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2020年10月30日 (金)

ゴーバスターズ感想記:3話と4話

毎週日曜日に東映特撮YouTube Officialで特命戦隊ゴーバスターズが配信されてます。
今週も簡易に感想を。

3話「GT-02アニマル、出撃!」
2012年3月11日放送
監督:柴﨑貴行
脚本:小林靖子

・エネトロンは生命線
劇中世界の要になるエネルギー・エネトロン。それがなければメサイアはこちらの世界へ出てこれないし先兵となるメタロイドも動かない。
人間社会を支えるエネルギーであり、今回は病院が占拠されエネトロンが奪われることで医療現場が混乱し人の命に関わる事態に。
今回の件で敵にとっても市井の人たちにとっても重要となるエネルギーだという事がよく分かるし、黒木がエネトロンを奪われるわけにはいかないとニックに対し語気を強くするのも納得。


・あの日とは違う
ヨーコは年下だから子供だからといろいろと言い過ぎてしまうヒロム。
13年前の約束を覚えていたからこそあの日泣いてたヨーコのためにと気を使ってるつもりなんだけど。今のヨーコはあの日とは違う、本人から堂々とその言葉を聞いて自分の過ちを謝るヒロムとハッキリとした物言いは嫌いではないと答えるヨーコ。
13年のブランクを少しずつ埋めてあの日の約束を一緒に果たしたいと心を通わすのが良い。


・病院を舞台にした攻防
様子がおかしい事を察して院内に潜入し敵の企みが分かるとヒロムとヨーコが残って敵と戦い、リュウジはエネトロンを補給し病院の機能を復帰させるためにバスターマシンで別行動。
硬派な展開がたまらんわ。即座に役割を分担し敵を倒し人命を救うという特命戦隊の戦いが端的に現れてたと思います。


・今回もゴーバスターエースがカッコいい
夜の闇の中で炎に照らされたエースがカッコ良すぎるのです。
何これ、戦隊ロボ屈指のカッコ良さじゃないですか。


4話「特命と決意」
2012年3月18日放送
監督:中澤祥次郎
脚本:小林靖子

・絶望か希望か
亜空間は依然として不安定で13年前に転送された人たちが健在かは分からない。黒木は生存は絶望的だと厳しい言葉。
リュウジもヨーコもその言葉に動揺を隠せず。ヒロムは無茶な戦い方で自棄を起こしてるようにも見えたが。
無茶な戦い方は必ずヴァグラスを倒すという決意からのもので、自分たちが助かっただから他の人たちも可能性はあると生存を諦めてるわけじゃなかったと明かされる。
ヒロムの強い意志に感化されリュウジとヨーコも諦めないと可能性にすがる。希望はまだあったんだ、この時は。
本当靖子さん鬼だなあ。今作を手がけるにあたってある事を決めていたと語られてるけど、そのための布石を一つ一つ積み上げてたのね。


・転送のカラクリ
敵はメタロイドをマーカーとして亜空間からメガゾードを転送してくるが、こちら側には道しるべになるマーカーが無いから亜空間へ攻め込むことが出来ない。
メタロイドのマーカーも正確ではないためメガゾードの転送も不安定、今回はその不安定さを逆手に囮作戦を仕掛けてきたという展開が面白い。
敵が攻めてくるカラクリが改めて分かるのと併せて、ヒーローも敵も一気に攻めることが出来ない理屈が通ってるのが良い。
巨大ロボで一気にやっつけちゃえばいいじゃんなんて身も蓋も無いツッコミを回避するロジックが組まれてるのが好感が持てます。


・目的のためなら
エンターが転送の誤差を利用した囮を仕掛けるなら黒木もゴーバスターズを囮に亜空間へマーカーを送り込もうと一計を案じた。
メサイアを倒すという目的のためならゴーバスターズが危険な目に遭ってもと非情な態度を示すが。
でもこの先の展開を思うと黒木は誰かを犠牲に出来る人じゃないんだよな。今回の対応は自分も覚悟を持って戦ってるという態度を示し司令官としての威厳を保つためにあえて冷たい言い方をしたのかなと。
メタい事を言えばキャストやスタッフ陣が黒木という人物像の描き方で方針転換をしたのか。


・ボロボロのエース
4話目にして早くもピンチに追い込まれる1号ロボ。
敵のロボが少しずつ強くなっていくのが分かるしだからこそもう少し先の話で新しいロボの力が必要になってくるわけで。
スーパー戦隊に欠かせない存在となってる巨大ロボ。それが何故必要かと理屈をつけるためにストーリーが構成されてるのが偉いなあと思います。
エネルギーを集中させて一転突破にかける無茶な戦い方がヒロムの性格を表してるし、ギリギリの状態で勝利を収めたエースの姿がボロボロだけど映えますね。


1話から3話まで柴崎さんの演出。今作の世界観とメインキャラの関係性をしっかり描いててさすがです。パイロットで3話持ちなのはライブマン以来になるのかな。
4話は中澤さん。やっぱり上手いなあ。柴崎さんが作った土台があってこそではあるけどキャラクターの関係も今作のロジックも分かりやすい。

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コメント

メタロイドとメガゾードが別々なのもあってメンバーが分かれた後での個々の行動が鮮明に描かれているのは面白いですよね。

マーカーの件は歴代戦隊の中でも巨大戦がとにかく困難を感じさせる説明になっていたと思います。

投稿: アルター | 2020年10月30日 (金) 10時27分

コメント返信:アルターさん

倒した怪人が巨大化という往年のフォーマットと異なり怪人と巨大ロボが同時に攻めてくるので役割を分担する必然が生まれ戦いの困難さが描かれてるのが上手いなと思います。

投稿: んがよぺ | 2020年10月31日 (土) 09時21分

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