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2019年8月30日 (金)

アニポケSM感想:燃え上がる炎! ライバルはひとりじゃない!!

136話
「燃え上がる炎! ライバルはひとりじゃない!!」
脚本:松井亜弥
コンテ:野田泰宏
演出:野田泰宏
作画監督:香月麻衣子 一石小百合

-バトルが終われば-

白熱するグラジオvsカキの試合。2人とも決勝戦でサトシと戦うことを願いこの試合に負けられないと気持ちを強くする。
2人ともサトシのこと好きすぎるでしょ。当人はそんなラブコールを受けてるとは知らずに2人を全力で応援。
そして試合が終われば2人ともカッコ良かったとどちらの健闘も褒め称える、相思相愛じゃないか。素敵。

バグガメスが”からをやぶる”でシルヴァディの攻撃をかわし隙を狙ってZワザを放つ。
カキの渾身の一撃だったがグラジオはファイアメモリでシルヴァディのタイプを変えてZワザを耐え抜き反撃の”ブレイククロー”で勝負を決める。
メモリによるタイプチェンジは予想通りだったけど炎タイプというのは意外。ダメージを軽減するなら他のタイプでもよかったのに炎を選んだのは、炎の使い手であるカキへの敬意と彼を超えてみせるという勝利への強い意欲からの選択だったのかなと。

決着がついて握手を交わす2人。カキはサトシをライバルと思ってたけどグラジオもライバルだと認め再戦を誓う。それに応えてグラジオもカキと再び戦うことを楽しみだと返す。
バトルが終わったら相手を認めて絆を結ぶ。審判を務めたライチが感動の涙を流したのも納得、これこそポケモンバトルの醍醐味、良いもの見させてもらいました。


-その頃ロケット団は-

前回自分たちの本分を見つめ直そうとして結局ドーナツ屋稼業に戻っちゃったロケット団。
今回もせっせと働いててやっぱりかよと思ったら、傍らでコジロウが新メカの設計図を書いてて一応悪事をやるつもりはあるみたいで。
まあいざ実行しようとしたらキテルグマが飛来して止められちゃうんだろうけどね。そろそろ足止めも限界だろうし。
なんて思ったけどキテルグマとヌイコグマ親子はヤレユータンメカのもてなしを受けてまだ温泉に浸かっていた。
今度はこっちがループしてるのかい。全く同じ光景が繰り返されてて笑っちゃったよ。


-プルメリの不安-

グズマに進言するものの聞き入れてもらえなかったプルメリの不安はまだ続いている。
試合前から浮かない表情で彼女の脳裏に浮かぶのはグズマの功績を表すトロフィーの山。どれも準優勝と記された物が壊され雑多に積まれていて、グズマの荒れる心が表れててドキッとする。
プルメリがずっとグズマを案じてるのはその心を知ってるからだと分かるし、グズマの勝利を疑わないスカル団下っ端たちの盛り上がりがプルメリの不安をさらに強調しているようで辛い。


-グズマの動揺-

サトシとグズマの試合。グズマが一番手に出したハッサムが”とんぼがえり”でグソクムシャに交代することでニャヒートの攻撃を耐え抜く。
開始早々相手の不意を突く戦略、やはりグズマは賢くバトルのセンスは相当なものだと分かる。
だがサトシもやられっ放しではなく、相性で不利なグソクムシャ相手でも果敢な攻撃をニャヒートに指示する。
じわじわとグソクムシャはダメージを受け、ニャヒートが再び”だいもんじ”を放ったところでまさかのグソクムシャの特性が発動しハッサムに突然の交代、身代わりにハッサムがダメージを受け戦闘不能になる。
特性”ききかいひ”が発動しそうな予感はしたけどこんな最悪のタイミングになるなんて。


最悪の事態をグソクムシャのせいだと責めて声を荒げるグズマ。知的にバトルを進めてきたこれまでの彼とはかけ離れていて、想定外の事態に動揺する様子にいたたまれない気持ちになりました。
まだ勝敗が決したわけではなく逆転のチャンスだってあるだろうに想定外のことが起これば動揺を隠せず声を荒げる、彼の脆さが浮き彫りになったように思います。
これほどまでに動揺するのは特性の発動が最悪のタイミングだった衝撃はもちろんのこと、負けることへの極度の恐れが彼の根底にあるように思います。


