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2020年11月19日 (木)

アバレンジャー感想記:11話と12話

毎週日曜日に東映特撮YouTube Officialで爆竜戦隊 アバレンジャーの配信されてます。
今週も簡易に感想を。

11話「アバレサイキック。ブヒっ。」
2003年4月27日放送
監督:諸田敏
脚本:荒川稔久

トリノイド第3号が天才塾で密かに人間社会を侵略。3話に登場したトリノイドが4号だったのは既に先行して人間社会に潜んでる個体がいたという種明かし。
何十万という人々が天才塾の虜になっているという恐ろしい侵略。社会風刺を織り交ぜたこの手の話って荒川さんがリスペクトする上原正三さんが得意とする作風で宇宙刑事シリーズだと分かりやすいかな。今回のブラキオ語録が宇宙刑事シャリバンなのはたぶんそれを意識したネタ。
上原さんリスペクト且つ今作の設定を活かして上手く纏めたなと好印象です。

塾へ潜入するアバレンジャー、制服姿が眩しい。
笑理が友達に勉強が出来なくても優しい子のままでいて欲しいと懇願するが友達はそんな甘い事は言ってられないと厳しい答えで他の塾生たちも同調。綺麗ごとだけじゃどうにもならないというのは荒川さんが手がける作品で度々滲み出るメッセージ。
事件解決後に幸人も凌駕も知識はあった方がよいし勉強が出来た方がよいと現実的な回答。
だけどやっぱり悪いやつの手を借りちゃいけない、綺麗なはずの魂によくないから。
勉強よりも大事なこと・・・なんて甘い事は言わないけど悪いことはやっぱり駄目だし魂を汚しちゃいけないというメッセージが素敵。
今回は笑理の友達も分かってくれたし笑理がオチをつけてくれたから後味悪くはならなかったけど、今後さらに厳しい話が待ってるんだよね。

笑理大活躍。トリノイドに操られた振りをして隙を狙うというまさかの暴れっぷり。
変身出来なくても彼女もダイノガッツを持つ仲間なんだなと分かる。
でもせっかく活躍したのにピンクとピッグを間違えて超能力による変身は失敗して豚になってしまう。
優しや勇気は大切だし今回の笑理はそれを十分に見せてくれたけど、学が無いと醜態を晒すことになる。勉強はやっぱり大事と幸人と凌駕の言葉を裏付けるオチ、良く出来た話ですわ。


12話「アバレノコギリ、京都を斬る!」
2003年5月4日放送
監督:渡辺勝也
脚本:荒川稔久

京都は太秦映画村が舞台。太秦ロケ近年は全然見なくなって寂しい。
青影、子連れ狼、暴れん坊将軍、パロディやりたい放題。
東映のお膝元だからってはっちゃけてますなあ。

映画村のあちこちを回ったりパロディがあったりで賑やかな印象だけどアバレンジャー大ピンチの回。
ディメノコドンがジャンヌに操られて街を破壊するわ凌駕・幸人・らんるはギガノイドの能力で過去へ飛ばされ戻ってくることが出来ない、戦力を削がれた状態でアスカしか戦士がいないという危機。
もう詰みじゃないかこれ・・・いやいや次回とんでもないどんでん返しがあってビックリすることになるんだな。

ジャンヌの前に現れたリジェそっくりの少女。今作の縦軸となる存在がまたまた登場。
ジャンヌが暗黒の鎧の力に慣れてきた今姿を現したのも彼女を止めたくて現れたんだろうなと。

ギガノイドVSブラキオ、洗脳されたディメノコを止めるため爆竜同士で対決。
京都の町で大怪獣バトル、この絵が撮りたくて今回の話を組んだんじゃかなろうか。

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コメント

個人的には怪人の数字になんか違和感あると思ったら若い数字の奴等は既に潜伏していたというシチュエーションは結構好きな展開ですね。こういう用意周到な所が目立つのはエヴォリアンの特徴だと思います。

勉強に関する話は子供番組ならではのメッセージだと思いますが、それだけでは説教臭くなるので抜群のチームワークで操られる振りしながら空きを伺う所に感心させられたりアバレピンクのネタで笑わされるに飽き足らずそれが次回にまでまわされるのは笑いましたよ。

京都での観光も観ていて楽しかったですよね。普段はクールな幸人とか模造刀で斬られたリアクションしてたりノリノリだなと。

でも楽しい事ばかりじゃなく敵が襲いかかって来る日常からの絶望が恐ろしい訳で。更に仲間だったディメノコドンが操られる形でアスカは再会する事になったから悲しい事この上無いですよ。

終いには凌駕達は過去に飛ばされ、そこで会った人達の剣が本物である事に気づきあれやあれやと事態がややこしくなる。そのまま次回に続いたのでどうやって敵に勝つのか楽しみではありました。

投稿: アルター | 2020年11月25日 (水) 00時16分

コメント返信:アルターさん

エヴォリアンはトリノイドも幹部キャラも言動や見た目は愉快でも侵略行為は用意周到で本気なのが印象的です。敵の脅威が本物だからこそチームで立ち向かうアバレンジャーの活躍もまた映えるのですが。
続いて京都での一件も確実にアバレンジャーを潰すために時間移動という離れ業とディメノコドンを操ってと抜かりの無い本気の作戦です。
敵は本気で侵略を進めていてともすれば暗く重い雰囲気になりそうですが、笑理のアバレピッグだったり京都観光のわちゃわちゃした絵で楽しい空気とバランスを取ってるのが上手いと思います。

投稿: んがよぺ | 2020年11月25日 (水) 08時13分

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