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2019年9月 1日 (日)

ニチアサ感想・2019/09/01

スター☆トゥインクルプリキュア 30話
騎士竜戦隊リュウソウジャー 24話
そして今週から登場の新ヒーロー・仮面ライダーゼロワンの第1話の感想です。

スター☆トゥインクルプリキュア
30話「ララの想いとAIのキモチ☆」

指名手配されたララと一同。
ララの家族は一緒に謝って誤解を解くからと呼びかけるが、ララにとっては子ども扱いされて嫌な思いのようで。
ララが何度も自分は大人だと言ってたのはサマーンの決まりだということだけじゃなく家族からの扱いへのコンプレックスからだったのだと分かる。

混乱に乗じてアイワーンはマザーAIを乗っ取りサマーンを混乱に陥れる。
ユニへの復讐という個人の感情のために星一つを乗っ取ってしまう。AI頼りのサマーンの脆さを突いたとはいえそれをサラッとやってのけてしまうのだから恐ろしい。
この惨事を自分が失ったもの比べれば大したことないと言い切ってしまうところも邪悪さが滲み出てます。

窮地を救ったのはララのロケットのAI。
マザーAIと同期すればAIは上書きされてしまうと前回言及があり嫌な予感がしたけど、同期することで逆に乗っ取られたマザーAIを取り戻すとは驚いた。
AIもララと同じく ひかるを始めとして色んな出会いと経験を通して変わっていった存在。それをマザーAIを上回る強い記憶と心を持つ存在として描いていたのが良かったです。

AIが無いと何も出来ないと弱音を吐く家族に自分の力でどうにでもなるとこれまでの経験から強い言葉で叱咤するララ。
その言葉と目の前でプリキュアに変身するララの姿を見てようやく未熟者と思っていた彼女への認識を改める。
ララが自分の意思をはっきり示せたのは自身が逞しく成長したことはもちろん、ララの決断で自分たちがどうなっても良いとララを信じてくれる ひかるの言葉も家族の前で秘密を明かす後押しになったんだろうなと。

ララの家族は星空連合に見つかる前にサマーンから皆を脱出させる。
今のララを誇りに思い信じてくれる。前回はララの家族の言動に胃が痛かったけど彼女を信じてくれて本当に良かった。
と、思ってたのに結局星空連合に目を付けられて次回また波乱が起こるようで。


騎士竜戦隊リュウソウジャー
24話「恋の空手道場」

ドルン兵に狙われる麻央をカナロが助ける。
カナロの戦いぶりに惚れた麻央は父がやってる空手道場の跡継ぎになって欲しいと頼む。
カナロは舞い上がちゃってすっかり彼女と結婚できるものだと思い込んで。
夜空の花火が出会いを祝福してるようでついにカナロの念願叶ったかのようだったけど。
脚本:荒川稔久のクレジットを見て、あ、勘違いで失恋オチだと察しました。


一緒に歩くとカナロと麻央は良い雰囲気だけど調子が良い時こそ心配だとオトは2人の後をつける。
が、麻央が自分の夢を叶えるために彼女の父に勝負を申し込んだり麻央から生まれたマイナソーを倒すため特訓に励む様子に今度こそ本気なのだと考えを改める。
オトは結婚式をやるつもり満々でリュウソウジャーの皆も真剣に特訓に付き合い結婚式に呼んでくれとすっかりその気に。
空手アクションはカッコいいし仲間の思いに応えて特訓に付き合う友情とか、ここだけ見たら凄く良い画と熱い絆の話なんだけどなあ。

マイナソーの技を破る動きを身に着けたカナロはいざ決戦に臨む。
特訓の成果が見事発揮されてマイナソーの技を破り、マイナソーが巨大化してもコスモラプターの力を借りてこれも撃破。
マイナソーとの戦いに集中できるようにコウ達がドルン兵を引き受けたりコウからコスモラプターの力を借りたりと、特訓と合わせてカナロの戦いを皆が支えてる事が描かれててこの絆こそ戦隊だよと熱くなる話ですよ。
・・・ここまでだったら良い話で済んだんだけどね。


