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2019年5月 3日 (金)

感想:ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー

新元号になって最初のスーパー戦隊映画は超大所帯のVS作品となりました。
本日より公開の「ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー」
大雑把にですが以下感想です。

買い出し中のジュレの3人の前に現れたホシとジェラタロウ。
お金に困って強盗しようとして成り行きで誘拐にまで発展するという情けない事情だった模様。
宇宙の大スターも別の世界に来たら一文無しで路頭に迷う、世知辛い。
ジェラタロウは言及無いけどジェラシットの息子ってことで良いんだよね?
後続の作品にも爪痕残すとは。改めてとてつもないキャラクターだったと思います。


状況をややこしくしたのは空から隕石のごとく降ってきたラッキー。
キュウレンジャー本編を彷彿させる演出にニヤリとするけど、法の秩序が整ってる世界では迷惑極まりなく圭一郎に逮捕されるのも当然の流れ。
でもラッキーは力づくで牢を破ることはせずきっと何とかなると自分の運を信じていた。
そしてこの世界の正義を乱したくないとも語る。無秩序に悪が支配する世界で戦ってきたからこそ警察がいるこの世界を大切に思っているのが良いね。
最後の別れの時にお巡りさんが救世主だと言ってたのは、キュウレンジャー18話でデカレッドとギャバンと会った時のことを含んでの言葉だと思いました。
あれも荒川さんの脚本だったから意識してたんでしょう。
荒川さん繋がりでは恐竜やもちゃっかり映ってたのもニヤリ。


快盗3人と怪盗BN団の出会い。同業という事で意気投合し誘拐を利用して互いに望むものを手に入れようと企てる。
身代金の少なさに怒る3人のリアクションにしれっと混ざるナーガとバランスに笑い、5人の勢いに飲まれていつの間にかホシもジェラタロウもフェードアウトしたのには笑っちゃった。

変装してジュレにやってきた警察。ほんの少しだけど変装した姿が面白すぎた。
3人が真剣に誘拐犯との交渉を聞いている傍らで、コグレとノエルは誘拐された3人の狙いを察してたのも面白い。
コグレが凄くわざとらしい芝居をしてノエルもそれに乗っかり、それを見て圭一郎たちは人命救助のために装備を手放す。
警察の真剣な思いを傍にして快盗の企てが進行しているという構図。限られた尺の中でも快盗vs警察を描いていたのが良かったです。


人質引き渡しの場所にギャングラー・リピッグが現れたことで状況がまたややこしくなる。
魁利達はその場を切り抜けるため警察の装備でパトレンジャーに変身するが、快盗と警察では装備の特色が違うためうまく戦えずリピッグに逃げられてしまう。
VSチェンジャーは同じでも快盗と警察ではその力は違うということをアクションでうまく見せていたと思います。
テレビ本編では実現しなかったネタをやってくれて良かったです。

魁利達の解放を心底喜ぶ圭一郎達。 
騙してまとめてコレクションを奪うつもりでいて勝手に装備を使うことまでしたのに怒るよりも無事を喜んでくれる、快盗の心には強い罪悪感があったのではないか。
今作は警察に正体がバレる前の話とのことなので、ここで抱いた罪悪感もテレビ終盤の正体バレに繋がってたのかなと思います。


ホシのギターの匂いを追ってハミィ・スパーダ・スティンガーが合流し、快盗3人と救世主5人でリピッグと戦う。
ルパンコレクションを回収しリピッグは早々に撃破。これで快盗の目的は達成したがこちらの世界を救うためにまだ戦おうとする救世主たちに思うところあったようで、ドン・アルカゲとの決戦にも協力していた。
快盗という道を選んだ彼らにとって誰かを守り救うために戦う彼らのことは眩しかっただろうし、一緒に戦うことで快盗である自分たちでも世界を救う事に関われたのは少し心が救われたんじゃないかな。


ドン・アルカゲに突撃したラッキーを策も無いのに無茶だと圭一郎は叱咤する。
だがその行動がドン・アルカゲに弱点を作ることになり奴を倒す突破口になった。
無茶はするけど馬鹿では無いと仲間たちはラッキーを信じていて、圭一郎もラッキーが作ったチャンスに賭けることにした。
無茶をするのは圭一郎も同じ。言うなれば同族嫌悪だったのかなと
無茶をする圭一郎に つかさも咲也も信じて付いて来てくれる。ラッキーと救世主の仲間たちに自分たちが重なるところもあったのかなと思いました。


快盗と警察と救世主。総勢19人の戦士が集まりいざドン・アルカゲとの決戦。
・・・に、何故か加わってる世界の王者。ジュウオウザワールド・門藤操、どうせほんの少ししか出番無いだろうとは思ってたけど本当にただ出てきただけみたいな扱いでしたね。
出るなら出るでもうちょっと他戦隊との絡みを見たかったな。残念。

それはともかく、3つの戦隊が勢ぞろいして変身と名乗りは圧巻の絵。
アクションも全員を目で追うのが忙しかった。

ロボ戦ではグットクルカイザーにキュウレンジャーも乗り込んでいるから騒がしいこと。
小太郎が申し訳なさそうにしてるのにちょっと笑っちゃった。

エンディングダンスも賑やかでこちらも目で追うのが忙しい。
ちゃっかりレオタード仕込むのやめい。場内爆笑でしたよ。
ダンスが終わったら快盗を追いかける警察、この関係あってこそのルパパトだと感じられて良かったです。


加藤監督は長編作品を演出するのが帰ってきたゴーバスターズ以来だったはず。
ただでさえ複雑な2大戦隊の作品と史上最多メンバーの作品の共演という超大所帯を手堅くまとめてて、久々の長編演出なのによく出来てるなあと感心。
久しぶりの快盗VS警察の関係性と大所帯の救世主の賑やかさに楽しませていただきました。

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