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2020年10月 4日 (日)

ニチアサ感想・2020/10/4

ヒーリングっど♥プリキュア 27話
仮面ライダーセイバー 5話
魔進戦隊キラメイジャー 26話

の感想を。

ヒーリングっど♥プリキュア
第27話「気球よ飛んで!アスミとラテの熱い想い」

花寺一家とアスミが気球競技の見学に出かける。父・たけしがかつて気球サークルで活動してて今は後輩たちが競技に参加してるとのこと。
気球がどういう仕組みで動くのか何故朝早くから準備が始まるか等々、デフォルメされた絵の使い方とたけしの説明が合わさって気球の事が分かりやすかったのが上手いなあと感心。
気球は風まかせで自分の意思ではどうにもならないからチーム一丸となって風の流れを読んで競技に臨む。
ビョーゲンズと競技が対比になってるのかな。新しい実験だと一人で勇みよく出撃するも風に翻弄されて負けちゃったグアイワルへの皮肉に思えた。


競技に臨むカズの熱意が”好き”から来るものと理解し彼を応援するアスミとラテ。
だが結果が伴わずモヤモヤと湧き上がる気持ちに戸惑う、それは”悔しい”とまた一つ感情を学んだ。
一つの感情がまた別の気持ちへの理解へ繋がる、丁寧なつくりで本当に感心します。
アスミが”悔しい”を表したことで何故笑うのだと問われたカズも自分の心に向きあい悔しさを誤魔化さず次に向けて頑張るというラストに繋がるのも良かった。
アスミの感情がゲストの心も救う構成が本当よく出来てる。

アスミが競技に参加することになったけど例によってゴール目前でメガビョーゲンの横やり。
ここで勝たせなかったのは誠実だと思う。精霊であるアスミの助力で勝っちゃったらズルだもん。結果はダメでもゴール目前まで進んでカズの自信にはなったし、人の努力を踏みにじる敵への怒りというアスミの心も描けていたし本当に丁寧です。

アスミの気持ちにラテも共感してる様子で2人の距離が縮まった表れに思えた。
でも何か不穏な感じも。素直に2人が仲良くなってると捉えていいのだろうか。
アスミの感情がラテに影響して何か大変な事に・・・なんてならなきゃいいが。

ダルイゼンが宿主が云々と怖い事を。バテテモーダとネブソックのことを思えば彼も元になった存在がいてもおかしくないか。
そして彼が次にメガパーツの実験に選んだ相手は、キュアグレース。
アスミとゲストの丁寧な心の交流にホクホクしてからの急転直下。メガパーツに浸食される描写が恐ろしすぎる。
病気と闘う以上いつかプリキュア自身も蝕まれることがあるかもとは思ってたけどド直球に来たから衝撃でした。


仮面ライダーセイバー
第5章「我が友、雷の剣士につき。」

飛羽真が新しい原稿を・・・書いてるわけじゃなくてこれまでの事をメモして整理していた模様。芽衣の喜びは一瞬で消え締め切りを伸ばすために編集長と交渉。
彼らには戦いとは別に社会人としての日常がある、こういう一幕を挟んでくれると奥行きを感じられて良い。

闇の剣士カリバーと接触してから賢人の様子がおかしい。それもそのはず、奴は賢人の父でありソードオブロゴスの裏切り者だから。
もしやと思ったけどやっぱりそういう事情か。ま~たライダーの父親が敵になるのは令和の時代も健在か。
演じるのが東映特撮と縁深い唐橋充さんというのも因果だなあ。

賢人が抱えてる事を知りたい飛羽真と飛羽真にこれ以上心配をかけたくないと口をつぐむ賢人。
互いに友を想うからこそすれ違う。そんな2人の間を取り持つのは尾上。
賢人には飛羽真は守ってもらう程弱いのかと問い、飛羽真には皆それぞれ抱えてるものがあるんだと諭す。
前回のことで飛羽真を認めてくれたからこそ諭す言葉をかけてくれるのが優しいし先輩剣士としての貫禄があって良かった。
尾上に諭され無理に賢人から事情を聞くことはやめる、でも助けが必要な時は言ってくれと飛羽真の言葉。
賢人も飛羽真が自分の記憶をいつか取り戻そうとしてること、誰かを助けるために戦ってる思いを知って助けが必要になった時はと約束を交わす。
互いの事情に深くは踏み込まず、でも一緒に戦う仲間として信頼は厚く、2人が互いを思う心が表れてて良かった。
そしてメギドを倒すために共に出撃。前半では別々の変身だったのが後半では2人揃って変身、仲間として今は信頼していることがうかがえるしダブルライダーが並ぶのはやっぱりいいものです。

