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2020年4月 3日 (金)

新ポケットモンスター第19話感想

今週は更新遅いうえに中身も少ないです。ごめんなさい。

19話
「ワタシはメタモン!」
脚本:宮田由佳
コンテ:尼野浩正
演出:村田尚樹
作画監督:高木麻穂 酒井裕未 鈴木敦 野村美妃 新岡浩美


-すれ違いは続く-

映画の撮影所を訪れたサトシとゴウ、サクラギ博士の紹介で見学させてもらえたようで。
12話でWCS決勝戦のチケットを用意してた時も思ったけど色んな所に顔がきくんだろうなと。
見学中に出演しているメタモンが逃げ出してしまい、マネージャーと一緒にメタモンを探し始める。困ってる人やポケモンがいたら助ける、自然にそういう行動が出来るのが素敵です。

やっぱり気になるラビフットの様子。ロケット団に遭遇した時はピカチュウとメタモンを助けるために動いてはいるけどゴウの指示には従っていない。
目的は同じだけど息は合って無い、ゴウたちと一緒にいるのが好きだけど素直に好意を表に出したくない、ゴウの指示に従わないのはそうやって感情を抑えてる表れなのかなと。
何となくそんな感じがして、それはやっぱり17話のすれ違いが尾を引いてるんだろうなと思いました。


-何度でも挑戦-

逃げ出したメタモンが出会ったのはロケット団。
変身能力がロケット団の活動に役立つと喜んだのも束の間、スランプになったメタモンの変身は尽く失敗。
失敗して目だけメタモンのままというのは初代アニポケから受け継がれてる表現、それに加え今回は体形まで無茶苦茶という表現もあってガッカリ感の演出がよく出来てました。

落ち込むメタモンを鼓舞するムサシ、撮影所に押しかけた事といい女優魂に火がつくとめんどく・・・ゲフンゲフン頼もしいです。
とにかく場数を踏むこと。ムサシが提案した作戦はマジックに見せかけてポケモンを奪う悪巧みでメタモンの変身を利用するというもの。
方法は間違ってるけど場数を踏むべきという考えは正しい。何事も挑戦あるのみだし失敗してもまた次だとメタモンを励ませるのは苦労人である彼らだからこそ言えることだなと。

マジック作戦は失敗したが励まされて緊張がほぐれたメタモンは変身を成功させることが出来た。
緊張が原因だと気付いたことでそれを取り除く方法をみんなで考える。
ムサシは自分は緊張なんかしないと。うん彼女らしい。
コジロウは足の臭いを嗅ぐと。当人は至って真面目に答えただけなんだけどつい笑っちゃったよ。
考えた末に頬を叩いて気合を入れる方法を思いつきひたすら練習を繰り返す、そしてついに変身を安定させることが出来た。
失敗と挑戦の繰り返し、出来るまで何度でも励ましてくれる、メタモンにとってこれほど心強いことは無かっただろうし変身が成功したのも納得。


-住む世界は違っても-

今度こそマジックを装ったすり替え作戦でピカチュウを奪おうと企むロケット団。
メタモンの変身が成功し上手くいくかと思いきやサトシの目は誤魔化せず偽物だとバレる。流石長年のパートナー。2人の絆は伊達じゃない。

マネージャーの言葉でメタモンには将来があると知ったロケット団はメタモンを返すために大芝居をうつことに。
メタモンを人質に身代金を要求する典型的な悪党を演じサトシとピカチュウにいつものように吹っ飛ばされることでメタモンと別れる。
いつものお約束をロケット団の心遣いを表す演出としてしているのが面白い。
メタモンが首になったと思っていたから悪の道に引き込もうとしてたけど、将来があると知ったらきっぱり縁を切る、メタモンがどこにいるべきか考えてくれているのが素敵。

撮影所に戻ったメタモンはロケット団に教えてもらった方法で緊張をほぐし監督の要求する芝居を見事演じきってみせた。
ロケット団がメタモンの活躍を見ることはないけど教えてもらった大事な心構えはメタモンの中に残っている、素敵じゃないですか。

