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2019年2月10日 (日)

ルパンレンジャーvsパトレンジャー最終回感想

快盗と警察、2つの戦隊の対決という異色の番組が本日最終回を迎えました。
スーパー戦隊シリーズ第42作「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」。
ここに堂々完結です。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
51話「きっと、また逢える」

快盗の願いは叶いあとはドグラニオを倒すだけ。
この窮地をどう乗り切るのだと挑発する態度のドグラニオに対しお前を止めると啖呵を切る警察。
まったく気持ちは引いてない、カッコいい。

そしていつものOPではなく凛とした7人の顔が映って番組タイトルへ、やばいカッコ良すぎる。

金庫の中から脱出する方法を探る快盗の3人だがやはりドグラニオが金庫を開けない限り不可能で。
警察も外から鎖を切ろうと試みるが全く傷一つつかず。
ドグラニオが絶対に開かない豪語したのは本当で、ギャングラーのボスは伊達じゃないことが存分に現れています。

ここからどう逆転するのか、予告で映ったスーパーパトレン1号にどうやって変身できるのか。
トリガーマシンも他のコレクションも全部ドグラニオの中にあるのにどこに抜け道があるんだろうと気になっていたら。
コグレが魁利に預けていった本、宝物庫にコレクションを転送する力があると44話で言及してたけどこれがカギだったとは。
ドグラニオの中から全てのコレクションを外へ転送したことで奴の力は弱まっていき、警察に逆転のチャンスが訪れる。
前回は警察が快盗にVSビークルを託すことで悲願を果たす手伝いをして、今度は快盗が警察の戦いを支える、熱すぎるでしょ。


ドグラニオを前にしてお前たちのような奴から世界を守るのが自分たちの仕事だと叫ぶ圭一郎。
こんな苦しい時でも正義を貫き叫ぶ熱血お巡りさん。そうだよそれでこそ朝加圭一郎だ。
お前らのせいで苦しまなくていい人が苦しんだと咲也。彼らのためにも倒れるわけにはいかないとつかさが続く。
咲也とつかさが叫んだのはこれまで犠牲になった市民はもちろんだけど、ジュレの3人、快盗になるしかなかった彼らの事も含まれてたんじゃないかな。
絶対に負けられない警察の思い、その熱さにこっちも胸が熱くなります。

そしてノエルも一緒に4人のパトレンジャーの素面名乗り。
最終回といえばコレ!いやーカッコ良すぎる。

ダイヤルファイターで武装し徐々にドグラニオを追い詰めていくパトレンジャー。
スーパーパトレンエックス、そしてスーパーパトレン1号もついにお披露目となりテンション上がりますわ。
コレクションの力で圧倒してたドグラニオがコレクションの力で追い詰められるという逆転現象も面白い。

警察が外で奮闘する間金庫の中の快盗は、コレクションを転送したことでノエルの願いを叶えることも出来るしドグラニオを倒すことも出来ると自分たちの役目は全て終わったという表情で。
大切な人が戻ったのならもう自分たちはどうなってもいい、そんな思いを滲ませているのが切ない。


スーパーパトレン1号の最強の一撃でもドグラニオの金庫は破れず、やはり奴自身に金庫を開けさせるしか3人を救う方法は無い。
だがドグラニオは追い詰められても尚従わない。どうするんだお巡りさんと挑発する態度で、やはり伊達にギャングやってきたわけじゃないんだなと。
ヒルトップ管理官はドグラニオを倒せと命令、でもその命令に素直に従えるわけもなく。
魁利、透真、初美花、3人との様々な思い出が警察の4人の脳裏に浮かぶ、この回想がまた切ないこと。

葛藤しながらも徐々にドグラニオに迫り銃口を向ける圭一郎。
自分よりもっと多くの人を助けろと魁利の言葉が過り、そして魁利が背中合わせに決断を迫ってくる。
澄んだ景色の中で、泣いてる圭一郎と笑顔の魁利。何と言えばいいのか、このコントラストがもうダメ、泣く。


