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2019年11月 4日 (月)

ポケットモンスターサン&ムーン最終回

ついにこの時が来てしまいました。
ポケットモンスターサン&ムーン。3年間とても楽しい数々のエピソードを見せてくれたアニメの最終回。
最終回を迎えるにあたって1・2話を改めて見直してたら余計に寂しくなってしまった。
視聴中は正座。とにかく気が抜けなかった。

歴代のアニポケシリーズやアニポケ以外でもいろんな番組の最終回を見てきたけど、こんなに気持ちが入って視聴に臨んだ最終回はなかなか無いです。

以下最終回の感想です。

146話
「ありがとうアローラ!それぞれの旅立ち!!」
脚本:松井亜弥
コンテ:冨安大貴
演出:冨安大貴
作画監督:山﨑玲愛 香月麻衣子

ポケもんだいが、OPが無い。最終回だからね。
いつもと違う始まり方が最後の話だと否応にも印象付けてきます。寂しい。


-言い出せない決意-

まだ皆にアローラから旅立つことを伝えてないサトシ。
話を切り出そうとしたところでリーリエがマギアナを連れてきたことで話題はそちらに持っていかれ、そして父を探すためにアローラを旅立つ決意を固めたとの話で益々言い出しづらい状況に。
リーリエの旅立ちは父を見つけたらアローラに帰ってくると目的があるけど、サトシの旅立ちはいつまたアローラに戻ってこれるか分からない。
皆に話さないのかとロトムの問いに必ず言うとは答えるけど、いつまた会えるか分からないなんてやっぱり言い出しづらいよね。
そこへソルガレオが現れウルトラホールの向こうへの冒険へ連れ出したのは、鈍りかけたサトシの決意を後押しするためだったのかも。
未知の世界へ連れ出すことでサトシのやりたいこと、新たな冒険をしてポケモンマスターの夢を追いかけることを後押ししたかったのかなと。
ほしぐもからサトシへのエール、というのは考え過ぎかな。


-リーリエの希望-

動き出したマギアナが光を放ちモーンのいる場所へ導いてくれる。
その光を辿ってグラジオとルザミーネと共にアローラを旅立つ、それがリーリエの決意。
マギアナの目覚めが父との再会のカギになるとは思ってたけど、これだけハッキリとした道しるべになるとは。
モーンとの再会の時が今後映像作品で描かれることがあるかは分からないけど、描かれなかったとしても必ずこの家族は再生できると希望が持てます。

ルザミーネは原作では俗にいう毒親、子供を何とも思ってない人でした。
それが今作では子煩悩な母親になってて、子供たちと一緒に新たな出発が出来る。
原作と大きく変わったキャラクターですが穏やかな家族の光景が見られて本当に良かった。

グラジオはまたどこかで会えたらバトルしようとサトシと約束の握手を交わす。
話したのはバトルの事だけどサトシにはライバルとしての思い以外にも、家族を助けてくれた感謝の思いもあって握手にはそれも込められてたんじゃないかな。

船が出発した後リーリエは大きな声でサトシへの感謝の言葉を叫ぶ。
ポケモンに触れないという大きなハンディを背負ってたリーリエにはピカチュウと強い絆を持つサトシはとても羨ましく眩しい存在だったことでしょう。
でも彼のようにポケモンと仲良くなりたいと思えたからこそシロンに触れるようになりピカチュウに触れるようになり、ついには全ての記憶を取り戻しトラウマを克服、さらにバトルやZワザの特訓もするようになった。その時々でサトシの存在が励みであり希望だったんだと思います。
サトシに会えてよかった。短い言葉の中にたくさんの感謝の思いを感じて胸が熱くなりました。


-ミミッキュの心-

ヌイコグマの面倒を見てミミッキュとの喧嘩を仲裁するヒドイデ。
ロケット団のポケモンたちにも兄弟のような、家族の関係が出来ていて微笑ましい。
同時に、こんなの見せられて益々お別れが寂しくなっちゃいましたが。