まずはサトシがリードする形になり客席の仲間たちは喜んでいるが当のサトシは勝ち誇った様子はなくグズマの動揺に何か思うところがありそうでニャヒートに声をかけて気を引き締める。
グズマの心の底に何があるのかサトシは知らないけど想定外の事態に動揺するグズマの様子にただならぬものを感じたんじゃないかな。

グズマがどう巻き返すのか、サトシの彼の心の深淵に気付けるのか、バトルの行方がますます気になります。

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コメント

どんどん話が熱くなると同時におっかない事も起こりますね。カキVSグラジオですが最大火力からのZワザを炎のメモリでタイプチェンジさせて防ぐのはんがよぺさんも言うように炎が得意なカキに対する敬意の表れだと思います。カキは負けてしまいましたが、それでもグラジオを褒め称えるのが素晴らしい。タイトル通りライバルは一人じゃないし、お互いにサトシの勝利を信じるのが熱かったです。

ロケット団ですが、やっぱり変な事起こす前にキテルグマ来た方がいいのでは・・・・・・段々メカの行動が単調になってるしもう時間の問題でしょう。

スカル団達の様子も本当に不穏な空気になっていますね…ボロボロにされた2位のトロフィーが台詞は無くてもグズマがどんな想いしてきたのか伝わってしょうがないです。組織内である意味彼を理解しているのがプルメリだけなのは幸いなのか。試合中も落ち着くように想っていたし。

そんな不安な気持ちを抱えながら始まった3回戦後半ですが開始直後にハッサムをとんぼがえりで交代(アニメでとんぼがえり出るのこれが初めてですね)させて、ニャヒートに有利なグソクムシャに変えるのもどこか臆病さが出ていたように思います。

当初こそ有利な相性でバトルを進めていましたが、それでも相性をものともしないサトシとニャヒートに手こずらされるのはやっぱり相性だけで全てが決まる訳では無いんですよね。バトルが進む中引っ掛かっていたのがグズマは自分のポケモンを大事にしている事な訳で、もしバトルが進む内に何か起きたらと思っていたところ、ニャヒートのだいもんじからグソクムシャがききかいひで逃げてハッサムに交代して・・・・・・はっきり言います。この後の展開観てからはどう反応していいのか正直悩みまくっていました。

突然起きたハッサムの戦闘不能。その時の演出がもう本当に怖くて怖くて。グズマの動揺が嫌でも伝わって来て敵なのに不覚にも感情移入してしまった・・・・・・以前のそちらのミュウツーの映画の感想でのあれもああいう状態になるのが怖かったから訳わからなくなってたんですよ。今までのネットの書き込み云々もですが、改めてすいませんでした。

自分の話は置いといて不慮の事態が発生してグソクムシャを再び出し、そこから怒鳴り付ける・・・・・・なんかこの一件についてツイッターで改悪だの炎上だのあったらしいんです。グズマは自分のポケモンを大事にしてるのにって。その辺でしばらく精神的に不安定でしたけど、なんとか落ち着いて来た後で正しいかは別にして何故こんな事になったか考えて観ました。

そもそもグズマってアニメではルザミーネと何の関わりも無いです。原作ではああして自分を認めてくれた人がいたから必然的に自分のポケモン達にもそれなりの対応が出来ていたし形はどうあれ自分を信じてくれる人の為に戦えた。でもアニメのグズマにはそういう人がいない。だからこそそのままコンプレックスを拗らせてしまい自分のポケモンへの対応も上手く出来なくなってしまったからこそグソクムシャにあたってしまったのではないか。

ネットやらなんやらでは今回の展開を叩く人いましたし、ちょっと僕も影響されて落ち込んでいたものの、冷静に考えてみるとこんな予想外の事態が発生していつものようにポケモン大事にしろというのも無理あるかと。正直そんな人間って上手く出来てないと思いますよ。かくいう僕も誰も助けてくれなくてどうしようもなく絶望的な気分になって冷静になれなかった時期ありましてね・・・・・・。

サトシについてですが、そちらとしてもこの状況は本当に予想外だったみたいで。かつてのニビジムでもスプリンクラーという想定外の要素でイワークを撃破しましたが、別に嬉しそうでは無かったし、グズマの対応に驚きつつニャヒートを呼び掛けてなんとか体制を立て直すよう言っていたけどここから本当にどうなるのか。

