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2019年3月19日 (火)

アニポケSM感想:新番組!? 小さなコイキングのメロディ!

113話
「新番組!? 小さなコイキングのメロディ!」
脚本:平出尚人
コンテ:浅田裕二
演出:浅田裕二
作画監督:岩根雅明 志村泉

-名プロデューサー再び-
クイズ番組に出演するマーマネ。次々正解を出して激戦を繰り広げるが惜しくも予選敗退。
サトシはマーマネを、ピカチュウは共に頑張ったトゲデマルの健闘を称える。
頑張った友達を励ます、良いですよこの雰囲気。

帰ろうかと思ったところで98話でロトムをスカウトしたアローラ探偵ラキのプロデューサーのジョージと遭遇。
また番組に出る気があるかとロトムに話すあたり諦めきれてない、ロトムを本当に逸材だと思ってることがうかがえます。

帰ろうとした子供たちをドラマの撮影現場に案内し見学を許可する。
え、めっちゃ良い人。ロトムとサトシ以外は面識のない子たちなのにそこまでしてくれるのか。
98話ではサトシとロトムが喧嘩するそもそもの原因を作った人なので再登場にちょっと身構えちゃったけど余計な心配でした


-天才子役の苦悩-
撮影してたドラマは「小さなコイキングのメロディ」という作品。
子役コイキングのコイちゃんが大人気らしく、泣きの演技を生で見られると観衆の期待が高まる。
が、発せられたのは野太い声で。コイキングが天才子役という状況にまず驚くのに可愛い見た目と隔離した声にさらに驚いた。周囲の反応と同じくズコーってなったよ。

不調の原因は進化が近づいていたため。進化の光が輝いてるのにスタッフは誰も気付かず、撮影中にギャラドスへ進化してしまいそのまま暴走するという大事に。
クイズ番組でシルエットクイズの正解がギャラドスと回答された直後に本物のギャラドスが会場に突入、無茶苦茶な状況だけどつい笑っちゃったよ。
さらっとマーマネが自分を負かした少年に正解おめでとうと称えてたのが良かった。
勝負に負けても遺恨は残さない、優しい世界です。

サトシはコイちゃんのマネージャーに進化が近づいてるのを気付いてなかったのかとさらりと核心をつくことを言う。コイちゃんへのケアが足りなかったマネージャーのミスだもんねこれ。
コイちゃんの進化は、天才子役として名を馳せた人が大人になってかつての栄光から遠ざかるという切実な苦悩の比喩に思えます。現実にそういう役者さんいますからね。
進化が近い、もう今まで通りの演技は出来ないのにそれを周囲から求められてたコイちゃんの苦悩は計り知れなかったのではないかなと思います。


-新しい自分-
ギャラドスの姿を見てすぐにコイちゃんが進化したのだと気付いたジョージは別の番組で悪役として活躍させることを閃く。
そしてコイちゃんは特撮番組の名悪役としての新たな道を見つけた。

ジョージ曰くピンチの時こそ新たなものが生まれるチャンス。リーリエたちをスカウトした時も新しい自分を見つけるチャンスと言っていた。
98話でロトムをスカウトした時もそうだけど次々新しいことをやろうとする意欲に満ちたその姿勢が凄い。
そんなジョージが小さい頃から面倒を見てくれてたからこそ進化したコイちゃんは真っ先に彼の元へ向かったんでしょう。ジョージなら苦しいこの状況を変えるきっかけを作ってくれるという信頼があったんだなと。
ジョージもコイちゃんの姿が変わったことを残念に思うのではなく新しい可能性が開けたと前向きに捉えてコイちゃんのためになる道を探してくれるのが素敵です。

何かが変わることは新しい自分に出会うチャンス、今回のメッセージを纏めた締めのナレーションが染みます。

新しい挑戦という点では、脚本とゲスト声優も挑戦でした。
ポケモンの家あつまる?の構成作家の平出さんがアニポケの脚本初挑戦だし同番組に出演してるヒャダインさんと大谷凜香ちゃんが声優に挑戦。
メタ的にも新しいことに挑んでいて今回のメッセージをより強くしていたなと思います。
98話以外にも発表会をやった93話も拾ってたりキャラクターの動きに違和感も無く平出さんは今作のことを大事にしてホンを作ってくれたんだなと思ったし、ヒャダさんと凜香ちゃんのアフレコも上手かったし、新しい挑戦バッチリ決まってましたよ。


