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2020年3月 8日 (日)

ニチアサ感想・2020/03/08

ヒーリングっど♥プリキュア 6話
仮面ライダーゼロワン 第26話

そして今週から始まったスーパー戦隊シリーズ最新作
魔進戦隊キラメイジャーの第1話の感想を。

 

ヒーリングっど♥プリキュア
6話「ママはどこラテ?おるすばん大脱走!」

のどかの家を訪れる ちゆと ひなた。友達が遊びに来て のどかはもちろんだが両親も嬉しそう。
会話の中で のどかの父が建築デザイナーで母はすこやか市出身であることが分かり、のどかがこの街にやって来た背景も見えてくるのが上手いなと感心。
これがきっかけで のどかの母は仕事を再開することを決めて、さらにそれがラテの寂しさを浮き彫りにすることに繋がっていくと。本当構成が良く出来てる。

のどかの母が運送ドライバーの仕事を再開。朝一緒に家を出ることが出来て のどかは嬉しいと言い、何気ない親子の時間がとても尊いものだと描かれてるのが素敵。
その一方でラテは静まり返った家で寂しい思いを抱く。母・テアティーヌと別れたラテの寂しさと のどかの母がラテの心の拠り所なんだと顕わになる。
その思いを知った のどかは病弱だった自分も母の存在が救いだったとかつての自分の心をラテに重ねる。
母の優しさが自分を助けてくれたから今度は自分が助けたい。ビョーゲンズの出現を察知し母を助けるため のどかは走る。
ラテの心を描きさらに のどかを奮い立たせる根幹となる思いも描く。
キャラクターの行動が連鎖し自然と心が見えてくる、繰り返しになるけど本当構成が良いです。

のどかの母は ちゆと ひなたに娘が病弱だったことを明かし良い友達が出来て嬉しいと思いを伝える。
時同じくしてテアティーヌもラテたちが良い人間に出会えたことを察して安堵している。
最後まで親が子を思う心が描かれてて温かいです。

 

今回出動したダルイゼンはいちご農園を襲い、育てたいちごを我が子と思うおじさんの心を馬鹿にした。
ビョーゲンズが非道な存在である表れであると同時に今回描かれた親子の思いあう心への否定でもある、しっかり悪役してますわ。
ダルイゼンと対峙し彼の言葉を聞いて怒りを覚えたキュアグレース。
OPで意味深なカットがあるし、ここから本格的にライバル関係となっていくのかな。

 

仮面ライダーゼロワン
26話「ワレら炎の消防隊」

しばしの間を空けてお仕事勝負再開。今度は消防士対決。
命を救う仕事。30分前の世界は一応お医者さんだし30分後の世界には消防車いるし、また微妙にネタが被ってるのが不思議。

次の勝負でケリをつけたい天津は万が一の時はヒューマギアを暴走させろと刃に指示して暴走の様子をテレビに中継させて危険性を誇張、もうなりふり構わずですか。
生け花対決の時は不正は許さない態度を見せていたのに。裁判対決で負けてヒューマギアに負ける可能性がチラついたことがよほど怖いのだろうか。
挑発的な態度の裏に実は焦りやヒューマギアへのコンプレックスを抱えてたりして。

消防訓練で競っていたが正体不明のレイダーの乱入で本当に火災が発生し現場は騒然。
エイムズの隊員も参加してたので元同僚を助けようと刃も必死だが天津は関わるなと冷たい言葉を。
暴走の件といい天津の指示には従うしかないのが哀しい。天津に逆らえない理由いつか明かされるんだろうか。

 

勝負どころじゃなくZAIA代表の消防士・穂村が必死に救助にあたるが、飛電代表の119之助は助かる見込みのないと判断した人を置き去りにしようとした。
合理的に判断した結果なんだけど諦めずに人を救うのが消防士の心、119之助にその心が無かったことに穂村は怒る。
その叱咤は119之助に響いたようで。これまでのお仕事勝負では対決相手の人間の悪意が伝染することがあったけど今回は正しい心を教えてもらった。
悪意のある人間ばかりじゃない、ちゃんと覚えておけと叱咤出来るのは穂村が119之助を一消防士として認めてる表われであると思います。

