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2020年6月 7日 (日)

新ポケットモンスター第23話感想

22話で一旦区切って再放送が続いていたアニポケが今週より再開。
やっと続きが見られる。本当に待ち遠しかったです。

23話
「大パニック!サクラギパーク!!」
脚本:土屋理敬
コンテ:齋藤徳明
演出:中田誠
作画監督:大西雅也


-サクラギパークの日常-

サクラギパークで生活するポケモンたちにご飯を運びブラッシングなどお世話をしているゴウ。ラビフットも付き添い手伝っていて、前回わだかまりが解けたことがここにも表れてて嬉しくなる。
スキンシップは恥ずかしくて出来ないみたいだけどね。
その頃サトシはリオルの特訓中。ゴウの呼び出しがあるまでポケモンたちの世話をすっかり忘れてたみたいで、特訓に熱中しちゃうところが彼らしい。
ゲットしてパークに預けてるポケモンたちのその後はこれまでも描写されていたけど、お世話の様子が見られたことでサトシもゴウもポケモンたちを大事にしてるしポケモンたちがここで生活してるという事がよりハッキリ表れていて良かったです。

冒頭から良いものが見られたなと思ったら、ポケモンたちのご飯がいつの間にか無くなっていてポケモン同士の衝突が起き始めていた。
一体犯人は・・・って意味深に映るホシガリス。ああ、うん、そういうことね。


-ポケモンたちの社会-

お腹が空いて苛立つポケモンたちの衝突にサトシもゴウも頭を悩ませるがサクラギ博士は興味津々。
博士曰くポケモンたちにグループが出来てそこで衝突が起きたりグループに属していない子もいると分析。人工の環境でもポケモンが多く集まればそこに社会が出来ている。研究者として興味を惹かれるのも納得です。

ストライクは虫ポケモンたちのリーダー格でグループ同士の衝突になると皆を守る頼もしい存在。
スバメとオニススズメはほんの僅かのポケモンフーズを分け合う穏やかさを見せ、片や他のポケモンたちは僅かなフーズを巡って睨み合ったり。
皆お腹を空かしてイライラしてるのに余計なちょっかいを出すムウマとメグロコ、彼らはどのグループにも属さず自由奔放。
ゴルーグとその周りにいる子たちは衝突から距離を置いて静かに状況を見守っている。
同じパークの中でこれだけの違いが表れてる。皆空腹で大変な状況ではあるけどとても興味深くて見ていて楽しかったです。


-皆の力で-

ストライクが放った一撃で木に亀裂が入ったのを利用しメグロコとムウマが結託して悪だくみ。
何をするのかと思えば木を倒して自分たちがさも強いかのように見せかけて他のポケモンたちからご飯を献上させようという企み。
グループに属さない彼らなりの処世術ってわけね、これも面白かった。
でも悪だくみは失敗、ズルい事はしちゃいかんのです。

衝突が激しさを増し水辺のポケモンたちも巻き込んでさらに騒がしい事に。
静観してたゴルーグも流石に黙っていられず動き出す。パークの守り神としてしっかり事を収めてくれる・・・かと思ったら封印が外れて暴走しちゃった。
発動した”あまごい”が凄まじい威力でパーク全体を飲み込む嵐になってしまった。元は古代人の兵器だったのだからこのスケールも納得。
封印が戻って正気になったゴルーグの様子からして当人も想定してないうっかりだったようで。ラストシーンでもまた封印外れてるし、そのうっかりが巨体とのギャップもあって可愛く見えてくる。

マユルドたちが嵐に飲まれてこのままでは進化が出来ない。
この緊急事態にゴルーグがカイリューが、そして争っていたポケモンたちも一致団結してマユルドを守る。
皆が盾になることでマユルドは無事進化することが出来て、進化したドクケイルの”にほんばれ”で嵐も収まりパークには穏やかな光景が戻った。
苦しい事を皆で力を合わせて乗り越える。普遍的なメッセージだけどやっぱり良いものです。
事が収まり皆でご飯を食べてわだかまりなく和やかな雰囲気になってるのも素敵だなあ。

