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2020年12月27日 (日)

ニチアサ感想・2020/12/27

今年最後のニチアサ。

ヒーリングっど♥プリキュア 38話
仮面ライダーセイバー 16話
魔進戦隊キラメイジャー 37話

の感想を。

ヒーリングっど♥プリキュア
第38話「女将?ハイジャン?揺れるちゆの心!」

ちゆがハイジャンプに専念できるように旅館の仕事は とうじが手伝うと張り切り家族皆でそれを応援してくれる。
有難い話なのに ちゆの心は晴れない。家業を継がずに違う道を選ぶ迷いじゃなくて違う道を肯定された事への戸惑い、家族が反発するのではなく違う道を肯定してくれた優しさが心を乱すのが辛い。

ちゆの異変に一番気付いているのはペギタン、本当に良いパートナーだ。
ちゆはハイジャンプも旅館の仕事もどっちも好きでその片方が無くなって心のバランスを崩してる。ニャトランがハートの絵で説明していたのが分かりやすい演出で良き。
ひなたの姉のように2足のわらじとはいかないのかと考えるもそれとは事情が違うと。
ラテが引っ張り出した横断幕、8話で ちゆを思って作ったものが再び、過去のエピソードを拾ってくれたのが嬉しい。
それを見てペギタンが ちゆに伝えたい事が分かったと飛び出していく。
仲間たち皆で ちゆの事を考えてくれて、思考を重ねて答えを出す。今回もそんな優しさが表れてて沁みます。

キングビョーゲンへの一途な愛のために行動するシンドイーネの姿に自分には一途な思いが無いからと卑下する ちゆだが。
ペギタンはハイジャンプも旅館の仕事もどっちもやれば良いし ちゆならそれが出来ると励ます。
不安なら自分が勇気を分けると3話で絆を結んだ時の言葉を返すのが素敵だし、ちゆに貰った勇気が余っていたという言い回しも良かった。
勇気が無いペギタンに手を差し伸べた ちゆが今度はペギタンから自分らしくいられる選択をする勇気を貰う、本当に良いパートナーだと思う。
パートナーに改めて自分を肯定してもらう、二つに一つの選択をするのではなく自分らしくいるためにどっちも取る、狙ったわけじゃないだろうにキラメイジャーで描いてきたことと通ずるのが不思議。
家族の前で2つの道をどちらも取ると答えた ちゆ。無茶苦茶な答えと怒るどころかこれも打て入れてくれた。今度は ちゆが納得して答えを出したから家族団らんの光景が素直に温かく微笑ましい。
それを見守るペギタン。上から見下ろす形でそっと見ているのが、いずれ ちゆと別れが来ることを示唆してるように思えて寂しい。

改めて ちゆとペギタンの絆に心が温まったけど。
前述のように別れの予感を滲ませ次回はまた大変なことが起きそうでちょっと穏やかじゃない心境です。


仮面ライダーセイバー
第16章「世界を救う、一筋の光。」

メギドの野望は阻止されたかのように見えたが、前回の件でワンダーワールドと繋がり存在を感知する人々が増えてしまった。
空を見上げ不思議な世界に惹かれる人たち、ちょっと怖い。しかもその中の一人、芽衣の上司のゆきがメギドに変えられてしまって次回へ続くという。
物語、創造の世界が現実の世界と人間を侵食するという表われと考えると恐ろしい。
余談ですが、空を見上げてた夫妻に見覚えあると思ったらウルトラマンジードの共演が縁で結ばれた岩田夫妻じゃないですか。
坂本監督がお二人に出演オファーしたそうで。ありがとうございます。

年越しに備えて盛り上がる一同。倫太郎が本から得た知識を実践できるのが楽しみでしょうがない様子が表れてて微笑ましい。尾上がそらと一緒に買い出しに行ってる穏やかな日常も心安らぐ。こんなに和やかな雰囲気なのに賢人が居ない、辛い。
年越しの準備に盛り上がる一方で飛羽真は浮かない顔で。大地が真実を探していて組織に真の裏切り者がいると教えてくれたことや幼い頃のルナと出会った思い出を芽衣に打ち明ける。
いつもハイテンションな芽衣が衝撃の事実を粛々と聞いているのが違和感。飛羽真の悩みを真剣に受け止めていると素直に受け取るべきか何か含みがあるのか。
飛羽真が仲間たちと対立して組織を信じられないと打ち明けてる間も傍でじっとしてるのも何か引っかかる。
飛羽真をサウザンベースにスカウトしようとした玲花、片や飛羽真が力に魅入られてると他の剣士たちに嘘を吹き込んで、裏切り者はどう見てもこの人。
・・・のはずなんだけど、芽衣の態度が引っかかるし大地が単純な裏切り者じゃなかった真実もあるし、何かとんでもない事が隠されてたりするのだろうか
回想のルナが幼い飛羽真を”見つけた”と言ってる事や賢人もいつの間にかその輪に入ってる事とか今後の展開のために色々仕込まれてる気がする。


