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2020年8月 3日 (月)

新ポケットモンスター第31話感想

31話「ヒンバスのきれいなウロコ」

脚本:面出明美
コンテ:齋藤徳明
演出:中田誠
作画監督:大西雅也

-頼れる人-

ソウタから連絡を受けたコハルがサトシとゴウに頼み事。ソウタの友達がポケモンの事でトラブルになってるので助けてほしいと。
ソウタがまずコハルに連絡しているのが姉の事を頼りにしているんだとうかがえるし、コハルがサトシとゴウに依頼をするのは2人の普段の活動の事はよく知らないけどポケモンの事なら任せられると信頼がうかがえる。

トラブルはソウタの友達のナミが自分のポケモンの事を悪く言われて困ってるとのこと。
ヒンバスのひーちゃん。ナミにとっては可愛くて大切なポケモンだけど友達からは可愛くない・変だと散々な言われよう。
ナミを助けたいけどヒンバスを可愛いとも言いきれずソウタは困惑。この困り方がリアルというか、助けを呼びたくなるのも当然。

ゴウはヒンバスは凄いポケモンに進化するんだと説明しサトシはヒンバス良いじゃんと悪く言われること自体に懐疑的な態度。
サラッとそう言えるのがポケモン大好きな2人らしいし、ソウタとナミからすれば頼れるお兄ちゃんである2人がそう言ってくれたのは心強かったと思う。


-コハルの変化-

サクラギパークにナミとひーちゃんを連れてきて早速パークのポケモンたちとも仲良くなれた。さらにカイナシティで開催されるコンテスト出場を勧める。優勝すれば皆を見返せると。
幼い子を元気づけようと年長者と大人たちの配慮が優しくて素敵。

コンテストはパフォーマンスでポケモンとの仲の良さを競うもの。
しかしナミは泳げないという大きな問題を抱えてる。それでもひーちゃんとコンテストで優勝したいとその思いは揺らがない。
その思いに感化されたコハルはナミが泳げるようにと特訓を始めて、サトシとゴウにはひーちゃんのパフォーマンスの特訓を任せた。
コハルが主導でコンテスト優勝に向けて動き出すのが良い。ついこの間ワンパチとの絆を確かめたからナミとひーちゃんの絆にも思うところがあったんでしょうね。
ナミの友達がテレビ中継でコンテストの様子を見れるように計らったりひーちゃんの悪口を言ってる観客に怒りを燃やしたり、ポケモンと一緒に一所懸命に頑張るナミの助けになろうとお姉ちゃんしてるのが良かった。

夢を語るゴウの言葉に反応したり最後にポケモンって凄いと零したり。まだポケモンが好きと言えるほどではないし自分の夢も見つかって無いけど。
ナミとひーちゃんを通して夢を持ったりポケモンと一緒に何かを頑張ることの素晴らしさを少しコハルが感じられた様子なのが良かった。


-良い話、だけど-

順調にパフォーマンスを続けてこれなら優勝を狙える・・・かと思ったその時ロケット団乱入、お約束。
ひーちゃんも狙われて傷つくがナミが覆いかぶさってひーちゃんを守る。
ここでニャースがナミには手をかけずそこをどけとしか言わないのは子供番組らしい配慮だなと思った。

ナミの思いに応えてひーちゃんがミロカロスに進化。進化してもひーちゃんと呼び方が変わって無いのが良い。姿が違ってもナミにとって大切なポケモンであることには変わりが無いことが表われてる。
ひーちゃんの力でロケット団を撃退しコンテストでは特別賞を受賞。
その活躍を見てたナミの友達は悪口を言った事を謝り自分もヒンバスを欲しいと手の平返し。このリアクションが小さい子供らしいなと思い。
何にせよひーちゃんを認めさせたいというナミの願いは叶い友達と仲直り出来たのが優しい結末で良かった。


と、シンプルに良い話でコハルの成長の兆しも合わせて描いたアニポケらしい話ではあったと思います。
ここからは重箱の隅突きみたいなものです。

シンプル故にひーちゃんが進化して友達が手のひら返しするんだろうなと読めちゃって、その予測が覆らなかったのが物足りない。
それに進化しなくてもヒンバスの姿のままで凄いんだぞと認めさせた方がナミの願いをより良い形で叶えられたんじゃないかなと。
ミロカロスへの進化ありきだったのがちょっと不満。

