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2020年10月 9日 (金)

新ポケットモンスター第40話感想

今週からアニポケは金曜日の夕方の放送。
ゴールデン枠への返り咲きは喜ばしいんですが、日曜日の夜という時間に慣れていたから違和感が拭えない。
それはさておき1週空けての久々のアニポケ感想です。

「VSサンダー!伝説レイドバトル!!」
脚本:赤尾でこ
コンテ:尼野浩正
演出:野田泰宏
作画監督:柳原好貴 武内啓


-サンダー到来の予感-

かき氷を作ってはしゃいでるサトシとゴウ。ああまた季節がずれてる~。
はしゃぐ2人とそれを見て呆れるコハル、楽しい光景です。
かき氷機が突然止まり他の機器にも異常が発生、どうやら停電が起きてるみたいで。
サクラギ博士が強大な生体エネルギーを探知し珍しいポケモン到来の可能性を示唆、その情報を受けてゴウはサンダーが来ると予測した。
2話でルギアの到来を予測したゴウ、今回も知識を活かして予測してるのが流石だなと。

突然謎の現象が起きて伝説のポケモン登場の予兆、ワクワクするシチュエーションです。
放送時期が予定よりずれてはいるけど、放送枠変更初回でこのシチュエーションは良いスタートになったと思います。


-タマゴとポケモン-

雷雲の中にサンダーがいると思ったのに空振り。
がっかりするサトシを余所にゴウはタマゴとポケモンどちらが先かと哲学的問いを立てて考え込んでいた。
サトシは分かってないのに適当に話を合わせる、うんそりゃ分かんないわな。
でも停電した街の様子を見て深呼吸してるみたいと感覚的な言葉を零す。
雷雲の中にサンダーがいると思っていたけどそうじゃない、どこかにサンダーが現れたから雷雲が発生したんだと別の可能性に気づいたゴウはサンダーが無人発電所にいると勘づいた。
サトシの何気ない言葉をきっかけに閃いた、分析じゃなくて勘だとちょっと恥ずかしながらの言葉で、それを聞いてたコハルはサトシに似てきたと驚きの様子。
サトシに似てきたと言うコハルはサトシのこともゴウのこともちゃんと見てるんだなとうかがえて良い。
そして当人のゴウも今までの自分らしくない答えだということは自覚してて、口ごもった言い方になるのはその表われなんだろうなと。
サトシの感覚とそれに影響されて分析以上の答えを出すゴウ、それを見ているコハル、それぞれの個性と変化が表れてて良かったです。


-コロコロ変わる-

無人発電所でロケット団とバッタリ。まさか彼らもサンダー狙い・・・ではなくて新しいアジトにしようと企んでいたらしい。どっちにしても悪いことだけど。
サンダーがいるならと方針を変えてバトルを挑む。ガチャで呼びだされたポケモンはサイドンとマッギョで相性は有利。・・・なのに全然言う事を聞いてくれずまともに戦えない。
ならばとまた方針を変えてサトシとゴウと一時共闘でレイドバトル。
呉越同舟、こういう展開好きです。さっきまでグダグダったバトルも協力することでマシな動きができるようになった。
やっぱり力を合わせるって良いなあ。

・・・なんて思ってたらサンダーに逃げられるとピカチュウゲットのためにまたサトシと対決。
コロコロ変わるなあ君たち。でも自分のやりたいことに正直なところは彼ららしいというか。
で、例によって負けて空の彼方へ。サトシとピカチュウがどうやってロケット団を撃退したのか明確には描かれてないけど、まああの2人だから何とかしたんだろうしロケット団が負けるのもお約束だし。
バトルを省略されても違和感ないのは長年の腐れ縁あってこそですね。


-諦めない心-

ラビフットの自慢の蹴りがサンダーに届かず苦戦が続く。相性で有利なフライゴンが攻撃しても有効打にはならず近づこうにも簡単にはいかない。流石に伝説のポケモンは手ごわいか。

挫けそうになるゴウだがまだ終わってないだろうとサトシの激励を受けて奮起。
何としても蹴りを当てたいラビフットのプライドのためにも再び立ち向かっていく。
フライゴンの背中に乗って再挑戦。それがダメでもまだ諦めず今度は流星群に紛れて近づいた。
フライゴンをゲットした時も流星群を利用してたけど再びの応用、さらなる驚きが見られて良かった。
そしてラビフットの蹴りも進化し新たに”ブレイズキック”で炎の蹴りをサンダーに叩き込む。
自慢の蹴りで決着をつけたいという拘りで諦めずに戦ってパワーアップに繋がるのが良かった。

これでサンダーをゲット・・・とはいかず落雷によってボールが破壊されゲットは失敗。
そんな回避方法があるのかと驚いたし一筋縄ではいかないのが伝説のポケモンの貫録を感じる。
伝説のポケモンをゲットしちゃうとどう扱えばいいのか色々作劇的には不都合だろうしね。
ゲット寸前まで健闘しただけで十分ゴウとラビフットの成長が表れてたしどちらの格も落とさない良い結果だったんじゃないかと。