賢人が変身する仮面ライダーエスパーダ。雷の剣士というだけあって必殺の一撃は一瞬の閃光と共に敵を斬る。
敵が倒れた後に何が起こったのがスローで再現する演出がカッコ良すぎ。


魔進戦隊キラメイジャー
エピソード26「アローな武器にしてくれ」

強化されたべチャットたちに追い詰められるキラメイジャー。だが強すぎる力が限界を超えてしまいべチャットの体は崩壊した。
体が崩れて泥と仮面だけが残るのがエグすぎる。こうなる事を分かってて力を与え使い捨てにしたヨドンナ、いかにもな悪党でいっそ清々しいくらい。
さらにボーリングで爆弾を爆発させる美学を持つバクダン邪面のやり方を否定しさっさと爆発させてワープトンネルと開けと急かす。
作戦の効率化という点では正しいのだろうが部下の気持ちは無視。
個々のキラメキを大事にするキラメイジャーとはとことん正反対。
ヨドンナの外道ぶりが良く表れてました。久々の顔出し幹部なので是非最後までこの悪を貫いてほしいところ。


宝路がモンストーンからカナエマストーンを奪還。その力でパワーアップすればこのピンチを乗り切れる・・・かと思われたが。
べチャットもモンストーンも強すぎる力のせいで崩壊した。皆を同じ目に遭わせたくないと充瑠はその力を使うことを拒む。
自分を犠牲にし限界を越えれば敵は倒せるかもしれないがそれでは皆のキラメキが失われる。キラメキを失くしたくないというのがキラメイジャーのリーダー足りる答えで良かったし充瑠が壁にぶつかるのも納得。

悩める充瑠を助けたのはまたしてもオラディン王の言葉。
かつてヌシカンと弓矢で対決した王は力を込め過ぎて弓を壊してしまった。
限界は超えないためにある。強すぎる力が崩壊を招くことを悟った王は別の方法を模索し対決に勝利した。
その話をヌシカンから聞いた充瑠は限界を越えずに強くなる方法を閃いた。
カナエマストーンの力とひらめキングで生み出した新たな武器・キラフルゴーアロー。
ゴーキラメイジャーへ強化変身させるけど時間は100秒と限界を設定し武器も皆で使い回す。
強すぎる力を一人ではなく皆で使うことで負担を減らせるしチームで戦う必然も生まれる。
限界は超えるものというのがヒーロー番組の定番だけどその逆、限界を超えないことでチームで戦う意味に理屈をつけて個々を大切にするキラメイジャーのテーマにも合致する、素晴らしい構成ですわ。
100秒の制限の中で戦うゴーキラメイジャーのアクションも手に汗握るし定番崩しが良い方向に作用してるのが本当にお見事です。

分身したバクダン邪面を一人ずつ倒していき最後は為朝が決めるかと思ったらヨドンナの妨害で時間切れ。
勝ち誇るヨドンナだが勝利を確信したのは為朝の方で、油断したバクダン邪面を宝路が待ち伏せして止めを刺した。
宝路だけパワーアップが無くて仲間外れかと思ったら活躍の場があって嬉しい。
仲間を信じる為朝の思いと大逆転を見せてやるというヨドンナへの宣言が形になったのが痛快。


新アイテムのお披露目とパワーアップは定番で燃える展開ですが今回は滅茶苦茶面白かった。
限界を超えない、個々を大切にするためにその答えを出しチームで助け合うというのが現代的価値観とスーパー戦隊が戦う意味を噛み合わせた素晴らしいメッセージでした。
放送日前日にキラフルゴーアローの玩具を買っておいて本当に良かった。
玩具で遊んだ後にこんなに上質な話でそのアイテムの活躍が見られるなんて最高過ぎる。

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