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2019年7月15日 (月)

アニポケSM感想:マオとスイレン! 友情のゼンリョクバトル!!

130話
「マオとスイレン! 友情のゼンリョクバトル!!」
脚本:大久保昌弘
コンテ:でんさおり
演出:でんさおり
作画監督:山﨑玲愛

 

-サトシVSザオボー-

決勝トーナメント最初の試合。ザオボーはスリーパーを出しサトシはピカチュウを・・・と思いきや、”サイコキネシス”でメルタンが呼び出されてしまいそのままバトルへ突入。
サトシの対策を練らなくてはと言ってたけど一番弱そうなメルタンを無理やり引きずり出すってせこいぞザオボー。
余談だけどザオボーが観察してた食事中の光景で、モクローがメルタンの面倒を見てたのが可愛かったです。

小さいメルタン相手に余裕のザオボーだったが、メルタンがスリーパーの振り子を食べてしまい”さいみんじゅつ”が封じられ調子が狂ったところであっさり負ける。
ザオボーは抗議するがこれもポケモンの能力だとハラに却下される。そもそもズルい事してるあなたが言うなよ。でもこういう小者なところが彼らいっちゃ彼らしい。
サトシは不測の事態でもメルタンのやる気を信じて戦い勝利したメルタンを褒め称える。
相手が何をしようがポケモンを信じてバトルすることは変わらない。その心があるサトシがズルい事をしたザオボーに負けるはずがないでしょう。

 

-イリマVSグズマ-

優勝候補と注目を浴びるイリマには相変わらずの女性ファンからの黄色い声援。スカル団の女性陣もメロメロで、グズマを応援するスカル団男性陣の野太い声援との温度差に笑ってしまった。

前回のバトルロイヤルで傷を負ったイーブイが出場できなくてもイリマにはまだ切り札があり、ガルーラをメガシンカさせて連続攻撃で優勢にバトルを進める。カロスリーグ出場経験が活かされてるのが良いです。
しかしグズマはそれを上回る力を見せる。ハッサムのスピードを上げてガルーラと子供が一直線に並ぶように誘導して隙を作るという戦術を組み立てイリマの優勢を覆す。
ガルーラ親子の連携を逆手に取ったこの発想には膝を打ちました。Cパートのポケもんだいでハラが褒められた戦い方ではないと言いながらもグズマが相当鍛えてると評価していて、彼の実力は確かなものだと分かります。
バトルシーンは短くてもグズマの賢さを表す戦術に優勝候補をくだすことで強さを印象付けるこの構成はお見事です。

 

-ハウVSオーキド校長-

バトル中でもポケギャグを欠かさないオーキド校長。試合は良いとこ無しで負けちゃったけどいつでもマイペースを維持できるのは凄いですわ。
ハウのアローラライチュウはスピードを生かした戦いでアローラナッシーに勝利する。攻防はあっさりだけどスピードを見せる演出はカッコよくて絵も動いてたし短くても見応えあるバトルでした。
勝利したハウの喜びようもよく描けてたと思うし、その様子を観客席で見守るハラの表情も良い。
前々回調子に乗らないように釘を刺してはいたけどやっぱり孫の活躍が嬉しいおじいちゃんなハラが見られたのが良かったです。

 

-親友だからこそ-

今回のメインであるマオとスイレンの親友対決。
マオは試合前から緊張がうかがえて試合は劣勢。スイレンは苦手な草タイプ対策に”ここごえるかぜ”をアシレーヌ覚えさせていた念の入りようで相手が親友であっても手を抜かず本気で戦っていることが分かります。

勝ち目がないと悟って自ら試合を降りようとモンスタボールを取り出すマオ。Zワザをまだ完成させてない自分がどこまで戦えるのか不安があって、実際のバトルは劣勢で自分の無力を突きつけられて最後まで戦うことが怖かったんでしょう。
もう一つはやはり親友のスイレンとは戦いたくないという思い。自分が勝ち上がるよりスイレンに勝って欲しいと自分の気持ちより親友を気遣う心を優先してのことだったんでしょう。

いつも周りを気遣うマオが大好きだけど今は違うとスイレンは言う。ここで諦めず最後まで戦うことをマオに求める。ここの菊地さんの演技、いつもより声を張り上げてる感じが親友への切なる思いが表れて素晴らしいです。
周りを気遣って我を出さないマオを知ってるからこそ今この場では自分の思いを、本気の力を見せて欲しい、それが親友であるスイレンの思いでありそれを引き出すために自分も手を抜かずに本気で戦ったんだろうと思います。

既に限界のアマージョもボールに戻らず最後まで戦う意思を曲げずにマオに訴える。
アマカジやアママイコだった頃の回想。バトルの経験は少ないけどそれでも色んなことを一緒に頑張って来てアマージョまで進化したのはマオと確かな絆を結んだ証。
一緒に戦って勝ちたい。その気持ちが重なったことでZパワーが満ちてついにZワザを発動させることが出来た。
マオがアマージョを抱きしめてからの、手を繋ぎながら一緒にゼンリョクポーズをして”ブルームシャインエクストラ”を放つ。2人の絆がZワザを完成させたことを表す素晴らしい演出、震えます。

マオのゼンリョクに応えるべくスイレンもアシレーヌと一緒に”わだつみのシンフォニア”を放つ。
Zワザ同士の激突、熱いです。
Zワザは相打ちになりその後のアシレーヌの一撃でバトルは決着。スイレンの勝利は揺るがなかったがその表情と声には勝った事よりマオが全力で応えてくれた嬉しさが溢れていました。

