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2019年3月 4日 (月)

アニポケSM感想:アローラ上陸! タルタルメタルパニック!!

111話
「アローラ上陸! タルタルメタルパニック!!」
脚本:米村正二
コンテ:関野昌弘
演出:関野昌弘
作画監督:酒井裕未 柳原好貴

-新種のポケモン-

ポニ島編でちらっと姿を見せてた新種のポケモンが本格的に絡んでくる今回。
そのポケモンはメルタン。今回は劇中でその名は呼ばれなかったけど視聴者としては既に知ってるのでようやく登場したという思いです。

金属を食べる習性があり倉庫の中で目についた金属に群れている様子が冒頭から描かれる。
金属の取り合いになったりマンホールの蓋を食べちゃって下水道に落ちたりコラッタに遭遇し死んだふりしたり驚いて逃げ出したり。
一連の様子がとても可愛いかったです。


可愛いと思う一方で怖さも滲み出てました。
鋼タイプのレアコイルに群がる場面があり、これ捕食しようとしたわけだよね。
金属であれば他のポケモンでも食べようとするって怖いよ。
ロケット団はその習性故に大きな被害を受けることになるし、もしもっと多くのメルタンが街に放たれたら、起きる混乱は想像を絶するのではないか。

下水道に落ちたりコラッタに驚いたりとドジで愛くるしい部分と金属を食べる習性がもたらす怖さ。
可愛さも怖さも併せ持つ、それが生き物でありポケモンなんだと思える良い描き方でした。


-踏んだり蹴ったりロケット団-

群れは2つに分かれて方やロケット団のアジトへ、もう一方はポケモンスクールの教室へ辿り着く。

ロケット団久しぶりの登場。
メカを作るための部品をジャンク品から調達してたところをメルタンに見つかってしまい、せっかく手に入れた部品は全てメルタンのご飯になってしまうという悲しい結果に。
ドーナツ屋でそれなりに稼げてるのかと思ったけど貧乏生活続いてたのね。
ジャンク品頼りというのが涙ぐましい節制をうかがわせるしそんな中でニャースが隠してたプリンは本当に贅沢品だったんだなと思うし、それを巡ってつまらん喧嘩になっちゃうのも彼らの貧しい生活をうかがわせます。
でも文句言いながらも結局プリンを分けて食べるところがなんだかんだと彼らの中の良さを感じられて良いです。

しかしジャンク品を食われる以上の悲劇が。
コジロウが大事にしている王冠コレクションがメルタンに見つかってしまう。このネタ拾うの随分久しぶりだこと。
この後起こる悲劇が想像できてしまったので、宝箱にメルタンが気付いた時うわああやめてくれーって心の中で叫んじゃいましたよ。
王冠も金属、メルタンの口には合わなくて全滅は免れたようだけど一部溶けてしまいコジロウのショックは計り知れず。
ろれつが回らず言葉にならない悲しみの声をあげるコジロウの演技が凄かったです。流石三木さん。
フィクションとはいえ長年集めた大事なものが突然失われる描写は、三木さんの熱演もあってなかなかにキツかったですよ。


恨み晴らさねばとメルタンを追い詰めるロケット団だが反撃を受けて一転ピンチに。
そこへ現れるはこちらもお久しぶり守護神キテルグマ。
ただ叫んだだけでメルタンをビビらせるその貫禄、なんか安心するわ。
そしていつも通り強制送還。

久々の登場なのに災難だったロケット団だけど、なんだかんだ元気なところ見られて良かったです。


-好奇心の赴くままに-

ポケモンスクールではマーマネが先生になってマシーンの分解と組み立ての授業の真っ最中。当然工具や部品にメルタンが食いつくわけで。
ナットと間違われてリーリエにつままれるメルタン、何かおかしいと気付いて皆でそれを突っつく、何この面白い光景は。
コラッタに遭遇した時もだけど、メルタンは他の生き物に見つかるととりあえず動かないでやり過ごそうとするみたいね。

ナットだと思ったそれがポケモンだと気付いた子供たちは新種のポケモン発見に目を輝かせて色んなことを試していく。
工具が食べられてることに気付けば残りの工具も食べさせるサトシ。尻尾を振ってるのだから喜んでると一つ学習。
黒い玉が浮いている不思議に気付き磁力が発生してると推測しマーマネが電磁石を使ってみて鋼タイプである確証を得る。
チャイムの鐘の音に共鳴しナットを回転させる謎の行動には何か目的があるのかと考えを巡らせて。
傍らでリーリエは熱心に記録をつけていてロトムは写真に収めたくさんのデータが集まっていく。
これらの描写が本当に良かった。子供たちが未知の存在に興味を抱き色んなことを検証していく過程が溢れ出る好奇心を良く表してて見ているこっちもワクワクしてきました。

そしてこの検証を子供たち主体で行っているのも良い。
ほしぐもと出会った時も思ったけど、研究者であるククイ博士も未知のポケモンの事を調べたかったはず。
でも教師として子供たちの溢れる思いを優先して見守る立場に徹してるのが素晴らしいです。

集めたデータはカントーのオーキド博士の元に送られ、よくこれだけ集められたと感心の言葉が。
子供たちが頑張った成果を真摯に受け止める。これも大人としての素晴らしい対応だと思います。
余談ですが賢雄さんオーキド校長じゃなくてオーキド博士の声をやるのは今回が初めてですね。


