。

撃とライノダブラーを探すためにチームを分けて、ヨーコはシェリーの護衛を兼ねて2人で行動。
ヒロイン2人でスイーツを食べたりマクー空間に引きずり込まれてからも共に困難を乗り越える姿がとても良かった。
ヒロイン2人が並ぶ絵は華があるなあ。渡辺さん嬉々として演出してたんだろうなと想像する。
渡辺さんが偶にやる長回しカットもあってそれも見どころでした。


ヒロムと撃の邂逅。2人とも行儀のよい態度じゃないからピリピリしてるが共通の敵がいると分れば共に戦う。
互いの戦う姿を見て言葉を交わさずとも信頼してるのが熱い。
ダンガンロイド2との戦いでもそれぞれのマシンに乗って敵に迫りトドメは2人同時に剣で一撃、カッコ良すぎる。


32話「ギャバンとの友情タッグ!」
2012年9月30日放送
監督:渡辺勝也
脚本:下山健人

ゴーバスターズにライノダブラー討伐の協力を申し出たものの、バディロイドと文句を言い合う様子を見てチームとしてのまとまりに不信を抱く撃。
これがこのチームの普通であり日常なんだけど第3者から見れば不安になるのも分かる。
コラボだからこそ第3者の視点で現行ヒーローの在り方を今一度見つめる回でもあるわけで。
で、今回のメインとなってるのは実は森下で、自分たちが頑張っても意味ないのではと零した彼を仲村が叱咤しゴーバスターズを支えてるのは自分たちだと奮起する。
マクー空間で武器が使えないピンチを救ったのは森下の分析で、マクー空間と基地の通信を可能として武器の転送をサポートした。
うちのオペレーターは優秀だとヒロムの言葉が素敵だし支えがあってこそ戦えてるチームなんだと改めて描いていたのが良い。
森下が行方不明になってる事に誰も気付かなかったと辛辣なオチがつくけど、そんな軽口も言い合える仲なのがこのチームってことなわけで。


エンターは生きていた。その事実も衝撃だけどライノダブラーを利用して亜空間をこちらの世界に引き寄せようという企みが恐ろしい。
研究所の人たちを真っ先に攫うことを提案したのはマクー空間でゴーバスターズがピンチになる事を想定しての事だろう。事実森下のファインプレーが無ければ武器を使えず敗北してただろうし。
そしてライノダブラーが負けてもその力を利用して亜空間を引き寄せると。
相変わらず狡猾な振る舞いでライバルとしての存在感を存分に見せているのが上手い。


一度敵のボスを倒して前半が終了し、次回から後半戦に入る前の箸休めな回、のはずなんですが。
そこで他のヒーローとのコラボをやってゴーバスターズの在り方とライバルの存在を改めて見せてまとめ上げる。
本当によくやってるなあと感心します。

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コメント

基本SF感溢れる演出に定評あるストーリーですからね。ゴーバスターズは。似たような回がゴーオンジャーにもありましたね。偶然か否かあの時の蛮機獣も今回のメタロイド同様銃撃戦を得意としてたし。違う点あるとすればギャバンという別のヒーローの宣伝を兼ねた客演。今回のは受け継がれてるとは言え生憎ギャバンはゴーカイジャーとのVSで実力の一部を見た位で本編は見た事ないんですよね(昭和ライダーもアマゾンとblackしか観てない)。宇宙刑事ギャバン THE MOVIEも当時高校3年生で大学受験が近かった関係で見に行けなかったというか……(ゴーバスターズVSゴーカイジャーの時は時間空いて観れたけど)。

私事は置いといて双方のヒーローやヒロインのやり取りは幾分とクロスオーバーを描いてきた戦隊シリーズならではの場面ですね。しかし、バディロイドとの文句の言い合いを見られて不安に感じられるけど、そんな彼らだからこそサポートをするオペレーター達もまた重要な存在であることがしっかり描かれてるし、その上でマクー空間での勝利に繋がってるのも説得力あるなと。

エンターが生きていたのはある意味予想通りでした。散々ゴーバスターズを翻弄してきた彼なんだから前回のあれで終わったとはとても思えなかったし、今回もライノダブラーと結託しつつ実際には勝とうが負けようが利用するだけして利用するのがおっかないし、この時点でもうラスボスとしての片鱗が見えかかっていたのかもしれませんね。

ただの客演回で終わらないこの作品の方向性とヒーローの成長具合を堪能できた回でもありました。

投稿: アルター | 2021年2月 4日 (木) 14時23分

コメント返信:アルターさん

前半は新生ギャバンの宣伝、後半は現行ヒーローを見つめ直すと2部構成にしてバランス取ってるのが偉いなあと思います。
ギャバンの事を知らなくても見れるように構成してるのが脚本と演出の巧さだなと思いました。
強敵相手にヒーロー共闘の絵はいつの時代も映えるもので、ゴーバスターズ本来の空気とは違う回ですが良いものが見られました。

投稿: んがよぺ | 2021年2月 5日 (金) 19時33分

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