« 感想:ウルトラマン クロニクル ZERO&GEED第5話 | トップページ | ニチアサ感想・2020/02/09 »

2020年2月10日 (月)

新ポケットモンスター第12話感想

12話
「ダイマックスバトル! 最強王者ダンデ!!」
脚本:米村正二
コンテ:浅田裕二
演出:浅田裕二
作画監督:岩根雅明 志村泉

 

-観戦世界大会-

世界最強のポケモントレーナーを決めるワールドチャンピオンシップスの決勝戦を見るため再びのガラル地方遠征。
チケットを渡されたサトシは何これ?とピンと来ない様子。知らないのだから仕方ないとはいえ、世界大会の決勝戦のチケットなんてもの凄く貴重なものを受け取ってそんな反応出来るのがサトシらしいというか。
勉強のためにとサトシとゴウにチケットをくれたサクラギ博士だけど、これ手に入れるの大変だったんじゃないだろうか。そうだとすれば2人のためにそんな苦労を惜しまない博士の心遣いが素敵。
ロケット団もサカキの命を受けて会場入り。こっちは悪の組織らしく裏で汚い手を使って潜り込ませたのかも。
サラッと世界大会決勝という大舞台で話が進んでいるけど、ここに来るまでに色々あったんだろうなと想像してみるのも面白い。

 

-謎のポケモン-

ガラル地方上空で異常発生。雲の中に何かがいて飛行機の窓越しにサトシとピカチュウはその存在を感じ取る。
チラッと見えたその姿にまさかとは思ったけど早くもムゲンダイナと接触、このタイミングで姿を見せるとは全く予想してなかったので驚きました。
構成の米村さん脚本でムゲンダイナまで出てきたとなると、今作の縦軸がいよいよ動き出すということかな。

原作では危険な存在だったムゲンダイナだけど、サトシとピカチュウは未知のポケモンに心躍らせそれに引っ張られてゴウとヒバニーもワクワクしている。
恐れるより興味を抱くのが彼ららしくて頼もしいし、であれば原作ゲームとは違うムゲンダイナとの向き合い方を見せてくれることを期待したいです。

 

-ワタルとダンデ-

世界大会の決勝で戦うのはワタルとダンデ。
カントーとガラル、初代と最新シリーズのキャラがぶつかるというビックマッチが見られて感無量です。
歴代シリーズのキャラがいずれ出てくるとは思ってたけどその一番手がワタルだったこと、ソード・シールドの原作キャラの最初の登場がダンデということも驚きです。

選手入場時のプロフィールでワタルがポケモンGメンでもあると紹介されててニヤリ。
彼がポケモンGメンとして活躍したのはAGが最後で登場もそれ以来、赤いギャラドスが彼の元で引き続き活躍してることも合わせて感慨深いものがあります。サトシのリアクションもかつてのことを覚えてることをうかがわせるもので良かったです。

ダンデは自分の強さと勝利に絶対の自信を持っているところが原作と同じ。
小野さんの声もハマってるし最強のトレーナーという風格が表れてて良かったです。

 

-ダイマックスバトル-

ワタルとダンデのバトルは一進一退の攻防の末ダイマックスで決着をつけることに。
みるみる巨大化していくギャラドスとリザードン。その大きさも放つ技も迫力がさっきまでとは段違い。
ゲームでもダイマックスバトルはその迫力に圧倒されたけどアニメでもそこをしっかり演出してくれたのが嬉しいです。

サトシとゴウがダイマックスをバトルに使うことに驚く描写があったのが丁寧でした。5話で自然現象としてダイマックスの驚異を目の当たりにしてるからそれをバトルに活かすガラル地方の文化に驚くのも当然のこと、さり気ないけど良い描写です。
あとはバトルの余波が観客に届かないようにシールドが張られていたこと。これもさり気なく良い演出で、ガラル特有のバトルの文化がうかがえる描写でした。

勝利を掴み世界チャンピオンとなったのはダンデ。
まあそうなるだろうとは思いましたが。
それよりもワタルがガラルで修行したことがあって衣装もガラル譲りだというのが初耳でビックリ。
ムゲンダイナとの邂逅といいサラッととんでもないことしてくれるんだから。

 

-まさかの大惨事-

巨大ポケモンを手に入れる任務があるロケット団は偶々見つけたカジリガメのゲットを狙う。
今回のガチャポケモンはマダツボミ。またハズレ・・・いやカジリガメ相手なら相性有利だし実際”パワーウィップ”が強かった。濃い作画で動き回るマダツボミ、まさかこんな絵を見られるとは意外な収穫。

が、マダツボミの活躍は予想外の展開を招く。
マダツボミの一撃が赤い粒子を掘り起してしまいそれを浴びたカジリガメがキョダイマックスしてスタジアムを襲撃、そのまま次回へ続く。
ハズレだと思ったポケモンが活躍し大惨事の引き金になるってまさかの展開でびっくりだわ。

