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2019年5月24日 (金)

アニポケSM感想:監視します! ロケット団アローラのすがた!!


123話
「監視します! ロケット団アローラのすがた!!」
脚本:松井亜弥
コンテ:齋藤徳明
演出:飯村正之
作画監督:志村泉 中矢利子 大西雅也 柳原好貴 海老沢咲希

-みんなでZワザ-

教室でZリングを掲げる生徒たち。改めて6人全員がZリングを着けている光景が眩しいです。
リーリエ・マーマネ・マオにはゼンリョクポーズの練習を促し、既にZワザが使えるサトシ・カキ・スイレンにはZワザを使う戦略について教える。
心躍らせる生徒たちのためにすぐに授業内容を考えて実践する、相変わらずククイ博士の対応が素晴らしすぎます。


-嘘が招くトラブル-

今日も張り切ってドーナツ屋で働くぞ・・・と意気揚々のロケット団に本部からの連絡が。
本部からの通信だとすぐに気付かないあたりすっかり今の生活に馴染んでしまってるのがうかがえます。
ロケット団としてこれといった成果を出してない3人に業を煮やし、12話でゲットしたと言ってたキテルグマを差し出せというのが本部からの命令。
その嘘を取り繕うために奔走するというのが今回の話。

随分前の話を拾ってくることに驚いた。そしてつまらん嘘やごまかしは後々自分を苦しめるという教訓めいた話だとも思いました。
現実的な話になりますけど、仕事で良い成果がないからって下手な嘘をつくと余計にひどい目に遭うものなんですよ。
これを見たお子さんに嘘はやめた方がよいと少しでも伝わってるといいな。


-死亡フラグ-

マトリとアローラニャースがアローラに上陸しキテルグマを早く差し出せと迫ってくる。
サトシのポケモンやジジーロンを捕まえて代わりに献上しようと考えるロケット団だが上手くいくはずもなく。
自分たちもZワザ使えるのにポーズの練習をしてるだけの生徒たちにビビったり結局サトシとピカチュウに吹っ飛ばされてるのには笑った。
ジジーロン捕獲のために久々のZワザ発動かと思いきやキテルグマに例によって強制退去させられて失敗。
とことん運が無い。やっぱりロケット団はこういう星の元にいるんだなと。


キテルグマのもてなしを受けてマトリとアローラニャースはご満悦だが、それでチャラにしてくれるほど甘くはなくて。
夜中ロケット団が寝てる間にヌイコグマを攫って行く。この子を進化させれば良いだろうと冷静な判断。
確かに組織人としては的確な判断だよ。ロケット団の3人は全然めぼしい成果を出さないしキテルグマを連れてくのが無理なら小さいポケモンを連れて行き進化させるという将来を見越した判断は正しい。
でもこのアローラの地ではその行いは死亡フラグ。いつぞやのフェローチェのようにキテルグマの怒りを買ってボコボコにされる未来しかない。
実際は身代わりになったニャースを助けるためにキテルグマが飛行船に乗り込んできて九死に一生を得ることになったけど。
それでも十分酷い目に遭ってる。いや本当に命が助かってよかったな。
最後にもう一度ロケット団へ連絡してくるがキテルグマに通信機を壊される。
2度とうちの者に手を出すなという無言の圧。マトリとアローラニャースにとってはトラウマとなるアローラ訪問だったことでしょう。


-家族を守るために-

ロケット団がキテルグマを差し出すのを拒んだ理由、ゲット出来てないからそもそも無理ということは当然としてやはり身内を売り渡したくないという思いもあったんでしょう。
ヌイコグマを身代わり作戦で連れ戻したのも身内としての情がなければこんな危険なマネはしないでしょう。
飛行船にキテルグマが乗り込んで来て助けて貰った時のニャースの嬉しそうな顔、事態が落ち着いて元の暮らしに戻って穏やかな様子の一同、今の生活が彼らにとってかけがえのないものなんだと分かります。

キテルグマはロケット団とマトリの問答を聞いていたり一度はマトリとアローラニャースをもてなした様子からロケット団が置かれてる状況を理解し穏便に解決できないか考えていたんじゃないかと思う。
何を考えてる表情が読めないキテルグマだけど、水に浮かびながら満月を眺めていたのは何か思いつめてるように感じられた。
ロケット団を守る方法を考えて、でもニャースが身代わりに捕まったことを察してやはり実力行使に出るしかなくなり、そして通信機を壊し本部との決別の意思表明。
穏便に済ませたかったけど身内に手を出されて抑えが効かなくなったのかなと。

