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2020年4月 5日 (日)

新ポケットモンスター第20話感想

20話
「夢へ向かってゴー!サトシとゴウ!!」
脚本:米村正二
コンテ:齋藤徳明
演出:小柴純弥
作画監督:武内啓 中矢利子
高橋優 海老沢咲希
広岡トシヒト 中野悟史 坂田愛子

-子供たちのお手本-

ナレーションから始まってさて今回はどんな話・・・ってナレーションに食い気味で謎のアラームが鳴ってビックリ。ゴウ毎朝そんなアラームで起きてたのかよ。
寝坊助のサトシとゴウを起こしにくるコハル、なんかこの光景にホッとする。3人のこの関係性に馴染んだということかな。


まだトレーナーになれない小さい子供たちがポケモンオリエンテーリングに参加、サトシとゴウは子供たちの案内役を務めることに。
子供たちの手本にならなきゃいけないのに寝坊して朝ご飯も急ごしらえ、オイオイ。
コハルじゃなくても呆れ顔になりますよこれは。でもこの後トレーナーとしてちゃんとしたところを見せてくれるから良い。
主人公、ヒーローが小さい子供たちの手本になるという話が個人的にツボなので終始楽しく見ていられました。


-サトシの夢-

ペルシアンとニャースを見つけて後を追いかけるサトシ。追いかけた先でコラッタとラッタ達と縄張りを巡ってバトルが始まりその様子を観察し興奮する。
子供たちに図鑑のデータを見せて最初はトレーナーとして易しく教えていたのにいつの間にか自分がバトルに夢中になって子供たちを放置してる、そりゃジュンサーさんに注意されるのも無理ないです。
でも注意されたことを反省し、その後WCSのバトルを申し込まれた時は子供たちの事を考えて一旦断ろうとしてて反省が早速活きているのが好感を持てます。

コガネシティのセイヤと相棒のソシニウムを相手にピカチュウと共に立ち向かう。
相性が不利で強力な一撃を食らっても諦めず戦い勝利を収める、短いながらもサトシとピカチュウのコンビネーションをしっかり見せてくれたのが良かった。
バトルが終わったら握手して互いの健闘を称える、今度はちゃんとしたお手本を子供たちに見せてくれて良かった。

バトルをすればもっとポケモンの事が分かる、WCSで勝ち進んでいつかはダンデとバトルしてその先にポケモンマスターの夢があるとサトシは語る。
真っすぐに夢を語るその姿勢が素敵だなと改めて思います。


-ゴウの夢-

はしゃぐ子供たちの姿に幼い頃にオーキド博士のキャンプに参加したことを思い出し無邪気でいいなと零すゴウ。
ゴウも子供でしょとコハルの尤もな突っ込み、からのポケモンを見つけるなり片っ端にゲットしていく、無邪気なのはどっちだよ。
サトシと同じく自分の方が楽しんじゃってるのも自分で言った事が即ブーメランになってるのも面白くてつい笑っちゃった。
でもちょっと背伸びしてカッコつけてるのが彼らしいし好きなんだけどね。

ポケモンをゲットすことでポケモンの事が分かる、全てのポケモンをゲットしいつかはミュウに辿り着くのが夢、その未来も自分の手の中だと自信たっぷりに語る。
コハルは呆れ顔だけどその自信家なところがゴウの良いところだと改めて表してるのが良かったです。

カモネギのゲットに2度失敗し3度目の正直でやっとゲット。
まるで野球のようにボールを打ち返されてしまったが3球目はスローボールで不意をついてゲット。カモネギとの攻防はテンポよく絵も楽しくて面白かったです。
失敗から学習し再挑戦してゲットに至るのが諦めないことが大事だと表してるようで良かった。


-夢は諦めず-

無事にオリエンテーリングが終わるかと思いきやロケット団の魔の手、ルギアが現れたと装ってポケモンたちを奪う。
が、まさかの本物のルギアが現れて助けてくれた。きっと偽物のバルーンの出来が気にくわなくて文句言いに来たんだよ、なんて冗談が頭を過りましたが2話で友達になったサトシとゴウを助けてくれたんだ。
と、思っていたのが実は・・・上手いこと騙されました。