一人で家を飛び出しピカチュウに襲い掛かるピカチュウ。
何故このタイミング?そして海面に映った自分の姿を見て戦意を失ったのは何故?
恨み重なるピカチュウと決着をつけておきたかったというのもあるでしょう。
でももしかしたら憎しみを抱き続ける事に疲れていた、憎むよりロケット団とキテルグマ親子と過ごす家族の日々の方が大切になっていた、ミミッキュのアイデンティティが揺らいだ故の行動だった・・・というのは考え過ぎかな。
ピカチュウを襲うことで憎しみを思い出そうとしたけどそんな自分の姿の醜さに疲れてしまった・・・ということなのかなと。

ピカチュウ憎しのミミッキュをどう扱うのか気になってたところだけど、まさか憎むより前を向こうと気持ちを改めるとは意外でした。
憎しみは何も生まない、前を向いて生きてもいいとニャースが諭すのも良かった。
憎しみから解放されてヒドイデやヌイコグマと共に生きていく。予想もしてなかった終着点に心打たれました。


-ロケット団の故郷-

サカキ直々の命を受けてカントーへ帰ることになったロケット団。122話ではマトリの命令に従わず何とか誤魔化したけどサカキ直々となればやっぱり従わざるを得ないか。
それでもミミッキュとヒドイデを連れて行くことは無くアローラの留守を任せると彼らを残していく、ここが第2の故郷だから。
122話を見た時は最終回ではロケット団本部とアローラの家族のどっちを取るかもっと悩むのかと予想してたんですが、むしろあの時の経験があるからこそ本部の命令に従いつつ家族も守る決断が出来たんだなと納得。
アローラで過ごした日々を大事に思ってる心が伝わって来て泣ける。

キテルグマもその思いは分かってるんでしょう。カントー課外授業の時だって無理やり彼らを連れ帰るほどだから、アローラを離れるとなれば無理やり引き止めるのかと予想してたけど、そうではなく優しく抱きしめ旅立ちを見送る、これも泣くわ。
さよならではなくいつかまた帰ってこれる故郷、ロケット団にとってアローラがそういう場所になってたんだと描かれキテルグマもその心を分かってるから送り出せる、素敵です。

良い話だな・・・と思って涙が滲んでたのに。
行先がカントーだと聞いたキテルグマが気球ごとロケット団を放り投げた。
やっぱりロケット団は飛ばされて星になる運命なのね。涙が引っ込むオチに大笑い。


-ありがとう-

最後のタイプ:ワイルドが流れつつエピローグ。マーマネもカキもスイレンも次々旅立っていき、さらにスカイフォルムになったシェイミも旅立って行きマオはそれらを見送る。
マオ一人だけが残り見送る。寂しいと思いつつも、見送りと帰りを待つ役目は彼女にしか出来ないよなと思い納得。

シェイミはマオの母の生まれ変わり、そんな考察を目にしたことがありますがもしそうだとすれば、ウルが帰ってくると同時にシェイミが旅立つのは残された家族を見届けて安心して旅立って行けるということなのかなと。
ずっと傍にいてくれてありがとう。マオの感謝の思いはシェイミを通して母にも伝わっただろうしマオの父もウルも母の存在を感じてたんじゃないかな。

108話でシェイミはいつか旅立つと触れていたものの全く音沙汰なくどうなるかと思いましたが、最後の最後で、そしてマオの家族のドラマの締めとして描かれるとは予想してませんでした。
さよならではなくありがとう。108話でもごめんなさいよりありがとうを言ったように伝えるのは感謝の思い、素敵です。


-アローラサプライズ-

リーリエを送り出すために皆で用意したサプライズパーティー。でもそれ以上の驚きをもたらしたサトシ。
ソルガレオと共に未知のウルトラビーストを助けてきたという予想の斜め上の展開、そしてアローラを旅立つと自分の決意をついに皆に話す。
2話ではサトシを歓迎するために皆がサプライズを仕掛けたけど最終回はサトシが皆を驚かせる。最初の話と対になる展開に震えるし涙ぐみながらもサトシの進む道を応援する皆の言葉に泣ける。

ソルガレオと共に冒険してきたというだけで衝撃は大きいのにさらにサプライズ。
サトシとピカチュウが飛行機の窓から外を見るとライドポケモンに乗って2人を見送る皆の姿、これが最後のサプライズ。
サトシを歓迎したアローラサプライズが最後の最後でサトシの旅立ちを見送るものになるんだからまた泣いてしまう。

