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2019年11月17日 (日)

新ポケットモンスター1話感想

楽しかったポケットモンスターサン&ムーンが終わりいよいよ本日から新しいアニポケです。

「ポケットモンスター」
無印と呼ばれる一番最初のアニポケと同じシンプルなタイトルとなって新しい冒険の物語が始まります。

1話
「ピカチュウ誕生!」
脚本:吉田玲子
コンテ:浅田裕二
演出:牧野吉高
作画監督:一石小百合 吉野真一 太田都

-6歳のサトシ-

松本梨香さんの声じゃないサトシって何か不思議な感覚。
まだ6歳でポケモンを持つことが出来ない幼い頃のサトシ。オーキド博士のキャンプに参加したいとハナコにせがんでポケモンへの興味津々で元気いっぱいなところが、幼くて声が違っても間違いなくあのサトシだと分かる。
声が違って不思議な感じと前述しましたが、6歳サトシ役の武田さんが梨香さんの演技に寄せているのは感じられたし、サトシってこういう子だよねとしっかりディレクションしているんだなと思いました。

キャンプが楽しみ過ぎて眠れず寝坊して遅刻するサトシ。
10歳になってマサラタウンを旅立つ時も同じポカをするわけですが、幼い頃からそこは変わってなかったのね。
まだ会ってもいない名前も聞いてない幼いゴウにそのポカを言い当てられてしまったのには笑っちゃった。

そんな抜けてるサトシですが、10歳の旅立ちの朝は寝坊したことで最高のパートナーに出会うわけで。
1秒の遅れが人生を変える。無印1話でオーキド博士はそう言いましたが、まさに遅れたことがサトシの人生に大きく影響したんだなと改めて思います。


-自信家のゴウ-

コハルに連れられてキャンプに参加したゴウ。今作のもう一人の主人公。
ポケモンの知識が豊富でオーキド博士のお株を奪い出会ったポケモンの事を次々解説する。
野生のポケモンに目を輝かせポケモンの事をとにかく話したい、元気いっぱいな姿に彼もポケモンが大好きなんだとよく分かります。

しかし幼馴染のコハルは自信家で周りの事を気にせず突っ走るゴウの態度が心配な様子。
それじゃ友達は出来ないと厳しい事を言い、それに対し友達が欲しいわけじゃないとゴウの返しに不安を覚える。
友はいらないと言ったゴウが次回以降サトシと出会ってその意識を変えていく・・・というのも今作のカギになるのかな。
まずサトシを友と認め冒険を続けるうちに色んな人と絆を持つことを学んでいく。
全てのポケモンをゲットするという途方もない夢と合わせてそんなドラマも彼には待っているのかなと想像しました。


-変幻自在のミュウ-

ゴウとコハルの前に現れた幻のポケモン・ミュウ。
他のポケモンの技をコピーして姿も替えられる変幻自在の振る舞いに好奇心を刺激されゴウはミュウの後を追いかける。
全てのポケモンの遺伝子を持つとも言われるミュウ。全てのポケモンをゲットすると壮大な夢を持つゴウを刺激するにはこれ以上ないうってつけの存在ですね。

ニドキングが放つ技を尽くかわして同じ技で返し相手を嘲笑う態度。
この感覚、しかもキャストは山寺宏一さん、もしかして「ミュウツーの逆襲」のあのミュウと同個体ってことなのかな。
笑いながらニドキングを一方的に倒してしまったのに恐怖を覚えて、追いかけてくるゴウにも何かするんじゃないかとヒヤヒヤさせる。
ガルーラの子供が川に落ちそうになったのはミュウのせいで、でも助けたのもミュウで。
どうにも掴みどころがないのが幻のポケモンと呼ばれるにふさわしいと感じました。


-ピカチュウのエピソード0-

ピカチュウがまだ進化前のピチューだった頃。幼いサトシとゴウの姿と並行して描かれるピカチュウのエピソード0が今回の目玉。

ナレーションでポケモン世界の事が語られ野生に生きる様々なポケモンたちの姿が映り、そして主役であるピチューの登場。
さながら野生動物のドキュメンタリー番組のような趣で新シリーズの第1話としてはこれまでにない斬新な始まり方でした。
ピチュー目線で話が進むので当然台詞は無くポケモンたちの鳴き声とナレーションによる最低限の状況説明だけ。
それでもピチューはもちろんピチューが出会ったガルーラ親子にもそれぞれの意思や感情を感じられて何を思ってるのかが分かる。
長年アニポケスタッフとキャストさんが培ってきた技術と経験があればこそ成立する話だなと思いました。

孤独だったピチューはガルーラ親子に出会って救われ、一緒に生活し幸せな日々を過ごしていた。
しかしガルーラの子供とピチュ一の成長が次第に母親の負担になっていき、それを察したピチューは親子の幸せのために自ら別れを選び一人立ちを決意する。
その一人立ちと同時にその決意を象徴するようにピカチュウへ進化した。

サトシと出会う前の話なのでガルーラ親子と別れるのは確定してたけど自ら身を引くとは予想外でした。
ガルーラ親子が密猟者に狙われ引き裂かれてしまい人間不信に陥る、それでサトシと出会った時のピカチュウは人に懐かなかった、そんな展開になるのかと予想してましたがそこまで残酷では無かったですね。
いや、違う種族の生き物と一緒に生きていけないと察してしまって別れを選ぶというのも十分厳しいんですけど。