玲花の狙い通り飛羽真は仲間たちと戦う羽目になり。そしてそれを止めるために現れた謎の男が変身。
かつてアヴァロンで出会った男はユーリと名乗り仮面ライダー最光に変身した。
ライダーなのに剣?と、普通なら驚くところなんだけど。
剣が喋るくらいどうってことないというか仮面ライダーの歴史には変なのが一杯あったからなあ。
剣の姿を仮面ライダーと扱うというのは新しいけどね。


魔進戦隊キラメイジャー
エピソード37「せな 1/5」

クランチュラ生きてたんかい!そういえば高戸さんがオールアップしたとは公式HPには書いてなかったわ。
SNSで彼の生存を喜ぶ声が多数あって、自分も同じ思いです。
バクダン邪面が5人に分裂した事をヒントに保険を掛けていたのが生存の真相。
そもそも邪面師に闇保険なんて掛けているんだし自分自身に保険を掛けていても不思議じゃないか。
唐突な生存報告のように思えてちゃんと筋は通してるのが凄いな。

カフェで食事しようとお出かけの瀬奈と小夜。
目の保養。オシャレカフェで麗しい2人がめっちゃ映える。
瀬奈が狙ってた人気メニューは品切れで落ち込むかと小夜は心配したが、別のメニューも候補に入れてたと瀬奈は早々に立ち直る。
もし陸上競技でダメだったら別の夢を目指すことも考えていたとさらに小夜に打ち明ける。いつも突っ走ってるように見えて駄目だった時の事を考えていると瀬奈の根幹が顕わになった。
希望のメニューが売り切れという日常の出来事から考え方の根幹を描くのが上手いなあと感心。


ヨドンナの力による事故で瀬奈が5人に分裂してしまう。
前向き、映えを気にする、冷静な思考、感激屋、後ろ向き、分裂した5人は瀬奈の中にある心を端的に表していた。こんな状況でも瀬奈大好きなマッハ、ブレねえなあ。
どうやって元に戻すか奔走するのかと思ったらくっ付いたらあっさり戻った。博多南が冗談でくっ付けたら解決、いやいや中の人の持ちネタがそのまんま解決策になるんて斜め上でびっくりしたわ。

4人の瀬奈は一つになったが5人目のネガティブな瀬奈は戻ろうとしない、自分がいない方が速見瀬奈は前向きでいられるからと。
ネガティブな自分が必要とされる理由が説明できないだろうと小夜にも冷たい事を言ってしまって。ここのやりとり辛かった。

ネガティブな思考が無いということは失敗した時のリカバリーが出来ないと言う事。
前向き思考しかない瀬奈は暴走してあわや戦いに一般人を巻き込んでしまうところだった。
カフェのやりとりで明かされたように駄目だった時の事を考える心があるから失敗しても立ち直れる。
それを小夜がネガティブ瀬奈に伝えて前向き瀬奈があなたも必要だと抱きしめて一つになる。
前向きだけで万事解決ではないし後ろ向きも時には必要。人の心にある光も影もどっちも大事だと描いて肯定してるのが素敵。
小夜が海岸を必死に走って思いを伝えたシチュエーションも相まって心打たれるシーンでした。
余談ですけど海岸のシチュエーションって田崎さん仮面ライダーWでもやってたなあと思い出す。


ヨドンナがヨドン皇帝の命令でオラディン王に会おうと躍起になったが。
その命令の真意はヨドン皇帝の宣戦布告、ヨドンナこそがヨドン皇帝であり直々にオラディン王に会うためだった。
ヨドンナの中から皇帝が姿を現すシーンがグロいし現れた禍々しい姿にゾッとする。
一瞬で街を吹き飛ばす強大な力。これまで存在は語られていても一向に姿が見えなかったけど、この1回だけで十二分に恐ろしさが伝わる演出力に頭が下がります。

ヨドンナが自分の中にヨドン皇帝がいることを知らないのは、瀬奈が自分の中にある色んな心を自覚し肯定するドラマと対になってるんだなと気付く。
人格の分裂をクランチュラ生存の理由として描き、瀬奈が自分を肯定するドラマとして描き、最後には悪の皇帝の野望のためにヨドンナが利用されていたというそれぞれ違う描き方をしてるのが面白い。


今年も心躍る日曜朝の時間を過ごすことが出来ました。
大変な時勢で関係者各位がどれほど尽力されていたか一視聴者には想像もつかない苦労があっただろうと思いますが。
まずは毎週の放送が途切れることなく続いた事と素敵なエピソードで今年を締め括れたことに感謝しています。
来年もよろしくお願いいたします。

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