それから1年後。
魁利の兄・勝利、透真の婚約者・彩、初美花の親友・詩穂のその後の姿が映り、やはり快盗になってしまった3人は大切な人との再会は叶わずドグラニオと共に散ってしまったのかと思いました。
が、ドグラニオは死んでなくて拘束され続けていた。
一思いに殺せを叫ぶがそれは叶わず。ラスボスが倒されないままというのが意外ですが、ずっと人々を苦しめてきた奴には相応しい罰なんだろうなと。
ノエル曰くドグラニオはコレクションによって老いた体を支えられていたと。そういえば1話から500年生きてきたって言ってたわ。
ギャングラーのボスとしての貫禄のために失念してたけど、異世界の存在でも長い年月がもたらす衰えには抗えないのね。
無力のままただゆっくり衰えていくのを待つだけ。好きに暴れて散っていったザミーゴとは対照的であり、やはり悪事の限りを尽くしてきたドグラニオにはふさわしい末路なんだなと思います。


警察とギャングラー残党との戦いはまだ続いていて、残党を追い詰めたところで颯爽と現れたのは金庫の中にいるはずの快盗。
一体何が何だかと驚いてたらその種明かしにさらにビックリ。

劇場版に登場したジャックポットストライカーの力でドグラニオを操って金庫を開けさせ、ジャックを連れてきたのは快盗が取り戻した大切な人たちだったという。
劇場版のネタを拾ってくる鮮やかさに痺れるし、快盗が取り戻した人たちもまた快盗になった3人を助けたいと同じ快盗の道を選んだというのが泣ける。
真っ先に詩穂に抱きつく初美花、少し間を開けてから無言で彩を抱きしめる透真、そして泣きじゃくって勝利に謝る魁利、3人の心が本当に救われた瞬間、ああまた泣いちゃう。

勝利が魁利の鼻をつまむ仕草、30話の回想にもあった描写がまたここでというのが素敵。
この仕草は勝利が魁利を許したということなんだと思います。ずっと兄へのコンプレックスと罪悪感で自分を責めてた魁利が、自分と同じく快盗になってまで助けてくれた兄によってやっとその罪悪感から解放されたんだろうなと。

圭一郎と勝利は似てるということが30話で描かれましたが、似ていてもイコールではない。
圭一郎は魁利のようにはなれないと49話で示されたので、快盗になってでも魁利の心を救うのは兄である勝利の役目というのは筋が通ってるなと思います。
快盗の道を選んだ兄によって心の闇を抜け出し圭一郎が絶対正義の警察官でいてくれるから魁利は快盗を続けられる、ということなのかなと。
勝利と圭一郎の存在がずっと魁利の心に影を落としていて、どう決着をつけるのかずっと気になってましたが、魁利は快盗のままで圭一郎は警察のままでいながらこれ以上ない落としどころなのでは。


再び世間を騒がす快盗としてコレクションを集めるため動き出すルパンレンジャー。
快盗の素面名乗りは無いのかと思ったらここで見せてくれたのが予想外、カッコいいぞ。

ギャングラーの残党から平和を守るためVSビークルを渡すわけにはいかないパトレンジャー。
快盗の無事を喜んではいても平和を守る警察官の務めを果たすための力を手放せない。

快盗の願いと警察の戦い、どちらも譲れないなら対決するしかない。
ここで主題歌が流れてギャングラーを交えての混戦となり、最後に登場したコレクションは毎週のOPで映ってたものと同じ。
締めが毎週見ているOPと同じシチューエーションって熱すぎるわ。

初美花に助けられて喜んじゃう咲也。
銃口を向けながらも周りのギャングラーを蹴散らす透真とつかさ。
そして2人のレッド、魁利と圭一郎は正面からぶつかり合う。
それぞれの色が出てる混戦に目を見張ります。