いつものようにガチャで呼び出されるポケモン、今回はエアームドとクロバット、セイヤのメガニウムと合わせてジョウト縛りですね。
空を飛べる2体に攻撃が届かない。ならばとラビフットとピカチュウの連携でワザの飛距離を伸ばして見事命中。
サトシとゴウのタッグバトルが上手くいっているのが良いコンビになってきたなと感慨深い。

オリエンテーリングを終えた子供たちは自分たちもサトシとゴウにのようになりたいと憧れの眼差しを向ける。
自分の夢を語り諦めない姿勢を見せてくれたんだから憧れを抱くのも納得。
出だしは朝寝坊でカッコつかなかったけどちゃんと子供たちに大事なことを教える良いお兄ちゃんしてたのが良かった。

夢はでっかく諦めず、子供たちに向けた温かいメッセージで締め。
・・・と思ったら最後に驚きの種明かし、助けに駆け付けたルギアはミュウが化けてたものだった。
ゴウの夢がすぐ傍にあったのに気付くことなく通り過ぎて行った。
この気まぐれなミュウの悪戯は夢は届きそうで届かない、永遠に叶わないかもしれないという儚さの表れにも思えてしまう。
温かいメッセージで終わるかと思いきや厳しさも滲ませる、最後の最後に驚かされました。


サトシとゴウの夢とそれを一歩引いて見ているコハルという今作の肝を改めて見せた今回、EDクレジットを見るまでもなく米村さんの脚本だと分かりました。
コハルがゲットしたポケモンに懐かれたり最後にゴウを見つめる意味深な視線と今後に繋がりそうな描写、そういえばコハルがゴウの活動を間近で見るのはこれが初めてでは。
タッグバトルもやってロケット団の出番も外さない、ルギア再登場と思わせて最後に驚きの種明かし、本当色々詰め込んでたのが流石の手腕だしそれを飽きない絵に仕上げた齋藤さんと小柴さんもお見事でした。

ゲストの霜降り明星のお二人もありがとうございました。
アフレコ上手かったですよ。


新年度最初の放送でサトシとゴウの夢を改めて語り今後に繋がりそうな描写も仕込んだということは、ここから物語がまた動いていくんだろうなと思っていたら・・・。
公開された最新PVに仰天。え?これ絶対面白くなるやつじゃん。
まさかのコルニとの再会。キバナにソニアと剣盾キャラの登場。特訓するゴウとラビフット。リオルにメッソンと新しい仲間が増える予感。
益々新アニポケから目が離せない。これからもよろしくお願いします。

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新アニポケ」カテゴリの記事

コメント

今回はサトシとゴウの目標の振り返り及びその目標に対する(言い方は悪いかもだけど)説得力の度合いに差があったようにも思えました。今回のコメントは感想よりも今後の事と質問が多めになることを了承させてください。

まずはサトシですが無印の頃から主人公やっているので凄いのは当然ですけどバトルでメガニウムのパワーを利用してアイアンテールでのカウンターやはっぱカッターが来た時のエレキネットでの防御等見事な戦術を魅せましたし、その上で児童達に褒められた時もダンデへの更なる向上心を語る姿はやっぱり成長してるなと思います。無印の頃だったら絶対調子に乗ってただろうし。ポケモンの観察の際にもバトルに夢中になりすぎてほったらかしになってしまったのをバトルの時はしっかり断っていたのも反省と年上らしい振舞いが出来ていて感心しました。

ゴウの方はやっぱりというかなんというか・・・ミュウゲットの為にポケモンを沢山ゲットして行こうという地道な手順を踏むようになったのは少しずつ変わっているんだろうなとは思いますが、それでも相変わらずバトル無しでのゲットが引っ掛かるんですよね。しない理由についても無駄なバトルはしないからと語ってはいましたが、10話のようにジュゴン相手にボールを使いすぎてしまったりゲットしただけでポケモンを理解した気になっている等所々に目先の事に囚われたり物事を簡単に考えすぎているような甘さも伺えるんですよね。