-それぞれの出会い-

子供たちやロケット団がメルタンにかかりっきりの時でもマイペースにお眠のモクロー。
そんなモクローの傍で1匹のメルタンが一緒にお昼寝。この2匹の並びが可愛すぎるんですが。

目が覚めてモクローに驚いたメルタンのナットが取れてしまい通りかかったヤミカラスに狙われる。
それ取れるの?びっくりしたわ!
あわやナットが持っていかれそうだったがモクローが寸でのところで拾ってくれて、メルタンは助けてくれたモクローに懐いたようで。
モクローは目の前にいるのが新種のポケモンで皆が大騒ぎしてることは全く知らないはず、ただ困ってるポケモンを助けただけ。
でもその行動がメルタンの心を動かし次回以降メルタンをより理解し仲良くなっていくきっかけになったわけだ。

怒りと恨みを抱くロケット団、好奇心を持って検証する子供たち、何の欲もなく自然に接したモクロー、三者三様にメルタンとの出会いが描かれたのが面白かった。


-新たな出会いにワクワク-

個人的な話ですが。
メルタンは昨年ポケモンGOのイベント中に突如姿を現しその時点ではまだ名前も発表されてないという本当に突然の未知との遭遇で。
自分もその瞬間に立ち会っていまして、知らないポケモンが突然大量発生し往来で思わず声をあげちゃった思い出があります。それだけ驚き興奮する未知のポケモンとの出会いでした。
その後公式からメルタンと名前が明かされ鋼タイプであることも分かりましたが、頭のナットが取れたり回転するのはゲームのデータだけじゃ分からないアニメだから描ける新たな発見でさらに驚きを味わえて。

20年以上もポケモンと付き合ってると、慣れもあって新しいポケモンに会ってもそんなに驚かなくなってるんですが。ポケモンGOから始まり今回のアニメのメルタンとの出会いは、新しいポケモンに出会うワクワクを久しぶりに味わえた素敵な体験でした。
不思議な生き物ポケットモンスターとの出会いがもたらす驚きと興奮をゲームもアニメも効果的に演出してるなあと感心すると同時に、素敵な体験をさせてくれた関係各位に感謝の思いです。

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コメント

やっぱりロケット団が出てくると賑やかでいいですね。コジロウの王冠ネタとかヒドイデの愛されとかキテルグマとか久々に観れて楽しかったです。堀内さんのオーキド博士ですが、ナリヤでわかってたとはいえ今回は比較的真面目な感じだったからなのもありますが、ちょっと若若しくなった程度でそんなに違和感なかったですね。

メルタンについてはロケット団、ポケモンスクールの皆と同じ珍しいポケモンに対する接し方に違いがあって面白いです。特にモクローはメルタンと来週から行動していくことが増えていくみたいだし、そこも楽しみです。しかしながらモクローはほしぐもやベベノム等珍しいポケモンにホント好かれやすいですね。

ところでソードシールドでは今のところどちらを選びたいですか?
最初の3匹の最終進化に追加されるタイプ及びアニメにおける立ち位置はどうなると予想しますか?

個人的にサルノリはかくとう若しくはじめん追加、アニメではヒロインがまだ草タイプの3匹を持ってないからソードシールドのヒロインのパートナー。
ヒバニーは追加されない若しくはでんき若しくはフェアリー追加、アニメではソードシールドにおけるタケシ、シトロンポジションの手持ち、ポッチャマとミジュマルとハリマロンとモクローのポジション。
メッソンはどく若しくはドラゴン追加、ソードシールドのサトシのこれまでにおけるリザードン、ジュカイン、ゴウカザル、ワルビアル、ゲッコウガ、ルガルガンのようなエースポジションと考えているのですがどうでしょう?まあ無印やベストウイッシュのように全部連れて行くのでもいいですけど。

長文及びこれまで失礼な書き込みすいませんでした。またやってしまうかもしれませんが、なんとか変な所に行かないよう心がけます

投稿: アルター  | 2019年3月 4日 (月) 23時14分

失礼、AGのハルカがフシギダネをゲットしてましたね。一応この場合はソードシールドのヒロイン的キャラの最初のパートナーが草かどうかってことです。

投稿: アルター  | 2019年3月 4日 (月) 23時21分

一応以前も書いたように僕はソードを選びます。

投稿: アルター  | 2019年3月 4日 (月) 23時46分

コメント返信:アルターさん

久々のロケット団のおかげで賑やかでしたね。
子供たちとロケット団でそれぞれにメルタンを巡る騒動を描いたことで何が起こるかハラハラして楽しめました。

賢雄さんのオーキド博士は既にナリヤに慣れてきたこともあってそれほど違和感なかったですね。

モクローはいつでもどこでも眠っているのがブレない安心を感じさせて幼いポケモンに懐かれやすいのかなと。

新御三家ですが、サルノリはかくとう追加、ヒバニーとメッソンはタイプ変わらずかなあと予想してます。
サルノリはヒロインの相棒でしっかり者、ヒバニーはミジュマルやハリマロンのようなギャグキャラ、メッソンは弱気キャラで主人公がゲットして段々逞しくなっていく、アニメに登場したらこんなポジションかなとぼんやり想像してます。

自分はソードもシールドも買うと思いますがたぶんソードから遊び始めると思います。

投稿: んがよぺ | 2019年3月 7日 (木) 14時06分

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