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2020年12月 8日 (火)

ゴーバスターズ感想記:15話と16話

毎週日曜日に東映特撮YouTube Officialで特命戦隊ゴーバスターズが配信されてます。
今週も簡易に感想を。

15話「金の戦士と銀のバディ」
2012年6月3日放送
監督:金田治
脚本:小林靖子

黒木が接触した謎の2人組。彼らがゴーバスターズの前にも現れ引っ掻き回す。
ビートバスターと名乗った男の素顔は13年前に亜空間に転送されたはずの男・陣マサトだった。
9話でリュウジが語っていて今回改めてその存在に触れた憧れの先輩。
亜空間から戻って来た?でも姿は13年前と変わらないからまさか偽者?いや言動は間違いなく本人だと彼を知るリュウジは言う、一体何が起きてるのか不可解なことだらけ。
新戦士の登場は盛り上げかき乱すのがシリーズの恒例、やっぱり新たな風が吹くとドキドキして面白いねえ。

相棒のビート・J・スタッグはマサトが何かする度に話を遮り自分が前に出てくる面倒くさい奴。その度にマサトに突っ込まれる漫才みたいなやり取りを繰り返してて登場初回からキャラが濃い。
ただでさえ状況が掴めないのに変なバディロイドに笑わされてさらに混乱。
さらなる驚きでJも変身しスタッグバスターへ姿を変えた。マサトが変身出来る事を先に見せておいてからの2人同時変身でお前も変身出来るのかと驚きを演出、良い構成です。
バディロイドはバスターマシンの要だから前線で一緒に戦うのが難しいとこれまで描いているから、一緒に戦えるJの存在がより際立つのも上手い。

テーマソングに乗せてビートバスターとスタッグバスターのアクション。やだもうカッコ良すぎ。
ダメなところが面白い。戦闘中でも前に出たがりなJの性格にツッコミながらもそれを面白がるマサトの言動にリュウジはかつての教えを思い浮かべる。天才なのに完璧を求めず不完全であることを面白いと言えるのがマサトという男。その一言で彼の心が変わって無い事をリュウジが確信し信用できると思った事がうかがえる。

メタロイドは宣言通りマサトとJが倒しその間にメガゾードも倒してこれで一件落着。
かと思ったら2人はメタロイドが集めたエネトロンを奪って逃走。リュウジが信用できると思った矢先にその思いを裏切る行為。
とことん驚きと混乱をもたらす2人。新戦士のデビューとして十分過ぎるくらいインパクトある回でした。


16話「亜空間から来た男」
2012年6月10日放送
監督:金田治
脚本:小林靖子

Jが基地の出入り口で行き倒れ。自分用のエネトロンを貰いに来たって前回散々引っかき回しておいて厚かましい事。
その態度といい黒木のことを黒りんと呼んだり警戒するのも阿保らしくなる空気になってて、また彼に話の主導権を握られちゃってるのが恐ろしい。
黒りんはマサトがそう呼んでるから、Jは樹液の意味だとか、重要な質問には何一つ答えてくれないのにJの言動が気になっちゃうのがズルいわ。

そのままJに振り回されるだけのはずもなく。
ヒロムが後をつけてマサトと対面、Jがわざと尾行させてる事をヒロムは見抜いていた。
時同じくしてエンターは謎だらけの2人の居場所を探ろうとメタロイドを起動。
敵も味方も謎の存在を追いかけ探る、両陣営に緊張が走ってるのが面白い。

マサトはヒロムの父が13年前の転送を決断した事を迷惑だと酷いことを言う。
これは方便。亜空間で何が起こってるのかその答えをはぐらかしヒロムの実力を見極めるために戦う気を起こさせようとわざと挑発的な事を言ってる。
改めて見るとこんな事を言うのは本当は辛いだろうなと思う。言いたくても言えないこと抱えすぎなんだよ彼は。

