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2020年12月11日 (金)

新ポケットモンスター第49話感想

今週で年内のアニポケ放送は最後になります。
1年早いなあ。そして続きが見られるのが3週間先って寂しいわ。

49話「コハルと不思議な不思議なイーブイ!」
脚本:松井亜弥
コンテ:齋藤徳明
演出:中田誠
作画監督:柳原好貴 武内啓

-ゴウの学校生活-

ゴウの制服姿初披露。何でも似合うと自信家なところは相変わらず。でも本当に似合ってるんだからズルい。
テストの時だけは学校に登校。嫌そうな顔してたけど先生と約束した事をちゃんと守ってるんだから偉い。
テスト中の台詞からレンジに教えてもらってちゃんと勉強してたことがうかがえる。
毎日学校に通う世間一般の普通の生徒ではないけど、これがゴウの学校生活の在り方だと描かれてるのが良かった。


-勘違い再び-

研究所の外に出たイーブイを研究員が追いかけるが、ワンパチもコハルも悪い奴に追われてるのだと勘違い。
イーブイは偶々通りかかったワンパチに惹かれて遊んでるつもりでしかなかったのに、大事に発展してるなんて当人はつゆにも思ってないだろうね。
前回に続きまた勘違いによる騒動。でも悪気は無いとはいえ研究員が勝手に学校の敷地に入るのは不法侵入だし勘違いされるのも致し方なし。
前回は勘違い騒動の事をサトシもゴウも知らないままのオチだったけど、今回はちゃんと研究員もゴウとコハルも互いに謝ってて勘違いネタでも差別化されてるのが良かった。

イーブイの進化実験で無理やり進化させようとしてるようにも見えて酷い研究をしてるのかと思ったけど。
イーブイがコハルの事を好きで彼女の傍に居たほうがよいと分ればその意思を尊重し理解のある研究者だったのがギャップがあって良かった。
サングラスをかけて実験をしてる様子でまんまと悪い印象を刷り込まれてそれを覆す、演出に良い意味で騙されました。


-今週のロケット団-

勘違い騒動と並行してロケット団も学校に忍び込みポケモン強奪を企む。
大人が制服を着て学校に侵入して悪事を働くって文字に起こすと全然笑えない危ない奴だこれ。
無理やり子供っぽく扮するロケット団の姿と彼らのキャラクター性があって笑える絵になってる、奇跡的なバランスだと思う。

久々の落とし穴。シンプルイズベスト、やっぱり彼らの十八番はこれよ。
ペリッパーが運んできたガチャがまさかの不良、責任をとってペリッパーが戦う事に。
ガチャが不発なのもペリッパーの活躍が見られるのも意外で面白い。

サトシを落とし穴で封じゴウのポケモンは捕らえたから勝利目前だったはずが。
ガチャが使えず戦力ダウン、ペリッパーの弱点になる電気タイプの技を2体同時に使われて不利。バトル慣れしてないコハルがロケット団に勝てる状況が整っていたのが構成が上手いなと感心。
最後はいつもどおりピカチュウの電撃で空の彼方へ。久々に名乗りも決めて良い調子だったのにまさかコハルに負けて総崩れになるとは思うまい。


-可能性と希望-

何故か進化できない不思議なイーブイとコハルの出会い。勘違いとはいえイーブイを守ろうと行動を起こしたことで心が通い、イーブイはコハルの傍に居ることを選びコハルは初めてのポケモンゲットで晴れてポケモントレーナーとなった。
コハルがイーブイをゲットするのは予想できる展開だけど、やっぱり人とポケモンが互いを思い合ってパートナーとなるのは良いなあ。
ラストカット、コハルとイーブイの水彩画風の1枚絵がめちゃくちゃ可愛い。

ポケモン博士の娘だからポケモンをゲットするのが当然と思われるのが嫌。11話で描かれた思いをゴウに打ち明けるコハル。
それをゴウに言える事が2人の距離が縮まってるように思えて良き。ゴウも決めつけを言ってしまって悪かったと謝ってるのも良かった。
結果として今回コハルはトレーナーになったわけだけど、周りに言われたからゲットするのではなくイーブイがコハルを選びコハルもイーブイと一緒に居たいと思ったからゲットという選択になったという事なんだと思う。

