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2020年11月19日 (木)

ゴーバスターズ感想記:9話と10話

毎週日曜日に東映特撮YouTube Officialで特命戦隊ゴーバスターズが配信されてます。
今週も簡易に感想を。

9話「ウサダ奪還作戦!」
2012年4月22日放送
監督:柴﨑貴行
脚本:小林靖子

エネルギー管理局に出かけていたウサダが攫われた。
ウサダが出す宿題でヨーコがズルをしてヒロムとリュウジが加担した事で揉めたのが事の発端で、喧嘩して一人になったところを攫われたというあらまし。
身内の喧嘩から始まった事件がエンターに嗅ぎ付けられ利用され本当の大ピンチに発展する展開が面白い。

ウサダを奪還するために偽のエネトロン輸送車を用意しヒロムの偽者を用意してエンターに見せてわざとバレるようにして疑心暗鬼に陥れその隙にヨーコが救出を図る。
宿題から逃げるためにズルをしているヨーコの悪知恵がエンターを欺く作戦でも活きてるのが上手い。
が、ヨーコの考えのさらに先を行ってたのがヒロム。ヨーコの作戦とは別にバグゾードの対処に現場を離れたと見せかけてヨーコも気付かないうちにウサダを救出。
エンターとの駆け引き、何重にも用意された救出劇が見応えありました。

ニックとゴリサキは時間稼ぎのためにバスターマシンで出撃、普段は基地で皆をサポートする森下と仲村も現場に出て偽者を演じて一緒に作戦に参加。
前線に出てる3人だけじゃなく皆で戦ってるんだということが良く表れていて面白かった。
最後はまた宿題の事で揉めて。今度は黒木も巻き込まれて騒がしく賑やかなオチ。
4話で3人を囮にしてた司令官が宿題のことでてんやわんや、絶対身内の事を切り捨てなんかしない人だよねコレ。
前回が苦い結末だっただけに騒がしいオチに微笑ましくなる。
今はこの仲間たちがヨーコにとっての家族でもあるんだなと思ったり。


10話「戦う理由」
2012年4月29日放送
監督:竹本昇
脚本:小林靖子

ヒロムの姉のリカが久しぶりに会いたいと連絡を取ってきた。
けどそれは自分を連れ戻すための口実だとヒロムは分かっていて会うつもりはないちピシャリ、ニックは彼女の理解を得るために一人で会いに行く。
1話でリカがニックに辛辣な態度だったけどその理由の掘り下げ。そもそも彼女はロボットの類が苦手なうえに13年前のことで親を失ったためにヒロムを戦いに巻き込むのは猛烈に反対。ニックがヒロムを戦いに巻き込んだ、また家族をバラバラにするのかと厳しい言葉をかけるほどで。
自分が嫌われてる事を知っていてもニックはリカに分かってもらおうと口下手なヒロムに代わってアプローチを続ける、いやいや滅茶苦茶いい奴だなニック。

ニックはリカを戦いの場に連れて行きヒロムの戦いを見せるという荒療治。
また引き離されようとしてる家族を助けるために戦うヒロムの姿にリカは思うところがあり、バラバラにするためじゃなくもう誰もバラバラにしないために戦ってるのだとニックの言葉が続く。
ヒロム本人からはそういう思いを上手く言葉には出来ないだろうからニックが代わりに言葉にすることでリカへ思いを伝えてくれてるんだなと思う。
口下手なヒロムに出来ない事をニックがカバーする、本当いい相棒なんだなと分かる。
ヒロムの戦いを見てニックの言葉を聞いてやっとリカは理解を示してくれたようで、それを言葉じゃなく自分の仕事であるイラストで伝えるというのが弟と同じく不器用なところあるのがうかがえて良い。
家族の絵の中に赤いチーター、ニックの事をそう表現するところが素直じゃない不器用さが見えて良き。

レアメタルを巡るエンターとの攻防。
人間を操って盾にして転送までの時間稼ぎをするエンターの卑劣な作戦を阻止しようと戦う様子が緊張感漂う。
普通の人間は転送に耐えられないからレアメタルと一緒に転送させるわけにはいかない。
レアメタルを奪われるより人命を守るために必死な様子がゴーバスターズが何のために戦うのか端的に表れてて良かった。

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コメント

どちらも各地戦士の相棒との繋がりに焦点を当てた話でしたよね。年齢の違い的にもそれは現れているし、ヨーコは高校生なので宿題がある訳ですが、ズルをした事についてウサダが怒って苦言するのがなんとなくドラえもんがのび太を叱るのを彷彿させるというか。でもエンターに始末されそうになった前後だったかで幼いヨーコとの回想が挟まれたの観て二人共お互いを想っているのが伺えたのは良かったですね。ウサダを助ける為に皆がそれぞれの役割を果たしているのもカッコいいし、前回面倒な事になったのもあって今回の巨大戦は中々痛快でした。

一方のニックとヒロムは結構複雑で。見ようによってはニックが闘いに巻き込んでしまった訳ですが、ヒロムも物心付いた頃に両親が向こうに行ってしまった事が闘う動機の一つになってるから難しい訳で。この手の嫌われてる展開は観ていてキツイですが、それでもやれる事をやるニックの姿勢は本当にいい奴だなって思ったし、口下手なヒロムの気持ちを理解してるからこそのきさくな性格なんだなと思うと一見軽い態度も深みが増してるように思います。

ところでニックのキャラ性についてなんとなく電王のモモタロスを彷彿させるなと思う事あったのですが、なんかインタビューでその辺に触れられてました?ゴーバスターズと電王はどちらも小林靖子さんがメインライターだし、モモタロスとニックはどちらも抜けてるところはあるけど憎めない兄貴分的な雰囲気が似てるような気がして。こんな風にメインライターの個性を楽しむのも面白いですね。

投稿: アルター | 2020年11月23日 (月) 20時31分

コメント返信:アルターさん

文句言い合ってもウサダもヨーコも互いに心配し合う心が見えたのが良かったですね。
回想を挟むことで2人はずっと一緒の家族なんだなと思えたし喧嘩になるのも長い付き合い故なんだなと。

続いてヒロムとリカとニックですがこちらもまた違った家族模様で面白い。
ギスギスした空気でしたがリカがヒロムの思いをようやっと理解してニックも受け入れられる流れが上手い。記事にも書きましたがニックがヒロムの思いの仲介役になってるのが良い采配でした。

ゴーバスターズについての靖子さんインタビューは存じて無いです。
ただ電王のイマジンズは戦隊っぽくならないように気を付けたとか、オーズのアンクはモモタロスの二番煎じにならないよう気を付けた、と語られてたのは記憶してます。
同じようにヒロムとニックも先行するキャラクターと被らないように気を付けてた事は想像に難くないですし、2人が先行する彼らと通ずるところはあるかもしれませんが似ているという感覚は自分はあまり無いです。

投稿: んがよぺ | 2020年11月24日 (火) 23時33分

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