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2019年12月29日 (日)

新ポケットモンスター第7話感想

今年最後のアニポケ。
年末はいつも放送休みなのに今年は放送があったのが意外です。

 

7話
「激闘のホウエン地方! 挑戦バトルフロンティア!!」
脚本:赤尾でこ
コンテ:齋藤徳明
演出:村田尚樹
作画監督:加藤祐子 大川駿


-ポケモンの命-

バリヤードの指導の下みんなでカンフーダンス。
前回ゲットした虫ポケモンたちも参加してて賑やかな光景。
その最中ヒバニーが誤ってトランセルを蹴ってしまい岩肌に激突、鈍い音がしてヒヤっとしたよ。
幸いトランセルの固い殻のおかげで無事だったけど、下手すれば命に関わることで怖い一幕でした。

スバメをゲットしたゴウはケムッソを捕食するという習性を利用しケムッソを探そうとする。
捕食については原作ゲームの図鑑通りなんですけどそれをさらりと説明し、しかもポケモンゲットのために活かそうとするとは思い切ったことしてるなと驚きました。

混乱してトランセルじゃなくて岩の方を心配するサクラギ博士やケムッソを探してたらグラエナを怒らせちゃったというドタバタした絵で緩和させてはいるけど、ポケモンが生き物で命を亡くす可能性があることを描いてるのは前作からの流れを汲んでのことなんだろうなと思いました。


-それがサトシの良いところ-

今回はサトシの提案でホウエン地方へ遠征しバトルフロンティアでビードロカップに参戦。
バトルが好きなんだと聞かれたサトシはポケモンと一緒なら何でも出来る気がすると答える。劇場版「みんなの物語」を思い起こす台詞にニヤリ。
感覚的な言葉がやっぱりゴウにはよく分からない様子だけどこれがサトシらしいところなんだよなと思い。

大会を前にして同じく参加者のホウジと早くも衝突・・・ではなくて大会への意気込みを語り合うほど仲良くなっていた。
ホウジが見た目ほど怖い人じゃなかったとはいえ出会ってすぐに仲良くなれるって凄いな。
ポケモンとバトルを通して心通じ合える、サトシのそういうところ本当に尊敬します。


-見た目は恐いけど?-

見た目はツッパリなホウジの相棒が突っ張りが得意なハリテヤマってダジャレかい。
ハリテヤマの肩に乗りサトシを見下ろし威圧している・・・わけじゃなくてゴミ箱にゴミを捨てようとしてただけ。
ゴミ箱に手が届かず転げ落ちるというカッコのつかない一面を見せ、表彰式でもサトシと握手しようとしてまた転げ落ちるという天丼ギャグに笑わせていただきました。

ゴウが遭遇したグラエナはホウジのポケモンで彼の前ではとても大人しく懐いてる様子。
バトルでもホウジを信頼してるのがうかがえるし、ホウジもポケモンたちの健闘に礼を言ってるし良いトレーナーなんだと分かる。

威圧的な登場シーンから早速その印象を崩し見た目とのギャップで良いトレーナーだとうかがえる描写、ゲストキャラクターの魅せ方が上手くて感心しました。


-バリヤード大活躍-

今作のOPは各話のワンシーンが挟まれるけど、今回はバリヤードの謎の表情が映ってギョッとしましたよ。
冒頭のカンフーダンスに続きバトルでも強いというまさかのバリヤード大活躍回で驚きました。

カンフーダンスが伏線でハリテヤマを相手に攻撃を悠々とかわしてみせ、”リフレクター”を連続で使い壁でハリテヤマを取り囲み動きを封じるという大活躍で見事勝利。
このままグラエナとも戦うのかと思いきや戦意喪失で退場。
謎の表情といい何を考えてるか分からない振る舞いといい、映画「名探偵ピカチュウ」に出てきたバリヤードをリスペクトしてますよねこれ。
バリヤードがバトルで活躍することもあの映画のネタをやったのも本当に驚きでした。


-バトルは面白い-

ホウジと対戦しゴウはあっさり負けてしまう。
ストライクが倒れてもヒバニーの励ましを受けて気を持ち直したのに、ヒバニーも一撃も与えることが出来ず倒れてしまう。
知識があっても実践が伴うとは限らないと容赦なく突きつけてくる。初めての試合だから上手くいかないのは当然だけどゴウには苦すぎる経験だ。

