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2019年6月27日 (木)

アニポケSM感想:グラジオとリーリエ! 父の幻影を追って!!

127話
「グラジオとリーリエ! 父の幻影を追って!!」
脚本:松井亜弥
コンテ:小平麻紀
演出:小平麻紀
作画監督:香月麻衣子

-優しい心-

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マギアナを動かすための勉強を続けるリーリエとその傍らではシロンがマギアナに話しかけるように遊んでいる。
学校の仲間たちにもマギアナを紹介しサトシを始め皆がマギアナに触れて自己紹介をする。
仲間たちやポケモンたちがまだ動いてなくてもマギアナを一つの命と思って触れてくれているのが優しくて素敵。
きっとその優しさがマギアナを動かすのだろうしその兆候と思われる描写もありました。
リーリエが勉強して分かったマギアナが人の心を感じ取る力があるらしいというのと符合するし、リーリエの努力に皆の思いが支えになって目標に向かって進んでるんだと思いました。


-グラジオvsハプウ-

ポニ島の大試練に挑み見事ハプウに勝利して見せたグラジオ。
彼も修行を積み重ねて強くなってるんだとうかがえます。
父との再会を果たすためにも己を鍛える、その思いあっての勝利だったんだろうなと。

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ゴルーグが倒れて負けたのだと分かった時のハプウの表情、当たり前だけど負ければ悔しい。
ハラやライチだったらこういう表情は見せないだろうなと。まだ若いハプウだからこそ責任ある立場であっても自分の感情を出してしまう時があるんだなと思いました。

グラジオが初めて父への思いを零したのが105話でハプウと会ったのもその回だった。
あれから父に会いたいという願いは前進しハプウはしまクイーンになって改めてグラジオの強さを認めるようになった。
過去のエピソードと地続きになってると感じられて良いです。


-夢の実現へ-

ポケモンリーグの舞台となるマナーロスタジアムがついに完成。
ククイ博士の歓喜の表情と声、作画とキャストの演技も相まって感慨深い場面です。
スタジアムの中心がポケモンスクールの校舎と似ているのが、教師として子供たちを見守ってきた日々が夢の実現と地続きになってるんだと思えてよいです。

夢が叶うと心躍らせる夫のことを嬉しそうに話すバーネット博士。
会見中も壇上のククイ博士の事を気にかけてる様子で、夢を真っすぐに追う彼の事を本当に愛してるんだとうかがえます。素敵。

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初代チャンピオンはロイヤルマスクとバトルできるというサプライズにさらに大会への注目が集まる。
この発表にザオボーもコジロウも子供たちも皆が優勝を目指すモチベーションが出来てより熱いバトルが期待できるようになった。
ククイ博士にとっては大会を盛り上げつつ自分も出場する口実になるし、メタ的に見ればサトシとの決着の舞台を整えたわけだ。上手い事考えたなあと感心します。


-完成氷のZワザ-

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Zワザの完成に集中するリーリエとシロン。
冷気のオーラが漂いこれまで以上の強い思いと力を感じるし絵にも力が入ってて美しいしカッコいい。
”レイジングジオフリーズ”辺り一面を凍らせる強大な氷のワザがカッコいいし、バトルに不慣れだったリーリエと体が小さいシロンがここまでのワザを使えるようになったのが感慨深い。

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ガーッビビビッ!サトシからのアドバイスは相変わらずの擬音でリーリエが首を傾げていたけど結果的にそのアドバイスが効いたみたいで。理論派のリーリエだけど感覚で捉えるところはサトシに影響されてるのかなと。
シロンに触れるようになったりポケモン交換でピカチュウと一緒にバトルをしたりトラウマを克服したりとリーリエが殻を破る時はいつもサトシの存在があったし、今回の擬音のアドバイスもリーリエの気持ちにちゃんと届いてたんだなと思いました。

アドバイスだけでなく、マギアナを紹介し皆が応援してくれたことや、会見を見てポケモンリーグへ意欲を燃やす仲間たちに触発されて、マギアナを動かし父と再会する願いを叶えたいという思いがより強くなったのもZワザ完成の支えになったんじゃないかな。