このように比較はしましたが、別にどちらかが優れているとかそういう事ではなく前述したように経験の違いからくるものだとは思いますし、実際ゴウだって2回カモネギのゲットに失敗しても3度目はフェイントをかけてボールを投げたりと学習はしていますし伸びしろがあるという裏返しでもあるんだなと思ってます。少なくとも30種類以上ゲットしてるなら何かに気づいてもいいくらいですし。まあ僕も20代半ばにも関わらず成長が無いので偉そうな事は言ってられないですが。

とはいえそんな考え方も目的も違うけどポケモンが好きだという共通点のある二人がロケット団をコンビネーションを持って倒したり、説得力の差こそあれど夢を語る姿を観て憧れる子供がいたり等まぶしいものがあるし、やっぱり応援していきたいなと思いました。

これからの事についてですがメッソンが仲間になりそうだったりタマゴから何かが産まれる、キバナやソニアの登場、そしてコルニの再登場等楽しくなる事を伺わせる映像が。色々凄そうだな・・・・とは思ったのですが、同時に気になってる事もあって。これは分割させてもらいます。

投稿: アルター | 2020年4月 8日 (水) 00時24分

3つ程聞かせてもらいます。

まずは1つ目。アニメスタッフが原作をやってない事、理解してないのは悪い事なのか?

最後にゲームで戦うジムリーダーのキバナの早い登場に驚きはしたものの、同時に相当な人気のあるキャラという事でまたグズマの一件が過って・・・そもそもグズマの件が荒れたのはゲームでは彼がどんな事があっても絶対にポケモンにあたらないのにあたってしまったのが嫌だったという物だったらしいし・・・グズマに限らずそのキャラで有名な部分を変えるのは原作をやってないからだとか理解してないという意見もあったし(因みにリーリエがグズマの戦法に文句を言った件について彼女の態度がグズマを不当に悪く見せている、汚いだとか卑怯だとか表現してるように見えるとか言ってる人もいた)。
僕的にはそもそもポケモンはリセットしない限り何週も出来ないのでそんなにキャラを細かく観てないし観ててもグズマだったら色々あってルザミーネの為に戦うキャラという印象しかなくて・・・1個目なのに長くてすいませんが、キャラの特色たる部分を変えてしまう事についてはどう思ってますか?

2つ目。そもそもああいった炎上に落ち込むのは必ずしも製作者で怒るのはファンなのか?

前に神様は緑色ってブログ見せた事ありましたよね。他人を悪く言うような事するのも良くないけど、アニポケをこき下ろして叩いた挙句白夜行というドラマはアニポケに比べて感心するとか比較してたのが嫌な気分だったというか・・・あそこのコメント欄で落ち込んでしまったという人に対して製作者ですか?って管理人は聞いていて。ちょっと懺悔するような事書いてすいませんが、実を言うとこのブログに来る数年前に平成2期と1期比較して叩いてるブログ見かけてそこで口論になってしまったのですが、その時に東映の制作者か?って聞かれて。その後に別の人がサン&ムーンを作画崩壊とか言ってる人よろしく2期を叩くような書き込みして自分が感じてきたことに疑念も生じてしまって。反論しても話ちゃんと観てないだろと言われたし実際平成ライダーもアニポケも全話観てないからなんとも言えなくて・・・その時の名前は使ってた期間が短いとはいえ今は違う名前長く使っているのも自分ダメだなーって思う事あって。まあ今の名前の方に愛着持ってるんですけどね。やっぱりんがよぺさんの場合は心の動きをちゃんと描けてるか否かという事ですか?