グソクムシャもグズマに怒鳴られている際心情はどのような物だったんでしょう?ビビったのは本当でしょうが、それを抜きにしてもグソクムシャという種族の本能の都合上仕方なかったのにあそこまで言われていたし・・・・・・正直同情してしまいました。

先程も書きましたけど、今までのグズマの戦いかた見ててもポケモンの特徴を熟知していたのは目に見えてわかることだったのに我を忘れて怒鳴り付ける姿はそれほど敗北に対して恐怖を抱いているのがわかったし、脚本がキャラを理解しているか怪しいという意見もあったけど、僕らが知ってるグズマはルザミーネがバックにいたから形作られた側面もあるだろうし、そんな助けが無いまま放置されたらどうなるのか…僕もこの改変について思う事無いのかと言われると正直動揺はあります。でも普通に考えてあんな状況でポケモンを労うのもやっぱり難しいと思うし、上手くは言えないですが僕は今回の展開は有りじゃないのかと思いました。正しい答えかはわからないけど・・・・・・。

この先どうなってしまうのか。ここまで来たらもう単純にサトシがバトルに勝てても意味が無い気がします。前にも言いましたがグズマが第2のフラダリにならない事を祈りたいです。

投稿: アルター | 2019年8月30日 (金) 01時58分

今回はカキとグラジオの試合の決着と、サトシとグズマの試合の途中までが放送されてましたね。

カキとグラジオに関しては、本当にこれこそポケモンバトル、って感じで幕を閉じましたね。
私はグラジオが、炎タイプの弱点になる水や岩・地面タイプのメモリではなく、同タイプの炎タイプのメモリを使ったのを、実は最初少し意外に思ったんです。
でも確かに仰る通り、カキへの敬意の表れだったのかもしれませんね。
そう思うと、最後お互いをライバルとして認め合ったシーンがさらに印象深く感じられました。

そして、待ちに待ったサトシとグズマの試合がついに始まりましたね。
最初こそ、とんぼがえりでニャヒートの弱点になる水タイプのワザを使えるグソクムシャを出したり、アクアブレイクを確実に決めたりなど、相変わらず策士な所も見せていたグズマでしたが、前回のプルメリさんの忠告はちゃんと聞いておくべきだったというか、完全に油断していたツケが回ってきていましたね。

結局軽く片付けるどころか、果敢に追いすがるニャヒートの攻撃に徐々に体力を削られて、前回のサトシとのバトル同様、ききかいひが発動するまで追い込まれた上に、最悪のタイミングでの交代がハッサムの戦闘不能に繋がってしまう結果になっていましたし。

そういえば、グズマはその焦りと動揺をグソクムシャにぶつけていましたけど、これはかなりネット上で荒れたみたいですね。
確かにゲームではポケモンではなく、自分を責める台詞が印象的なキャラではありましたけど、アニポケはタケシを筆頭に、ゲームとは別人のキャラって結構いますから、そこは今更では?と思いました。
むしろ、グソクムシャの体力をしっかり計算しきれていなかった点こそ問題なのではと思ったので、そういう意味でグソクムシャだけを責めるのはいかがなものか、とは感じましたけど。

それに先にコメントされていた方も仰っているように、ゲームではルザミーネさんという、曲がりなりにも認めてくれる人がいましたけど、アニポケではそういう人がいませんしね。
なので、余計グズマの脆さをゲームよりも全面に出したのかな、とも思いました。

またこの試合を見るに、グズマは負けることを相当恐れているようですね。
どうしてそうなったのか、その心の闇が次回明かされるようなので、そこも次回の見所かなと思います。
そして、そこにサトシがどう切り込んでいくのか・・・・・まあ今回油断していたせいもあるとはいえ、今までの対戦相手とは異なり、自分の方が追い込まれたこともあったのか、さすがにククイ博士の方を見る余裕は無さそうですし。
それにサトシには初対面からククイ博士を重ねていたりと、何だかんだ意識している様子はあるので、グズマに何らかの光を与える役割も期待したい所です。

投稿: レティ | 2019年8月30日 (金) 22時51分

コメント返信


>アルターさん

ネットで炎上してるというのは良い気分じゃないし自分もそっちに引きずられるのが怖いという思いはありますね。
でもあくまで他者の感想と自分の感想は分けて考えるべきです。


