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2020年9月 6日 (日)

新ポケットモンスター第36話感想

36話「サトシとゴウ、砂地獄から這い上がれ!」

脚本:土屋理敬
コンテ:齋藤徳明
演出:田辺慎吾
作画監督:新城真 升谷有希

-スランプ-

サイトウに負けたことでリオルを今一度鍛えようとジョギングを始めたサトシ。
走っていると早速次の対戦相手に遭遇し負けた分を取り返そうと張り切るが。
オトスパスと同じく触手があるオクタンと対戦、次の試合でもドククラゲとやり辛い相手が続いて連敗してしまう。
接近して触手に捕まったらまた負けてしまう。サイトウ戦の苦い経験から接近戦を極端に避けてしまい柔軟な発想が出来ない、スランプに陥る様子が良く表れてました。
負けた試合を意識し過ぎて負けが込んでしまうのがリアリティあるなと思うし、引きずってしまう程サイトウ戦の完敗がショックだった事が改めてうかがえます。


-砂嵐を調査せよ-

キンセツシティで謎の砂嵐発生のニュースを受けて調査へ乗り出すゴウ。
いつもなら興味津々に話題にかぶりつくサトシだけどスランプでそれどころじゃなく。
でも現場について不思議な音を聞くとやっと気持ちが乗って来て。未知の体験に心震える感性まで無くなったわけじゃないのが救いだし、ゴウも外に連れ出せば少しは調子が戻ると思ったんじゃないかな。

ゴーゴーゴーグルを付けて砂嵐の中へ。皆でゴーグルをつけて決め顔と、メッソンが透明になってるからゴーグルが浮いてるように見えて驚くシーンが面白い。

砂嵐の中で遭遇したナックラーとビブラーバを連続でゲットするゴウ。
普通にボールを投げて駄目ならカーブボール、次はカーブボールをフェイクにしてラビフットのアシスト、失敗を糧に学習して成功に繋げているのが良かった。
この後のバトルもそうだけどダメならまた次の方法を試す。諦めず挑戦する心をゲットでもバトルでも見せていたのが良かった。


-諦めない気持ち-

砂嵐を起こした張本人は巣を作ろうとしていたフライゴン。砂漠の中を泳ぐように素早く動き回るのが手強い相手だということを良く表してました。
他社作品の話になっちゃいますが、登場の仕方とか砂の中を泳ぐ姿がモンスターハンターシリーズのキャラクターみたいでカッコ良かったです。

ゴウにバトルのアシストを頼まれたのに効かない電気技を指示していきなり躓くサトシ。
素早い動きと羽ばたきによる風圧で近づくことが出来ないと分かるとまた接近戦を諦めて途方に暮れてしまう。
ピンチになっても諦めず何か策を閃く、いつもならそうしてるはずのサトシがすっかり気持ちが落ち込んでるのがこれでもかと表れていました。

強敵を相手に諦めないゴウ。”ひのこ”を当てるために何度も立ち向かっていき一瞬のチャンスに賭けラビフットを信じて戦う。
”りゅうせいぐん”の岩を足場に上昇しその岩を蹴って”ひのこ”を強化するという驚きの閃きでフライゴンにダメージを与える。
岩を足場にするのはかつてサトシがXYで見せた戦法。ゴウがそれを知るはずは無いけど、自分らしさを見失ってるサトシにゴウがかつてのサトシと同じ戦法をやってのけて大事なことを思い出させるというのが熱い。

いつものサトシならこうするはず、サトシから教えて貰ったことを自分なりに実践したんだと語るゴウ。
その語りと同時に砂嵐が晴れて青空が見えるのが良いね。淀んでたサトシの心がゴウの思いを知って晴れていくのが良く表れてる。
回想を挟んで”ひのこ”がゴウとラビフットにとって大事な技であることを改めて語りだからこそ諦めずに戦ったんだと描かれたのも素敵。

自分を省みてもう一度ついてきてくれるかと零したサトシに当然だと言わんばかりに寄り添うピカチュウとリオル。
真っ先にもたれかかるピカチュウに負けじとリオルもサトシにもたれかかって。可愛いし再起を誓うサトシを信じていることがうかがえて素敵。


ちょっぴり成長のゴウにちょっぴり出直しのサトシ。締めのナレーションが今回の2人を的確に表してて素敵。
トレーナーとして先輩のサトシがゴウに影響を与えたり大事なことを教えたり、それはこれまで十分に描かれてきたこと。
でもW主人公ならその逆、ゴウがサトシを助ける展開もいつかは見たいと思ってたので今回はまさにその願いが叶った形で嬉しかったです。


そして次回はついに・・・。
予告を見てテンションが上がったことは言うまでもない。

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コメント

やっぱりいつも助けられている者が今度は助ける展開っていいですよね。相変わらずボールをすぐ投げるとこは気になるけど、それでもフライゴン系の進化に合わせて最初はボール投げるだけなのがビブラーバはラビフットの力を借りて、フライゴンは最終進化まで一発で終わるのはご都合過ぎるから今回はサトシの助けを一切借りずバトルをゴウだけで終わらせたのがまた良いです。

りゅうせいぐんの攻略はXYでもサトシがやっていたし、そんなサトシのやり方にゴウが影響されてるのもまた良いし、まだまだ甘いところはあるけどゴウなりに成長してるのもまた確かだから今回の展開は嬉しかったですね。

水を刺して悪いけど、一つ惜しかったと思うのは今回と前回は逆の方が良かったのではという事です。サイトウに敗北した後でこの回の方が綺麗に話が繋がったのではと思ったのでそこはモヤモヤしました。前回と今回は話そのものが良かっただけにそこは惜しかったと思います。

次回は待ち望んでいたアローラの話ですが、ぶっちゃけ新無印で一番楽しみだった事です。リージョンフォームやZワザ、サトシが幻をゲットしてた事等ゴウがどんな反応見せるか楽しみですね。

投稿: アルター | 2020年9月 7日 (月) 10時59分

コメント返信:アルターさん


進化系3体のゲットでそれぞれ方法を差別化し最後のバトルでゴウの成長を見せる構成は上手かったと思いました。
ゴウの力でこれだけ戦えるようになったこと、それがスランプのサトシを助けることになるのが本当によかったなと。

サイトウ戦の直後の方が感情の流れとしてはスムーズだったかもしれませんね。一旦小休憩で前回の話を挟んだのも悪くは無かったとは思っていますが。

サトシがアローラに帰るのも楽しみですがゴウがどう反応するのかはやっぱり気になりますね。次回が心底楽しみです。

投稿: んがよぺ | 2020年9月10日 (木) 23時29分

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