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2020年8月 7日 (金)

劇場版ウルトラマンタイガ

当初3月に公開予定だった劇場版ウルトラマンが公開延期になって、本日から改めての封切りとなりました。
長かった。待ってて良かったです。

「劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス」
早速鑑賞してきました。以下ネタバレ含む感想です。

イージスの仲間と共に仕事に励むヒロユキ。宝石泥棒に果敢に立ち向かうがカナにも注意を受けたようにちょっと無茶し過ぎ。タイガたちも心配の様子。
マグマとマーキンド、宇宙人の後輩が出来た事で張り切ってるんだろうし本人も言ってたように地球人と宇宙人の架け橋なりたいという思いがそうさせるんだなと。
タイタスとフーマのアドバイスを受けてのアクションシーンがカッコいい。ウルトラマンの存在をもう隠さなくていいから活き活きとしている。これも無茶しちゃう理由なんだろうなと。

宇宙の混沌の集合体であるグリムド。トレギアはそれを自分の中に封じていたという秘密と間もなくそれが目覚めることをタロウに伝えてタイガを助けに行くように企てる。その真の狙いはタロウをグリムドの器にして混沌に引きずり込むこと、自分と同じ闇にかつての友を堕とそうという歪んだ思いが表れてる。
タロウへの羨望が垣間見え、彼と同じ光を自分は掴めないという諦めのようにも思えて、ならば自分と同じところへ友を堕としてしまえという思いだったのかと想像する。


タイガとタロウの感動の再会・・・のはずだったのに、グリムドを倒そうと放ったウルトラダイナマイトが仇となりタロウはグリムドに乗っ取られてしまう。
父と戦う事になったタイガの苦しみ、タロウを笑えよと虚勢をはり心にも無いことを言う姿が悲しい。
一人で背負おうとするタイガを仲間がいるんだからと慰めるヒロユキ。最初に突っ走り過ぎと心配されてたヒロユキが今度はタイガを孤独にしないように心に寄り添うのが良かった。

グリムドと再戦の前にヒロユキを戦いから遠ざけようとするタイガ。タイタスもフーマも既に本来の力を取り戻してもうヒロユキの体を借りなくてもよいのだと、仲が傷つくのは見たくないからとの理由。しかしそれはヒロユキも同じで、だから一緒に戦うんだと自分の覚悟を宣言、そしてその覚悟を受け取ったとテレビ本編1話の台詞で返すタイガ。
改めて4人のチームで戦う決意を表したのが良い。
その絆がタロウを助ける力にもなる。
タイガ・タイタス・フーマが3人並んで戦う姿が見られたのが熱いし、再びのウルトラダイナマイトの激突でグリムドの邪悪な炎を4人の絆の炎で打ち破るのが文字通り燃える展開。
息子にも素晴らしい仲間がいる。正気を取り戻したタロウがそれを認めてかみしめるようにタイガと向き合う、一連のシーン泣けましたよ。


グリムドとトレギアと決着をつけるため先輩ヒーロー集結。
トレギアと因縁あるカツミとイサミの出番多めだったのが個人的には嬉しい。
ガイはやっぱりフラっと現れてカナを助けるところがカッコいい。
大地に助けられてピリカがときめいちゃって、最後の別れの場面でも大地のこと話してたのも面白い。
父親の事で大変な経験をしているリクがヒロユキと一緒にタイガを慰めるのも良かった。
豪華なメンバーのまとめ役になってるのはヒカルとショウ、かつてはゼロにしごかれた新米だったのになあ、感慨深い。
彼ら全員とヒロユキが揃って変身、並び立つウルトラマン、カッコ良すぎる。

トレギアを取り込んでより強大になったグリムドを倒すためニュージェネレーションの力を集結。
タイガのウルトラホーンに力を集めて新たなアイテムでウルトラマンレイガへ変身。
ウルトラホーンに力を集める、かつてタロウもやったことをタイガがというのが熱いし、今だから出来るアイテムによるウルトラマンの合体が見られたのも良き。
レイガの力でグリムドを圧倒、ニュージェネレーションの力は伊達じゃないことが圧倒ぶりに表れてます。


グリムドの最期の瞬間にわずかにトレギアの顔が浮かぶ。戦いには勝利したけど僅かに悲しみを帯びてるのが印象的。
トレギアは許せない悪党ではあったけど、そんな彼を友として救いたいタロウの思いもあっただろうし、トレギアもタロウと同じ世界に居たかった思いもあったのかなと思います。


別れの時。
ホマレが泣き出しちゃったりカナがタイガたちもイージスの社員だと社員証を見せていたのが良かった。
イージスの仲間としてもウルトラマンが大切な存在なんだと表れてたのが良かった。
そしてヒロユキは涙を見せずに相棒の旅立ちを見送る。離れていても心は繋がっている、トライスクワッドの絆を信じるからこそ悲しむより爽やかな別れが出来たんだと思う。


イージス、トライスクワッド、先輩ウルトラマンたち、助け合い力を合わせる仲間がこんなにたくさんいるんだと、その絆を信じることを貫いた映画でした。
友への思いを歪ませて一人で散っていったトレギアとは対照的、彼の哀しさを描いていたのも良かったです。
タイガとタロウ親子の再会と波乱、そして息子の成長を認めるドラマも素敵。欲を言えばもっと尺を割いてこの親子の話を見たかったんですが。
それはさておき。なかなか目途が立たずもしかしたら劇場公開しないのでは?と不安だったこともありましたが、こうして公開初日を迎えられて本当に良かったです。
待った甲斐がありました。出演者・スタッフ・その他関係者の方々、本当にありがとうございました。

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