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2020年4月29日 (水)

ゴーカイジャー感想記:3話と4話

毎週日曜日に東映特撮YouTube Officialで海賊戦隊ゴーカイジャーの配信中。
今週分の感想です。

第3話「勇気を魔法に変えて〜マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ〜」
2011年2月27日放送
監督:渡辺勝也
脚本:荒川稔久

マーベラスとハカセの前に現れた黒いローブを纏った男。彼こそマジレンジャーのマジレッドだった小津魁。
5人兄弟の末っ子でやんちゃだった魁がすごく逞しくなってる。2話のラストでチラッと姿を見せてましたが、マジレンジャー本編と大分雰囲気変わってたので初見の時は彼だとすぐに気付きませんでした。それだけ成長したってことで感慨深いです。
マジレンジャーの大いなる力を託すにふさわしいかを試し全てのスーパー戦隊の大いなる力を集めろと宇宙最大の宝に繋がるヒントを残していく。
自分の事を語らず(名を名乗らず元マジレッドだとも言っていない)新たなスーパー戦隊を見極め力を託す、渋い。
繰り返しになるけど本当に成長したなあ。カッコいい。

マジレンジャーへゴーカイチェンジ。変身シーンや名乗りポーズが再現されてるのが嬉しい。
新しい呪文がマージフォンに届き玄田哲章さんの声で読み上げる、懐かしくて当時も興奮したなあ。
ゴーカイオーから飛び出るマジドラゴン。キーを差してダイヤルを回すとその戦隊にまつわるものが飛び出す、このギミックが凄く面白くて今後も色んなものが出てくるのが楽しかったなあ。

アバレブラック・ニンジャブラック・ゴーオンブラック、黒統一ゴーカイチェンジ。
からの、ビッグワン・ガオホワイト・ホワイトスワンの白統一チェンジのコントラストが良い。
2話の赤ばっかのように色やモチーフに統一したゴーカイチェンジは今後も見られるのでこれも楽しみの一つ。
マジレンジャーはもちろん今回もチェンジした戦士の各々の技を再現してくれたのが嬉しい。

魁が課す試練の前に怖気づくハカセと豪快に突っ込んでいくマーベラス、2人の性格の違いがよく分かるし海賊としての経験の差もうかがえます。
ハカセは計算できない事不確定な事は怖くて勇気が出せないと自覚しているけど、マーベラスに危険が迫ると瞬時に予測し助けるために崖を飛び越える大胆な行動を起こす。
誰かのために勇気を振り絞れる、魁が認めるのも納得の勇気を持っているし弱いところもあるけどハカセにもヒーローの資質があるのが分かる。
勇気というマジレンジャーのテーマとハカセの心をリンクさせた展開が良かったです。


第4話「何のための仲間」
2011年3月6日放送
監督:渡辺勝也
脚本:荒川稔久

自慢の剣でジョーを破って上機嫌の行動隊長ゾドマス。だがバリゾーグはジョーの真の実力を見抜いていて油断するなと警告。
当人は自覚ないんだろうけどジョーの事を理解しているのはバリゾーグの秘密に関わる伏線だったんだなと思う。
警告を受けたゾドマスはインサーンに自らの改造を頼みスゴーミンに一騎打ちの邪魔をさせる。勝てばいいのだと絵に描いたような小者っぷりがいっそ清々しい。
ゾドマスの改造をさらっとやり遂げてしまうのがインサーンの技術力とマッドサイエンティストぶりが表れてますね。

剣で負けたままではいられないと一人でゾドマスと決着をつけようとするジョー。
一緒に戦うべきではないかとアイムの気遣いに皆は耳をかさないが、それはジョーを思うからこその気遣いであえて距離を取ってるのだと描かれる。
ルカはジョーには剣について強い思いがあることを察しているから深入りはせずやりたいようにやらせるべきだと考えていて、ジョーの戦いに横やりが入ると雑魚の相手は皆で引き受け一緒には戦わなくても剣を預けてジョーの戦いを支える。
マーベラスは一緒に何かをするだけが仲間じゃないと言って言葉は冷たく感じるが、実際は仲間を思うからこそ直接の手助けよりもやりたいことをやり通せるようにそっと支えている。
戦いの後ジョーは感謝の言葉を添えたケーキを作って皆への思いを伝える。直接自分の口からは言わないのが良き。
これが海賊流の仲間への思いの表れ。仲間を大切にしようとか力を合わせようとか綺麗な言葉は口にしない(海賊だからね)、けど口にしなくても仲間のために行動を起こせるのが海賊戦隊なんだ。素敵。

五刀流ブルースラッシュ、5人の剣を合体させ青の戦士のキーを5本差しで必殺の一撃。
これ終盤でやるような技だよね。まだ4話でこんなに豪快な戦いを見せてくれるとは凄いな。
戦うのは一人だけど仲間が支えているというドラマを五刀流が象徴してるのも良き。


マジレンジャーのメイン監督だった渡辺さんによるセカンドパイロット。
本家のBGMが使われたり変身の再現等、自身が手掛けた戦隊を再びという事で気合入ってたんだろうなと思います。
レジェンドを扱う一方で新戦隊である海賊たちのドラマもしっかり描き、この戦隊がどういうチームなのかを見せてくれる、流石の手腕です。

最後に。
4話でジョーとアイムが買い物してた時に映ったビルに入ってるテナントの名前、全部歴代戦隊にまつわるものでニヤニヤ。
ほんの一瞬しか映らないのにわざわざ小ネタを仕込むスタッフの情熱に脱帽です。

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コメント

魁があそこまで立派になっていたのは単純に驚きましたね。マジレンジャー1話で危ない高いところまで登って風船取りに行く程勇気の意味を履き違えていた彼がここまで伸びるのかって言うかだからこそウルザードに攻撃した場面にスタート染みた物も感じまして。そしてその彼の勇気が後にまで続いてハカセの勇気に繋がるから良い物です。話に出すのは違うかもしれないけど、アニポケのゴウも今はまだ未熟な部分あるからどこまで行けるのか楽しみにしたいです。

バリゾークに関しては一人だけ声を演じているのが俳優さんだったからなんか怪しいと思っていたところシンケンジャーの話で正体が発覚したときはジョーを本気で心配しましたよ。

投稿: アルター | 2020年4月29日 (水) 20時36分

後、流石に偶然だと思うけど、ゴーカイオーのギミックって旋風神のカラクリボールに似てませんか?繰り出した後の動きこそ違うけど、コクピットでキーアイテム操作したらロボの胸から力になる物出てくるという所が。何かの雑誌でゴーカイオーがびっくり箱に例えられていた気がするけど、言われてみたらそれに近い楽しさがあるし、こういう似たようなギミックを持つロボが同じ時期に配信された作品に出るのは面白い物ありますね。

投稿: アルター | 2020年4月29日 (水) 20時57分

コメント返信:アルターさん

マジレンジャー1話では危なかっしい少年だった魁が誰かのために振り絞る勇気を見極める立場になっているのが本当に感慨深いです。

バリゾーグの正体については11・12話を見るまで自分は全然予想もしてませんでした。
改めて見ると演じてる役者さんのことも含め思いっきり伏線張られていたんですね。

旋風神とゴーカイオーのギミックが似通ってるのは面白いし同時期配信というのも奇遇ですね。
こういうリンクを探せるのも昔の作品を鑑賞する醍醐味です。

投稿: んがよぺ | 2020年5月 2日 (土) 11時28分

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