-ゼンリョクパロディ-
と、真面目なこと書いてきましたがここからはうるさくなるので先に謝っておきます。御免なさい。

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アローラの平和を守るヒーロー、その名はアローラドリンキュン!
はい、明らかにプリキュアのパロディです。変身シーンも名乗りも決めポーズも本家っぽく作り込まれててびっくり。
変身した姿が、マオはピンク色でリーリエは青でスイレンは黄色なのも”分かってる”。
本家プリキュアシリーズだとピンクは活発で皆を引っ張て行くタイプの子で、青は知的で優等生タイプの子、黄色は変わった感性を持ってたり天然だったりする子がいます(あくまで代表的なイメージでもちろん例外もあります)。
変身後の3人の色をそれにしたのは本家の特徴を知っててそっちに寄せたもの、分かっててやってるなあと思いました。
プリキュアパロディ本格的すぎると驚いてたらさらに目を丸くしました。


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戦ってるうちにいつの間にか人気のない岩場に場面が変わっていた。
採石場だー!!特撮あるあるだー!!
ロケーションや火薬を使う都合でアクションシーンがいつもの採石場になってる特撮作品あるあるだこれ!

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爆発を背に自転車に乗ってジャンプ。
これ仮面ライダーですよね?子供だからバイクの代わりに自転車ってことですよね?
色粉、色のついた爆風はスーパー戦隊じゃないですかこれ。


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コイちゃん演じるギャラドスデビルが吐く火炎、このシーンの撮影にカキとバグガメスが協力してた種明かし。
遠近法を使った古典的な特撮、良いぞ。


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体を張ると言ったばっかりに大変な役を任されたロケット団・・・ってその恰好はウルトラマンの科学特捜隊じゃないか!
しかもニャースが来てる着ぐるみは同作の怪獣ピグモンだ!風船も付いてるのがまた丁寧だこと。
最後にポケモンのご先祖様のパロディとはやってくれましたね。

予告でプリキュアパロをやるのは分かってて、それだけでもとてつもない力の入れようでビックリしたのに、まさか特撮パロディまで力入れてるとは嬉しい驚きだよ。
日曜の朝に本家の作品を見て日曜の夜に愛の籠ったゼンリョクパロディに楽しませて貰って。
今週の日曜日は至福の日でしたよ。本当にありがとうございました。

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コメント

色々な要素が盛り込まれていながら見事にまとまった話でしたね。コイキングことコイちゃんの姿が変わってもそこで落胆するのではなく新たな活路を見出すジョージの敏腕プロデューサーぶりに脱帽です。プリキュア風変身シーンはポケモンがそういうアニメじゃないのにやたら気合入っていて見入りました。突っ込みたくなったのはこれがアニメだからそんなに気にならないけど、あの世界においては実写であれをやっていた事になりますよね?ついでに言うならTVに幻のポケモンであるシェイミが出演したのが軽くスクープになりかねない気がするの僕だけでしょうか?もちろんそういう部分も含めて楽しんでいましたが。

来週は久々にウルトラガーディアンズがウルトラビーストの事件に向かいますね。ニャースがフェローチェと絡むとのことですが、個人的にロケット団がウルトラビーストと絡むならアクジキング辺りだと思ってました(悪タイプである事にロケット団が興奮して捕獲に乗り出す為サトシ達を妨害するのかなとも考えてた)。フェローチェの方はマオ辺りと絡むと考えてましたが、ニャースの通訳はウルトラビーストには効きませんし彼の恋路がどうなるのか見物です。

それと来週の日曜家族と一緒に出掛ける予定あるんです。一応出かけてる合間にスマホのTVerで見ようと考えているのですが、これって自宅から離れたところでも見れますか?その日リアルタイムで見れるか怪しいんですよね。

投稿: アルター  | 2019年3月19日 (火) 23時41分

コメント返信:アルターさん

あの世界では実写の番組、その通りだと思います。
つまり子供たちは体を張った撮影をしてたことになるので、初めてのテレビ出演であれだけのことをやったのが凄いなあと。

シェイミがテレビに出てたら確かに騒ぎになりそうですね。
でもドラマだから、フィクションだからと意外に気にする人がいなかったりして。

ネクロズマ編以来のウルトラガーディアンズ出動、随分間が空きましたね。
フェローチェとロケット団の遭遇とは予想外でしたが、ニャースの恋路に絡めるのは面白そうです。

TVerはスマホに専用アプリをインストールしておけばどこでも見れますよ。
ただしCMが必ず入って飛ばすことができないのでそこだけは我慢です。

投稿: んがよぺ | 2019年3月20日 (水) 18時34分

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