周りが言ってる事だからその通りにするのではなく自分でどうするか考える・決めていく。コハルとイーブイがこれから描いていくのはそういうドラマになるのかな。
イーブイが進化しないのはコハルが決めつけを嫌うのと同じこと、進化するのが当然だと思うなよという意味が込められてるのかも。
色んな進化の可能性があるポケモンだからこそ進化しないことも選択であり可能性の一つという意味があるのかな。
そんなイーブイをパートナーにすることでコハルにも色んな可能性が見えてくる、周りの決めつけとは違うところへ行けるという希望なのかなと思った。

研究員曰く進化しないのは進むべき道を迷ってるのかもしれないと。それはコハルが抱えてる悩みと重なることで、コハルとイーブイが惹かれ合ったのは通じる思いに感応したんだろうなと。
悩みというとネガティブな印象になるけど、悩めるコハルとイーブイの出会いはネガティブじゃなくとても明るいものを感じる。
悩んで決められないからこそ色んな可能性を探していけるという希望が溢れてるように思えました。


今回が今年最後の放送というのが不思議な巡り合わせ。本来の予定だともっと早く放送されてたはずだけど、希望に溢れる話で1年の最後を締めくくり新しい年を迎えるって良いなあ。
色々予定が狂って寂しい思いもあったけど、結果として良い締めになったのが奇跡の巡り合わせだなと思います。
また来年も素敵な話が見られることを期待しています。

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コメント

本当ならこの後ももっと凄い回が来てそこで今年の放送は終わりだったんでしょうね。それでも十分に重要な話ではありましたが。

首藤さんの残したアニポケの情報によればポケモントレーナーを目指すなら学校に行く必要は無いとどこかで語られていたと思うのですが、ゴウはトレーナーではあってもジム巡りをしてる訳では無い為今回の姿は新鮮でしたね。

ロケット団の落とし穴は久々でしたね。前半の変装のシーンとかよく見ると穴を掘ってる描写があったし懐かしい気分でした。ポケモンを奪う為にガチャットでポケモンを出そうにも詰まったからペリッパーが代わりに戦うのも面白かったし相手を甘く見過ぎたので結局ふっ飛ばされますが、なんだかんだブレない彼らに安心感覚えたり。来年も大暴れしてもらいたい所。

コハルもようやく自分のポケモンをゲットしましたね。イーブイをゲットしたことについてコハルがどんな道を歩もうか決めかねている所にイーブイのような複数の可能性を持つポケモンをゲットしたという解釈をスノードロップさんが語られていたのですが、正にピッタリだなと思いましたね。進化しないのはメタ的に考えてキョダイマックスするからでしょうけど、もしかしたらコハルもガラルに向かうのかもしれないし、少なくとも今回イーブイと同じ時間を過ごしたのもあって感じる物あっただろうから彼女がどんな夢を見つけるか楽しみにしたいです。

次の回ですが、ちょっと気がかりな事あって………ガラルの化石ポケモンの話らしいですが、このポケモン達はそのデザインと設定に関して物議を醸した存在でしてそんな回の脚本が藤咲さんな事で……カオス回では良い仕事するからそれはいいのですが、アローラリーグのシリアスな状況の中でモクローが居眠りするなんて展開書いたのが今でも引っかかっていてデリケートなガラル化石の話を担当させていいのか心配なんですよね。僕はハウとか周りの反応からしてギャグシーンだったとは思ってませんが………

今年は色んな事があったけど、それでも今日までウイルスに感染しなかったのは良かったです。アニポケは良回を沢山見れたしそれ以外のアニメも面白いのを沢山観れました。来年はどうなるかわからないけど、コロナが来年こそ早く終わる事を願いたいしアニポケも楽しんで行きたいですね。

投稿: アルター | 2020年12月13日 (日) 20時14分

コメント返信:アルターさん

本来の予定が狂ってしまったのは悔しいですが良い話で今年を締められたのは不幸中の幸いというか。

トレーナーになると成人と同じ扱いになるんだとか、首藤さんはアニポケ世界のルールを独自に色々考えてたみたいですね。

コハルのパートナーにイーブイを当てたのは販促の都合もあるんでしょうが彼女が抱えるドラマと噛み合ってるのが上手い采配だと思います。
ポケモンと共に人のドラマも動き出すのはやっぱり素敵だし今後どんな変化を見せてくれるのか楽しみです。

ガラルの化石ポケモンが物議を醸したのは自分は全然気にして無かったので、次回の放送も心配はしてないです。
文句を言う人は当然出てくるでしょうがそれはそれとして自分の感想を書くだけです。
前作のモクローの件と同じ。自分が納得し楽しく見られるならその気持ちを優先するだけです。

投稿: んがよぺ | 2020年12月14日 (月) 00時25分

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