« 感想:ウルトラマンタイガ第7話 | トップページ | ニチアサ感想・2019/08/18 »

2019年8月21日 (水)

アニポケSM感想:準決勝! カキVSグラジオ!!

135話
「準決勝! カキVSグラジオ!!」
脚本:米村正二
コンテ:尼野浩正
演出:上野史博
作画監督:篠原隆

-ホシとグラジオ-

カキの応援のため一人でマナーロスタジアムにやってきたホシだが迷子になってしまう。
迷子になるのがまだ幼いなと思いつつ、落書きをしてるスカル団に悪いことはいけないとハッキリ言える真っすぐな心が逞しいとも思い。

ホシを泣かせようとしたスカル団を追い払ったのはグラジオ。
失せろと凄みのある声と表情で彼らを退けるのがカッコいい。
一転して助けたホシにかける言葉は声色が優しく表情も柔らかくなる。
このギャップがたまらん。カッコいいところも優しいところもグラジオの魅力がグッと詰まってます。

グラジオと一緒に歩きながら自分の兄への思いを語るホシ。
過保護なカキに苛立つこともあるだろうけどやっぱり兄を慕ってるんだと分かる。
その思いを出会ったばかりのグラジオに話すのは、カキと同じ優しい兄としての人柄を感じたからじゃないかな。
グラジオもホシに自分の妹のリーリエのことを重ねてたし、通じるものを感覚的に理解したんじゃないかな。

カキとグラジオの対戦カードが意外に思ったんですが、どちらも妹がいる優しい兄という共通点があったかと納得。
サトシとリーリエ以外のレギュラーとはほとんど絡まなかったグラジオだけどこういう接点を活かしてドラマに出来るのが上手いなと感心します。


-ロケット団の目的は?-

ドーナツ屋が繁盛してウキウキのロケット団だがこれで良いのかと疑問を抱き自分たちが悪として堕落してることに気付く。
大会の優勝景品を狙おうか、いやいやポケモンを強奪しようとロケット団の悪事の原点に立ち返る。
そのためにはメカが必要でそれを作るための資金を稼ぐためにドーナツ屋を繁盛させて・・・あれ?無限ループって怖いね。

原点に立ち返ったと思ったのに結局労働に戻ってしまう一連の流れに笑いを堪えられず。
真面目に働いて結構な成果を出せちゃうのが彼らの才能の一つでもあるので悪事と労働の間で揺れるのも定番というか。
このまま大人しくドーナツ屋を続けてた方が安泰なんだけどそうはならないんでしょうねたぶん。


-無敗伝説の秘密-

準決勝を控えスカル団下っ端たちの声援を受けるグズマ。
無敗伝説を誇るグズマを下っ端たちは持ち上げ当人も上機嫌だがプルメリはその様子に危機感を覚えてるようで。
サトシの特訓の様子を見てたプルメリは彼には気を付けろとグズマに進言したのに聞き入れて貰えず。そして彼女のモノローグからグズマの無敗伝説には何か秘密があることを匂わせる。

これまでの試合からグズマのバトルの才能が並外れたものであることは確かだけど、彼のカリスマ性を支えてるのは実はとても危ういものなのではと考える。
負けたことが無いというグズマが一度勝っているサトシに負けることがあったら彼と彼を支持してるスカル団の面々はどうなってしまうのか。
次のバトルでグズマと彼を取り巻く者たちの心がどう描かれるのか要注目です。


-グラジオvsカキ-

助けて貰ったグラジオが対戦相手ではホシはカキを応援しづらくはないか、カキはホシを助けてくれたグラジオと戦いづらくはないか。
そう思いましたがホシは迷いなく全力でカキを応援しカキも本気でグラジオと戦っていて杞憂でした。
リーリエも兄を応援することに迷いがなくクラスメイトが対戦相手でも遠慮はない。
応援する側も全力だってところを見られて良かったです。