3年間沢山の驚きを見せてくれたサン&ムーンですが、最後に泣けるサプライズを見せてくれるとは感謝しかない。


-行ってきます-

カントー行の飛行機に乗る前にククイ・バーネット夫妻と別れの挨拶をするサトシ。
ボロボロ泣いてるバーネット博士が辛い。サトシとククイ博士は涙を見せないけど必死に堪えてるんだろうと思ってまた辛い。予告で別れのシーンが映っただけで泣きそうでしたが実際のシーンを見たらまあ耐えられませんわ、泣く。
ポケモンたちが家でククイ・バーネット夫妻と共にサトシの帰りを待ちロトムもエーテル財団で働きながらアローラでサトシの帰りを待つ。
ピカチュウ以外の離脱はシリーズ恒例でやっぱり寂しいけど、家族の一員として帰りを待つというのは今作だから出来ることだと納得。
98話でロトムとサトシが大喧嘩したけど、今度はロトムの夢とサトシの夢のための別れだから、この別れは互いの夢のためと納得して受け入れられたのかなと。
夢のために別れを受け入れいつかの帰りを待ってくれる。こんな素敵な家族がいるということがまた感慨深くて泣けてくる。

かわす言葉は行ってきますと行ってらっしゃい。アローラサプライズで皆が送り出す時の言葉も同じ。
さようならは言わない。だってロケット団がそうだったようにサトシにとってもアローラは大切な家族がいるもう一つの故郷なんだから。


旅を終えてマサラタウンへ帰ってくる。新たな冒険のためにマサラタウンを旅立つ。
これまでのシリーズならそう締めくくっていましたがこの最終回は違う。
アローラにやって来て始まった物語が、行ってらっしゃいとエールを受けてアローラから旅立って終わる。
アローラがサトシがいつか帰ってくる場所だと表してる演出が素晴らしいです。
エピローグでサトシを映さずアローラの皆の姿を映すのも、サトシが帰る場所がその後どうなってるかと描くためだと思いました。

そしてラストカット。新しい家族の誕生の予兆。
いつかお兄ちゃんと呼ばれるサトシが見られたらいいなと、サトシがアローラに帰ってくる時が描かれないかと期待を抱かずにはいられません。


-家族の物語-

サン&ムーン、3年間全然飽きることなく沢山の楽しさや驚きや感動を味わえました。
本当に本当に大好きです。

ここまで気持ちが入った理由。
ポケモンたちの魅力、ポケモンスクールの仲間たちの魅力、作画や演出など絵のインパクト、Zワザやライドポケモンなどアローラの風習、他にも好きなものはいっぱいあります。
でも今作にハマった一番の理由をあげるとすれば、家族を描いていたから、だと思います。

親と子、家族の情や絆。年取ったせいかそういう類の話が刺さるようになったこともあって、サトシやロケット団やポケモンスクールの仲間たちのそれぞれの家族模様を描いていたことがハマった一番の要因なんだと思っています。
信頼、助け合い、愛情、それぞれの家族で思いあう心が描かれたのがツボにはまった。

ずっと各地で旅を続けてたサトシが旅をせず家で生活をする。今作の概要を知った時は驚きと先が読めない不安がありました。
蓋を開ければ帰る家があってそこでククイ博士やポケモンたちと生活するサトシとピカチュウの姿がとても愛おしくなっていた。
家族が増えて家の中が賑やかになっていくともっともっと好きになっていた。
一緒に遊んだりご飯を食べたり、家に帰れば一緒でいられる存在、それがとても尊く感じられた。
人とポケモンが一緒に生きていく。これまでのシリーズでも描かれてることですが家族という形でそれを見せてくれたのがとても良かった。
人とポケモンの素敵な家族の光景を見せて頂いて本当にありがとうございました。


まだまだサン&ムーンについて言いたいことがあるけど上手くまとまらない。
最終回のことも上手く書けた自信は無い。
確かなことは一つ。
自分はこのアニメが好きでスタッフやキャストの皆様に感謝している。
この気持ちは絶対嘘じゃないし揺るぎません。

