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2019年11月25日 (月)

新ポケットモンスター第2話感想

新アニポケの第2話。
シリーズ構成の脚本で10歳になった主人公2人の出会い、実質今回が新しい物語の本当の始まりとなりました。

 

2話
「サトシとゴウ、ルギアでゴー!」
脚本:米村正二
コンテ:小平麻紀
演出:中田誠
作画監督:村田理


-サトシらしさ-

屋根の上のドードリオの鳴き声が一日の始まりを告げる。
相変わらずの寝坊助でボール型の目覚まし時計を投げて壊してしまいまた約束の時間に遅刻するサトシ。
無印1話を彷彿させるスタートに顔がニヤケちゃう。
寝坊助は幼少の頃から変わらないと前回描かれましたが10歳になっても相変わらず。今はピカチュウが傍に居て起こそうとしてくれてるのに-ピカチュウの動きや表情が滅茶苦茶良い、可愛かった-またかよ!と突っ込みつつもサトシらしいと安堵もしました。

サクラギ研究所に行くことになり移動中に見かけたポケモンたちに目を輝かせ、研究所に着けば早速知らないポケモン・ワンパチに触ったために黒焦げに。
知ってるポケモンでも見てるだけで楽しそうで知らないポケモンならなおさら好奇心を掻き立てられる。
ポケモン大好き少年。ずっとサトシを見てきたけど彼の”らしさ”を改めて最初に見せてくれたのが凄く良かったです。

コハルとの出会いは黒焦げになってるところを素通りされるという締まらない格好で。
ヒロインとの出会いがそんなんでいいのか・・・。
いや、前作はケンタロスに轢かれてたし無印では川を流れてたところを釣り上げられたし、ヒロインと出会うときは大体碌な目に遭ってなかったわ。
そういうところもサトシ”らしさ”なんだなあ。

 

-ゴウの自信-

コハルとの約束を放り出してルギアの到来を待ち構えるゴウ。
タイミングと場所はちょっとズレちゃったが-この時何か言いたげに通りすがりのコダックが見つめてたのが可笑しかった-ルギアが来ることは間違ってなかったし、前回描かれた幼少の頃と同じくポケモンの知識と観察力はかなりのものなんだと分かる。
天候を読んで伝説のポケモンの到来を予測できるあたり相当勉強してるんだなと想像に難くない。
彼もまたポケモンが大好きなんだと見せてくれるのが良い。

他のトレーナーたちがポケモンと共にルギアに挑んでるのにゴウはポケモンを持たずにルギアに飛びつき、サクラギ博士がパートナーを選ばせようとしても最初に捕まえるのはミュウに決めてると断ったり。
自分の望みは叶うものだと強い自信がうかがえて、それは「未来は俺の手の中」と口癖にも表れていてそこも幼い頃から変わってないんだなと。

 

しかし気遣ってくれるコハルに素っ気ない連絡しかしてなかったり、周りの事より自分の事と我が道を突っ走てしまうところも変わらずのようで。
サトシを友達と”認めてやる”という言い方も自分本位だ。
早速次回サトシと衝突するようで、やっぱり他者との関わり方を学んでいくのがゴウに与えられる課題なのかなと思い。

 

-コハルの心境-

コハルは研究所でゴウを待っていたが約束はすっぽかされ愚痴を零す。
それでも冒険から戻ってきたゴウに学校のプリントを渡していて、不満を抱きながらも彼の事をどうにも放っておけない複雑な心境をうかがわせる。

ミュウをゲットすると豪語するゴウをサトシは面白いと素直に答えるがコハルは白けた目で呆れてることをうかがせる。
何度もゴウの話しに付き合ってきて聞き飽きてるんだろうなと。

ゴウに呆れてるコハルの心境もこれからのゴウ次第で変わっていくのかな。
呆れと心配、今はマイナスの感情ばかりうかがえるけどいつかゴウを信じられる時も来るんでしょうか。

寝そべってるワンパチにふと笑みを浮かべる場面があり-ここが凄く可愛かった-ポケモンが嫌いなわけじゃないのも分かる。
今回はルギアに会ったと聞いてもあっそと素っ気なく答えたけど、ゴウへの心境の変化と合わせてコハルのポケモンとの付き合い方・ポケモンへの興味も変わっていくのかな。

-出会った2人-

ルギアを追いかけ飛び乗ったサトシとゴウ、何だお前と互いに驚く。
いやいや視聴者としては2人揃って何やってんだよとツッコミたいよ。
無茶な行動に驚きつつ2人ともポケモンが大好きという根本が似てることがよく分かる、この2人だからこその出会い方が面白くて素敵なシーンでした。

