サン&ムーンロス
ポケットモンスターサン&ムーンが完結して早や一週間が経とうとしていて、寂しい思いに駆られる毎日です。
最終回を見た直後は、寂しいという気持ちはもちろんあったけど、それ以上にとても良いものを見れたという満足した気持ちの方が大きかったです。
サトシがアローラに訪れてから始まった物語がサトシがアローラを旅立つことで完結する。
アローラサプライズでサトシを歓迎した仲間たちがサトシの旅立ちを見送るためにサプライズを仕掛ける。
サトシを見送るククイ博士とバーネット博士、それぞれの夢に向かって進んでいく子供たちの姿。
構成が素晴らしいし見たいものが見られたしとても満足した思いの方が大きかった。
最終回放送の翌日も祝日で休みだったのでゆっくりその余韻に浸る事が出来ました。
寂しさがこみ上げたのは休みが明けて普通の日々に戻ってからです。
仕事で忙しい毎日。今までだったらその仕事を乗り切ればサン&ムーンが見られる、毎週日曜の夜-昨年までだったら木曜の夜ですね-にはアローラで過ごしてるサトシとピカチュウを始め多くの仲間たちに元気を貰える、それが忙しい毎日を乗り切るためのモチベーションになっていました。
でもこれからは毎週決まった時間に彼らに会うことは無いんだ。次はサトシとゴウの2人の冒険の世界と付き合っていくことになるんだ。
もちろん新しい冒険の物語も楽しみだし今度はそれが心を満たしてくれるだろうと期待しています。
でもサン&ムーンの優しく温かい世界とそこに生きる皆の姿を毎週見られる日常はもう過去のものになっていて、それが戻ってくることは無いんだ。
忙しい仕事を捌きながらふとそんなことを思ったら急に寂しくなってしまった。
それだけサン&ムーンが好きだったんだと改めて自分の気持ちに気付かされた。
別れを惜しんだところでどうにかなるわけじゃないけどこれが今の自分の気持ちなんだと、忘れないうちに書いておいた次第です。
これだけ心揺さぶられるアニメを見られて本当に良かったと思います。
改めてポケットモンスターサン&ムーンを作り上げた関係者の皆様にお礼申し上げます。
素晴らしい物語を見せて頂いて本当にありがとうございました。
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コメント
書ける事は先の記事に書きましたけど、やっぱり終わると寂しいですよね……前作XYの時も凄く入れ込んでいてサン&ムーンが発表された際、受け入れる事出来るのか不安ではありました。
ですがXYはXYで描けるテーマを可能な限り描ききった上でしっかり終わりましたし、サン&ムーンも全容が徐々にわかるにつれて楽しみにもなっていました。
XYがある意味綺麗に終わってくれたからこそ次に進む事が出来たし、サトシについてもあれだけかっこ良かったのに精神年齢下げられるのかと思ったけど、冨安監督曰く10歳らしさを丁寧に描きたかったとの事なので確かに子供っぽくはなったものの、観ていて嫌にならない、寧ろ純粋に目の前の事に目を輝かせて楽しむ姿は本当に眩しい位でした。
それでいて困難が立ち塞がっても闘志を燃やして立ち向かう姿はやっぱり自分の知ってるサトシだったのがわかったからこそ精神年齢が下がっても好意的に観れたんだと思ってます。個人的にはルガルガンがワルビアルに倒されてクチナシに帰るよう言われた際、「嫌だ‼」と叫んだシーンが好きですね。
もちろんサトシだけでなくリーリエ初めとするクラスメイト5人やククイ博士等の人物も魅力的な人だったし、繰り返しますがグズマについても原作とは違う切り口をした所荒れたものの、決してただの悪役にしたい訳じゃなく、あのグソクムシャへの怒鳴り自体が彼が救われる事の布石だったのも良かったです。
というかサン&ムーン自体ブルガンとかロケット団本部、カイオーガを傷付けたハンターはともかくとしてガチの悪役がいないのが珍しいと思ったんですよね。
多分これも前に書いた優しさを表現したかったからなのもあるんでしょう。
でも皆完璧という訳じゃなく、リーリエのポケモンに触れない事初めとして弱さを持っていたのが身近さを感じれましたし、その弱さに向き合って成長していくのが良かったです。
でも次回作からはもう彼らの日常は観れない。それが本当に寂しいと思います。だからこそ次回作も本気で楽しく視聴したいし、もし叶うなら彼らとの再会もいつか来るかもしれない。だからこそ言いたいです。沢山の笑いと感動をありがとうと。
次回作の初回ではピカチュウのピチュー時代が描かれますけどそこからどう話を広げるのか。サン&ムーンを楽しんだ気持ちを持ちつつ次に進みたいです。
投稿: アルター | 2019年11月 9日 (土) 19時26分
コメント返信:アルターさん
カッコいいサトシからの子供に戻ったサトシは最初こそ戸惑いましたが、芯の部分は前作までの経験を踏襲してると感じられたし、デザインが変わってもサトシがサトシのままでいてくれたからこそサン&ムーンの新しい作風は成功したんだと思います。
サン&ムーンを優しい物語にするためにガチな悪役がいなかったというのはその通りだと思います。
前作がフラダリやカラマネロなどどうあっても戦うしかなかった悪役がいたことも今作に影響してるのかと推察します。
どちらが良い・悪いではなく前述したサトシの印象の変化も合わせて前作あってこその今作だったということです。
こういう変化が感じられるからシリーズ物は面白いんです。アニポケでも特撮でも。
優しい世界ではあっても序盤ならリーリエ、終盤ならグズマのように弱さを抱えていてそれを乗り越えるドラマをしっかり描いていたのはとても良かったと改めて思います。
明るさ・楽しさを軸にしながら自分と向き合う心をちゃんと描いていた凄く誠実な物語でした。
次回作で彼らにまた会える可能性はありますがサン&ムーンとしての物語は終わったので改めてありがとうと言いたいです。
投稿: んがよぺ | 2019年11月 9日 (土) 22時56分