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2020年4月25日 (土)

ゴーカイジャー感想記:1話と2話

東映特撮YouTube Officialで海賊戦隊ゴーカイジャーの配信が始まっています。
ハリケンジャーと合わせてこちらも毎週感想を書いていこうと思います。

ハリケンジャーの記事にも書きましたが、更新が止まったり内容が簡素になる可能性はありますが。
でも出来るだけ書いておきたいな。
前置きはこれくらいで本題へ。


第1話「宇宙海賊現る」
2011年2月13日放送
監督:中澤祥次郎
脚本:荒川稔久

34の戦隊が集まったレジェンド大戦の絵が圧巻。放送当時も目を丸くしたけど改めて見ても凄いなあ。
アカレンジャーの声はご本人の誠直也さん、ドスのきいた声がカッコいいです。
このレジェンド大戦が後に公開される映画「199ヒーロー大決戦」ではオリジナルキャストが声を吹き替えたりシーンが追加されてさらに豪華になるんだから凄い。
よくこれだけの絵を撮れたなと本当にただただ感心します。

歴代の戦隊が力を結集しても追い返すのがやっとだった、それだけザンギャックが強大な帝国であることがうかがえる。
そのザンギャックが再び地球に目をつけて襲来するのは絶望的な状況。・・・のはずなんだけど、指揮をとってるワルズ・ギルが権力を笠に着てわがままを言う絵に描いたようなバカ王子だからあまり絶望的に感じない。
彼がもう少し思慮が深かったり他の誰かが指揮をとってたらゴーカイジャーが1年間戦い抜くのは無理だったんじゃないかな。
彼の存在が今作のパワーバランスをとっていたんだなと思いました。

OPナレーションでも言っているように今作の主人公は帝国に反旗を翻す宇宙海賊。
さっそく帝国の先遣隊とドンパチを始めて蹴散らすところが海賊って感じで良い。
CGでぐりぐり動くゴーカイオーがカッコいい。劇場版ではCGによるアクションがさらにパワーアップするんだよね。

地球に降りるなり宇宙最大の宝の在り方を教えろとマーベラスが市民にストレートに投げかけるが答えが返るはずもなく。アイムが丁寧な物言いで言い直しても宝の事は誰も知らないとの返事。
久しぶりに見たらここシュールな光景だなと思いました。市民にストレートに宝の事を聞くのも市民が宇宙海賊が来たのに割と冷静に答えているのも変な光景だなと。
その後カレーを食べようとした瞬間に店が吹き飛ばされるのも笑ってしまった。

帝国が再び地球侵攻を始めてもうこの星は終わりだと諦めて立ち去ろうとする海賊たち、宝を探しに来ただけでこの星の行く末は関係ないという態度だったが。
しかし子供たちが襲われてる光景を目にして気に入らないからぶっ潰すと帝国を相手に引き金を引く。
助けた子供たちと先生にお礼を言われても助けたつもりは無くカレーの恨みだと答える。
でもそれは建前だと分かる。後々彼らが帝国に大切なものを奪われたことが描かれるし初回から言葉の端端に彼らへの反抗の意思が滲み出てるので、帝国の横暴を許せないという思いが根底にあるんだと分かる。
でも正義のためとか平和のためとは言わない。だって海賊だから。
自分たちの好きなようにしてるだけ。その態度を貫くのがカッコいいんだな。


ゴーカイチェンジ!変身・名乗り・アクション、カッコいいです。
初回だからまだまだキャストの声も初々しい。特にマーベラスの小澤さんの声の迫力が今と当時では全然違う。ジュウオウジャーやスーパー戦隊最強バトルに出演時は声の迫力が段違いすぎてビックリするから。
戦闘員を蹴散らしながらサーベルとガンを交換して戦う、この武器交換がゴーカイジャーの戦い方。
ジョーとルカは二刀流でハカセとアイムは2丁拳銃、マーベラスは刀と銃を使うとそれぞれ得意な戦い方が差別化されてるのが良い。
歴代のスーパー戦隊へ変身。
ゴレンジャー・シンケンジャー・マジレンジャー、次々他の戦隊に変わるのが当時も大興奮でした。今見てもテンション上がります。

