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2019年6月13日 (木)

アニポケSM感想:サトシ、時を超えた出会い!

125話
「サトシ、時を超えた出会い!」
脚本:冨岡淳広
コンテ:毛利和昭
演出:毛利和昭
作画監督:安田周平 矢田木瀧

-幼い頃の思い-

バーネット博士が見つけてきたククイ博士の幼い頃の写真と小さな図鑑。
図鑑はポケモンの技について書かれたもので幼いククイはこれをバイブルとしてポケモンバトルを見学しては憧れを募らせていたそうな。
回想の中でハラがまだトレーナーになれる歳ではないククイを優しく諭してて昔から若者を見守ってくれてたんだと分かるし、図鑑が残ってるということはククイ博士はこの頃から抱いてた思いを今も大事にしてるんだとうかがえて感慨深い。

その昔話を嬉しそうに聞いてるバーネット博士。ククイ博士のこういう子供時代の思いを大事にしてるところに惹かれたんだろうなと思いました。
冒頭から仲睦まじい夫婦の光景を見せて頂いてご馳走さまでした。


-時を超えた出会い-

サトシがポケモンたちと特訓していたらワザの余波にセレビィが巻き込まれ、セレビィの力でサトシとニャヒートが過去へ飛ばされ、そこで幼いククイとサトシが出会う。
サトシはトレードマークの帽子を着けてないし相棒のピカチュウもいない。サトシはククイをガオと呼びククイはサトシをワザキングと呼んで互いの名を知らない。
現在のククイ博士はこの時の事を覚えているようだけど、名前もサトシを特徴づけるアイコンも無く5歳の頃の記憶では顔はハッキリは覚えてないだろうしサトシ=ワザキングと結びついているかはあやふや。
現在に戻ってきたサトシはククイ博士が今でも図鑑を大事にしていることを知らないからガオがククイ博士だと知らない。
実は運命的な出会いをしていたんだという話なんだけど2人ともそれには気付かない絶秒な状況なのが良いですね。


-おじいちゃん-

ククイは森のポケモンたちと友達で、森の主であるオーロットをオーじいと呼んで特に親しくしている様子。
オーじいは体が痒くなるとクシャミをするという癖があるようでククイの相棒のニャビーに背中を掻かせるのが習慣。
なんかおじいちゃんと孫の光景だよね微笑ましい。

天気が崩れると雨宿りさせてくれて、同じく雨宿りしてたアブリーが引っ付いてしまってオーじいがくすぐったくなったり、サトシとククイがアブリーの羽を乾かすのを手伝ってそのお礼にとホノオZが贈られたりと心温まる光景が続く。
おじいちゃんのところに遊びに来たら面白い出来事があってお小遣いも貰えた、みたいな、なんかそんな感じ。いい感じ~

なんて温かい光景に心癒されていたら、現在に戻ってきたサトシの傍には過去には無かった大きな木が映りハッとする。
言及はなかったけどオーじいが大地に還ったということだよね。あの後ククイはオーじいの最期を看取ったんだろうと想像できるし、オーじいがくしゃみをするのは何らかの病気の前触れだったのかも。

ククイ博士はニャビーとムーランドの事を見守ってやれと諭したり課外授業でメテノの一生を教えたりとポケモンの命について子供たちに教えることがあったけど、幼い頃にオーじいの最期を看取った原体験があったからこそ今の子供たちに大切なことを教えてくれていたんだなと思いました。


-大切なことは-

ククイがサトシとバトルしたいと言い出してサトシは手加減しようとするが(トロチャージがここで拾われていたのが良かった)ククイは手加減は許さないと怒る。
結果はサトシとニャヒートの圧勝。当然の結果だけどククイは悔し涙を流し負けるのは嫌だと言う。
そんなククイにサトシは負けても次は勝てばいいと諭し、ククイはその教えを素直に受け止めニャビーと一緒に強くなろうと気持ちを新たにする。
負けても失敗しても次があるから諦めちゃいけない。現在では子供たちを教えるククイ博士が幼い時に一番大事なことをサトシから教えて貰っていたなんて素敵な巡り合わせじゃないか。

もう一つ教えてもらったのは夢を持つこと。
ジムを巡ってポケモンリーグに挑戦しさらにポケモンマスターを目指してると語るサトシにククイは目を輝かせる。
ただポケモンバトルをするだけじゃなくその先の夢を持つこと。まだトレーナーではないククイにとってポケモンバトルの先の夢があるんだと知ったことは途方もなく、またより強い憧れを抱くには十分な体験だったんだろうなと。
この体験があったからこそククイ博士はポケモンリーグという大きな夢をずっと諦めずにいられるんだ。これも素敵な話です。


-家族の光景-

不思議な体験をして帰ってきたサトシに飛びつくピカチュウたち。泥だらけになって何事かと思ったらその理由を次回描くわけなのね。
次回予告のナレーションが短編劇場版風でニヤリ。さらに賢雄さんは一時期短編OVAのナレーションやってたので、この感じ凄い久しぶりだなと思ったり。