119之助を助けた或人は命への理解が足りなかったと彼を叱咤し、またそれは自分も同じだったと共に反省する。
穂村から大事なことを教わった、仕事を通して或人もヒューマギアも学ぶ、社長も社員も一緒に成長するのを描いてるのが良いです。

 

魔進戦隊キラメイジャー
1話「魔進誕生!」

巨大生物に破壊される街、逃げ惑う人々。出動する戦士たちとまだ現れない5人目を探す亡国の姫。
最初からクライマックスな展開。一応マブシーナが諸々の事情を説明はしてくれるけど最小限に留めて、5人目且つ今作の主人公である熱田充瑠との出会いと彼が戦士になる過程、そして特撮とアクションをたっぷり見せることに尺を割く。劇場公開されたエピソードZEROのおかげで描きたい事に注力出来てると感じる。
襲来する侵略者と対抗するための組織が既に動いているという構成、スーパー戦隊の王道の流れもあってエピソードZEROを見てなくても最小限の説明でも十分状況を把握できるようになってるのも良し。
エピソードZEROを見てない人が置いてきぼりだったらどうしようかと思ったけど杞憂でした。

 

充瑠は絵を描くことに夢中になれる少年。
ヨドン軍の襲来で皆避難してるのに一人だけ反応が遅れたりキラメイジャーの戦う姿に感動し危ないのに戦いの様子を絵に収めたり。
一度スイッチが入ると周りが見えず自分の世界にのめり込むもの凄いエネルギーがあることが十分に描かれていました。
絵を描き上げて歓喜の声をあげた瞬間に背後で大爆発、絵のインパクトが凄い。
山口監督ならどこかで爆破演出やるだろうと思ったけどここですか。最高です。

 

4人のキラメイジャーのアクション。それぞれの特技が表れてるのも良いしスケッチを続ける充瑠への反応もそれぞれの個性がうかがえて良し。
変身している4人はそれぞれの特技で活躍する有名人たち。時雨は俳優、小夜は医者、瀬奈は陸上選手、為朝はeスポーツ。
皆有名人だと充瑠は目を輝かせるが為朝の事だけは知らなかった。後ほど魔進をイメージする時為朝だけ人物像とかけ離れてるのは充瑠が知らなかったというのが関係してるように思いました。

 

既に名を馳せてる4人に比べて自分は大したことないと、自分が5人目なわけがないとキラメイジャーになることを諦めようとする充瑠。
しかし絵に夢中になるその想像力こそがヨドン軍に立ち向かうための最後のピース。
武器を合体させることもキラメイストーンを魔進に変形させることも他の4人には思いつかなかった充瑠の才能。
想像して絵を描けるのはクリスタリアではオラディン王だけだったというマブシーナの言葉、充瑠に自信を持たせる称賛の言葉でもあり地球人とは違う価値観・考え方を持つことをうかがわせて良い。
褒められて自分にもキラキラがあるんだと知った充瑠、自分は大したこと無いと思ってることが誰かにとっては凄い事であり力になるんだと描いているのが素敵。
それと王だけが絵を描けたというのは後々の伏線になりそう。元王族でヨドン軍へ寝返ったガルザが魔進が生まれた事に疑問を抱いたことも引っかかる。

 

自分の想像力が形になったことで自信を得た充瑠は意を決して変身する。
ひらめきスパークリング・キラメイレッド。魔進ファイヤの後押しからの変わりたいという充瑠の叫びもあって変身したその姿がとても輝かしく見えます。
自信を持てば力になるし変わることが出来るというメッセージだと思うし、5人目のキラメイジャーの誕生に心熱くなりました。

充瑠の想像力で他のキラメイストーンも魔進へ姿を変えて巨大邪面獣に共に立ち向かう。
力の入ったミニチュア特撮に魔進たちの活躍を目いっぱい見せてくれて大満足。
5人と5体が揃って強大な敵を倒す。力を合わせてこそスーパー戦隊、良きかな。

 

テレビシリーズでは久しぶりになる塚田Pと荒川脚本の座組、さすがの手腕で安定した1話でした。
自分を信じること、そのキラメキが力になると充瑠を通して見せてくれましたが、そのキラメキを1年を通してどう描いていくのか楽しみです。
新しいスーパー戦隊の物語、これから1年間よろしくお願いします。

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