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2020年11月26日 (木)

アバレンジャー感想記:13話と14話

毎週日曜日に東映特撮YouTube Officialで爆竜戦隊 アバレンジャーの配信されてます。
今週も簡易に感想を。

13話「アバレてチョンマゲ!」
2003年5月11日放送
監督:渡辺勝也
脚本:荒川稔久

アバレンジャーを江戸時代へ閉じ込めた事でエヴォリアンの勝利は間違いなし。
・・・のはずが、ミケラとヴォッファとリジェの姿が徐々に消え始める。
過去へ飛ばされた3人はもう現代に戻れないと悟り、ならば子孫を残して未来の戦いに備えようと新たな決意をしていた。
それが巡り巡って現代に影響し、エヴォリアンがアナザーアースに到来した途端に全滅するという歴史に書き換わろうとしてたというまさかの展開。
ヒーローを別の時代に閉じ込めるという究極の手段を取ったはずなのに、それを仕掛けた悪役が全滅の危機になるという衝撃の展開。
いやいやこんな話を思いつくなんて制作陣の発想に頭が下がりますわ。
ちなみに、歴史改変でエヴォリアンが消滅しかけてるのにジャンヌは消えかかることなくアスカと戦っていた。これも地味に伏線よね、つまり彼女の正体は・・・。

過去の世界で笑理にそっくりの笑姫に杉さんにそっくりの龍之介に出会う。もしかしなくても笑理と杉さんのご先祖さまなんだろうね。
アバレンジャーが未来から来たという普通は信じれない話を受け入れ彼らに味方してくれる。エヴォリアン全滅の歴史に書き換わろうとしてたのも笑姫の一族が力になってくれたからなんだろうなと。
笑姫が人質にされるピンチがあったけど銃を奪って反撃するアバレっぷり。11話で見られた笑理のアバレっぷりはご先祖様からの遺伝だったんだな。
過去にも現代にもアバレンジャーには心強い味方がいるのが素敵。
そりゃエヴォリアンの狙いが失敗するのも道理だわ。過去へ飛ばしても仲間が出来ちゃうんだからアバレンジャーが負ける理由が無い。

現代へ戻ってギガノイドと再び対峙。
アスカが奏でるハープの音色でディメノコドンを正気に戻し爆竜コンバインでアバレンオーがパワーアップ。
腕にドリルも衝撃だったけどチェーンソー装備も凄い絵面。悪役が使いそうな武器だけどヒーローらしくまとまったデザインが秀逸でカッコいい。


14話「発掘! アバレサウルス」
2003年5月18日放送
監督:坂本太郎
脚本:會川昇

杉さんが宝探しに行ってると考えた らんるは見つけた地図を頼りに山へ向かい、そこで杉さんの親友の伝次郎と出会う。
見つけたのは宝では無く発掘途中の恐竜の化石で、伝次郎曰くその化石は自分が命名したアバレサウルスでこれを掘り出すのが夢だと語った。
夢さえあれば生きていける、年老いても夢を追い続けることを語る伝次郎が素敵。
アバレサウルスは化石でありながらダイノガッツを宿していて、爆竜に進化しかけていた恐竜とのこと。言うなれば爆竜のご先祖様で思わぬ出会いにプテラも嬉しそうなのが良い。
アバレンジャーと爆竜の事を伝次郎は杉さんから聞いていたようで らんるとの話が弾み活き活きとしてるのが良い。杉さんは伝次郎が書いた絵をずっと持っていたし2人が良き親友である事がうかがえる。
今回は奥村さんのスケジュールの都合なのか杉さん本人は出てこないけど存在を感じられるのが脚本と演出の上手さだなと感心。

アバレサウルスがエヴォリアンに目をつけられギガノイドとして無理やり目覚めさせれてしまう。
伝次郎の夢であるアバレサウルスと戦う事は出来ないと らんるは迷うが。
伝次郎はかつて戦争で経験した事を話し街が再び焼け野原になるところは見たくないと らんるの迷いを晴らそうと強がる。
その思いを受けて らんるは苦渋の決断でアバレサウルスを倒したが。伝次郎の生きがいを壊してしまったのは事実で皆の夢を守れるようもっと強くなりたいと自分の無力を痛感する。
伝次郎が焼け野原云々と言ったのは戦争を経験した世代として切実な思いだったのだろうけど、でもやっぱり自分の生きがいを失いたくない思いはあって、かつての凄惨な光景と自分の夢と板挟みの中で夢を諦める選択をしたその苦しみは計り知れない。
敵の企みは阻止できたけど大切な夢が一つ失われる苦い結末に心が痛い。
しかしほんの少しだけの救い、伝次郎が書いた絵と同じように夕日に映えるティラノ・トリケラ・プテラの姿が。
爆竜たちが伝次郎の心を慰めてくれたのが良かった。恐竜はもういないけどその子孫たる爆竜が伝次郎の夢を継いでくれてるようにも思えて素敵な光景でした。

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コメント

タイムスリップされた件はどうなるかと思いましたが、それでも諦めず地道に頑張っていく皆の姿には驚かされましたね。エヴォリアンはあれだけ用意周到なのにいざタイムスリップを思いついてしまった途端に後先考えずに安易に過去に送った結果自分達をピンチに追い込んでしまうという。過去に送られても諦めず地道に動いたアバレンジャーとの対比ですね。

なんだかんだ戻って来ることは出来たし、アスカもマホロやディメノコドンの事で精神的に苦しめられたけど、ディメノコドンがハープで心を安らげていたことを思い出しなんとか目覚めさせる。ありがちな場面だけどそれでも泣けるシーンでした。アバレンオーとディメノコドンの合体はこの一回きりなんですよね。もう少し出番あっても良かったような。

次の回もギガノイドですが、ヴォッファの作る怪人が起こす事件ってこの間の英雄もそうだけど、全体的に人の心を抉る物が多いと思うんですよね。今回も戦争でキツイ経験をした人の夢を踏みにじるような事してるし。如何せんらんると伝次郎が楽しく会話してたのを見た後だから余計に悲しい。途中のアバレンオージにクスリとさせられつつ辛い闘いではあったけど、爆竜達が絵のポーズを再現してくれたのは救いでしたね。

投稿: アルター | 2020年11月27日 (金) 10時59分

コメント返信:アルターさん

楽に地球征服を達成しようとして自分の首を絞める、仰るように地道に動いたアバレンジャーと対比になってて教訓エピソードでもありますね。
ディメノコドンが正気に戻れて良かった・・・のですがこの先のエピソードでは色々あって不遇な扱いなのが勿体ないです。

ギガノイドはヴォッファがこだわりを持って生み出すだけあってここぞというところで人の心を抉るのが厄介です。
特別な合体のアバレンオージや最後の絵と同じポーズが無かったら今回も苦しい話でした。

投稿: んがよぺ | 2020年11月29日 (日) 08時13分

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