ロケット団がやろうとしたすり替え作戦が全て失敗だったのは結果としてメタモンの救いになったんだと思う。
失敗があったから緊張をほぐす方法に辿り着けたしもし悪事を成功させてしまってたらそれに加担したメタモンは晴れの舞台には戻ってこれなかっただろうから。
悪い企みは失敗してメタモンを返すための芝居だけは成功する、悪いことが出来ないメタモンはロケット団とは住む世界は違うんだと明確な線引きがされていたんだと思いました。
でもロケット団がメタモンの心を救ったのも事実。悪の世界にいるけどいろんな苦労を経験してる彼らだから救える心もあるんだ。

ロケット団だから出来たポケモンとの心の交流、よいものを見させてもらいました。

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コメント

中身・・・少ないですかね?いつもと大して変わらないように思えるけど。確かに遅かったけど、更新があったのは良かったです。新シリーズに入って最初のロケット団主役回楽しかったですね。

前のサン&ムーン123話とほぼ同じような事書きますが、組織に逆らってまでヌイコグマを送るの拒んだ時もそうだけど、なんでこいつら悪役やっているんだろう・・・って思います。メタモンが自分達の元にやってきて一時ははしゃぎまくりますが、そんな中でメタモンが将来ある役者であるのを知った途端に葛藤が生じ、考え抜いた結果自分達のような悪役と舞台で輝くべきメタモンは一緒にいるべきでは無いと考え、その上で悪役に徹するために態々身代金まで用意させて・・・でもやっぱり矛盾してるように見えて千回記念の回よろしく正義の悪貫いているのが面白い。

正直DPまでのアニポケで毎回出てくるのは不満があったと言えど彼らの悪人と思えない人の好さは認めていたし、それ故BWで毎回出てこなくなったのは評価出来ても彼らの特色たる憎めなさが無かったのはいただけなかったんですよね。ある意味BWで変な方向に行ってしまってその時の不評を経てXYにて本格的に元の憎めない奴らに戻ったからこそサン&ムーンの正義の悪という言葉に説得力があるのかも。サン&ムーンのロケット団は可愛くない、声以外変わってしまったとか言ってる人いるけどどこが変わってるのか聞いてみたいです。

サトシとのやり取りにしてもサトシが察し悪いなと思いつつこれも彼らの悪役としての立場考えると、劇場版とかみたく共闘することはあれど完全に判り合えない関係性なのかと思えば微妙に悲しくも納得の出来る範疇です(アーボックとマタドガスの一件なんかサトシ達は観てないし)。

しかしながらロケット団もほんの少し一緒にいただけのメタモンの将来を想って動ける辺り友情は過ごした時間とは関係ないって事でしょうね。特にムサシはカッコよかった。将来が掛かってる役者・・・例の現実での一件が大変なだけにそこは重く感じました。現実は大変だけど、ポケモンも特撮もその他のアニメも負けずに頑張ってほしいと思いましたね。今後のロケット団の活躍にも期待です。このラブリーチャーミーな姿勢は最初期から前作のサン&ムーン、新無印でも健在だったし、これさえ守れていればBWのような事にはならないでしょう。

何度もコメントミスをしてしまっているため消してもらってすいませんが、言いたい事をもう少しわかりやすくしました。

投稿: アルター | 2020年4月 4日 (土) 00時34分

コメント返信:アルターさん

遅くなって申し訳ありません。どうも今週は筆が走らなくて。
話がつまらなかったわけじゃないですよ、言うまでもないことですが。


BWの悪に徹したロケット団も個人的には好きだったんですけどね。
彼らも本気出せば強いし怖いところもあるんだと違う面を見られたのは良かったと思ってます。
それがあったから翻って愛と正義の悪を貫く彼らの一番の魅力が今も生きているんだと思いますしBWを経た事は決して無駄じゃなかったと考えています。
今回その魅力をしっかり見せてくれたスタッフなら今後も大丈夫だろうと信頼できます。

長い付き合いのサトシがロケット団の狙いに気付かないのは、彼自身の鈍さもありますけどやっぱりヒーローと悪役が馴れあっちゃいかんという作劇上の都合ですね。
でもヒーローも悪役もどちらもいてくれなくちゃお話が出来ないので、これからも良いライバルであり続けてほしいです。

投稿: んがよぺ | 2020年4月 4日 (土) 17時39分

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