終わっちゃって寂しい。
3年間見てきて本当に良かった。
ポケットモンスターサン&ムーン。
好き、好き、大好きです。

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コメント

サン・ムーンシリーズももう完結なんて本当早いです!
こんシリーズは録画しててもなかなか観てない話も多く、あんまり語ることができません。
あらためて、録画してあるのを時間があるときじっくりみたいと思っています

ぼくの地域では、棒特番のため、また1週間放送がありませんでしたf(^_^)

次週VSようやくククイ博士戦が完結です

最終回次回予告だけでも涙腺がやばいです。特にククイ博士とバーネット博士とのシーンは本当の家族でとても大切な存在なんだなということが伝わってきますし、サトシがこれまでたくさんの人やポケモンとの出会いや別れを経験しています
でも別れとなるとやっぱりさみしさが強くなりますね!
年をとったせいか特に家族関係の話は本当弱く号泣してしまいます!
ファイブマンの学の秘密はまさにそうで、100%の確率で泣きますf(^_^)

ネットではサトシまさかのリセット??というのもあるみたいで、ぼくも公式さんの予告動画で観たときまさかリセット??と僕もそう感じてしまいました

どうなるかは観るまでわかりませんが、どんな設定でもあれこれ余計なことを考えず、楽しく観られたらそれでいいのかとも想っています

世界戦が続編的な立ち位置であれば、クチバが拠点ということで、クチバにいったエテボースとの再会という回も観て観たいですし、おそらくまだ未回収のピジョットを迎えにいくことだったり、オコリザルもあの後どうしてるのかなというのも気になります!

僕はオコリザルはポケモンリーグでリザードンやヌメルゴン、アーゴヨン、グライオンみたいに登場するのかと思っていて、それがなくここまできたので。

次回作は原点回帰作ということで放送が本当楽しみです。

投稿: リザードン大好き! | 2019年11月 4日 (月) 19時19分

コメント返信:リザードン大好き!さん

残りのエピソードも素晴らしいのでゆっくりご堪能くださいませ。

最終回は予告から泣かせにきたので辛い辛い。
記事にも書きましたがこの手の話に本当に弱くなりましたし、ファイブマンも同じく心揺さぶられた作品でした。

次回作がこれまでのシリーズと地続きなのかは見てみないと分かりませんが、同じ不安はこのサン&ムーンが始まる前にも経験してるのでそんなに心配することないかなという感じです。
サン&ムーンが始まってみればとても面白く夢中になれたので次回作もきっとそうなってくれると期待しています。
願わくば仰るように過去のポケモンたちとの再会が見られれば尚良いのですが・・・はてさて。

投稿: んがよぺ | 2019年11月 6日 (水) 09時15分

本当に終わってしまいましたね・・・・最終回はリアルタイムで観ていたのですが、なるべく感想をまとめた上で今日再び視聴した上でコメントを書かせてもらいます。今回は長めかもです。

まずはリーリエ達エーテル家族ですがやっぱりこの作品で一番成長したのはリーリエだと思うんですよね。最初はポケモンに触れなくて苦悩していたのがどんどん成長して家族の再生を目指す為モーンを見つかるまで帰らないと覚悟する程になったのが良かったです。最終回まで再生はみれなかったけど観れないなりに答えを出してくれたアニポケスタッフが素晴らしいです。

最後に船が出発する際にサトシに感謝の気持ちを伝えてましたけど、この時のセリフは松井さんかなり気を使ったんじゃないでしょうか。前作XYのヒロインセレナはサトシに恋心を抱いていてその想いを伝える為にキスをしてましたが、ここでもしリーリエが愛の告白みたいなことしたらセレナの想いが無駄になりかねないと危惧していたんですよね。でも実際に出た言葉は愛の告白というよりはアローラにサトシが来てから色々助けてもらった事に対する感謝の気持ちという意味合いも強く感じました。そういう意味ではセレナが抱いたのが恋心ならリーリエが抱いたのは親友としての尊敬の意だったんじゃないでしょうか。
グラジオやルザミーネもリーリエの頑張りに影響されて表情が柔らかくなったり落ち着いて来たりとまた成長させられたと思いますし、絶対にモーンを見つけてほしいと思いました。

