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2020年11月 7日 (土)

新ポケットモンスター第44話感想

44話「ソード&シールドIII「ムゲンダイナ」」
脚本:米村正二
コンテ:樋口香里
演出:又野弘道
作画監督:新城真 升谷有希

-ゴウがカッコいい-

ダイマックスバトルで勝利を収めるゴウ。初めての経験でこの結果は上々、強くなったなあ。
壁画の奥に隠されていた2人の英雄とザシアン・ザマゼンタの像、それを見つけた事で彼らがブラックナイトに立ち向かったと英雄伝説の真実を突き止めた。
まどろみの森で出会ったのがザシアンとザマゼンタだと確信を抱き再び森を目指す。
英雄伝説を研究してたのはソニアなのに彼女以上にゴウがグイグイと伝説の核心に迫っているのが頼もしいというか逞しいというか。
ソニアの手を引き迫る悪漢どもを蹴散らすところは顕著で、物語を引っ張る主人公だということが良く表れてたんじゃないなかと。カッコ良いぞゴウ!
そして終盤、ナックルシティでゴウを先に進ませるために今度はソニアが敵の懐へ突撃するというのも良かった。ゴウに負けてられないというソニアの気概を感じる。

いや本当にゴウがカッコいい。ダイマックスバトルに勝った事といい伝説の核心へ迷いなく近づいていく事といいこんなに逞しくなったんだなと感慨深い。
ソニアと歳の差コンビも良い感じで、最初はソニアが伝説についていろいろ教える立場だったのにいつの間にかゴウがソニアを引っ張っていく展開になってるのも面白い。


-ローズの希望-

ムゲンダイナの覚醒が近づき実験施設では異常事態に対応できず混乱状態。
ダンデが無理やり施設に侵入するのを誰も止められずダンデが居ることに気付くのも遅かったりと混乱ぶりがよく表れてたと思う。
ローズは愛情を込めてブラックナイトにムゲンダイナと名付けたようだけど、このポケモンを信じ愛着を持つのは彼だけしかいなくて研究員たちにとっては手に余る恐ろしい存在でしかない。
ローズローズと一々彼の名を口にしてるところがローズにとっては大切でも研究員にとっては分からない・恐怖の対象なんだという表れなのかなと。

ローズにとってはムゲンダイナは希望、ガラルの事を本当に愛してるからこそその存在が救世主のように思える。
鉱山で働いていた父を失ったローズの過去。エネルギー問題は切実でそのために犠牲になる人がいることを間近で見ているからこそムゲンダイナを信じるのも無理からぬこと。
多くの人にとっては危険で怖い存在であっても彼にとっては確かに希望なんだなと。
でもそのために今この瞬間に苦しんでる人やポケモンがいる、かつて自分が味わった苦しみを今繰り返しているのが皮肉というか哀れというか。


-サトシの今-

ガラルを愛し1000年先の未来を考えているというローズの言葉を思い出し自分には想像もつかないと零したサトシ。
スケールが大きすぎる考え方であることはもちろん今を一所懸命に突き進むサトシにはとても理解は出来ないことで率直な感想だったのだと思う。
でも自分にはない考え方、遥か未来を思うローズをどこか尊敬する気持ちもあったのかなと想像する。
しかし今苦しんでるポケモンたちがいてその原因が彼だと分れば真っ向から対立。
未来を思うあまり今をないがしろにしてるローズに今を突き進むサトシが立ち向かう。
サトシはただ目の前のことに真っすぐ向かっているだけで殊更に何かを主張するわけじゃないですが、その姿勢こそ今この瞬間だって大切だって訴えてるようでカッコいいです。


早いものでいよいよ次回でソード・シールド編完結。
どうなるものかと思ったけどいい感じに纏まりそうで決着が楽しみです。

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コメント

ゴウに関しては分析力はもちろんの事初のダイマックスバトルながら上手く戦えてましたね。この間のサンダーとのバトルが良い経験になったのがわかるし、ソニアと壁画から離れる時も余計な事は言わずストレートに逃げる判断をする等サトシの影響を受けてきたなと思いました。

サトシに関してはXYでフラダリと対峙した時もそうですが、今現在の為に本気を出して闘う姿勢は変わらないし千年先の事をわからないと言いつつローズに尊敬の念を抱いていた(ある意味で前回の誘い断ったのも逆説的にその一環だと思う)けど、それでも色んな事を経験してきたが故に立ち向かう訳だから本当にカッコいいです。

そしてローズですが、原作で描かれなかった過去に触れたのは良かったですね。親が亡くなってから色々と大変な事もあっただろうし、そこから沢山の事を築き上げて来た行動力は凄いですが、それが行き過ぎた結果被害を拡大させてるのが悲しいというか。

偶にローズがフラダリと比較されてる(フラダリはゲームでは世界の問題を憂うが故に命を減らそうとした)のを見かけますが、ローズはフラダリと違い世界を滅ぼすとかじゃなくあくまでガラルを救いたいが為に動いてるので一概に全部が悪いと言い切れないというか……前回のマグノリア博士が彼に狂気を感じた云々観てて言うのもなんだけど、ローズはそこまで狂ってる訳ではないと思うんですよね。一応全部書くのはあれだからとりあえずローズのレアリーグカードで判断する事推奨します。

原作では問題が解決した後で捕まりましたがアニメではどうなるのやら。少なくともフラダリのように消えていくのは変な感じするし、ローズは前作で言うルザミーネのポジションだと解釈してるので出来れば彼にも何らかのフォローが来ることを期待したいですね。

投稿: アルター | 2020年11月 8日 (日) 03時16分

追記 ローズの言うエネルギー問題って現実にも言えてる事だし、実を言うと僕もその辺ちょっと怖いってか気にしてるとこあってその部分はわからなくもないんですよね。まあ少なくともその為にポケモン達を暴れさせるのは違うとも思ってますが………

投稿: アルター | 2020年11月 8日 (日) 13時39分

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