誰かの幸せのために自ら身を引く。無印アニポケの名エピソード「ピカチュウのもり」でサトシも似たようなことしてましたね。出会う前から似た者同士だったわけか。
孤独な過去を持ち一人立ちを選んでいたピカチュウがそのサトシと出会って強い絆を結んでいく、最高じゃないですか。
一度きりの進化をピカチュウ自身の決意として演出したのが素敵だし、そのピカチュウの視点でサトシとの出会いのシーンが改めて描かれたのも良かった。
この出会いがとても尊いものだと改めて感じることが出来ました。


-1・2・3-

今作の主題歌「1・2・3」。
この曲を作った そらるさんと まふまふさんはポケモン直撃世代ということで、聞き覚えのある効果音が使われたりポケモンファンならニヤリとする歌詞などポケモンが本当に大好きなんだと伝わってくる。
新しい世界へ飛び出し冒険していくことを歌った素敵な曲です。


映像も良かった。

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サトシとゴウ。2人が並んでるところでタイトルが表示されまた2人が並ぶ絵で締め。今作が2人の主人公の物語だと表しています。


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懐かしポケモンたち。全地方が舞台と銘打ってるので彼らとの再会も待ち遠しい。


Gif1
カッコいい。今作もバトルシーンは期待できますね。


Gif2
謎の踊り。
何やってるの君たち?可愛い、好き!


早く続きが見たい。楽しい。
新たなアニポケを見て率直な気持ちです。
無印と同じタイトル、2人の主人公、ピカチュウのエピソード0と始まる前から気になることがたくさんありましたが、いざ見てみれば凄く良かったなと思います。
10歳になったサトシとゴウが出会う次回からが本格的に冒険のスタートになるので、これから先2人の関係がどう描かれどんな冒険を繰り広げるのかとにかく楽しみで仕方ない。

新たなポケットモンスターの世界。これからよろしくお願いします。

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コメント

松本さんが演じてないサトシ、無印のエピソード0、今までのアニポケと違う音楽等、凄く不思議な気分になる1話でした。ピカチュウのガルーラ親子との別れでしたが、んがよぺさんの予想だったらあまりにも残酷過ぎて見辛かったかもですね。故にピカチュウから身を引いたのが印象的でした。前作のニャヒート→ガオガエンよろしくたった一度きりの進化をこういう風に大事に演出するのが良いですね。この一件があったからサトシと出会った時がああだったのかな。

ゴウとコハルはまだ情報が足りないからなんとも言えないけど、知識を自慢するゴウとそれに呆れるコハルのやり取りがいいですね。そんなこんなでゴウはミュウに興味を示すのですがこれも何らかの試練が待ち受けているんでしょうか。カモネギは進化しないと言ってたけど、ガラルで進化するの考えるとその辺でも知識の足りなさ或いは自分の知識が過去の物であることに驚くのか。

とにかく新シリーズのエピソード0として良い1話だと思いました。

投稿: アルター | 2019年11月18日 (月) 00時41分

コメント返信:アルターさん

自分の予想は飛躍し過ぎだったなあと本編を見てちょっと恥ずかしかったです。
ピカチュウは一人立ちを決意した過去があるからこそ人間と一緒というのは嫌でサトシの言うことを聞きたくなかったんだろうなと。

ゴウがカモネギの話をしたのは意図的な演出でしょうね。
かつては正しかった知識が今は違う、広い世界を冒険することで今までの知識は世界のほんの一部でしかないとゴウに突きつけるドラマが待っている暗示のように思います。

新キャラの性格をしっかり見せてくれて期待が膨らむスタートでした。
改めて言いますが本当に次回が待ち遠しいです。

投稿: んがよぺ | 2019年11月18日 (月) 21時56分

YouTube公式チャンネルにて視聴しました。
本当感動なお話でした!

サトシが旅に出かける前のお話とピカチュウがピチュー時代のお話が平行して進んでいきましたね!

僕も人間に懐かない、クセのあるポケモンになったのは、密漁者みたいな悪者などの苦い思いがあったからなのかなって思ってたので、ガルーラ親子の負担になっていると感じて、自らひいて新たな場所に向かっていった姿は、ポケモンを思いやる気持ちなど、サトシって感じでサトシ出会ったのは偶然じゃなくて必然だったのかなと感じました。

ピカチュウに進化する場面も本当感動的でした!

サトシ、ポケモンキャンプでも寝坊してたんですねf(^_^)
旅立ちの日は寝坊したこでピカチュウという最高のパートナーに出会えましたし。
ポケモンキャンプでは寝坊してしまいましたが、ゴウと出会い冒険するって本当面白いなと
ピカチュウとの出会いに関しては、ジョートリーグでシゲルがサトシにピカチュウとの出会いについて話をしていたのを想い出しました。

確かに自らひいたのはピカチュウの森を感じさせますね。ピカチュウの森は本当名作中の名作!
アニメ復帰の第1話なので想いれ深いですし、何回みてもあのラストシーンは号泣しちゃいます!

これからの新シリーズ楽しみです!

投稿: リザードン大好き! | 2019年11月19日 (火) 19時19分

コメント返信:リザードン大好き!さん

記事にも書きましたがピチューとガルーラ親子が別れることは分かってたのでどうなるものかと思いましたが、別れのシーンは感動的でしたね。

ぶっちゃければこの話は後付けなわけですが、「ピカチュウのもり」でサトシの選択と似た事をピカチュウもしていたと分かることで、サトシとピカチュウは出会うべくして出会ったんだとより感慨が深くなる構成になってるのがお見事でした。

良いスタートを切った今作、ますます楽しみです。

投稿: んがよぺ | 2019年11月22日 (金) 10時07分

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