相性で不利なルガルガンを相手に果敢に攻めるようガラガラに指示するカキ。
”フレアドライブ”からの”アイアンヘッド”で突撃する一連のシーンがカッコよすぎます。
が、果敢な攻撃も”ストーンエッジ”の反撃で撃沈。

続くバクガメスVSルガルガンは、先ほどのお返しとばかりに”げきりん”で突撃してくるルガルガンを”トラップシェル”で迎え撃つというカウンターが決まった・・・と思ったらまだ終わりではなく。
”げきりん”状態でありながらルガルガンは理性を保ってバグガメスを執拗に攻め続けるという驚きの展開。
グラジオが相当な鍛錬をルガルガンを共に積み上げてきたことがうかがえるし、それだけ今大会へかける思いが強いのだとも分かる。

厳しい状況でカキとバグガメスはどうするのかと思えば、土壇場で”きあいだま”が発動しルガルガンを戦闘不能に。
気合で攻撃に耐えカキの気合だーとの叫びで”きあいだま”ってダジャレかいと思いつつ、不利な状況でも諦めず粘った結果予想外の活路が開いていく展開は面白い。

カキの狙いを覆すグラジオの戦い方に驚き、さらに予想外の新技発動による逆転という息つく間もない展開が熱いバトルでした。


グラジオとホシの優しい場面やホシにデレデレなカキの面白い場面など穏やかな空気の前半から後半の熱いバトルへの切り替わり、このテンションの差が気持ちよい回でした。
ところで次回予告のナレーションが可愛すぎたんですが。
え、チアリーダーって嘘予告?そんな殺生な。映像を、映像を見せてくれ!

|

« 感想:ウルトラマンタイガ第7話 | トップページ | ニチアサ感想・2019/08/18 »

ポケモンアニメSM」カテゴリの記事

コメント

今日も感想を語るその前にちょっとんがよぺさんの考えにフォローさせてもらいます。後あにてれなんとか解約できました。確かにグズマに対するそちらの解釈は違うかもしれないけどリーグに出る以上特訓はしていたかもしれないし、執念だったかは別にして当時よりは強くなっていたんじゃないでしょうか。リーリエ達の株が下がったという例の発言ですが、そもそもあそこで皆が同じようにグズマの戦法を褒める方が感情としておかしくないでしょうか?

バトルの内容が理にかなっているかと実際にそれを見てどう思うかは印象が違うし何より僕ら視聴者の視点は神の視点も同然だし、寧ろあそこで人それぞれ違った意見が出た事で見えた物もあったと思うんですよね。まあ例の書き込みちゃんとコメント観てないし上手く自分の意見言えてるかわからないけど…因みに僕はグズマの態度はキャラとしては違和感無いけど、スポーツという観点で観れば良くないと思っています。

本編を語ります。グラジオですが、そういえば妹のリーリエ除くとサトシのクラスメイトとはほとんど絡んでいませんでしたね。欲を言えば原作でハウと関わっていたからアニメでも絡んでほしかったかも。

カキとグラジオは妹がいる者同士だしカッコよさのベクトルは違うけど、グラジオのようなクール一直線のカッコよさ、カキのような普段は空回りだけど決める時決めるカッコよさはどちらも違った良さがあって良いと思います。ホシのスカル団を注意する場面はやっぱりお兄ちゃんを観ているんだなと思えて微笑ましいです。この間のサトシVSハウは粗はあったかもしれないけど、こういうリーリエとグラジオ、ハウとハラさん、カキとホシ等の家族の絆を大切にしてくれているからサン&ムーン好きでいられるんだとは思えますね。

ロケット団ですが本当に手段と目的が逆転しているのが…本当悪い事やめてドーナツの会社でも作った方がいいのにそれでも悪を貫くのがやっぱり彼ららしくていいですね。キテルグマも相変わらず温泉つかってるし楽しいのはいいけど、3人が決勝で暴れられたら困るからそろそろ回収してもいいかと。