カレーを食べようとしたお店「スナックサファリ」はサンバルカンに登場した店と同じ名前。
幼稚園児が襲われるのはゴレンジャー1話のオマージュ。
歴代戦隊のネタをちょいちょい拾ってくれるのが今作の見どころで小ネタ探しも楽しみの一つ。
ゴーカイジャーが35番目のスーパー戦隊だと発言した保育士さん。ゴレンジャーが最初のスーパー戦隊だと知ってたり、メタ発言なんだけど何でそんなにスーパー戦隊に詳しいんだと放送当時から突っ込まれていたっけ。


第2話「この星の価値」
2011年2月20日放送
監督:中澤祥次郎
脚本:荒川稔久

ナビィの占いで黒服の人を探せと出たので再び街に出る海賊たち。
占いをヒントに宝を探すのが今作のフォーマット。面白い試みだあくまで海賊たちの願いは宝を見つけることだという体を崩さないのが良い。

黒い制服を着た少年が宝の事を知ってると近づいてくるが彼の狙いはレンジャーキーを奪って自分が帝国と戦う事だった。
油断してシンケンレッドのキーを奪われたマーベラスはさぞお怒り・・・かと思えばジョーとルカ曰く自分に近いものを感じて気に入ったんだそうな。
ハカセとアイムがオロオロしてるのにジョーとルカは落ち着いている、ここで5人の関係性が表れてるのが良い。
後々この5人がどう出会ってどれだけの付き合いがあるのか描かれるけどこの時点で関係をうかがわせる描写をしていたのが丁寧だなと思いました。

少年はレジェンド大戦で祖父を失い2度とそんな悲しい思いをしたくないから帝国と戦うと強い思いを抱いていた。それはマーベラスにも覚えがある気持ちで大事なものを自分に託して戦火の中に消えたアカレッドの事を思い浮かべる。
マーベラスが少年に惹かれたのは根底に同じ気持ちがあるからなんだろうし、地球を守るつもりは無いと態度は示していても本当は帝国を倒したい思いはあるんだとうかがえる。

少年を止めるのではなくあえて戦わせお前には無理だと厳しい現実を突きつけるマーベラス。
お前に出来る方法で地球を守れどうすればいいかは自分で考えろと言葉が続き、厳しいけど少年の思いに真摯に向き合ってる。
この星に守る価値はあるのかとマーベラスの問いに少年は海賊なら自分で見つけろと返す。
宝探しだけじゃなくこの星の価値も探していく、それもゴーカイジャーの物語であり少年との出会いがその始まり。
改めて見てもマーベラスと少年のドラマは見応えありました。

今回もレジェンド戦隊へゴーカイチェンジ。
デカレンジャーになってミサイルを打ち落としハリケンジャー&ゴウライジャーになって影の舞で敵を斬る。戦隊の特色を生かした戦い方が見られて嬉しい。
さらには5人全員がレッドになるという今作じゃないと見られない豪華な絵に大興奮。
赤ばっかという敵のツッコミにはつい笑っちゃう。

前回は宇宙で戦ったゴーカイオー。今回は合体前の各マシンの活躍を見せてから海賊合体、そしてサーベルを使ったアクションで敵を斬りトドメは大砲による砲撃、見応え十分。
背中のダイヤルを回すと胸が開いて大砲が飛び出すというギミックが面白い。

黒服の人とは何だったのか、ナビィの占いは外れたのかと思いきや。
海賊のことを見ている黒いローブを纏った男が一人、勇気を魔法に変えて戦った赤の魔法使いの姿をチラッと見せて次回へ続く。
この引きはズルいわ。否応にも次回が気になるじゃないか。


リアルタイム以来に視聴したゴーカイジャー、やっぱり面白すぎる。
再視聴して思ったのはバランスが良いなということ。
歴代戦隊が登場するという豪華さを演出しながらも今作の主役である海賊たちを丁寧に描いていることに好感が持てました。
海賊たちの戦い方や流儀や人物像を見せて彼らの魅力を確立させている。今後もレジェンドの力を使うしゲストも多数登場する事になるけど先人たちに負けない海賊戦隊の魅力を見せているからこそ今作は面白いんだなと思いました。
レジェンドの力を使うからってかしこまったりしない(後にそういうキャラクターが出てきますが)俺たちは俺たちのやりたいようにやるという海賊の流儀が気持ちいいし、少年との交流が彼らが地球に留まるもう一つのきっかけになるドラマも良いし、本当に良く出来てるなあと感心。

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