ルパンレンジャーvsパトレンジャー、その名の通り2大戦隊のVSを最後まで描き終幕。
前回も書きましたが、最後は共闘してラスボスを倒すのかとぼんやり想像してたんですが、その浅はかな想像の遥か上をいくこれ以上ない美しい結末です。
快盗も警察も譲らない思いを最後まで貫く。ドグラニオが倒されてないのはこの結末にするためでもあるんでしょうね。
奴への最大の罰であると同時にまだギャングラーが存在するから快盗も警察も存在する意味がある。
本当よく考えれてるなとほとほと感心します。

全51回の放送。
近年の戦隊より多くのエピソードが見られて大変楽しかったんですが、我儘を言うなら来週から始まるスーパー戦隊最強バトルの4話分をルパパトに使ってほしかった思いもあります。
でも久々に歴代戦士に会えるのも楽しみなんですよ、ジレンマ。
そんな思いを抱いちゃうくらい、もっと快盗と警察の活躍を見たかったと思うほどこの作品には心揺さぶられました。

1年間ドキドキしっ放し。
スタッフ・キャストの皆様方、関係者各位、素晴らしい番組を本当にありがとうございました。

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コメント

イヤー素晴らしい最終回!!怪盗と警察のそれぞれの想いがあり、自分たちのできることをかみしめながら展開される展開に切なく感じ、でもまさかの・・大どんでん返しといっていいかわかりませが、予想外の怒濤の展開のオンパレードでビックリでした

終盤であかされたことがドグラミオンを弱体化させるカギになっていたこと、そしてついにパトレン1号の強化形態がお披露目&ノエルもビクトリーダイヤルファイターでついにルパン側としても強化形態になったことが本当熱い!

そしてパトレンの素面の名乗りも本当格好よすぎ!!
ギャグラーとの闘いがひと段落しましたが、ルパン側はどうなったのか、まさかというマイナスのことも思ったりしましたが、そこでもまさかの展開にスゲーなぁていう感じで脱帽です

まさかの大切な人が同じくかいりたちを救う為に怪盗になっていたというのは正直驚きましたが、怪盗になってまで
救いたい想い、それだけお互い本当に大切な存在なんだと感じられ感動ですね!

そして劇場版で登場したストライカーがこれまたかいりたちを脱出させる為に必要なピースとはビックリと同時にもう本当某忍者の熱いな~これ!!ですよ!

どういうラストを迎えるのかと思っていましたが、今作らしいVSとして締めくくったのも素晴らしいの一言!!
かいりたちが助かってよかったと思う警察の3人!!でも!!
ルパン側は残りのコレクションを回収そしてパトレンのVSチェンジャーを返してもらうために再びルパンレンジャーに!!そして完全マスクオフのルパンレンジャーの名乗りも本当格好よすぎ!!
パトレンはギャグラーはいなくても装備は必要だと再び激突しあうところ超絶熱い!
久々に怪盗がかいりたちと知らいときのような圭一郎の怪盗!!というセリフも聴けたのもよかった!

でもどことなくラストのシーンは以前とは違った絆の感じられるVSだったのかと想います

ラストのシーンの場所ってop映像とか1話っぽい感じで良いですね!

素晴らしい作品をありがとうございます!!

キャストさん、スタッフさん1年間ありがとうございました!そしてお疲れさまでした。

投稿: リザードン大好き! | 2019年2月10日 (日) 18時55分

コメント返信:リザードン大好き!さん

スーパーなパトレンエックスとパトレン1号、そうそうこれが見たかったんだという思いが叶って嬉しかったです。
警察の素面名乗りも予告で分かっていましたがやっぱり熱い。

ジャックポットストライカーの登場と魁利の兄たちも快盗の道を選ぶという救出劇にはハッとさせられました。
これは全くの予想外だっただけに驚きと感動が凄かったです。

最後は再びVSになりますが1話とは違う、お互いを良く知ってるけどそれでも譲れぬ思いがあり対決するというのがまた感動。
本当に最後の最後まで満足のいく素晴らしい作品でした。

投稿: んがよぺ | 2019年2月11日 (月) 11時43分

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