次にロケット団です。いつものようにグータラしていたらサカキから帰還の命令が。ある意味唐突ではあるものの楽しい時はいつまでも続くと言う訳じゃないって事なんでしょうね。
準備を進めるようミミッキュとヒドイデに事情を話した所ミミッキュはそのままピカチュウと最後の戦いに向かってしまう。戦いの中で自分の姿を観て戦意喪失してピカチュウに助けられましたが、その時のミミッキュのピカチュウの頭の部分の目が泣いてるように見えて寂しさを感じていたのではないかと思ったんですよね。
ニャースがミミッキュの弱音を聞いてましたが思えば最初の頃は通訳を嫌がっていたニャースがちゃんと話を聞いていたのもやっぱり長く一緒にいたからこそちゃんとした家族の形が出来ていたという事でしょう。ニャースの「憎しみからは何も産まれない。そろそろ前を向いて生きる頃」という言葉も簡単なようで難しい事ではありますが、ロケット団に入るまでに沢山苦労してきた彼だからこそ説得力があって響く言葉でした。僕もサン&ムーンやそれ以外の好きなアニメ、特撮を悪く言う声に対して憎いとすら思った事ありますが、いつか克服したいです。
ムサシとコジロウは考えた末にミミッキュとヒドイデにZリングとクリスタルを持たせて第二の故郷に置いていく事に。でもこれは決して捨てた訳ではなくいつか戻って来るという意志表示の表れだと捉える事が出来ましたし、ニャースと共にキテルグマと別れる時もちゃんとありがとうございましたとお礼を告げたのも偉いと思いました。でも結局はキテルグマにカントーまで投げ飛ばされるという形で送還される。格好つかないけどそれでこそロケット団。新シリーズでも3人の大暴れを期待してますよ。

投稿: アルター  | 2019年11月 7日 (木) 00時32分

次はロトム図鑑ですが、うるさい奴ではあったけどなんだかんだ憎めない奴でしたね・・・ソードシールドにスマホロトムがいるからそれで付いてくると思っていたけどまさかエーテル財団で働くなんて。産まれたばかりの図鑑という点を活かして好奇心旺盛ながらトラブルも沢山起こしてきましたが、そんな中で98話で宇宙一の図鑑になるため俳優の道を諦めたのがここにきてUBの情報を得たのが功を奏して財団で働く事になったんだから凄いものですよ。
98話ではお互いが納得してなかったからサトシと喧嘩する事になりましたが、そこから時間を経て納得した上でそれぞれの夢の為にお別れする事に。ウザいだとか色々言われた奴でしたが、それでも見ていて面白い奴でしたよ。精進あるのみです。

そして最後に我らが主人公サトシ。アローラを去る事を皆に伝えようとしたところリーリエに遮られ、リーリエの父を見つけるまで帰らないという言葉を聞いた時の表情が印象的でした。彼はこの時何を考えていたのか。リーリエの発言を聞いて益々自分がアローラに再び戻れるのか考えていたのか。学校から出た後で夕日を眺めていましたし、そら146話も同じ場所をほぼ動かず過ごしていたらそうなるよなあと。これも旅をしてないからこそ出来る描写です。
ミミッキュとの闘いの後でソルガレオ=ほしぐもが来ましたが、やっぱりネクロズマの一件の後もサトシを見守っていたんでしょうね。迷いに迷っているサトシの前に現れたのも向こうのUBを助けて欲しかったのもあるんだろうけど、それ以上にサトシの気持ちに後押しがしたくて現れたんでしょう。
冒険してUBを助けた事をアローラで過ごした仲間達に伝えソルガレオからの後押しもあってポケモンマスターになる夢を掴む為に再び旅に出る事を宣言するのもやっぱりサトシらしいと思いました。例えキャラデザが変わったり性格が多少子供っぽくなってはいてもそのチャレンジャー精神があれば十分サトシですよ。
そうしてロケット団同様にモクロー達を第2の故郷たるアローラに置いていったのも今までのように1からやり直す意味もあったのでしょうが、それ以上にアローラで彼らが生きていくのに相応しいと同時に自分の家族同然の存在となったククイ博士の元に預けるのが良いと判断したんでしょうね。ククイ博士の離れていてもずっと手助けするという言葉も血の繋がりなんて関係ない親子の絆を感じましたし、というかもうサトシとククイ博士は立派な父と子ですよ。最後にバーネット博士と共にサトシを抱きしめる姿、感動しました。
サトシは飛行機に乗り、飛び立った所で・・・まさかのウルトラガーディアンズが。それを見たサトシが涙を流してさようならと言わずに行ってきます!と言った瞬間に流れたタイプワイルドが流れた時は本当に感動しました。
そこからのエンドロールでは・・・・
・マーレインと共にトクサネに向かうマーマネ
・ライチの元へ修行に行くカキ
・マナフィを探しに行くスイレン
・グズマを初め特訓をするスカル団
・シェイミとお別れをしたマオ
・クチナシの大試練を受けるハウ
・キテルグマの元で楽しそうにしてるミミッキュとヒドイデ
・船の上で家族団らんのエーテル家族
・子供が出来たらしいククイ博士とバーネット博士等
彼らのその後が描かれていて皆成長したし何かを手にすることが出来たんだなあ・・・と感慨深くなりました。

