« ゴーカイジャー感想記:最終回 | トップページ | 新ポケットモンスター第41話感想 »

2020年10月16日 (金)

アバレンジャー感想記:1話と2話

毎週日曜日に東映特撮YouTube Officialで爆竜戦隊 アバレンジャーの配信されてます。
ハリケンジャーとゴーカイジャーの記事を毎週書いて一杯一杯だったので、もう配信作品の感想を書くのは打ち止めにしようと思ったんですが。
やっぱり面白いから思った事書いておきます。
ちょっと力は抜いてハリケンジャーとゴーカイジャーよりは簡素な記事になりますが。

1話「アバレ恐竜大進撃!」
2003年2月16日放送
監督:小中肇
脚本:荒川稔久


・1話はOPとED無し。
1話だけOPやEDが無いのは今では珍しくは無いけど、スーパー戦隊シリーズではこのアバレンジャーが初の試みだったので放送当時は新鮮に感じた思い出。


・アバレンジャーには夜が似合う。
1話のほとんどが夜のシーンで2話から流れるOP映像も夜のシーンが使われてるからアバレンジャー=夜のイメージがあります。2話のロボ戦も夜だし。
夜の撮影って手間かかるだろうによくやったなあと。
夜の街を背景にアバレンジャーと爆竜が並ぶシーンが滅茶苦茶カッコいいのよ。


・アスカとガイルトンの会話。
「まさか私の仲間たちを」「貴様にそんなものは必要ないだろう」
アスカは鎧を奪われ仲間をやられたという認識でいるからこう言ってるけどとんでもない落とし穴なんだよなこれ。
アスカ自身が知らない秘密に繋がるさらっと重要な台詞。ガイルトンの返しもその秘密を知れば理解できる。
今作は後々出てくるあの人のインパクトが強すぎて何かと話題になるけど、1話でいきなり変身能力を失い一人未知の世界に迷い込み自身が知らない秘密まで抱えていたりとアスカも相当ハードなドラマを背負ってるんだよなあ。


・爆竜の声を聞いて。
操られ助けを求める爆竜の声に導かれて戦士たちが集まるという展開が好き。
メインの3人も杉さんとえみポンもそれぞれ仕事も出生もバラバラの人たちがダイノガッツという同じ力を秘めててそれが通じ合って集まるというのが良い。
爆竜が喋って意思疎通ができると設定したのは大発明だと思う。
ギンガマンの星獣、ガオレンジャーのパワーアニマルと強大な力を持つ生き物をパートナーにする戦隊は前例があるけど、パートナーと言葉で意思疎通できるようになったのはアバレンジャーが初めて。
これがあったから後にゴーオンジャーの炎神やキラメイジャーの魔進という魅力的なキャラクターの創造に繋がったわけで。


・クウガじゃなくてウルトラマン。
どういうわけだか荒川さんが手がけた仮面ライダークウガをセルフオマージュしてるという言説がある今作。
でも荒川さんはクウガより帰ってきたウルトラマンを意識して今作を作ったという話しも聞く。
レッド=伯亜凌駕が一度死に瀕して蘇るところとか郷秀樹オマージュだろうし、街で暴れる爆竜はウルトラ怪獣みたいだし。
リアルタイム視聴ではクウガに似てるなんてまるで思わなかったし、ウルトラマン意識してるという話の方がしっくりくるかな。


2話「誕生! アバレンオー」
2003年2月23日放送
監督:小中肇
脚本:荒川稔久


・災害の演出。
爆竜が暴れた事で1話では交通が麻痺したことが語られ2話では瓦礫が散乱する様子が。
巨大生物が暴れれば当然起こりうること、災害の描写がよい感じ。
ゴーゴーファイブでメイン監督を務めた小中さんだからこういう描写はお手の物といったところか。


・アナザーアースとダイノアース。
アスカの話で今作の根幹となる世界観が説明される。
恐竜が爆竜に進化し人と共存しているという地球のもう一つの可能性の世界があるというのがワクワクする設定。


・2話の主役はブルー
自分の年収を払えないなら命を懸けて戦う理由が無いとアバレンジャーを辞めようとする幸人だが、少年のラジコンを取り戻すためにわざわざ戻ってくるという実はめっちゃ良い人。
ヒーローなんて柄じゃないという体でいながらその実熱い心を持ってる。
ジェットマンの結城凱もそんな男だったなあ。荒川さんが初めて戦隊に関わったのがジェットマンだからリスペクトしてるのかもね。
番組の顔であるレッドよりブルーの方を先に掘り下げるのが捻った構成で面白い。


・エンディングダンスの先駆け。
エンディング映像で踊ってるのは敵のバーミア兵だけどね。
今では定番のエンディングダンスもこの頃から模索が始まっていたんだなと。


・恐竜やのカレーって美味しそうだよね。
後の作品にもたびたび名前が出てくる恐竜や。喫茶店にカレー、戦隊の伝統を受け継ぐ名店です。


・ドリルはロマン。
アバレンオーの必殺武器が左腕のドリルってのがカッコいいんだわ。
戦隊の1号ロボといえば右手に剣を構えて必殺の一撃というのが定番。
その王道があるかこそそこを外したイレギュラーが映えるわけで。


ざっくりこんなところで。
来週以降も感想を書くかは未定です。

|

« ゴーカイジャー感想記:最終回 | トップページ | 新ポケットモンスター第41話感想 »

特撮」カテゴリの記事

コメント

相棒キャラのみに言及しますが、個人的には爆竜の守護獣との差別点は神様とそれに仕える者ではなく気を許せる相棒同士である事だと思ってます。ガオレンジャーのパワーアニマル等色々試行錯誤したからこそ今回のアバレンジャーで確立されたと思うのですがどうでしょう?

投稿: アルター | 2020年10月16日 (金) 22時35分

コメント返信:アルターさん

過去作の試行錯誤の末に相棒となる存在として爆竜が生まれたのはその通りだと思いますよ。
そう思って記事を書いたつもりだったんですが自分の書き方が下手過ぎてその考えが纏まってませんでしたね。

投稿: んがよぺ | 2020年10月18日 (日) 22時30分

クウガにも荒川さん特有のネタはありますが
どちらかと言えばプロデューサーだった高寺さんに
意向が強かった作品みたいですから
ウルトラマンの方に意識を感じるのかもしれませんね

投稿: kivaxtuto | 2020年10月19日 (月) 18時11分

コメント返信:kivaxtutoさん

クウガは傑作ではあるけどいろいろ窮屈ではあったと思うので、荒川さんがやりたい事はアバレンジャーで発揮できたのかなと思います。

投稿: んがよぺ | 2020年10月20日 (火) 16時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ゴーカイジャー感想記:最終回 | トップページ | 新ポケットモンスター第41話感想 »