ポケモンの解説をちゃんとしてくれないロケット団のロトムスマホ、カジリガメが暴れ出してから凶暴な性格だと後出しで言うんだからいい加減だ。サトシとゴウのロトムスマホが全然違うようにこっちも性格はそれぞれってことなのね。

 

世界チャンピオンのバトルを観戦するという一大イベントから怪獣襲撃的な別のスペクタクルに展開する力技と詰込みが米村さんらしい話でした。

|

« 感想:ウルトラマン クロニクル ZERO&GEED第5話 | トップページ | ニチアサ感想・2020/02/09 »

新アニポケ」カテゴリの記事

コメント

ダイマックスバトル、熱かったですね。

まずこんな早いタイミングでムゲンダイナが出てきたのが驚きましたよ。おっかない見た目のポケモンではありますが、仰るようにサトシの未知への好奇心はらしいと思ったし、恐らくシリーズの終盤でサトシやゴウが原作の主人公とホップのようにザシアン、ザマゼンタと共に対峙する事になると考えていますが実際どうなるのやら。サトシは前作でUBと心通わせた経験があるし、出来ればそれも活かして欲しいです。

ワタルの再登場と同時にかつてロケット団に暴走させられていた赤いギャラドスが。あのギャラドスも原作のムゲンダイナのように大変な事になってましたが、紆余曲折あってワタルにゲットされ、ワタルも例え暴走されてたとしてもそれでもギャラドスを友達だと言ってくれた事に優しさを感じたのを覚えています。ムゲンダイナもそんな感じにサトシに救われて欲しいですね。

ダンデはククイ博士よろしく原作のようにエンターテイメントを大事にしてるのが伺えて良かったですね。片方が負ける事を観客はある意味望んでいるというのは原作でもそうでしたが、それを聞いてはっとさせられました。なんだかんだ誰かに勝ってほしいということは、言い換えるとそういう事にもなるんですよね。ですがダンデはそれ以上にバトルをとにかく楽しみ抜く事を第一に考えているのも良かったしこの辺はまだまだわかってないところあるけど、沢山の人々から慕われるに相応しいチャンピオンだと思いました。ちょっとすいませんがダンデのイメージがゲームと概ね変わらないのは良かったのですが、前にんがよぺさんやスノードロップさんから色々言われてなおもグズマの一件で思い詰めてしまってるところあるんですよね……まあ変に理解しようと奮起になりすぎるあまり楽しむ事を忘れてしまうのも良くないんですよね。少しずつなんとかしていきたいです。

バトルはチャンピオン同士でやってるだけあって迫力ありましたね。どちらもポケモンの特徴や相性を駆使したバトルをしてたし、浅田さんの演出や岩根さんの作画がそれを底上げしてるから迫力が半端ない。

バトルは激化してダイマックスに。こういう戦いの中でお互いが巨大化というのには戦隊物がイメージにあったのですが、それに近い迫力がありました。ダイマックス技も凄かったし、キョダイゴクエンも言葉にするのは難しいけど、相手に常時ダメージを与えるのを技で出現した火の鳥がぶつかりまくるという解釈が面白かったです。

バトルはダンデが勝利し二人のチャンピオンはお互いを認め合う。ポケモンバトルの醍醐味ですね。

最後にロケット団が見つけたカジリガメをゲットしようとかなり強いマダツボミ(カントーリーグに出てきた奴思い出しました)で追い詰めたところまさかのキョダイマックス。ロケット団の行動でとんでもない事起こるのもアニポケお馴染みの場面ですね。

次回はサトシがダンデとバトルしますが、ボールに入るの嫌なピカチュウがどうやってダイマックスするのか気になります。

投稿: アルター | 2020年2月10日 (月) 12時54分

コメント返信:アルターさん


前作ではネクロズマを救う展開がありましたから今作も戦うよりはムゲンダイナに寄り添う方がアニポケらしいとは思いますが。しかし2作続けて同じことをするよりも原作通り戦う展開でもよいのかもと思い、どっちも見てみたい気持ちがあってジレンマです。

ダンデは勝負事の残酷さを知ったうえで楽しむことを貫いてるのが原作通りの台詞に表れていましたね。
その強い志がチャンピオンたる理由なんだと納得の貫禄を見せてくれて良かったです。

岩根さん浅田さんの黄金コンビによるダイマックスバトルの演出は流石の出来で満足です。
戦いの中で巨大化するのは特撮作品好きとしても嬉しい演出で楽しめました。

今回はダンデの事よりもワタルの事(衣装がガラル発祥というアニメ独自設定)で文句を言う人がいたらしくて。
アニメはアニメの解釈があって良いものだと思うので自分は全然気にしてませんが、そうやって騒いでる人とは何を話しても分かり合えないだろうし、だったら一々関わらなければいいと諦めています。
グズマの件もそんなものですよ。文句を言う人はどうしたって出てくるんだから関わらないに越したことはないです。

投稿: んがよぺ | 2020年2月12日 (水) 21時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 感想:ウルトラマン クロニクル ZERO&GEED第5話 | トップページ | ニチアサ感想・2020/02/09 »