2人を乗せてルギアは空に海に陸にとそこに生きるポケモンたちの姿を見せてくれる。
伝説のポケモンに乗っていろんな場所でポケモンたちに出会う。
これで心躍らないわけが無い。サトシとゴウの驚きの出会いから最高にワクワクするシチュエーションへの流れがとにかく楽しかった。
ポケモン大好きで無茶な行動までして自分を追いかけてきた少年2人への敬意と友情の表れ、ルギアが2人を大冒険に連れて行ってくれたのはそんな思いからなんじゃないかな。

ルギアに触れてあったかい、ルギアなんだからと言うサトシ。過去のシリーズでもルギアに会ってるのでその経験をうかがわせる。
ゴウはルギアに出会えたことをしっかり記録し、空中と水中ではヒレの動きが違うと生態を観察しそれをサクラギ博士に報告する。
ちょっとだけルギアと友達になれたと感覚的に捉えて擬音で説明するサトシ。
”ハイドロポンプ”で衝撃を和らげたのは自分たちを気遣ってくれたんだと具体的に説明できるゴウ。
感覚のサトシと理論のゴウ、それぞれ捉えてるものが違う。心躍る冒険と合わせて2人のキャラの違いをちゃんと見せてくれたのも良かったし上手い。

 

サクラギ博士の研究を手伝うためリサーチフェロー・特別研究員となったサトシとゴウ。
研究所に住み込みで共同生活をすることになって新たな冒険の物語が始まる。
ベッドの取り合いで変な理屈を言ってるところが可愛すぎる。絶対やると思ったよ、期待を裏切らないな君たち。
サトシを頼むとハナコに言われてカッコつけるゴウと恥ずかしがってるサトシ、楽しい絵だなあもう。
サトシには負けるよと皮肉を言ったつもりのゴウの言葉に、じゃあ俺の勝ちとサトシが答えたことで俺の方が面白いとすぐムキになるゴウ、何張り合ってるんだ、仲良しか。

出会ったばかりなのにルギアとの冒険を経てすっかりいいコンビになってる。
ポケモン大好きなサトシとゴウが10歳になってようやく出会えて面白いやりとりが見られた。
2人の表情も生き生きと描かれてコミカルな演出もありとにかく楽しい。
2人の出会いとそこから物語が始まることをよく描けていてとても良かったです。

 

-ポケモンしりとり-

前回は無かったエンディングも今回からやっとお披露目。
ポケモンでしりとりをする歌で多くのポケモンの名前が出てくるのが楽しい。
次々ポケモンの名前を言うのはかの名曲「ポケモン言えるかな?」を、映像は「ポケットにファンタジー」をそれぞれ彷彿させてOPと合わせて往年のファンにはたまらないです。
さらにプロデュースしたのが増田順一さんってこれまた豪華な。

今回はピカチュウからミュウまでのしりとりだったけど他のバージョンもあるんでしょうね。
ポケモンの名前を覚えつつ頭の体操になるので色んなバージョンを見てみたいです。

 

冒頭にも書いた通り今回が実質のスタート。
繰り返し言いますがキャラクターの動きも表情も生き生きとしてて楽しくて、サトシとピカチュウはもちろんゴウやコハルにもすっかり心を掴まれた感じです。
申し分ない良いスタートが切れたんじゃないかなと思いました。

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新アニポケ」カテゴリの記事

コメント

今回で本当の意味での1話ですね。まずサトシの部屋にこれまでの冒険の証であるトロフィーやバッジがあるの嬉しい。サン&ムーンに関してとある場所でサン&ムーンの路線はマズイとスタッフは思ってるとか言うの見かけたのですが、部屋にアローラリーグ優勝及びエキシビションマッチ勝利のトロフィーがあったのを観てやっぱりアニポケスタッフはサン&ムーンの事も大事に思ってくれているのが伺えて良かったです。サトシも相変わらずポケモン大好きだし、ワンパチ(声がニャースやってる犬山さんなのが笑う)を可愛がりすぎるあまり電撃を受けるのもやっぱりこういう奴だよなあと思いました。

ゴウとコハルのやり取りもなんか年齢が上がったが故の空気感が感じられますね。小さい頃はよく一緒にいたのに時間が経ってコハルがゴウの態度に呆れているのも飽きる位同じ事を言われているんだろうなと。