投稿: アルター  | 2019年11月 7日 (木) 01時18分

まだまだ描きたい事はありますが、このコメントで最後にします。サン&ムーン楽しませてもらいました。観てる中でやたら作画を酷いだのなんだの言う声あったけど・・・・寧ろこの絵柄だったから良かったと思いません?XYの頃に戻して欲しいという発言あったけど、僕は寧ろXYから大幅に変えたからこそここまで勢いのあるシリーズになったんだと思う以上に好意的でした。この際だからいうけど僕は寧ろDPまでの空気が変わらない感じが正直懐疑的な物を感じていたんですよ。仮にも子供向けと言う割には過去シリーズを観てないとわからないストーリーだったりヒロインは交代するのにタケシは交代しない、草、炎御三家はカッコいい役目もらえてるのに水御三家は御三家でないの含めてギャグキャラばかり、ロケット団が毎回出てくる等その辺納得いってなかったんですよね。そちらがミュウツーの映画好きでないのと同じ感じです。もちろん嫌いではないですけどね。

戦隊シリーズやライダーは次回作になると雰囲気が変わるのにアニポケがそれをしないの違和感あったからこそBWでタケシがレギュラー降りた時は正直言ってよくやったと思ったんですよね。仮面ライダーだって改造人間の設定を捨てたからこそ新たな道を切り開けましたし、ポケモンにもそれが必要だと思っていました。極論を言えばサン&ムーンでもXYのノリは出来たかもしれないけど、ポケモンのメインターゲットは子供です。新規が来る事に抵抗の声はあるでしょうが、いつまでも同じ人の意見ばかり聞いていては本当に進歩する事は出来ません。そういう意味ではXYは唯一無二のアニメ。今更同じキャラデザのサトシやストーリー、絵柄をやられても正直二番煎じにしかならないし、やっても勢いが落ちていくのでこれでいいです。

これはよくて最後まで駆け抜けたサン&ムーン及びその世界観を描き切った松井亜弥さんに拍手を送りたいです。この優しいストーリーを楽しませてくれた事に感謝したい。しかしながら136話でのグズマの描写について原作をやってないだの思いあがってるだの言う意見がありましたが、彼女はそういった意見を観て何を思ったんでしょうか。

今だから言えますけど、ゲームをやってるやってない以前にああいう描写は松井さんは苦手だったというだけの話だと思うんですよね。極端な話BWもバトルが苦手な脚本家に重要なバトル回描かせる見たいなのあったらしいし。正直ああいう描写はやっぱり冨岡さん向きだったと思います。ですがその分優しさに溢れた描写を描かせたら本当に素晴らしい。DPのエピソードの一つ「ヒコザルの涙!」でもその優しさを存分に表現していたし、個人的にニャースがミミッキュを論する場面は同じようにニャースがヒコザルに「過去を捨てろ」と言っていたのを思い出しました。だからこそそんな優しさを表現出来る松井さんがシリーズ構成になった事でサン&ムーンは歴代シリーズの中でも屈指の優しさを持った作品になったと感じています。