-会いたかった-

グラジオはブラッキーを連れて父のパートーナーだったゾロアークを探す。
野生のポケモンたちを注視し張り詰めた様子だったのはゾロアークに化ける能力があるのを知ってたからですね。
当のゾロアークも他のポケモンに化けてグラジオの様子を観察しててついに自ら姿を現した。
バトルしてる様子にかつてのモーンの面影を見て正体を現したのかな。

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ゾロアークは幻影の力を使い、家族皆が揃っている過去の光景をグラジオに見せる。
赤子のリーリエ。お姫様の笑顔にモーンもルザミーネもグラジオも笑みが零れ。その幸せな一家を傍で見守るゾロアーク。
本当に幸せな一時。言葉では言い表せない感動でマジで涙出てきた。
こんなに幸せな時間があったのにこの後モーンがいなくなってしまうんだからルザミーネが受けたショックは計り知れない。
彼女が夫の分まで子供を守り育てるために仕事に打ち込むようになったのも納得だ。

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ゾロアークに触れて会いたかったと涙を零すグラジオ。
過去の光景とはいえ再会を願う父の姿を見てゾロアークがその光景を忘れずにいてくれたんだからそりゃ泣くよ。

モーンが生きてることをゾロアークに伝え父に会いたいグラジオの願いがまた一歩前進。
ゾロアークが見せてくれた光景が幻にならないように、あの時の続きになる幸せな一時がこの一家に戻ってくることを切に願います。


リーリエとシロンのZワザ完成の場面とグラジオとゾロアーク再会からの場面はシリアスな絵で目を見張り。
会見を見てポケモンリーグへの意欲を燃やす子供たちやコジロウやザオボーがデフォルメされた絵でコミカルに描かれ楽しくて。
今後に繋がる重要回でしたが、真剣なところも楽しい絵もどちらも味わえてとても満足度が高い回でした。

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コメント

今回の感想を語るその前に。シトロン役だった梶裕貴さんと同じ声優の竹達彩奈さんが結婚したそうですね!(確かルパパトのゴーシュや後述するシンカリオンの上田アズサをやってた人ですよね。この人他のアニメでは素直なキャラやツンデレ役に定評のある声優さんなんですが、ゴーシュのような悪役に決まった時はかなり驚き、ちょっとだけ聞いたところ中々狂気を感じる演技で凄いと感じました。)ここでも一つの幸せが産まれつつあることに祝福したいです。

アニポケに話戻しますが、シリアスとコミカルの切り替えがかなりよくて結果的に凄く感動しました。

リーリエが皆にマギアナの事を話すところはマギアナを凄く大切にしてるのが伺えたし、サトシ達がマギアナに触るシーンも皆の優しさが伝わりましたしこの優しさがマギアナ起動に繋がってほしいと思いましたね。

アローラリーグ会場でククイ博士が嬉しそうにはしゃぐ姿は125話等の一件を考えるとますます努力が実って良かったなと思えましたし、そこに至るまでの過程を考えると尚更感情移入せずにいられません。そうして中継の最中にアローラで絶大な人気を誇るロイヤルマスクがエキシビションマッチのラストに現れる事が決定した瞬間サトシ達だけでなくロケット団やザオボーがリーグえの意気込みを見せる姿は今回のリーグが今までの中で楽しさに満ち溢れたお祭りである事を感じさせましたし、その間にロケット団がドーナツの売り上げを上手くやってたりサトシ達がデフォルメされて盛り上がっていたのもお祭り騒ぎを感じられてよかったです。

Zワザの特訓はマオはまだ完成出来てないもののリーグで成果を見せて欲しいとも思えましたし、リーリエのコオリZも壮大なBGMと気合の入った作画、演出もあって興奮させられましたし、それにマギアナが呼応したかのような演出があったのも色々と今後の事が期待出来ました。

ようやくすべての大試練をクリアしたグラジオですが、最後のゾロアークとの再会は今回のシリアスシーンとギャグシーンが絶妙なバランスをとれていたのもあってグラジオに凄く感情移入出来ました。ゾロアークが見せた幻影の中の家族のやり取りはこんなに幸せな時間があったのに不慮の事故でこのような事になってしまい、そこまでの事を想像すると尚更感情移入せざるを得なかったです。