麻央の父に勝利し認めて貰ったカナロに告げられる残念な報せ、麻央には彼氏がいて共にパリに旅立つと。
麻央はそのことをちゃんと話していたのにカナロは浮かれて肝心なところを聞いてなかったというのが真相。
そんなことだろうと思ったよ。真相を知ったみんなの反応がいたたまれない。
そして最後は兄のために涙を流して損したオトの怒りの蹴りで締め。
いい角度で入りましたねえ。めっちゃ笑いました。


仮面ライダーゼロワン
1話「オレが社長で仮面ライダー」

寝坊したと慌てて自転車を走らせるのは今作の主人公飛電或人。
何事かと思えば遊園地の漫才ショーに参加するため。急いで駆け付けたのに渾身のギャグは誰にも見て貰えず盛大に滑ってしまう。
支配人からはロボットの芸人の方が面白いからと或人はクビにされいきなり仕事を失う世知辛い状況。

AIを搭載したロボット・ヒューマギアが社会に浸透している世界。
そのヒューマギアを開発した飛電インテリジェンスの社長・飛電是之助の孫が或人で、亡くなった祖父の遺言により突然或人は2代目社長就任を任命される。
仕事を失ったと思ったら大企業の新社長に任命という急展開。1話でこんなに立場が大きく変わる主人公もそういないのでは。
或人は人を笑わせるのが自分の仕事だと就任を蹴るが、遺言状の内容にざわつく役員たちを一声で落ち着かせてしまうところは本人の意思と裏腹に社長としての才があるような気がしました。
人の上に立つ者としての苦労も今後描かれていくのだろうか。


或人に代わりお客さんを笑顔にした芸人ヒューマギアの腹筋崩壊太郎-名前からして面白すぎるのがズルい-は笑顔に溢れる光景を思い返し人を笑わせる喜びに目覚めようとしていた。
だが人類の滅亡を企む滅亡迅雷.netの手によってペローサマギアに変えられてしまい人々を襲い始める。
自我に目覚めたところを狙って破壊のためのマシンにしてしまうとはえげつない。
今回出動した迅は笑いながら破壊の様子を見物し誤って自分に襲い掛かってきたマギアに笑いながら銃を突きつけるしゾッとする。
滅亡迅雷.netという名前は中二病くさいけどやってることは極悪非道、今作の悪をしっかりと見せています。


遊園地が破壊され絶望する支配人とそれを笑うマギア。
人の夢を笑うな。支配人が笑顔に溢れる遊園地にしたいと夢を語ってたことが脳裏に過った或人は、一度は受け取りを拒否したドライバーを手にして戦うことを決意する。
人の夢は検索して分かるものじゃない。人の夢を守ろうとする叫びがカッコよいし或人が仮面ライダーたる資質が表れてて良いです。

ドライバーを付けたことで或人の意識は人工衛星と繋がりAIと同じ演算処理の世界に入ってゼロワンのマニュアルを学習する。
力の使い方をちゃんと学んでからの初変身とは珍しい。現実では数秒の時間のうちにAIは多くの情報を処理できるという理屈のつけ方もよい。
ただこの描写や或人の回想でヒューマギアを父と呼んでた事など、或人が普通の人間じゃない予感がしてちょっと怖いよ。

プログライズキーを起動しバッタの力を宿し変身する仮面ライダー・ゼロワン。
仮面ライダーの原点に立ち返ったデザインは動いてる姿を見ればますますカッコよく、脚力を活かした派手なアクションに目を見張りました。
パイロットで予算があるとはいえ凄く派手にやってるなあと。昨年ルパンレンジャーvsパトレンジャーでも派手な演出で手腕を振るった杉原監督の才が光ってたと思いました。


遊園地をまた立て直すと子供たちに約束する支配人とその答えに笑顔になる子供たちを見て、或人は笑顔を守るために改めて社長の就任を引き受ける。
お笑い芸人をやってる若者が社長になるという主人公の設定を聞いた時はどうなるものかと思いましたが、芸人も社長も夢や人々のためということをちゃんと描いていたのが好印象でした。
新たな仮面ライダーの活躍、また1年間お付き合いさせていただきます。


ああ、そうそう。
AI乗っ取りネタがプリキュアとゼロワンで被って。
ゼロワンでギャグ滑りがありリュウソウジャーでも尚久のギャグが滑っていて。
ネタのシンクロと連鎖があったのが楽しいニチアサでした。
こういう奇跡が起きるからニチアサはやめられない。

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