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2020年12月24日 (木)

アバレンジャー感想記:21話と22話

毎週日曜日に東映特撮YouTube Officialで爆竜戦隊 アバレンジャーの配信されてます。
今週も簡易に感想を。

21話「アバレ恋! キロキロ」
2003年7月20日放送
監督:坂本太郎
脚本:浦沢義雄

アスカが連れて来た最後の爆竜・アンキロベイルスが連絡を取ってきたが、いい加減なことを言って皆を振り回し、見つかっても戦闘に非協力的でマイペース。
随分のんびりした性格でいい加減だが、アバレンオーと合体してキラーオーに反撃、初めてキラーオーに勝つことが出来た。
両腕ドリルがカッコ良すぎる。もっと強い爆竜が後々出てくるけど、初めてキラーオーに黒星をつけたから個人的にはアバレンオーベイルスが爆竜コンバインの中では一番強い印象があるな。

さて、今回はアンキロの登場以上に衝撃の光景が。
17話で登場するなりいきなり消されたヤツデンワニが再登場。壬琴に捕まって身の回りの世話をさせられてるという情けない有り様。
アバレンジャーを倒して一発逆転を企むが、らんるに惚れ込んでヨダレを垂らしながら迫ったり変なラブソングを歌ったり電話をかけてきたりと当初の目的からズレてやりたい放題。
アバレンオーとキラーオーの戦いで蚊帳の外になって自分はキャラが薄いのかとボヤくが、いやいや何の冗談だよそれは、こんな強烈なキャラが他にいるかよ。
スーツアクターさんと声優さんの演技が相まって一挙手一投足が面白すぎて笑いが止まらない。
念じればどこにでも電話を掛けられるという能力が何気にとんでもなくて、らんるにしつこく迫るのも要はストーカーなわけで、ギリギリのさじ加減で笑える絵にしてるのは浦沢さんと坂本さんのツーカーの仲で成し得る業だと思う。

アバレンジャーを応援してたことがバレて壬琴のお仕置きを受けるヤツデンワニ。最後まで騒がしくて笑わせてくれる。
こんな調子で今後も出番あるんだからとてつもないキャラクターだよなあ。
初登場は17話だけど実質彼のキャラを作ったのは浦沢さんと坂本さん。スーパー戦隊史に残る名キャラクターの活躍に目が回りそうでした。


22話「娘たちのアバレ歌」
2003年7月22日放送
監督:坂本太郎
脚本:荒川稔久

壬琴が新たに仕掛けるゲームはバキケロとディメノコを人質にして2体を救ってみせろというもの。
ヤツデンワニを通してエヴォリアンとコンタクトをとりトリノイドを作らせて2週間も時間をかけて仕込みをするという凝りよう。ゲームを面白くするためなら侵略者とも手を組む、自分が楽しければいいと全然ブレないのが恐ろしい。
リジェ、そして彼女の中にいるデズモゾーリャが電話越しだけど初めて壬琴と接触。壬琴が抱えてる秘密を思うとこれも巡り合わせだよねえ。

舞が乱暴な言葉遣いをして凌駕は困惑。その原因がアイドルグループの歌の影響だと知って世の中の異変に気付き調査を始める。
アイドルの歌がいつも間にか子供たちに悪影響を与えている。11話の感想にも書きましたが荒川さんの上原正三さんリスペクト、流行の影に恐ろしい侵略が進んでいるという社会風刺ね。
行儀よく育っている舞がうざいなんて言葉を使うショックよ。これまで凌駕が舞を大事に育てていた事が分かるから、どんなに良い環境で育っていても流行の影響でらしくない言葉を使ってしまう怖さが端的に表れていたと思う。

どこかにトリノイドの影があるはずだと関係者に聞き込みを続けるが真相には辿り着けず。
笑理の閃きでテレビ局の電波にカラクリがあると察しやっとトリノイドを見つけたかと思ったが。
トリノイドの名前がテロップで表示されずトリノイドが一言も喋らない違和感、それもそのはずそいつはバーミア兵が化けた偽者でまたも空振り。
アバレンジャーがどこに悪が潜んでいるのかと必死に探すのに尽く空ぶって、壬琴は囮に引っかかるように仕向けてその様を面白がっている。
そうしてる間に子供たちはますます凶暴になっていくのに助けたくても助けられないもどかしさ。
ここまででもしんどい話なのに、次回明かされる真相がまた残酷で・・・。