3つ目。特撮の事も書きますが今後のアニポケについて。

ちょっと話を聞いたのですがキラメイジャーのレッドの俳優さんがコロナになったそうですね。かつて初代ライダーだった本郷武を演じていた藤岡弘、さんも怪我をして撮影が困難になったと聞いています。またそうでなくてもオーレンジャーも事件があって大幅に路線変更してましたし(個人的には後半も楽しめましたけどね)。それ以外にもいくつか楽しみにしていた深夜アニメが延期になってしまってね(俺ガイルとリゼロ観たかったなあ)。だからアニポケもこの先大丈夫かなと思って。ドラマなんかも撮影困難になってるそうだし・・・。

長くなってすいません。凄い事言えなくてもいいから思ってる事だけ言ってくれればいいので。もし嫌な感じに思ったのなら失礼しました。コロナの影響が大きくなり、大変ではあると思います。でもそんな時にサトシとゴウの夢への心構えを大きく表す話が来たのも何か運命を感じたんですよね。それで何か直接変わる理由にはならないけど、ポケモン達を助けに来たルギアがミュウの変身だったことも思うところありました。きまぐれな幻のポケモンだけどそれでも夢に突き進む二人の近くに現れた事に違いはないし、例え偶然でも現実における希望を観た気持ちになりました。

BWが続いていた事ががよぺさんが希望だったように僕もポケモンが来週も観れるのはやっぱり希望だと思ったし、やれることをやって行きたいです。次回はタマゴから新しくポケモンが産まれる話ですが、こういう状況だからこそ生命が誕生する回が来るのも何かを感じます。とにかくんがよぺさんも気を付けてください。

投稿: アルター | 2020年4月 8日 (水) 01時14分

急遽追記 レッドの俳優さん退院しましたね!観てないのにコメントするのもダメですが、純粋に嬉しいです。撮影も困難になってきてるとは思いますが、それでも最悪の事態を避ける事が出来たのは良かったと思います。僕もアニポケのグズマの一件等納得してない部分もありますが、なんとかやって行きたいです。

投稿: アルター | 2020年4月 9日 (木) 19時18分

コメント返信:アルターさん

反省と実践が出来るのと調子に乗らずさらなる高みを目指すのは長年の経験の賜物。旧無印から今のサトシは大きく成長してるのがよく分かりますね。

ゴウにまだまだ甘さがうかがえるのは仰る通り。伸びしろがある裏返しだというのもその通りだと思います。
どうしたってサトシとは経験の差が出てしまうので、スタッフとしてはそれをマイナスと捉えるよりこれからどう成長していくかを描きたいんだろうと思います。
コハルやラビフットとの関係がこれからどうなるかなど気になることもあるし、甘さがあるからこそこれからに期待したいです。

違いはあれど夢に向かって諦めず進む姿勢はサトシもゴウも同じ。
制作陣の意図したところでは無いと思いますが、苦しい情勢が続く今この2人の姿には勇気づけられます。


>質問の件

まず最初に、原作通り=名作でも、原作通りじゃない=悪でもないと思っています。
かつてポケットモンスター・ジ・オリジンというアニメがありましたが、あれは原作再現としては完璧でもアニメとしては面白くないなと感じました。
それ以来前述した考えが自分の中で確固たるものになっています。

今のアニポケスタッフがゲームをどれほど知ってるのか実情は分かりません。全く知らないなんてことは無いと思いますが。
しかし細部まで詳しく知っていてキャラクターに理解があったとしても原作と変わる部分が出てくるのは当然だと思います。ゲームとアニメは違う表現なんですから。
アニメという媒体でドラマを、キャラクターの心を見せるならどう描くべきか多くのスタッフが話し合って考え、その過程で原作にない台詞や行動を足したりあるいは削ったりというのは当然行われることだと思います。
ポケモンに限らず原作と違う部分があったからってスタッフは理解してないんだと一概に言えるものではないですよ。
グズマの件は何度も言いますが自分は納得のいく改変だったと思っているしスタッフには感謝しています。


制作者か?というのはその管理人の煽り、異なる意見を排除したいための言葉だと思いますよ。
炎上してたらいい気分なわけが無いし物申したくなるのは当然の心理で、そこにファンか制作者かという線引きをする意味が分かりません。


新型ウイルスの猛威がいつかアニポケにも・・・というのはあり得ない話ではないですが。
一視聴者としては困難に直面してもきっと乗り越えられると信じるのみです。
キラメイジャーの俳優さんが復活したのは久々に嬉しいニュースでした。
ヒーローは必ず立ち上がってくれる。アニポケも特撮も困難には負けないと信じてこれからも応援していきます。

投稿: んがよぺ | 2020年4月10日 (金) 19時56分

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