この間ようやくシンカリオンを13話までとはいえ見る事が出来ました。アニポケとの比較があるかは知りませんが、見ていても別にどちらかか優れている劣っているとか思いませんでしたし、寧ろシンカリオンでも主人公ハヤトが父のホクトを想う姿は、サトシとククイ博士の関係性やグラジオのモーンに会いたい気持ちと重なる物がありましたし、特に今回の話はちょうど13話まで見終えた後で観たので色々こみ上げてくる物がありましたし、家族の幸せな姿を見守るゾロアークも良かったです。
http://kimagure-ngyp.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-da04c0.html以前ここで語ったURLで最近のアニメが手抜きだの内容ペラペラだの書かれてる知恵袋の質問について聞いて貰いましたが、僕は寧ろそんなこと全く思わないし、少なくともこのサン&ムーンやシンカリオンは本当に丁寧なアニメだと思えましたし、もちろん今まで見た中で心に残った作品もつまらなくなんかない中身の詰まった素晴らしい作品群だと感じています。

投稿: アルター | 2019年6月27日 (木) 23時42分

それと先ほども書いたようにシンカリオンをやっとDVDで借りました。時間とお金の関係で13話までしか見る事出来ませんでしたけど、こちらもアニポケに負けず劣らず面白かったです!E5はやぶさをはじめとするシンカリオンの活躍は本当にかっこよかったし、それに乗るハヤト、アキタ、ツラヌキ等の彼らもサトシ達同様に熱さや信念をしっかり持った少年たちで凄く好感が持てました。

特にハヤトは先ほども書いたようにホクトの力になりたいと思う所はアニポケでもサトシとククイ博士が父と子のようなやり取りを見せてるのもあって個人的にグッとくるものがあったしそれだけでなく京都に向かう時の一件も友達の事を優先して現場に向かう所はシンカリオンに乗る者としても意識をしっかりしてると思えた一方本当は父親に会いたかっただろうし、まだ13話までしか見ていませんが彼らにもサトシ達同様何等かの試練が待ち受けているのが伺えますし乗り越えて欲しいと思うと同時に絶対最終回まで観ようと思いました。

投稿: アルター  | 2019年6月27日 (木) 23時57分

コメント返信:アルターさん

ニチアサとアニポケの放送日に梶さんと竹達さんの結婚の報せは驚きつつ嬉しかったです。


マギアナ起動の兆しにポケモンリーグ開催目前にモーンの手がかりとなるゾロアークとの再会。
それぞれの目標に向かっての前進とそれに関わる皆の思いも描かれててどれをとっても素敵で見ているこっちも優しい気持ちになれる話でした。
中でもグラジオとゾロアークの再会は、記事にも書きましたが本当に涙が溢れて心がギューッとなる場面でした。

ギャグとシリアスなシーンのバランスとメリハリは副監督の小平さんの手腕が存分に表れたものかと思います。
メテノ回やメルタンゲット回などシリアスもギャグもどちらも印象的な演出をされてたので、その両方が今回良いバランスで纏まったんじゃないかなと考えています。

シンカリオンご覧になってるんですね。テレビ放送は終わりますが是非最後まで見届けて頂ければ。
ロボット物となのでアニポケとは違う・・・とも言い切れず、逞しい子供たちの活躍とそれを見守る大人たちという構図はアニポケと通じるものがあります。
ハヤトとホクトの親子のドラマは今後も見どころです。お互いに本当は傍に居たい・会いたいという思いはありながらも、それぞれがやるべき事に専念し離れていても互いを信じて心は通じている速杉親子の絆が素敵です。

自分もアニポケもシンカリオンも丁寧な作品だったと思っています。
過去にお話しした言葉の繰り返しになりますが、手抜きだの最近の作品云々~と言った言動は真に受けないことです。
人の感じ方に絶対の基準は無いと思いますし誰かがつまらないと言ってても自分が見た時に心動かされるものがあればそれを大事にして良いんです。

投稿: んがよぺ | 2019年6月29日 (土) 10時35分

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