スカル団達ですが、グズマが初登場の時と同じセリフを言って登場したし、こういう部分を観ていればそんなに悪い奴じゃないのではと思うのですが、あの場で下っ端達が彼を称える中プルメリは思う所あるようで。グズマも普通にしてる分にはいいかもだけど、プルメリの言うように無敗の理由には何かあるそうだし個人的にはグソクムシャの特性の事があるのかもだけど案外予想の斜め上を往く理由かもしれませんね。

投稿: アルター  | 2019年8月21日 (水) 23時54分

カキVSグラジオは最初にカキがグラジオに妹を助けてもらっていたのが良い布石だったと思います。ルガルガンとガラガラのバトルになり、ホネブーメランの2回攻撃をよけられストーンエッジを撃たれるものの、その後のガラガラのフレアドライブからのアイアンヘッドはスピード感に溢れていて見応えありました。それでもストーンエッジを受けて倒れてしまいましたが、ガラガラは良く戦ったと思います。2匹目にバクガメスが出ましたがやっぱり最後は相棒でなくちゃね。

ストーンエッジにドラゴンテールで対抗し、そのまま攻防が
続いたところでのルガルガンのげきりんの発動がまあ怖い事。そんな狂った状態にも関わらず冷静に回り込むのが凄いしグラジオもそうとうルガルガンを鍛えているのが伝わってきます。それでもバクガメスは耐えまくりカキの気合に答えてきあいだまを覚えるのが本当に熱かったです。ルガルガンはげきりんの行動固定が裏目に出てきあいだまをよけきれず倒されましたが、こちらも見事な戦いを魅せてくれました。次回のシルヴァディとバクガメスの相棒対決の決着とサトシVSグズマの対決開始がどうなるのかしっかり観ていきたいですね。

ところで聞きますけど、今後も色々観ていくに当たってまた何か解釈違いしたらどうしますか?僕の場合ネットの書き込み反応するの僕が解釈間違えていて向こうの方が正しいのかな…と思う事あって。サトシVSハウはやっぱり文句付ける声あったらしいし脚本家の方もなんか失敗だったかなとか言ってるようだし・・・こないだのそちらのミュウツーの映画の感想の時に変な事書いてしまったのも僕が言うとあれですがその辺の事がちょっと根底にあってね。まあ何であれ最後まで観ていきたいとは思います。

投稿: アルター  | 2019年8月22日 (木) 00時18分

コメント返信:アルターさん

あの兄にしてこの妹あり。
スカル団を注意するホシにはカキの真っすぐな部分もちゃんと見ていてそれに倣っているのがうかがえて良かったですね。
兄妹、家族の絆を大切に描いてるのは今シリーズの優れた点で本当に好きですね。

バトルは迫力ある絵が見られて手に汗握りましたね。
ルガルガンだけで勝利を決めてしまいそうだったグラジオの戦い方と勝利への思いと、ガラガラの奮闘からバトンを繋いで相棒バグガメスと共に諦めず戦うカキの熱さと目を見張るものがりました。
次回どう決着するのか楽しみです。


解釈違いのことは特に気にしてませんし、フォローいただくお気遣いは嬉しいですがあまり自分に同調するのもよろしくないかと。
意見・解釈・感じ方、どれも人それぞれ違って当然なので、自分の考えが周囲と違ったり違う意見を貰ったからってすぐ自分が間違いでしたと言うのも違うんじゃないのと思います。
自分の考えこそが正しくて違うことを言ってる人が間違ってるんだと他者を攻撃したり傲慢な態度さえ取らなければ違う考え方もあるんだと理解しつつ自分の考えを大事にしててよいと思いますよ。

前回の内容については既に前回の記事とそのコメントへの返信に自分の考えを書いた通りです。
特におかしな描写があったとは思わないし自分は納得して見れたということです。