バトルよりゲットの方がいいとゴウは逃げるように駆けだす。
3話でサトシと喧嘩になり友達ではないと諦めそうになってたけど、思い通りにいかないと逃げたり諦めがちになるのがゴウの弱いところなんだろうなと。

そんなゴウにサトシが見せるのは、前述したバリヤードの意外な活躍や、ピカチュウと諦めず最後まで戦い抜く姿勢。
ワザを受けて打ち上げられても”エレキネット”を足場にして勢いをつけ”アイアンテール”でトドメ。
サトシらしい戦い方で迫力ある絵に燃えるし諦めない心をゴウに見せることも出来た良いバトルでした。

サトシのバトルを見てバトルって面白いと塞ぎ込んでた気持ちが晴れたゴウ。
その言葉を聞いてサトシも嬉しそう。結果としてゴウは苦い経験と諦めない心をサトシに教えてもらう形になったけど、サトシとしてはゴウを諭そうとか経験を積んで学んで欲しいという考えではなく純粋に楽しい・面白いって言ってほしくて今回の遠征に連れ出したのかなと思いました。


今年最後のアニポケは今作より参加された赤尾さん2度目の脚本回でした。
バリヤード大活躍の驚きやホウジの魅せ方が面白かったのはもちろん、2度目の登板にしてサトシらしいバトルを描きつつゴウに良い影響を与える構成になってて凄いなあとただただ感心しました。
バトルの演出もカッコ良く、壊れた天井からピカチュウに差す光が勝利を称えてるようだったり、トドメの”アイアンテール”でフィールドがえぐれていたのが威力を存分に見せつけてくれたり演出面も見どころあって良かったです。
それと前回懸念したゲットしたポケモンたちの扱い。冒頭で一緒にカンフーダンスしたりストライクをバトルに参加させたり、ポケモンたちを一緒に生きる仲間と見せてくれて早速不安が和らぎました。

今年最後に良いものを見せて頂いてありがとうございました。
来年も素晴らしい話が見られると期待しています。

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新アニポケ」カテゴリの記事

コメント

サトシとゴウのバトルに対するスタンスの違いが出た回でしたね。

まずはバリちゃんが正式にサトシの手持ちになりましたけど、カウントした場合サトシ初のエスパータイプであり、フェアリータイプですね。今回特に印象に残ったのがバリちゃんで、ゴウのゲットした虫タイプやコハル、サクラギ博士と体操を行っていたりバトルに向けてなんか悪人面してる、バトルでも補助技を駆使してハリテヤマを倒してしまう反面グラエナにビビる等妙に濃く描かれていたのが笑いました。

サトシにしても事前にママから彼が何を出来るか聞いてたんでしょうが、それを抜きにしてもエスパータイプをあそこまで使いこなしていたのが驚きでした。最後のグラエナとのバトルもピカチュウと相変わらずの相棒感を魅せて天井の穴を利用してピカチュウに急降下からのアイアンテールで終わらせてくれましたし、今シリーズでも濃厚なバトルが観れると安心しました。対戦相手のホウジも良いキャラしてたし再登場でも無い限りゲストなのが惜しいです。

一方のゴウは……悪タイプのグラエナに虫タイプのストライクを合わせ、後先考えずつるぎのまいを棒立ちでさせた結果、隙をつかれてほのおのキバで倒されてしまったしヒバニーもほとんど何も出来なかったのでやっぱりポケモンゲットの方が良いと去ってしまったのはバトル初心者だけあって自分が優勢じゃなかったのが面白くなかったんでしょう。序盤でもスバメのゲットで楽しんでいましたけど、その内ポケモンがボールに収まらない事が段々増えると思うからやっぱりバトルは大事だなと思いました。
だからこそやっぱり戻って来たところサトシのバリちゃんやピカチュウとの見事なコンビネーションには相当感銘受ける物があったんだなと思いましたし、ここから彼がどのようなバトルをしていくのか楽しみに思えて来ました。

今年最後のアニポケも楽しかったです。サン&ムーンの終盤にてモクローが眠った事とかグズマの炎上騒動とかもありましたけど、それでも観れて良かったです。んがよぺさんはグズマが自分のポケモンを怒鳴った事に関しても改悪だとか主観を混ぜて他の輩のような事をしなかったし、僕のように流される事も無く自分の考えを言えたのが凄いですよ。今回の一件でバトルに負けたゴウが自分のせいだとか言ってましたけど、炎上起こした人達としてはグズマが自分を責める事期待してたようでしてそれが真逆の事してしまったのに騒いだそうですけど、あれに関してもどう思っているんですか?どうみてもグソクムシャが勝手に逃げてハッサムを無駄死にさせたのを怒ったように見えたから別にグズマの設定は改変されてないと思うんですけど……