結局最後まで叩く意見は少なくならなかったし駄作という意見もあったけど、僕はこの家族や分かち合いというテーマを描き切った作品の事を本気で名作かつ最高傑作だと思っています。家族や分かち合いの事は既に色んな作品で語りつくされていますけど、本当に大切なことだからこそそれは何度でも訴えていくべきだと思うしスクールライフや定住もので3
年間そのメッセージを発信してたことは無駄なんかじゃないと思います。次回作はどうなるのか。初回からサトシのピカチュウのピチュー時代を描くそうですがそこも気になる所。
作画に関しては仮に文句が無かったとしても叩く連中は別の所でも叩くんでしょうね。ですがそんな意見に負けずに自分が感じた事を大事にしたいし、これからもアニポケにはついていきたいです。長文失礼しました。次回作が始まった際もお互い楽しみましょう。

投稿: アルター  | 2019年11月 7日 (木) 01時53分

コメント返信:アルターさん

最後まで叩く意見があるのはしょうがないんです。
サン&ムーンだからというわけじゃなくどんな作品にもそれは付きものです。
考えや感じ方がそもそも違うんだからどうしようもない。繰り返しお伝えしてますが相手にしなければいいだけの事です。


そんなことはさておき素晴らしい最終回でした。
3年間の物語のフィナーレに感慨もひとしおです。

リーリエからサトシへの言葉。仰るように脚本はもちろん演出も前作を意識せざるを得なかったと思います。
ヒロインが別れ際にサトシに思いを伝えるというシチュエーションが同じでも前作とは違う印象や雰囲気になっているのはお見事だったと思います。


ロケット団のアローラの日常も突然終わりの時が来ました。本部への帰還を受け入れ涙を見せずに別れるのは大人である彼らだからこそなのかなと思いました。
でも涙がなくてもヒドイデやキテルグマ親子への感謝の思いが感じられるのは言うまでもありません。
ミミッキュの前進。憎しみから解放されるのは予想外であり人生経験豊富なニャースが諭す言葉に説得力があり最後の最後にポケモン同士の心の交流が見られて良かった。


ロトムだけはサトシに付いて行くというのは大方の予想でしたがそこも外してくるとは驚きました。
しかし互いの夢のために別れるということは98話の経験を経ていれば納得できます。


サトシが去った後に映る皆のその後の姿。
番組は終わりますが皆の日常はこれからも続いていくんだと感じられる良いエピローグでした。
このアローラの地にまたサトシが帰ってくる時が次回作で描かれれば・・・と期待せずにはいられません。


サトシはククイ・バーネット夫妻を父や母と呼ぶことも無かったし2人がサトシを息子と呼ぶこともありませんでしたが、そこにある絆は紛れもなく親子の情だったと思います。
一生手助けするというククイ博士の言葉はサトシを息子と思ってなければ言えない言葉だったでしょう。
信じあえる家族だからポケモンたちを預けていくのも理解できます。


前作は熱さ・カッコ良さに振り切って今作は優しさ・温かさに振り切った、大雑把ですがそんな印象を抱いています。
今作で感じた優しさ・温かさには心癒されたし、前作の空気から大きく舵を切ったことは大正解だったと思っています。
前作より優れてると言うつもりはなく前作とは違う面白さを3年間貫いたその姿勢に非常に感嘆しています。
松井さんはもちろん冨安監督も各話のスタッフもアローラの良さを、今作の良さをとても大事にしてエピソードを積み重ねたからこそだと思います。
外野の雑音や商業上の都合など苦労もあっただろうと推測しますが、サン&ムーンの世界を大事にして描き切ったことに改めて称賛の意を表します。
本当に本当素晴らしかった。

こんなに素晴らしいアニメを作ったスタッフが引き続き次回作にも関わるのですから楽しみは尽きません。
サン&ムーンの終了に寂しさを覚えつつも新たな冒険の物語を心待ちにしています。

投稿: んがよぺ | 2019年11月 9日 (土) 10時34分

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