-サンダーの秘密-

サンダーが無人発電所にいたのは電気を吸収して体を癒すため、停電が起きたのはそのせいだったと。
そしてサンダーが呼び寄せた雷雲から降りそそぐ雷は電気ポケモンたちに力を与える。
ピカチュウに雷が落ちて一瞬ヒヤッとしたけど元気になってて一安心。野生の電気ポケモンたちもサンダーから雷を分けて貰って元気になった。
きっと元気を分けるためにここに来たんだとサトシの談、感覚で捉える彼らしい言葉。
ゴウは分かる気もすると話を合わせようとするけど苦しい。前半でゴウの話に合わせようとサトシが苦し紛れだったのと対になってる、良いですね。

雷雲の中にサンダーがいることもあるしサンダーが雷雲が作ることもある。雷を操るだけじゃなく雷から力を貰うことも。
タマゴとポケモンどちらが先かとゴウは問い一度は自分なりの答えを出してサンダーに辿り着いたけど、最後はそのどちらもあり得るんだと今回の調査で学んだのが良かった。
絶対の正解が無いからこそ不思議な生き物ポケットモンスターの世界は面白いし調査をする意味がある。
ゴウの知性とサトシの感覚、2人の個性を活かしてポケモンを調査する面白さが改めて描かれたのが良かったです。

たぶん放送枠変更と同時に剣盾編に突入するのが本来の予定だったのかなと思うんですが。
2人の主人公がポケモンの世界を冒険し調査するという今作のコンセプトが表れた今回が枠変更初回になったのは怪我の功名だったと思います。

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コメント

平日放送になってある意味懐かしい感じになりましたよね。

今回もゴウの動きに変化が観られましたが、サトシの影響を受けてますよね。ネットの情報だけでなく目の前の状況で判断するのも間違いなく大事だと言えるし、僕もこう出来るようにしたいところ。

今までポケモンを見るたびすぐにボールを投げてはいましたが、流石に伝説相手にはそれをしないのも身の程を弁えているというか。相性面でも空を飛べるだけでなく、電気技無効のフライゴンを繰り出したのはよかったですが、そこはアニメらしくゲームのように上手くいかないわけで。

策を出しても実力の面ではやはり苦労しますが、それでも諦めずに立ち向かうゴウの姿勢にラビフットが応えてブレイズキックを覚えてくれたのが熱かったですね。フライゴンとのりゅうせいぐんを駆使したコンビネーションも良かったし、ポケモン達も成長してるのが伺えます。

それだけ苦労しても結局サンダーゲットは失敗してしまいますが、ある意味でようやく観れた光景ではありましたね。やっぱりすぐに捕獲成功するのはなんか物足りないし、こないだのサトシのサイトウ戦よろしくゴウの夢も大変な物である事が今回の失敗で上手く表現出来ていました。

伝説が簡単にゲットされる云々ですが、前作のサトシのアーゴヨンとメルメタル、マオのシェイミはどう考えればいいんですかね?幻が普通に出てくる事に突っ込む声あったのですが、マオのシェイミは感謝ポケモンの肩書を持ってるからマオの母親への感謝の気持ちに反応して現れたとも解釈出来るし、サトシのアーゴヨンも単純に伝説と呼んでいいのか微妙な存在のUBだし、メルメタルも幻にしては設定が普通過ぎる(そもそもアーゴヨンとメルメタルは自分達の方からサトシの手持ちになる事を望んだ)から設定やストーリー運び次第では普通のトレーナーがゲットしても良いと思うけどどう思いますか?(というか明確に見つけるの難しいと言われてる幻はミュウくらいな気がする)。

ゲットは出来なくてもサンダーの秘密やラビフットの新技習得等ゴウに収穫があったのも確かだし、次に伝説や幻と対峙する時はゲットを成功させてほしいですね。

投稿: アルター | 2020年10月11日 (日) 17時40分

コメント返信:アルターさん

伝説のポケモンとのバトルでまた一つゴウの成長が見られて良かったです。
ここしばらくゴウの変化がうかがえる話が続いてましたが、サンダーという大きな壁が立ちはだかることでその集大成が見られたんじゃないかと。
バトルは勝ったけどゲット失敗はサイトウ戦の例があったのでどちらの格も保った結果に落ち着いたのは納得でした。

伝説ポケモンのゲットの可否を前作と今作で比べるのはナンセンスですよ。
前作はポケモンを家族として共に過ごす方針だったから伝説のポケモンがレギュラーにいても何の問題も無かっただけであって。
多数のポケモンをゲットしてく今作の方針では伝説のポケモンを今ゲットするのは”無し”というのが制作陣の判断だったというだけのことだと思いますよ。

投稿: んがよぺ | 2020年10月14日 (水) 00時21分

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