皆等しく苦しい思いをしてて衝突もあったけど困難の前には力を合わせる、図らずも現実の情勢へのメッセージのようにも見えてくるのが因果だなと思います。
22話で一旦放送を区切ったのはゴウとラビフットの関係に進展があって区切りが良いだけじゃなく、23話が図らずも情勢に刺さる内容になっていたことも関係してたのかなと勝手ながら想像してみたり。


-一緒に生きるということ-

そもそも騒動の発端となったご飯が無くなっていた真相はというと。
アパンとアイキャッチで意味深に映ってたホシガリス。あまりにも露骨なのでミスリードかと思ったけど素直にこの子が犯人でした。ですよねー。
ホシガリスは元々の生態として食料を自分の巣に溜め込むからパークに住んでいてもそれは同じ。当人も自分の行動がまさかこんな騒動に発展するとはつゆにも思ってなかったでしょう。それがホシガリスにとっての当たり前なんだから。

真相を知ったサトシとゴウはガックリ肩を落とすがホシガリスを責めたりしない。
ホシガリスの生態を否定するのではなく受け入れて今度から多めにご飯を用意しようと具体的な方法を考える。さらりと描かれてるけどこれ大事なこと。
違う生き物たちが同じ場所で生活するならそれぞれの違いからトラブルが起きるのは当然。それをどう解決し再発を防止するかを考える。地道で大変な事だけどサトシもゴウもそれを自然にやろうとしている、凄いな。


再開1回目から凄く印象強い話でした。
パークで生活するポケモンたちの様子がよく描けていたし、社会を形成しそれぞれのグループや個性が表れていたのが本当に面白かった。
うっかりゴルーグや企みが失敗しあっさり寝返るムウマとメグロコやカモネギのネギを狙ってヨダレを垂らすスバメとオニスズメ、その他諸々ポケモンたちのキャラと表情がとても活き活きと描かれてて皆可愛くてたまらなかった。
放送再開を待たされた分尚の事ポケモンたちが愛おしく見えました。

繰り返しになりますが本当に待ち遠しかったし、現実の情勢に刺さるようにも思えるのは前述したとおり。
再開1回目がこの23話で本当に良かったと思います。

まだまだ現実は予断を許さない状況だしこの瞬間も関係各位が大変な思いをされてることは想像に難くないですが。
まずはアニポケが再開しこうしてまた楽しむことが出来る事に感謝しかないです。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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コメント

長いこと待たされましたけど、今日まで待って良かったですね。

ゴウがゲットしたポケモンは数が多いので描写が気になるとこでしたが、個々のポケモン達が限られた尺の中で個性を見せていて面白かったです。

ゴウのポケモン全部を短いながらも印象深く見せて且つ喧嘩したとしても問題が起きた時は協力してゴルーグの封印を直したりマユルド達の進化を守ったりとイザという時に協力出来る姿を描いたのが良いと思ったし、最後のホシガリスの事もサトシ達は怒るのではなくそれも生態だと考えて対策を建て直す姿勢を見せてるのに好感が持てました。

来週は久々にロケット団が登場。アニポケDPではリゾートエリアの話は無かったはずですし、ファイトエリアやサバイバルエリアにもいつか触れてほしいですね。

投稿: アルター | 2020年6月 7日 (日) 22時26分

コメント返信:アルターさん

ゴウがゲットしたポケモンが多くなったからこそ社会が形成されたという描き方が面白い発想でした。
個々のポケモンたちも限られた尺の中で活き活きとした姿を見せてくれた演出もお見事で、最後に皆で協力する流れも素晴らしかったです。
また繰り返しになってしまいますが待ってて本当に良かったです。

間髪入れずにまた楽しそうなロケット団主役回と次回にも期待が高まります。
これまでのシリーズで訪れてない場所もいつか触れてくれると良いですね。

投稿: んがよぺ | 2020年6月 7日 (日) 23時41分

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