とは言っても、前述したように進化してもひーちゃんが大切なポケモンであることに変わりなかったり、サトシだけは進化抜きでヒンバス良いじゃないかと肯定する発言を繰り返してたのは良かった。
ミロカロスに進化できるのがヒンバスの良さという結論にならないように配慮してるのがうかがえたので。
それとやっぱり人とポケモンが思い合ってそれが進化という形で結実するのは良い絵だし、実際進化したひーちゃんがナミを守る姿は素直にカッコ良かった。
コハルがナミとひーちゃんから何かを感じるというドラマも描く以上、奇をてらわずシンプルな話にしたのは正解だったんだろうと思います。

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コメント

まあサトシ初めとしてヒンバスを肯定してくれた上で協力してくれる人達がいるのは良い事でしたね。3話続けてコハルが出ただけでなく話にしっかり関わってましたが、やっぱり彼女も自分がワンパチを可愛がるようにナミのヒンバスへの想いに感じるところあったんだろうし、コンテスト当日に皆で見守っている辺り本当に良い子だなって思いますね。

去年は丁度リーグでモクローがリーグで勝手に寝る問題起こして荒れてしまったり、その事突いてサトシの優勝に文句言う人いたりはしましたけど、それでもアニポケが続いてるのって、やっぱり今回のサトシが言ったような否定せず受け入れてくれる描写あったり、一緒に協力して特訓に付き合う、そして今回のような人とポケモンの絆については大事に描いてくれてるからだとも思うんですよ。何度も言ってきましたが、んがよぺも言ってたように何かをするに辺り、そのキャラがどんな想いで今回のコンテストのような物に出るか、自分のポケモンにどんな感情を抱いてるか等、そこは外さず丁寧に描いてるから僕も去年のような問題があっても現在までアニポケ見れているんだなって思いました。

今回の場合、ミロカロスへの進化で見返す展開は読めたけど、別にそれが決め手じゃなく、先程のサトシがヒンバスカッコいいじゃん(これは少し笑いましたが)とヒンバスも肯定してるのが良かったし、ナミにしてもニャースにヒンバスが向かった辺り普段から彼女が自分のポケモンを大切にしてるからこその絆であることが伺えたし、その彼女の想いを受け取るように進化したのは感動しました。去年の事とかあったりはしたけど、それでも今回のような人とポケモンの絆を外さず丁寧に描いてくれる姿勢を捨てさえしなければアニポケは安泰だと思うし、やっぱりこのアニメシリーズ好きです。

次回はゴウがメインですが、前代未聞のサトシとピカチュウが全く出ないかもしれないというか松本さんと大谷さんがそもそも出演してないという。サトシとピカチュウが出ない回は特別編でもありましたが、来週のような特別編でない回にこの2名が出ないのは驚いたしこれも一つの挑戦でしょう。なんかゴウの性格の根幹に触れるようだし、繰り返しますがかなり重要な話であると見たので楽しみにしたいと思います。

投稿: アルター | 2020年8月 4日 (火) 23時31分

コメント返信:アルターさん

記事にも書いた通り重箱の隅突き、アニポケに慣れている故に先が読めちゃうという古いファンの我儘です。
それはさておいて、ナミがひーちゃんを大切に思う心とそれに感化されるコハルの様子についてはよく描けてたと思うしそこには何の不満も無いです。
ナミとひーちゃんが一緒に頑張る姿が素敵だし、コハルが最後まで付き合うのがポケモンを知らなくても少しずつ学んで変化してきてることがうかがえるのが素晴らしかった。
キャラクターの心の動きをちゃんと描けてるアニポケはやっぱり良いなと思いますし、去年の件もそれ以前からもずっとそこは信頼しているしこれからもこの良さを失くさずに続いて行ってほしいと思います。

次回はまた挑戦的な話になるようでドキドキです。サトシとピカチュウ不在とはまた大胆な、それだけゴウのドラマに注力するということでどんなものが見られるのが楽しみです。

投稿: んがよぺ | 2020年8月 6日 (木) 19時24分

見直して気づいたのですが、そちらを呼び捨てにしてました………コメントミスとはいえすいません

投稿: アルター | 2020年8月 6日 (木) 21時11分

コメント返信:アルターさん

タイプミスは誰にでもあるのでお気になさらず。
いつもコメントありがとうございます。
返事が遅くなるこちらこそ申し訳ないです。

投稿: んがよぺ | 2020年8月 6日 (木) 21時35分

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