仰るようにゲームと違いアニメのグズマには彼の力を必要とする人・認める人がいないというのも拗らせてる一因だと思います。
プルメリは彼の心情を知っていて進言するけど聞き入れて貰えず、バトルフィールドに立てば彼が孤独になり想定外の事態に動揺し荒れるというのは当然の流れだったと思います。
これがもし回想の壊れたトロフィーの山だったりプルメリがグズマに警告する描写が全く無いままグズマが豹変してたら、人の心の動きとして誠実な描写をしていないと自分も怒ってたかもしれません。
でもこうしてグズマの心の動きをちゃんと描けています。人気キャラのグズマがゲームと違う描写故に解釈違いと怒る人がいるのは仕方ないですが、アニメ流のアレンジとしてちゃんと心の流れを描けているので自分はこのグズマは”アリ”だと思いました。

突然の事態にグソクムシャも動揺してるのは想像に難くないですし、次回グズマがグソクムシャの気持ちを汲むのか、あるいはサトシが気持ちを察するようにグズマに意見するのか。
いずれにしてもサトシとのバトルでグズマの心に変化が起こることを期待したいですね。
仰るように第2のフラダリにならないように、心がすれ違ったままにならないことを願いたいです。


>レティさん

カキVSマーマネ戦に続きVSグラジオ戦も気持ちの良いバトルでした。
以前の試合に続きグズマの試合と対比させる意図もあって試合後に互いを認め称え合う描写にしてるんだろうと思います。

グズマがゲームと違うという批判は、人気キャラ故に仕方ないと思いつつもアニメ流のアレンジは多くのキャラクターでやってきたことなので今さらだなあという思いもあり。
自分はアニメのグズマの心情の描き方に今のところ納得できてるので怒る理由が無いです。

今回の失態は仰るように油断してたツケが回ったものですね。
計算通りにバトルを進めてきた彼の賢さとバトルセンスは相当なもので評価できるところではありますが、それがいつでも通じるほど甘くはない。グズマが追い込まれるのは当然の流れだったと思います。
観客席のククイ博士ではなく目の前のサトシを意識しないといけない状況になったことで、サトシからグズマへのアプローチはもちろんグズマがサトシをどう見るのかも気になるところです。

投稿: んがよぺ | 2019年9月 1日 (日) 08時29分

改めてこの回の事を思い返してみましたけど、この回の描写って正しかったんでしょうか?https://au31096.hatenablog.com/entry/2019/08/27/190158#%EF%BC%96%E4%BB%8A%E5%9B%9E%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%81%AE%E7%82%8E%E4%B8%8A%E8%A6%81%E7%B4%A0このような事を言う人もいるし・・・・・

投稿: アルター | 2019年9月26日 (木) 14時12分

URLのブログは6.今回だけじゃない!アニポケの炎上要素の部分でなんかリーリエのグズマの戦法に対する意見とか130話のVSハウとかについてアニメ制作サイドがゲームキャラを理解していないような設定はちょっと残念な気持ちになってしまいます。とか書いてるの見て正直イラっと来てしまって・・・僕もVSハウは思うところありますけど、他人がこんな風に悪い部分挙げて作品を貶めているのがなんか腹が立つんですよ。なんか他作品のドラマと比較していたし・・・・本当にアローラリーグは駄作なんでしょうか?

投稿: アルター | 2019年9月27日 (金) 13時40分

コメント返信:アルターさん

この回のグズマ描写は正しかったと思います。
次の回でちゃんとアンサーが描かれている、グズマが自分の殻を破るための布石として活きてるんですから。
これが次回に繋がらない意味のない描写や台詞だったら、原作からの改変云々より物語の創り方としておかしいと自分だって批判してたと思いますがそうはなりませんでした。

駄作だとかゲームキャラを理解してないとか、イラっとはしますがそう考える人がいること自体は否定できないです。
自分だって別の作品だったり今後のアニポケで逆の立場にならないとも言い切れないですから。
考え方が違っちゃうのは仕方ないんです。自分は苛立ちを引きずらずそういう人もいるんだなと割り切るようにしてます。

言わずもがなですが、自分はアローラリーグが駄作なんてこれっぽっちも思ってないです。

投稿: んがよぺ | 2019年9月28日 (土) 19時39分

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