ヒロムとマサトの一騎打ちはメタロイドとエンターの介入で流れてしまい勝てたら亜空間の事を教えるという約束も叶わず。
その代わりマサトがヴァグラスを倒すのに本気でそのためにゴーバスターズに強くなって欲しいと、その思いだけは本当だということは分かった。
自分がアバターでJがいれば復活するとはいえ捨て身でヒロムを庇ったんだから、そんな行動を見せられたら一緒に戦うしかない。
マサトも一騎打ちの中でヴァグラスを倒すために必要な事は全部知りたいとヒロムの覚悟を見たから彼の成長を願って庇ってくれたんだろうと思う。
まだまだ謎は多いけど一緒に戦う事は信用する。完璧な信頼ではないけど一緒に戦う理由はある、この距離感が絶妙です。

新たなバスターマシンが亜空間から転送されてきた。
新戦士の次は新マシンの登場。息つく間もなく驚きが続いて忙しい。
そして次回もまた大活躍、面白い。


JAEの社長で東映特撮で多数のアクション演出をしてきた金田さんが初めてスーパー戦隊の本編監督を務めた組でした。
泥臭く荒々しいアクションが金田さんらしい。ヒロムとマサトの一騎打ちは2人の思いのぶつかり合いと金田アクションの荒々しさが相まって見応えありました。

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コメント

ハリケンジャーのゴウライジャー兄弟やゴーオンジャーのゴーオンウイングス兄妹に次ぐ2人の追加戦士ですが、今回はトンデモ技術者とその人に作られたバディロイド。今回も新たな風が吹いた感じありますね。

話全部に触れるのは大変なので今回は二人を語りますが、マサトが中々の曲者ですよね。前作の鎧が後輩なら今回はある意味での先輩格とは差別化してきましたね。やたら飄々としてたり態度が軽かったりしますが、実の所それはただのアバターで本人は向こうにいるという。ヒロムの父が迷惑起こしたと言いつつそれで彼のやる気を見極めたり復活出来るのもあって自己犠牲を気にしない等軽い雰囲気とは裏腹な大人ならではの重い物を背負ってるのが伺えます。

一方のJはそんな重い空気を和らげるかのようにやたらおとぼけな面が多くて。でもマサトに作られただけあって周りを自分のペースに於いてしまう等こっちも曲者だし、何より戦うバディロイドという個性も良い。正直序盤の頃はバディロイドも戦闘に参加した方が面白いんじゃないの?って疑問だったのですが、だからこそJの戦うバディロイドという個性が光るのかと気付かされました。

どちらもふざけてたり軽い所はあれどだからこそ重い物を背負ってるギャップが凄い。新章突入と新戦士の個性を見せつけるのに十分でした。

そういえばマサト役の松本さんはマジレンジャーで小津 翼を演じてましたね。カブトで矢車やってた徳山さんがゴーオンジャーで須塔大翔を演じたように過去のヒーローが別のヒーローを演じるのが面白いです。

………3回連続でこんな事を聞くのはすいませんが松本さんは後にニンニンジャーでもゲスト出演してたそうなんですよね。なんかその件についてニンニンジャーのキャストの演技がダメだから〜とか言ってる人いたのですが実際の所どうだったんですか?その人やたらニンニンジャーを叩いていてレッドの人を悪く言ってたりニンニンジャーの事をおもちゃ売らんかなの姿勢見え見えの作品だの色々某所で書いてたのですが………でも僕は観てないからわからなくて。

んがよぺさんはこれも長期の宿命とは書きましたし、僕も全作品愛しろとは言わないと書きましたが、本音を言うと同じ戦隊ファンなのに例の人に対してはそんな酷い事書くなよって思いました。でも観てないから何も言えなくて。いつかはニンニンジャーも余計な事気にせず観たいんですよね。

投稿: アルター | 2020年12月 9日 (水) 14時11分

コメント返信:アルターさん

マサトは後から登場したキャラクターなのに役割としては先輩格、演じる松本さんも戦隊OBで先輩という面白い扱いで珍しい存在ですね。
Jはキャラは濃いし自分で戦えるし他のバディロイドの立場が無くなりそうな勢いでズルい。
引っ掻き回して掴みどころのない2人ですが色々抱えすぎてるのでそれが少しずつ明らかになるこの先の話も楽しみです。


ニンニンジャーのキャストは上手な方では無かったと思いますが、それと松本さんのゲスト出演は全然関係の無い事です。

投稿: んがよぺ | 2020年12月10日 (木) 08時02分

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