昼食を用意してるバーネット博士。手を洗ってもよく拭かずバーネット博士に怒られながらもサトシはお昼ご飯だとククイ博士を呼びに行く。博士の研究室の壁にはベベノムが書いた家族の絵がそのまま残っている。
一連のことが家族の光景だなって感じるしベベノムの絵は家族が大好きという思いの象徴でそれがちょっとでも映ったのが嬉しい。温かいです。
不思議な出会いをしたサトシと少年ククイが今では同じ屋根の下で温かな時を過ごす家族というのが素敵すぎます。

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コメント

暖かさを感じる話でしたね。

今回の話でククイ博士が今まで以上に魅力的な大人に思えました。だってあんなに負けず嫌いでやんちゃだった少年が今では子供達に慕われる先生やアローラの人々から絶大な人気を誇るロイヤルマスクになってる訳だから彼だって最初から強かった訳でも無ければしっかりした考えを持っていた訳でも無いし、多分あの後で沢山努力したからこそ今のようなカッコよくて頼りになるククイ博士やロイヤルマスクになったのだと思うと相当な人生の積み重ねを感じました。でも子供時代の熱い気持ちも今の今までちゃんと持っていて、尚且つこんなに頼りになる大人な訳だから正直こういう人こそ本当の意味で素晴らしい大人だと思えましたよ。(前の話蒸し返してすいません)僕は色々アニメ見てはいますがこんなに人生経験を感じる魅力的な大人のキャラは久しぶりに見た気分です。

サトシとの出会いもそんな子供の頃から出会っていたのが驚きですね。セレビィが起こした偶然でしょうがとんでもない奇跡ですよ、これは。前回のカブトに続いて今回は同じ日に電王編がやってますが、あれもイマジンは契約したその人が特に強い想いを抱いてる日に飛ぶとかありましたけど今回の場合記憶が曖昧とは言え朧気にククイ博士の記憶の片隅にあったのがサトシと出会った今回の一件だと思えますし上手く言えませんがこれも電王でもあった過去が希望をくれるって奴でしょうかね。この辺はククイ博士とグズマの対比も感じられますね。ククイ博士はなんとか頑張って現在がありますけど、グズマは過去の挫折に縛られて現在グレていますがこの辺もリーグではどのように決着されるんでしょうね。その事にも触れてもらいたいです。

オーロットは悲しすぎましたね・・・・ゴーストタイプと言えどあくまでそういう生き物と言うだけでくしゃみももしかしたら死が近かったのかもしれないしこの辺もオーロットが死ぬ時ククイ博士は凄く悲しかったのだろうと思えます。

最後にベベノムの落書きが映ったのも家族だった頃の事をサトシ達が大切にしてくれていたのが感じられて嬉しかったですね。でも過去縛られるのではなく、過去を大事にしつつ今を前向きに生きているサトシ達はやっぱり凄いとも思えました。

しかしながら僕の場合こういう感動的な話を見たのにまたどこかで変な物見て台無しにしてしまうのかと思うと自分は情けないなとも思うんですよね。今のところは変な書き込み見ないよう心がけていますがその辺どうにかしたいところ。少なくとも今回の話を見た子供達はいつか大人になってサン&ムーンを見返す中でこの話も見ることあったら色々感じてほしいと思いました。

次回はピカチュウ達の大冒険ですが何があったんでしょうね。なんかマケンカニにサトシの帽子取られていましたけど、その辺も含めて楽しみです。

投稿: アルター | 2019年6月13日 (木) 09時35分

後、ニャヒートが少年時代のククイ博士が連れていたニャビーがロイヤルマスクのガオガエンである事に気づいていたのも良かったですね。この2匹の決着もどうなるか楽しみです。やっぱサン&ムーンも今までのシリーズのように今回の事とかを踏まえてもう一度最初の回を観察すると違った感じの見え方ができて面白いですよね。

投稿: アルター  | 2019年6月13日 (木) 18時37分

コメント返信:アルターさん

過去が希望をくれる。
記事には書きませんでしたが自分も電王がふと脳裏を過りました。
また放送日が重なるという奇跡が続いて驚いています。

ククイ博士だって全てが順風満帆だったわけではないはずですが、幼い時に大事なことを知りその時の思いを抱いて努力を重ねたからこそ魅力ある素敵な大人になれたんだと思います。
その手助けになったのが実はセレビィが巡り合わせてくれたサトシだったというのが素敵な話です。
ククイ博士がこうなってるのにではグズマはどうして、というのはリーグ編でどう描かれるのか益々気になります。

オーロットのことは大きな悲しみをククイ少年が抱いたことは想像に難くないです。
時を超えた出会いが今回の肝だったので、悲しい出来事を想像させる場面があるとは予想外且つよく出来てるなと感心しました。

今回のような示唆に富む話って今は意味が分からなくても心には残るものだと思うので、きっと今の子供たちも大きくなってから振り返れば大事なことに気付いてくれますよ。


ベベノムの絵が映ったりニャヒートがニャビーの事に気付いていたり、オーロットの事があったからククイ博士は素敵な教師になれたんだと分かったり。
以前のエピソードの見え方がまた変わってくる、これまでの話との繋げ方が本当に絶妙なシリーズで本当に凄い事です。

投稿: んがよぺ | 2019年6月13日 (木) 22時58分

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