次回はシンオウ地方に向かいますが、次のゲストが持ってるポケモンがヒカリのパートナーだったポッチャマやタケシが持っていたグレッグルなのが面白いですね。特にグレッグルは初めてゲームで見た時はそうでもなかったけど、タケシの手持ちになって彼がナンパするたびどくづきしてたのが面白かったが故に印象が変わったのを覚えてます。来年も面白い話が観れる事を期待したいです。

投稿: アルター | 2019年12月30日 (月) 15時28分

コメント返信:アルターさん


サトシ初のエスパー兼フェアリータイプのバトルという事でトリッキーな戦い方が新鮮でした。
グラエナにビビるバリヤードの性格も良かったし戦意喪失に怒らずバリヤードの意思を汲むサトシの対応も素敵でした。

ホウジが良いキャラしてたので今回限りだともったいないですね。
でもまだ番組序盤だし再登場の可能性もあると期待したいです。


ゴウのポケモンゲットはバトル無しだとそのうち立ち行かなくなるのはその通りだと思いますし、前回の記事にも書きましたがバトル無しだと絵として地味になるのでゴウがバトルに慣れる必要に迫られることになるでしょうね。
まずはそのきっかけとして敗北とサトシから学ぶという話になっていたのが良かったです。


前作のグズマの件で騒いでた人たちはちゃんと最後まで見てないのか、あるいはただ騒ぎに便乗してそもそも全く見てないだけなのかなと思いましたし、まあそんなのは楽しんで見てた自分には相手にする必要も無いものだったということです。
グズマが改悪だったなんて微塵も思ってないし、当時の感想記事に書いた通り納得して楽しんで見ていた、ただそれだけの事です。

サン&ムーンのラストスパートも新アニポケのスタートも楽しめたので来年も引き続き良いものが見られると期待しています。

投稿: んがよぺ | 2019年12月31日 (火) 00時09分

6話・サトシが最初にときわでのゲット回を彷彿とさせる感じがしてにやり。
ゲットの感じもポケモンgoだったり、ゲームポケモンシリーズを上手く使っていて良かっなと思います。

バトルフロンティア編、新ポケットモンスターになってからの初のバトル大会!

じっくり大会をみたかったのが本音ですが、でも凄くおもしろく、熱いバトルでした!

サトシはさすがアローラリーグ初代チャンピオン、カントーバトルフロンティア制覇(フロンティアブレーン候補)だなーっって感じました。

サトシらしいバトルも見ててすげなって感じですし、エリキネットの使い方もそうーきたか!ってサトシには脱帽です!

今回のサトシのバトルはサトシのこれまでのシリーズでのバトルスタイルを感じました。
エリキネットでのシーンはDP編でのジム戦攻略のため特訓したのだったり、コンテストバトルの応用にも感じました。

サトシがまさかバリヤードをだしてくるとわ!
一応サトシのポケモン?だとは思いますが、バトルは初?ですよね。

ゴウもサトシのバトルを見て、バトルの楽しさを知ってこれからどう成長していくのか、そして、よき友、よきライバルとしてこれからサトシとどう過ごしていくのか楽しみです!

投稿: リザードン大好き! | 2019年12月31日 (火) 21時40分

連投すみません

バトルフロンティアといえば、ジュカインとの絆ですね!

あのジュカイン復活の夜明けは絶対泣きます

この回を見てからの、シンオウリーグ準決勝!ダークライ登場を見ると本当良い!

投稿: リザードン大好き! | 2019年12月31日 (火) 21時43分

コメント返信:リザードン大好き!さん

エレキネットの使い方は上手かったですね。
言及は無くてもこれまでのシリーズの積み重ねあってのバトルだと思えたし、前作でチャンピオンになったのは伊達じゃないと感じられて嬉しかったです。
これだけ凄いものを見られたんだからゴウの心が動くのも道理。今後どう変わっていくのか楽しみです。

投稿: んがよぺ | 2019年12月31日 (火) 23時33分

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