投稿: | 2019年8月22日 (木) 08時26分

まだありましたけどバクガメスのきあいだま習得シーンですが個人的にはモクローのフェザーダンス習得シーンに比べたらある程度自然な感じあったように思うんですよね・・・・まあきあいだま習得も伏線らしい物は無かったといえば無かったですが、バトルがヒートアップしていく中での勢いに押されて出てきたという印象だったのでそんなに気にはならないし素直に熱くはなれました。ネガティブな発言するわけでは無いですが、サトシVSハウもせめてその辺のロジカルがしっかりしていればここまで複雑な気持ちにはならなかった気がするんです。

揺れ動いてる気持ちもあるもののサトシとのバトルの後でハウが悔しい表情を見せていたり、既に敗北したザオボーやアセロラ、ハウも観客席でその後のバトルを観戦してたりと決して敗者を蔑ろにしていないのは褒めても良い気がしています。マツリカがいないのは気になるけど今後の話で出てくるかもなので保留です。

投稿: アルター | 2019年8月23日 (金) 19時47分

また間違えてしまいました。本当にスマホの調子がおかしくて。 まだ色々と思う事はあるしXYを越えなかったとか言う気は無いですが、サトシVSハウは粗があったとは言いましたけど、それでも現時点でのリーグの様子を観察すると、XY以上に出場者やその身内の心情に踏み込んでいる印象があります。XYを悪く言う訳では無いしもちろんカロスリーグにもアランとかそういう感じのはありましたけど、あの時は後で世界の危機が待ってたのもあり堅いところあったのに対して今回はリーグ開催の回で屋台があったり、そこまでシリアスではない関係でアットホーム且つ楽しさが全面的に出ているのはカロスリーグとの差別点だと思うんですよ。

サトシのバトルにしても前回はアランとショータとの因縁が強調されていた反面それ以外の試合が不明瞭な都合上展開早めなところあったけど、今回は1VS1のバトルだったりと使用ポケモンの数の物足りなさはある代わりに一つ一つの試合がじっくり描かれているのもそれなりに密度があって良い気がしてます(カロスリーグが密度無かったという意味では無いです。念のため。)

前回のカロスリーグはフレア団の関係で早めに終わりましたが、アローラリーグは8月になってもやってるからリーグを前シリーズより長く楽しめるのは良いですね。

比較するような言い方してしまいましたが、双方のリーグで描きたい事が違いますし敢えて言うなら真剣さ重視のカロスリーグ、楽しさ重視のアローラリーグと言ったところでしょうか。どのリーグも違った面白さがあって見ごたえはあるんですよね。

投稿: アルター | 2019年8月23日 (金) 20時11分

失礼 カロスリーグも8月までやってましたね。言い方変えますけどカロスリーグが6話で終わったのに対してアローラリーグは6話以上やってるのが前回より長く楽しめて良いですね。とにかく今回のお祭り感が前回との差別点だとは思うからその辺を理解した上での評価はしたいと思います。もちろん楽しむのも忘れてませんけどね。 重複分のコメント消去お願いします。

投稿: アルター | 2019年8月23日 (金) 21時45分

コメント返信:アルターさん

”きあいだま”発動は伏線が無くても違和感なく見れましたね。
自分はモクローの件は納得してますがロジックがもう少ししっかりしてればというのは分からなくも無いです。

台詞が無くてもこれまで戦った者たちが観客席にいるのが良かったですね。
皆で楽しむ・参加するというのが今大会のコンセプトなのでそこはカロスリーグとは明確に差別化してるところだと思います。
アローラリーグとカロスリーグのどちらが優れてるかというわけではなく描きたいものの違いだと思うので、どちらがより楽しめるかは人それぞれで良いんじゃないかと思います。

カロスリーグはフレア団の企みが同時進行してて決勝の後すぐ一大決戦へと流れて行って息つく間もありませんでしがアローラリーグは決勝とロイヤルマスクとのエキジビジョンの後何が起こるか読めなくて楽しみです。

投稿: んがよぺ | 2019年8月24日 (土) 08時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 感想:ウルトラマンタイガ第7話 | トップページ | ニチアサ感想・2019/08/18 »