« アバレンジャー感想記:13話と14話 | トップページ | 感想:ウルトラマンZ第22話 »

2020年11月27日 (金)

新ポケットモンスター第47話感想

YouTubeのポケモン公式チャンネルでアニポケAGの1話が配信されてるようです。
無印のエピソードに続いての配信。この調子でどんどん歴代の名エピソードが日の目を見てくれると嬉しいです。

さて、現行のアニポケは今週も楽しい話で。

46話「ポケモンチャンピオン!大食い王決定戦!!」
脚本:宮田由佳
コンテ:尼野浩正
演出:野田泰宏
作画監督:大西雅也

-挑戦大食い大会-

アパンの絵がちょっと変わってる。サトシとゴウとポケモンたち、賑やかになって良きかな。

今回の舞台は大食い大会の会場。サクラギパークでポケモンたちの食事の様子が描かれ、相変わらずの食いしん坊のホシガリスの実力を試すために大食い大会に挑戦という経緯。
短いカットだけどパークのポケモンたちの様子が見られたこと、食事一つでもそれぞれの違いが表れてたのが良かったし小さい体で誰よりも食いしん坊なホシガリスの個性が際立ってたのが今回の話の導入として良く出来てて感心する。


-大食いを侮るなかれ-

キクナがまさかの大食い大会マニアで、常連選手に目を輝かせ競技の解説にも熱が入る。
彼女のこんな個性が見えてくるとは意外。小さいポケモンは種を飲み込まないように丁寧に食べるしかないとか張り切り過ぎて失敗する子が毎年いるんだとか解説がガチで本当に大好きなんだと分かる。
大会参加を言い出したのはサクラギ博士だけど、まさか部下がこんなにのめり込んでるとは露にも思わなかっただろうな。

キリキザンにサザンドラ、ポケモンの特徴を活かして勝ち抜こうと考えたんだろうけど失敗する選手がいたり。
オニゴーリは料理を凍らせれば食べられると考えたが逆に食べづらくなったりベトベトンは甘いものが駄目で負けちゃったり、常連選手にもミスがあったり。
料理を食べ続けるというやることはシンプルだけど勝ち上がるのは簡単じゃないことが描かれてて奥が深い。
優勝候補にカビゴンは分かるとしてそのライバルがバシャーモというのが意外な顔ぶれ、しかもカビゴンに勝ってるし。
でもアチャモを模ったまんじゅうは食べられず大事に手に取って去っていくというまさかの敗退も面白い。
ポケモンが大食いするだけなのに各々の意外な面が見えて楽しすぎます。

大食いの観戦なんてと最初は乗り気じゃなかったコハルもいつの間にか白熱する対決に目が釘付けになるのも納得。
そもそもコハルがこういう場に出向くのも彼女の変化の表れとして良かったし、また一つポケモンと人が一緒に頑張る姿を見て感動してたのが良かったです。


-ロケット団のわるだくみ-

この大会の優勝に懸けて絶食を続けていたロケット団。モルペコにも絶食をさせてその怒りでひたすら食わせれば優勝間違いなしという算段。
その狙いはほとんどうまくいってて、ひたすらに食べ続ける姿は鬼気迫るものがあり優勝目前だったのは素直に凄い。
普段からモルペコに食料を奪われて迷惑を被ってるからこそその無限の食欲を利用しようという発想が冴えてる。

ロケット団が素直に競技に参加するわけも無く、モルペコを優勝させるために裏工作。
プライドの高い常連選手を煽って試合前にクッキーを食べさせて潰したり、優勝候補同士がぶつかるようにクジに細工したり、モルペコと対戦するオニゴーリが食べづらいメニューを選んだり。
悪知恵が冴えていてその発想力が凄い。その冴えた閃きをロケット団本来の活動に活かせないのが彼ららしいのだけど。

優勝目前でモルペコは満腹になってしまってあえなくリタイア。
そして大会が終わったらまたすぐ空腹になってまたもロケット団はモルペコに振り回される。
良いところまで行ったけどやっぱりこうなるのが彼らの宿命なのね。


-大食いで紡ぐ絆-

初参加にして破竹の勢いで勝ち進むゴウとホシガリス。
1回戦では木の実の種を”タネマシンガン”で吐き出すことで小さい体のハンデを補い、2回戦ではマトマの実を調味料にして口直しをすることで好物を食べさせ続けるという頭脳プレーが冴える。
大食い大会の参加は勢いで決めたけどホシガリスの力を信じその個性を最大限発揮できるようにしっかり勉強してきたんだとうかがえる。
どうせ負けると圧をかけてくる常連選手に負けじと言い返したり、その選手の相棒のベトベトンが甘いものが苦手だと見抜いて対戦を有利に進めたりと絶対勝つという気概に満ちててカッコいい。

最後の試合はホシガリスの力を信じて応援し、ゴウの思いに応えてホシガリスがよくバリスに進化し一気にモルペコの記録を抜き去った。
OP主題歌をバックに進化するなんて勝利確定演出じゃないか。まさか大食いとヨクバリスへの進化でこんなに熱いシーンになるとは思わなかった。
この大会を通しゴウはまた一つポケモンとの絆を強くした。

前回がミュウツー復活という大イベントでその次が大食いって落差が凄いしどうなるかと思ったけど。
蓋を開ければ意外なポケモンの個性が光る楽しい絵が見られたしポケモンの個性を理解しその力を信じるドラマが描かれてて凄く面白かった。

|

« アバレンジャー感想記:13話と14話 | トップページ | 感想:ウルトラマンZ第22話 »

新アニポケ」カテゴリの記事

コメント

なんとなく往年のバラエティ番組を観てるような気分になる回でした。ミュウツー回の後だから落差はあるけど、ポケモンの特徴がかなり活かされてたりルール規定がしっかり設けられていたのが緊張感を醸し出していたと思いますね。

ロケット団が裏で細工した為にアクシデントが起きたりしましたけど、それでもゴウは慌てたりせず周りの状況を観て的確に動いてましたし、以前ならあたふたしてただろうからまた成長しましたね。

前回ミュウツーにポケモンの事を理解していくと言ったようにちゃんとホシガリスの好みを理解した上でマトマの実を持たせたのもポケモンとの交流を欠かさず行って来たからだろうし、だからこそそれに応えるかのようなホシガリス→ヨクバリスの進化はゴウの頑張りが証明されたように思えて熱かったです。

どんな時もポケモンの進化シーンは本当に熱くて素晴らしいですよ。

投稿: アルター | 2020年11月28日 (土) 23時51分

コメント返信:アルターさん

ゴウの知性がまた発揮された回でした。
ポケモンを知ることがミュウに辿り着くことと前回表明した事が早速活きていて、最強のポケモンとのバトルから大食い大会という毛色が違う話でありながらゴウが夢に向かうことは地続きなのが上手い。
トレーナーとポケモンが共に頑張った結果進化に至る流れはやっぱり熱いです。王道って良いものです。

投稿: んがよぺ | 2020年11月29日 (日) 08時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アバレンジャー感想記:13話と14話 | トップページ | 感想:ウルトラマンZ第22話 »