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2021年1月14日 (木)

アバレンジャー感想記:27話と28話

毎週日曜日に東映特撮YouTube Officialで爆竜戦隊 アバレンジャーが配信されてます。
今週も簡易に感想を。

27話「アバレッドはアバレブルー」
2003年8月31日放送
監督:坂本太郎
脚本:鈴木竹志

特撮あるある入れ替わりネタ。ツタコタツの力で凌駕と幸人が入れ替わってしまった。
舞を混乱させてはいけないと凌駕の姿の幸人が代わりを務めようとするが幼稚園の子供たちへの対応は素っ気なく、迎えに行ったのに途中で舞とはぐれちゃうし子供の扱いに慣れてないのが如実に表れている。
幸人の姿の凌駕がスケさんのぎっくり腰を治そうとして見よう見まねでやるなと苦言を呈されたが、子供の相手が出来ない幸人にも同じ事が言えるわけで。
人の個性は見よう見まねで身につくものではない、入れ替わったことで2人の得意とするところが改めて露わになったのが面白い。

舞が人質にされてしまい己の振る舞いを悔いる幸人。
クールないつもの幸人らしくないとツタコタツの言葉を受けて逆転の閃き。
凌駕と幸人が既に元に戻っているとツタコタツに思い込ませて変身妨害のためにもう一度入れ替えさせる。敵の能力を利用した閃きと狙いを察して話を合わせる凌駕のアドリブが素晴らしい。
らんるとアスカも入れ替わったフリをするアドリブが効いてて、本当に賢いチームだなと改めて思う。

凌駕の姿の幸人が幼稚園で子供たちを笑わせた顔芸をもう一度見たいと舞のリクエスト。
幸人が凌駕にそれを教えて実践するが幸人本人がやった方が面白いと、舞は2人が入れ替わってた事に気付いていたというオチ。
幸人が不器用なりに子供を気遣ってる事を舞は分かってたということよね。本当に良い子だし幸人は心底照れ臭かっただろうと思う。

テレビのレポーター役にタイムレンジャーからホナミがゲスト出演。
本人なのか名前が同じだけの別人という設定なのか、どちらにしてもまさかのOB出演に驚き。
必殺技を放つ時に舞と一緒に実況してるのが面白い絵でした。

入れ替わりはキャストの演技力が試される回でこの回も西さんと冨田さんの演技が凄く良かったです。
ちなみに西さんの素の性格は幸人っぽくて、冨田さんは凌駕っぽい性格なんだとか。
2人とも素の自分と違うキャラクターをずっと演じ続けていたということだから役者さんって本当に凄いなと思う。


28話「花嫁はアバレチャン♡」
2003年9月7日放送
監督:坂本太郎
脚本:荒川稔久

リジェの誕生日を祝おうとこっそり準備を進めているミケラとヴォッファ。そこだけ見たら平和なんだけど彼らは侵略者だということを忘れちゃいけない。
そんなほのぼのした光景と並行してデズモゾーリャの新たな肉体を生み出すためにトリノイドが花嫁たちを攫うという作戦が進行。
花嫁たちに怪物の子を孕ませようというわけで、滅茶苦茶恐ろしい事をさらっとやってるんだもんな。

デズモゾーリャの通訳ばかりでストレスが溜ってるリジェはアナザーアースに降り立ちアバレンジャーと初めて接触。
侵略のためのゲートを自分が開いていると明かし、無邪気故に全く悪びれる様子がないのが恐ろしい。
でも彼女の正体を考えると生まれた時から侵略行為を何の疑問なく行ってる事が悲しくも思えてくる。
リジェそっくりの謎の少女の幻影がまた現れたりリジェはジャンヌの娘だという滅茶苦茶重要な情報も明かされ、また一つ物語の核心に近づいたのがゾクゾクする。


花嫁を攫い幸せの瞬間をぶち壊したトリノイドに怒りを滾らせるアスカ。
マホロと結ばれながら戦いで引き裂かれた悲しみを思い出し同じ思いを2度とさせるものかと気迫に満ちた戦いぶりに目を見張る。
BGMに流れるテーマソングと相まって悲しみを繰り返させないとアスカの思いがこれでもかと表れてて戦いぶりがとにかくカッコ良かった。

花嫁を攫った理由、アスカとマホロが結ばれた回想シーン、朝の子供番組でギリギリを攻めた表現にギョッとした。
アスカの戦いぶりはカッコ良かったけど、アスカに関わる重大な秘密の答えがもうほぼほぼ出そろってるのに当人はまだ気付いてないというのが悲しいししんどい。
そんな重たい話の清涼剤。囮作戦のための笑理とスケさんの寸劇にCパートのヤツデンワニで癒される。
小津安二郎って子供に分らんネタを。ヤツデンワニがとにかくやかましくスーツアクターと声優さんの名演に拍手だわ。

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コメント

やっぱり入れ代わり回は作品毎に個性があって面白いですよね。知ってる限りだとメガレンジャー(怪人とヒーローの声)、ゴーゴーファイブ(怪人と一般人)、デカレンジャーとゴーオンジャー(怪人とヒーロー)、シンケンジャー(生きてる人と物体の立場)等があり、今回はゴーカイジャーやマジレンジャー等で見られたヒーロー同士が入れ替わるパターンですね。やっぱりこういうのは役者の演技力が問われるなと。西さんの場合やっぱり普段の凌駕が穏やかな分やさぐてるような雰囲気は本当に凄いし、仮面ライダーWのファングジョーカー初登場回でも相当怖い演技してたのが印象的でした。

冨田さんの方はあれが素ってのが驚きですね。普段クールな幸人を演じてる人があんな風に穏やかな人なのかと思った上で観てると違った見方が出来ます。今回の内容は入れ替わったなりにみんな気を使って動いていたし、幸人は恥を偲んでベンb…で幼稚園の皆にお詫びしてたり、敢えて明るい雰囲気を装う事で入れ替わりが解除されたと敵に誤解させ、それにらんる達が察して動きを合わせたりした結果入れ替わりを解除させる等抜群のチームワークに感心ですね。やっぱり折返し地点に来ると仲間の考えてる事がわかってくるなと。

次の28話も………いやはや反応に困るというかなんというか。ジェットマンでさえギリギリなところ行ってたのに今回は女性に邪命体を産ませるとかかなり攻めて来たなと。子供の頃は特に何とも思わなかったけど冷静に考えると相当ヤバい展開してますね。ですがギャグばかりでなく愛する人の事を思うアスカにとって今回のような花嫁を攫う所業は許すまじ物があった事を感じさせたし、前回に引き続きスケさん達のような仲間と協力して発振器を使って敵を追い、闘いの際は怒りを力に変えるかのごとく必殺技を使わずアバレモードのパワーのみでトリノイドを下す等8話に引き続き彼の真剣さを感じました。ふざけてても真剣なところは外さないこの作品が好きです。

投稿: アルター | 2021年1月14日 (木) 21時50分

コメント返信:アルターさん

レギュラーメンバー同士での入れ替わりは役者さんの技術もそうですが、普段から仲間の振る舞いをどう見てるのかチームの結束も表れるところだと思うので、ギャグでありながら改めて良いチームだと感じられるのが面白いです。

放送当時は花嫁を攫った理由やアスカとマホロのシーンはそんなに驚かなかったんですが、後年冷静に考えたら凄い事してたなとこれを放送した当時の関係者の胆力に頭が下がりました。

投稿: んがよぺ | 2021年1月15日 (金) 23時39分

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