身内を助けるために本部に逆らう行動を起こしたロケット団、身内を守るために実力行使に出たキテルグマ。
モンスターボールに入ってはくれない-ボールが粉微塵になったのは衝撃の絵だった-キテルグマが強制的にロケット団を一緒に住まわせてる奇妙な関係。
トレーナーとその手持ちという一般的な関係とはかけ離れてるけど、今ではこれが彼らにとっての当たり前であり、そしてこれが彼らにとっての家族なんだ。
ロケット団もキテルグマもこの家族を守ろうとした話になってたと思います。

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コメント

本当にムサシ達とキテルグマ親子の関係性って不思議ですよね。別に自分達がゲットした訳じゃないけど今回のように住まわせてもらっている恩がある分組織に背いてまでヌイコグマを助けていて本当なんでこの二人と1匹悪役やってるんだろうと思います。そんな良い意味で悪に徹しきれないところがあるからサトシ達にあと一歩で勝てそうなのに吹っ飛ばされているのかも。

こういうと語弊がありますけどムサシ達は自分の意志をしっかり持っていて凄いですね。前にんがよぺさんは例の連中に自分の意見が無いとか言いましたけど、僕もそういうところあるかもしれないんですよね。ムサシ達はあそこで本部に素直にキテルグマを渡せばスムーズに事が進んだかもしれないのにキテルグマえの情が上回った結果ああして態々ヌイコグマを助けに行ったのがなんか上手く言えないけどちょっとは見習うところかなって思いました。もう少し僕もあれぐらい自分の意志を持てればアニメ視聴に関する問題を克服できるかもしれないし(一応最近はなんとか嫌なの見ても忘れようと努力しています。)

なんだかんだ言ってムサシ達も過去に色々苦労した末にロケット団に入った経緯がありますし、こんな感じに悪役の癖に人情味溢れる一面があるのが人気の秘訣なんじゃないかなって気はします。

でもクビにならないか心配ですね・・・今回の脚本ってシリーズ構成の松井亜弥さんですし、今回やったことが後々にムサシ達にとってヤバい事の引き金にならないか不安なのですが正直ムサシ達はヌイコグマを助ける際そこまで考えて無かったでしょうね。ロケット団がどのようにしてキテルグマ親子とお別れするのか気になります。

次回はマーマネがZワザの訓練をするのと並行してカキとバクガメスの出会いが描かれるそうですね。 女子組のパートナーとの出会いが描かれていたのでサトシ除く男子組のパートナーとの出会いについて知りたかったのもあったし、この調子でマーマネとトゲデマルの出会いもサン&ムーンが終わるまで描いてほしいです。彼らがアローラリーグに向けて頑張っているんだから僕も頑張らないとですね。

投稿: アルター  | 2019年5月24日 (金) 20時41分

コメント返信:アルターさん

以前偉そうなこと言いましたが自分だってちゃんと自分の意見を持ててるかと言ったら自信は全然ないんですよ。
ただ誰かが言った悪口に便乗して同じ悪口を繰り返すのはみっともないし、自分に自信がなくてもそれだけはやっちゃいけないと思っています。

アニポケに話を戻します。
ロケット団が魅力的なのって今回のようにここぞというところで自分たちの譲れないものを貫くことだと思います。
今シリーズだと49話でリーリエの記憶を消せとザオボーの命令に良い経験も辛い経験も大事なことでそれを無かった事に出来ないと拒みました。
今回もキテルグマとヌイコグマとの変わった関係、なんだかんだ一緒に生活してきたことを無かったことにしたくないから抵抗を見せたのでしょう。
積み上げてきたものを台無しにはしたくない、沢山やなかんじ~(今作だと何このかんじ~)になったけどこれが自分たちのやってきたことだと貫く姿は、年を取った自分には眩しく見えます。

ただ悪の組織の一員としてサカキのために働いてきたこともまた事実。
今回は普段から目の敵にしてるマトリとアローラニャースが相手だったから仕返しの意もあったんでしょうけど、忠誠を誓っているサカキ直々に命令を受けたらどうなるか。
キテルグマは本部からの通信を拒んだけどロケット団自身はサカキを裏切ったつもりはないでしょうから、サカキと今の生活とどっちを取るかという究極の選択を迫られるのではないかと予想しています。


話変わって子供たち。
そういえばマオもスイレンもパートナーとの出会いについて触れてましたしマーマネとトゲデマルの出会いもどうだったのか気になりますね。
ポケモンと一緒に生活するということが大事に描かれてる今作だからこそ最初の出会いがどうだったかというのはほんの少しでも描かれると良いですね。

投稿: んがよぺ | 2019年5月25日 (土) 10時48分

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