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2020年1月26日 (日)

スター☆トゥインクルプリキュア最終回感想

プリキュアシリーズ16作目「スター☆トゥインクルプリキュア」が本日最終回を迎えました。
以下最終回の感想と今作の統括になります。


49話「宇宙に描こう!ワタシだけのイマジネーション☆」

ロケット打ち上げのニュースが流れ世間が祝賀ムードの中、仲間との別れで寂しい思いを抱く ひかる。
また皆に会いたいと願っていたら・・・あっさりフワが力を取り戻してワープしてきた。
ああ、うん・・・最終回でも変身と戦闘と、そして恒例となってる次のプリキュアとの顔合わせのノルマがあるからそうなるよね。
悠木碧ちゃんやっぱり上手い。キュアグレースの声が既に貫禄あって新ヒーローというよりレジェンドヒーローみたいなんですが。
戦う相手はノットレイのマスクを被った ひかるの父。ガルオウガがマスクをうっかり地球にワープさせちゃったというきっかけも ひかるの父がマスクを躊躇いなく被ったのもギャグじゃん。
やるべきことは前回でやったから最後はゆる~く締めるんだなと、あっさりフワが元に戻ってララたちと再会するのもそんなものかとサラッとした気持ちで見ていました。

Aパート終了直前、冒頭のニュースの場面に戻りロケットに乗るのは大人になった ひかるでさっきまでのは彼女が見た夢だったと種明かし。
えれなは通訳としてロケット打ち上げのニュースを世界に伝え、まどかはプロジェクトの責任者として ひかるを宇宙へ送り出す。
遠い宇宙ではユニや元ノットレイダーの面々が星を再建しララは皆との思い出が詰まったロケットで調査員として宇宙を飛び回っていた。
あっさり力が戻って・・・というのはフェイクで、特別な力に頼らず自分たちの意思と力で願いを叶えるために皆それぞれの道を進み続けていたんだと。
種明かしされるまでは正直こんなものかと舐めて見ていました、ごめんなさい。

ひかるは再び宇宙へ。時を同じくしてフワが力を取り戻し ひかるの元にフワの声が届く。
フワと出会って始まった物語がフワと再会することで終わる・・・と思わせておいて再会の瞬間はハッキリ見せずに終幕。
再会できたのかどうか。最後に視聴者のイマジネーションに委ねる演出、良いですね。
自分の意思と願いを、想像力を失くさず自分の力で再び宇宙を目指す姿を見せてくれたのが素敵。
良い最終回でした。




<スター☆トゥインクルプリキュアを振り返って>
宇宙を舞台にして多様性をうたった作品。関係者のインタビューでも多様性という言葉をよく目にしました。
レギュラーに宇宙人がいて追加戦士も宇宙人、冒険するのは地球とは違う文化や風習を持つ星々、色んな人がいて色んな考えを持っているんだと知っていく。
今のご時勢に多様性を意識しこういう物語を1年かけて描けたのは良かったと思います。
登場するキャラクターも舞台になる星々も魅力的だった。次はどんな場所でどんな人に会えるんだろうという好奇心を持つことが出来る作品にはなってたと思います。

でも満足してるかというと、いやいや多様性を描くならもっと踏み込んで欲しかったという惜しむ気持ちの方が大きいです。
ララが学校に通うようになって戸惑ったり(13話)、えれなが良かれと思ったことがサボローを傷つけてしまったり(34話)、風習や考えの違いによるすれ違いや戸惑いを見せた話がありましたがそういうのがもっと欲しかった。
すれ違いやギャップを乗り越えてこそ自分の事も相手の事も分かり互いを認めあえる、それこそ本当の多様性じゃないだろうか。
何より主役である ひかるにこそすれ違いや戸惑いに直面しそれを乗り越えて欲しかった。宇宙を冒険して他者を知り想像する力を身に着けていく、そうであればカッパードに手を差し伸べるに至った「もっと知りたい」という彼女の思いと言葉にさらに説得力が増したでしょう。
イマジネーションが元はスタープリンセスの力だという真実に対しても、ギャップを乗り越える話を積極的に描けていたら、相手を知って想う想像力を自分たちはこうして身に着けてきたんだと強い説得力を持って反論できたんじゃないかな。
多様性を描こうという方針に対しキャラクターや舞台設定は良いものが整っていたのに、1年を通した印象としては全体の構成も各話の踏み込みも甘かったと思いました。

クラスメイトの桜子やカルノリが良いキャラしてたなあ。もっと出番欲しかった。
40話でララの秘密とプリキュアの秘密を同時にバラしちゃったのは詰め込み過ぎ。別々の話として描けなかったのかなあ。
快盗にアイドルにプリキュア、ユニが持つ複数の顔をもっと活かせなかったのか。仲間になってから変幻自在の彼女の魅力が大人しくなっちゃった気がします。
ノットレイダーの面々の過去はもっと早く見せて時間をかけて掘り下げほしかった・・・等々。
良いものがあったのにもっと上手く活かせたんだんじゃないか。多様性の描き方以外にも惜しいと思うところがありました。

不満ばかりになっちゃいましたがこれが自分の思いです。

これだけだと何なので。
華である変身シーン、歌って踊って変身するというアイディアは素晴らしかったです。
変身シーンがとても可愛くてこれについては毎回飽きずに見られました。


最後にスタッフやキャスト、関係者の皆様へ。
1年間ありがとうございました。

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コメント

途中まで舐めて見ていて結局のところ総合的にスタプリは不満だったって事でしょうか…。プリキュアのメイン層はあくまでも女児なのであまり深く考えずに見た方がいいと思います。

投稿: クルラ | 2020年1月27日 (月) 01時23分

コメント返信:クルラさん

自分には合わなかった、自分には楽しめなかった、簡単に言えばそういうことです。

投稿: んがよぺ | 2020年1月27日 (月) 20時08分

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