ルギアが現れてレイドバトルが始まったけど、そこは伝説、一筋縄じゃいかない実力を感じられますね。

紆余曲折あってサトシとゴウはルギアに飛び付きましたが、後で運命がどうとか言ってたように実際意味のある出会いだったと思います。

感覚派のサトシに理論派のゴウ。同じ主人公でもこんな風に違いがあるのもW主人公ならではですね。余談ですがこの二人いる主人公という点で10年前の仮面ライダーWも熱い作品だったなあと思い出しました。

この二人をルギアが引き合わせたのかと思うとやっぱり運命だったんだなと思うし、ゴウにしても友達要らないと言ってたにも関わらず意気投合したサトシを友達と認めた辺り通じ会う何かを捉えたのかな。

サクラギ研究所に戻ってコハルからプリントもらってたけど、学校に行ってないのもなんででしょうね。ポケモンの世界において学校は必ずしも行くべき場所ではないにしても。

ルギアとの交流をサクラギ博士に認められサトシは住み込みで働く事になったけど、これもサン&ムーンでククイ博士の家で過ごしたノウハウが活かされていますね。

バリヤードのバリちゃんが手伝う事になったけど、ガラルにはリージョンフォームのバリヤード及びその進化系のバリコオルがいますが、何かしらバリちゃんメインの回で絡むんでしょうか。

ゴウは最初のポケモンを見せてもらった所ミュウをゲットしたいと言うけど、ヒバニーをゲットすること決まっているからどのような経緯でゲットするか気になります。

なんであれ最後らへんでもサトシと下らない言い争いしてたりベッドの上を取り合ったりと見ていて気分のいい子供らしさですね。彼らが冒険の末に何を手にするのか楽しみです。

投稿: アルター | 2019年11月25日 (月) 23時04分

なんと今回も公式チャンネルにてアップされてたので、そちらで試聴しました
サトシの冒険の証であるバッジやトロフィーが描かれてるのはうれしい
アニメ第1シリーズの1話を感じさせる演出にニヤリ。

相変わらずサトシとヒロインの最初の出会いはよくないですね(^_^;)(セレナは除く)

今までは本編のゲームシリーズをベースとしていて、他のシリーズでも本編ゲームシリーズ以外のポケモンゲーム・ポケモンレンジャーなどの回や劇場版もありました。

今シリーズもポケモンgoを意識したレイティテングバトルだったり、ゴウもポケモンgoを意識しての主人公かなと思って、アニポケもすげぇなて改めて感じています

サトシとゴウはある意味、DP編のシンジのような関係せいなのかなと。シンジのようにシリーズ通して対立はないと思いますが、同じポケモン好きでも目指す方向性と考え方は違うと思うので、時には対立しながら冒険していくのかなと

ネット記事で新シリーズの記事がきた時にシリーズ初のW主人公とありましたが、DP編のヒカリもたしかW主人公兼ヒロインだったんじゃ(^_^;)て思ってよんでいました

今後のお話も早くみたいです!
新エンディングもたしかにかの名曲であるポケモン言えるかな?を彷彿とせるポケモンしりとり!ポケモン言えるかな?のように覚えたいですね!初期は151匹でしたが、今はもう800匹は超えてますので、すげぇなて瞬時にポケモンを応えるのは難しいかもです(^_^;)

投稿: リザードン大好き! | 2019年11月28日 (木) 19時00分

書きわすれたので、ゴウに最初のポケモンということで、ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギタネが登場しました
その3匹の声がおそらくサトシのヒトカゲ、ゼニガメ、フシギタネの声かなと感じて、間違ってたらすみませんが
最初聞いた時、これサトシポケモンじゃんてなって凄くテンション上がりました!

投稿: リザードン大好き! | 2019年11月28日 (木) 19時03分

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>アルターさん

バッジとトロフィーの描写は嬉しかったですね。
まだ始まったばかりですがいつかかつての仲間たちに再会することも夢じゃないと期待したいです。

仮面ライダーWも脚本繋がりでカブトも、2人の主人公って個人的に大好物なので、先の作品にまけないくらいサトシとゴウの関係性を大事に描いて欲しいと思っています。

記事には書きませんでしたがバリちゃんがレギュラーというのも驚きでした。
せっかくレギュラーになったんだからメイン回もやってほしいところです。


>リザードン大好き!さん

自分はポケモンGOも遊んでるのでルギア目当てにトレーナーが集まるのがまんまだなあと思いながら見てました。

ダブル主人公と考えの違いというのは仰るようにDPと重なるのでどう差別化していくのか今後気になるところですね。

ポケモンが800種以上にもなって正直自分の記憶力が怪しくなってきてます(汗
名前を忘れないように新エンディングはいい刺激になりそうです。

投稿: んがよぺ | 2019年11月30日 (土) 22時24分

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