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2020年12月24日 (木)

ゴーバスターズ感想記:19話と20話

毎週日曜日に東映特撮YouTube Officialで特命戦隊ゴーバスターズが配信されてます。
今週も簡易に感想を。

19話「俺の合体!バスターヘラクレス」
2012年7月1日放送
監督:舞原賢三
脚本:下山健

Jがゴリサキとウサダの事は褒めるのにニックはバイクの人といい加減な評をしたことでニックが自信を失くすという話し。
ニック曰くJが羨ましいと。そりゃあれだけ自由奔放で変身して戦う事も出来るキャラが傍に居たら自身失くすわ。
ニックが料理に絵画に筋トレと色々試す絵面が変で笑うしかない。
ロボットに筋トレは意味が無いとヒロムが真っ先に突っ込みそうなのに何も言わない。呆れて掛ける言葉も無い、いやそんなのニックらしくないと思ってるけどそれを言葉に出すのが照れ臭かったのか。
次の話でも表われるけど、ヒロムはストレートに言い過ぎるところがあるのに自分の核になる思いはしまい込んで伝えようとしないところがある。
信じて真っすぐぶつかっていく、ヒロムが幼い頃ニックが教えてくれたことをずっと大事にしていて、それを教えたニックが迷走してる事を歯がゆく思ってたんだろうなと。
スパナロイドに解体されそうになって諦めの言葉を零すニックをどついて思いを伝えるヒロム。
文字通りぶつかっているのがヒロムの不器用さを端的に表してて良き。
戦いの後でニックがいないと歩いて移動するのが面倒だと感動を台無しにするような発言。でもこれも不器用さと愛情の表れ。傍にいて欲しいとはストレートに言えない照れ隠しと冗談めかした言い方がニックを信頼してる事の表れだと思う。
ニックの自信喪失と復活、ヒロムとの絆を露わにするドラマが良かったです。

ヒロムとニックが絆を再確認する傍ら、そういうの大好きだと照れずに言えてしまうマサト。
人とロボットの絆を肯定する、やっぱりエンジニアとして変わった感性の持ち主なんだと今回もうかがえる。
ゴーバスタービートのもう一つの姿、Jのマシンと合体しバスターヘラクレスが完成。
カッコいい。・・・のだけどヒロムとニックのドラマに食われてて目立たないのが残念。


20話「5体結集! グレートゴーバスター!」
2012年7月8日放送
監督:舞原賢三
脚本:小林靖子

映画から着想を得たエンターが疑似亜空間をこちらの世界に投影しメサイアのご機嫌取りを企む。
亜空間では人はまともに動けずバスターマシン同じことだとマサトの談。亜空間への突入は難しいと番組序盤から言及があったけどそれが具体的に露わになった。
そしてその困難を乗り越えるためにバスターマシンの5体合体が必要という流れ。いずれ来る決戦に向けて敵本拠地の実態を知りつつ新たな合体のお披露目も併せて描く構成が上手いです。
マシンの調整のために大勢の整備士が尽力する姿が描かれる。指揮を執るマサトが丁寧な言動になっていて、普段は奔放だけどそういうところはしっかりしてるんだとうかがえる。支えてくれる人たちへの敬意をちゃんと持っているんだな。

幻を見せるフィルムロイドの力をリュウジとヨーコは打ち破ったが、ヒロムは家族の幻に囚われてしまう。
戦う覚悟を決めていても本当は家族の傍に居たい寂しい思いを抱いてたことが浮き彫りに。冒頭のオルゴールを見つめているシーンと併せて切ない光景。
どうせ消えてしまう幻でヒロムの心を惑わしたことにリュウジもヨーコも怒りを露わに。敵への怒りはもちろん、ずっと抱えてたヒロムの思いに気付いてやれなかった後悔もあるのだろうか。
リュウジとヨーコのピンチにヒロムは幻の世界から戻って来た。幻とはいえ家族に銃口を向けて今帰る場所は家族じゃないと決意を固めるヒロムが切なく、そして強いと思う。

自分の弱さを知ったと零すヒロムにマサトは強さとは弱さを知ることだと諭す。
エースパイロットが心の隙を突かれるなんて失態なのにそれを責めるどころか成長として喜び新たな力も任せられるマサトの度量が凄い。
マサトが考案した最強の5体合体・グレートゴーバスター。
ゴテゴテのデザインが大迫力。ヒロムに強大な負荷がかかるから短期決戦で勝負を決めるという流れもここ一番の切札って感じでカッコいいです。
ヒロムの弱さが見えてそれを成長と肯定してくる仲間を描き、その仲間たちと力を合わせて最強合体ロボで敵を倒す、見応えある話でした。

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コメント

ニックとヒロ厶の関わりが再び深く描かれた回でしたね。ニックはゴリサキやウサダとは違い明確な役割を果たせているのか悩んでいましたが、そんな彼も信じて真っすぐぶつかっていくという大事な事をヒロムに教えてあげていたのがいいじゃないかと思いました。普遍的だし、誰でも出来る事ではあるけど、だからこそ真剣に向かえるだけでも十分偉いし、ヒロムの不器用な対応の仕方も逆説的にニックの想いはちゃんと伝わっているのがわかって良いと思いますよ。

そんな二人の絆を再確認した話の後でのフィルムロイド戦ですがここでヒーローの家族に触れるからヒロ厶の気持ちに当時は凄く感情移入しやすかったです。その人に関係のある幻影を見せて精神を揺さぶる展開は定番ですし、フィルムロイドも一々軽い態度で煽るから尚の事憎い気持ちも湧いてくるけど、それでもマサトに論されて強さと弱さが表裏一体である事を悟って幻影を乗り越えフィルムロイドを倒したヒロ厶の姿は本当にカッコよかったです。

困難をエースパイロットが乗り越えた後でのグレートゴーバスターの合体シーンは基地内で行っていたのも相まってガチな感じありました。グレートゴーバスターはゴテゴテしたデザインなのもあって割と賛否両論なんですが、個人的にはゴテゴテしてるからこその力強さも感じられるし、ヒーロー側もそれだけ本気で闘いに取り組んでるのがわかるから圧倒的なパワーでメガゾードを倒す姿に説得力を感じました。ヒーローが自分の弱さを乗り越える展開も良いけど弱さも受け入れて前に進む展開も熱いですよね。

投稿: アルター | 2020年12月25日 (金) 19時46分

コメント返信:アルターさん

特別何かに優れた力が無くても普遍的な心掛けをずっと大事にしてられるのも大切なことだし、それを実践し教えてくれたニックは十分に凄いです。
素直じゃないけどヒロムがその教えをずっと大切にしてくれていたのが露わになって心熱くなる話でした。

そこから続けてヒロムの奥底にあった思いが明らかになり、自分の弱さを知り成長するドラマがまた素敵で。
下山さんと小林さんでうまいことヒロムのドラマのリレーが出来ていて素晴らしい。
弱さを知ることが成長であり強さとはよく言われる普遍的なメッセージですがだからこそ心に沁みます。

エースがスタイリッシュなデザインだった分、ゴーバスターオー・グレートゴーバスターと合体を重ねていってゴテゴテしていくのは賛否分かれるのは致し方ないのかなと。
でも決戦用の切り札という感じは醸し出されてて自分はこのデザインで正解だと思います。

投稿: んがよぺ | 2020年12月26日 (土) 15時06分

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