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コメント

アンキロベイルスがとうとう出ましたが、改めて考えても面倒かつ下手したら性格悪いと言われかねないキャラですよね。敵は自分達の故郷をメチャクチャにしたのによくそんな態度取れるなと。でも普通に説教されて嫌嫌やるのではなくアスカから「お前なんか大嫌いだ」と見放されるような発言にドキッとしたのか加勢してアバレンオーとの合体で圧倒的な実力でキラーオーを追い払う辺りやればやれるんですよね。爆竜コンバインの中では出番は1番でしたし、見た目のインパクトや実力の高さも今にして思うとその難のある性格でバランスとってたのでは無いでしょうか?やれば出来るのに肝心の性格がアレだから交渉する側も大変みたいな。

ヤツデンワニの再登場は驚きでした。思えば壬琴のようなシリアス全振りのキャラがよくこんなギャグキャラを世話係に選んだなというかそもそも彼の側にいながら最終回まで生き残れたのも奇跡というか………ダイレンジャーのゴーマ3バカとかオーレンジャーのアチャコチャとかカーレンジャーのリッチハイカー除くボーゾックの主要メンバーとかギャグキャラは生き残りやすいんですかね?ヤツデンワニのストーカーははた迷惑ですが、それをこんなバカバカしいギャグ回にした浦沢さん達の手腕は凄いですね。ミケラはこいつの初登場の際自信作とか言ってたけどどういう悪事をやらせるつもりだったのやら。

………この時は完全なギャグ回に笑わせてもらったけどその後の内容考えたらある意味で製作からの警告だったように思います。壬琴がバキケロとディメノコを人質にとって更には侵略者と共にゲームをしでかすとかもう本当の意味でふざけてるのかとしか言えないです。そのゲームの内容もテレビのアイドル番組を利用して子供を中心に悪意を増幅させて汚い言葉遣いをさせて挙げ句暴力沙汰まで起こる始末。昔あったテレビがどこまで悪影響を及ぼすのかの風刺にも思えます。

問題を止めようにも怪人は戦闘員が化けた偽物で大変時間を使わされたりと困難に見舞われそんなヒーローの苦労をあざ笑う壬琴が怖い。その悪意の真骨頂も次の回で発揮される訳で………この回には少し思う所もあるんですよね。関係ないですが今まで昔のは〜とか最近のポケモンとか仮面ライダー観てる子供可哀想だとか子ども向け過ぎ大人向けにしろだか言ってる人について話した事はあったけどそういう人ってこの回とかそれに準ずる回をポケモンとかライダーでも観てる筈なんですよね……その部分もあったから良い作品を観てる人に悪い人はいない的な発言したとこもあるのですが今日はここまで。

投稿: アルター | 2020年12月27日 (日) 00時21分

コメント返信:アルターさん

爆竜は言葉で意思疎通できるヒーローの相棒と設定したスーパー戦隊初の試みなので色んな性格の奴がいると描きたかったんじゃないでしょうか。
単純に聞き分けの良い奴ばかりだとドラマになりませんからね。
それにしても泣き落としてあっさり協力するあたりマイペースでも一人ぼっちになるのは寂しかったのかなとアンキロの心情を想像してみるのも面白いです。


ヤツデンワニをここまではっちゃけた描き方をした演出力にただただ頭が下がります。
やっぱり賑やかにしてくれるキャラクターがいないと1年のシリーズを持たせるのは難しいんだと思います。
特に今作は壬琴が仕掛けるゲームでどんどん厳しいドラマが重なりますし、ヤツデンワニの想定外のはっちゃけぶりと人気が良いバランサーになってくれたんだと思います。

昔は良かったなんて言ってる人はいつの時代にも現れるものですから一々気にしません。
この回を見てた人たちの中にも残念ながらそういう人がいたというだけ。どうしようもないんですから気にし過ぎて自分の気持ちを乱すなんて損をするだけですよ。

投稿: んがよぺ | 2020年12月28日 (月) 00時56分

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