ゼンリョクを出す楽しさと負ける悔しさを知ったマオ。声色に喜びと悔しさが表れていて上田さんの演技が素晴らしい。
自分の心を正直に話せるのは親友が相手でその親友がゼンリョクでぶつかってくれたからこそ。
試合には負けてもマオは自分の殻を破りポケモンと親友との絆を再確認できたのが素敵。

 

2人の対決を見届けたライチは感動の涙を流す。涙もろい彼女じゃなくてもこんな素晴らしい友情を見せられたら泣いて当然ですよ。勝敗云々よりゼンリョクで応える2人の友情が素敵すぎる。
今回のメインとは言ってもBパートしか尺をさけない無い中でマオとスイレンの友情をしっかり描けていて凄いなとただただ感心する話でした。

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コメント

先日は色々と失礼しました。なるべく穏やかな語り合いを心がけます。

一回戦ですけどどのバトルもその人の特徴出ていて良かったですよね。ザオボーはメルタンを侮り過ぎた結果ですね。敵の戦力を見て対策を立てるのは百歩譲って良いとしてもスリーパーの技であんなズルをするから結果的に裏目に出たものですよね。そんな予想外の事が起きても慌てずバトルしたサトシも凄いですけど。

イリマがガルーラ使用してましたけど何気にガルーラを明確にアニメでバトルさせるトレーナーってイリマが初ですね。メガシンカもさせましたしゲームではメガガルーラはかなり強いと言われるのでグズマはどう戦うかと思ったらハッサムとガルーラ親子を一直線になるよう誘導して親が子を攻撃出来ないようにハッサムを動かすとは。一見卑怯だけどメガガルーラの特徴を逆手に取った戦法で中々面白いバトルの仕方だと思いました。グズマVSイリマがもし1話丸ごと使っていたらもっと深みのあるバトルが見れたかもしれないのでちょっと惜しい気分です。それだけ秀逸だったと言えるかもしれないけど。

ハウとナリヤのバトルはまあ良く動いていたけれどダイジェスト気味だったから特に言うこと無しで。

そして今回のメインであるマオVSスイレン。マオ役の上田さんとスイレン役の菊地さんが今回のアフレコの意気込みを語っていましたが本当に彼女達の想いが溢れるバトルだったと思います。後半に回されていたし限られた時間で描ききれるか心配でしたけど、やっぱりバトルの場数が違うからかアシレーヌの近距離と遠距離の戦い分けは見事でしたし、そうして戦う中でマオが諦めかけるのは彼女の一歩引いた所が表れているなと感じました。

でもアマージョはボールに入るのを拒んでいたのがせっかくここまで来たのに諦めたくないのが伝わってきてしょうがなかったです。そんな二人を見て本気で激励するスイレンは菊地さんの演技も相まってグサグサくる物がありましたし本当に二人は仲が良いに留まらずお互いを観てきたんだなと思いました。クライマックスはマオがようやくバトル再開と同時にZワザを今回のタイミングで使えたのはキミの冒険の相乗効果もあって本当に胸が熱くなりました。

Zワザがぶつかり合い、最後の通常ワザのぶつけ合いはアマージョが素早さを下げられていたからかスイレンの勝利となりましたが二人とも想いを出しきったバトルをしていて良かったですよ。マオはあんな感じに本気で自分の想いをしっかりした形でぶつかり合ってくれる友達がいて本当に良かったですね。僕もこんな風に自分が間違えそうになったときしっかり言ってくれる友達が欲しかった物ですよ・・・・・変な方向に曲がってしまったなあと。

1話の内に1VS1とは言え4つの試合描けるのかと不安でしたが、限られた時間の中でそれぞれの持ち味が出たバトルをしていたし、特にマオは友達との本気のバトルで敗北を味わいましたが、その悔しさがいつかの未来に繋がる事を願いたい物です。

次回はようやく一回戦後半。ここでも色んな想いの詰まったバトルがくると言いたい所ですが、ムサシVSコジロウに関しては二人の目的があれなので勝敗以前の問題というかある意味一番気になるバトルなんですよね。なんであれまだまだ熱くなれそうです。

投稿: アルター | 2019年7月15日 (月) 10時10分

それと虫のいい話かもしれませんけど、先日の書き込み消してもらいたいんですけど大丈夫ですか? 本当に改めて見返した時なんて事をしたんだと罪悪感が出てしまって・・・・・長くそちらと対話するに連れて相手への気遣いが削がれていたのかもしれないんです。近くに同じ事で話せる友達いなくて寂しい想いしてた分それがあんな事になってしまって・・・・もうあんな事はしないし仮にやったとしてそれ相応の事を考えてもいいので。色々と本当にすいませんでした・・・・。

投稿: アルター | 2019年7月15日 (月) 11時27分

コメント返信

アルターさんに怒ってるわけではないのでお気になさらずに。
考え方や心構え次第でアルターさんの気持ちがもっと楽になれればと思い自分の考えをお伝えしたまでです。


本題。

4つの試合を1話に纏めきったのが本当に凄い回でした。
尺があればじっくり個々の試合を見たかったと思えるのも、各キャラクターが魅力的に描かれてる証拠です。

スイレンの戦い方はバトルの場数を踏んでることが表われた上手い演出ですし、それに圧倒されてマオが諦めかけるのも納得の流れでした。
そこからの友情に応えたゼンリョクのぶつけ合いは繰り返しになりますが本当に素晴らしい友情だったなと。
年食った自分には若い2人の友情が眩しすぎました。真剣に向き合える友達って素敵です。

投稿: んがよぺ | 2019年7月15日 (月) 22時06分

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