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2019年2月25日 (月)

アニポケSM感想:ポケゴルフでホールインワン!

110話
「ポケゴルフでホールインワン!」
脚本:大久保昌弘
コンテ:樋口香里
演出:ウヱノ史博
作画監督:篠原隆

-スランプ-

記者に質問攻めにあうプロゴルファーのカヒリ。
スランプ続きのようで引退を考えてるのかと記者に勝手なことを言われて困惑の表情。
スクープ狙いで強引な取材をする、子供番組でマスメディアの負の部分を冒頭から描くとは挑戦的だなと。
記者の表情があからさまに悪意あるように描かれてるのが印象的でした。


相棒であるドデカバシのカツオが大声で記者たちを黙らせ、その隙に逃げたカヒリが辿り着いたのはポケモンスクール。
生徒たちが野球をやってる真っ最中で、サトシが打った球がカヒリの元へ飛んできたと思ったらゴルフクラブで打ち返した。
おいおい違う球技の球を打ったらゴルフクラブ痛めませんか?と余計な心配が頭を過り、そして打ち返された球が校舎の鐘に届きそれがうるさくてネッコアラがさらに打ち返してバグガメスのミットに収まるというピタゴラスイッチに大笑い。
ついさっきの不快感煽る描写からのテンションの振り幅が面白いです。
それとスランプと言っても咄嗟に豪快なスイングができたのだから根っこのところはやっぱりプロなんだなとうかがえます。


-カツオの思い-

カヒリに会えて目を輝かせる子供たちの熱意とカツオの後押しを受けてポケゴルフを教えることになったカヒリ。
ククイ博士はすぐさま授業の内容を変更、柔軟な対応が毎度眩しいです。

まずはお手本にとカヒリが打ちカツオが”おいかぜ”でフォローした球はまさかのホールインワン。
当人は困惑してて生徒たちはさらにカヒリを褒め称えるというギャップが。
冒頭の描写から考えるとこんなに調子が良いのは本当に久しぶりでグリーンに乗せられれば御の字くらいに思ってたんじゃないだろうか。

カツオは生徒たちにアドバイスをするようにカヒリを促す。
アドバイスを受けて各々パートナーのポケモンたちと力を合わせて少しずつ上達していく様子が楽しそうで、教えてるカヒリもポケゴルフは楽しいと心が弾んでるようで。
この楽しいという気持ちに気付くことこそカツオがカヒリを後押しした理由でしょう。
良い成果を残そうと肩肘張るよりも純粋にポケゴルフを楽しんでほしいと。

また現れた自称名人が一々口を挟んでくるがカツオが止める。
パートナーが大事な気持ちを取り戻そうとしてるんだから余計な口挟むなということでしょうね。
冒頭の記者を黙らせたことといいカヒリを本当に大事に思ってるんだなと伝わります。
カッコいぞカツオ。


-ポケモンと共に-

ポケゴルフは基本ルールは普通のゴルフと一緒のようだけど、ポケピンポンと同じくやっぱりポケモンのアシストありの球技のようで。
ピカチュウはサトシが打ち上げちゃった球を”アイアンテール”でグリーンに乗せ、シロンは氷の道を作ってリーリエが打ちやすいようにしたり、トゲデマルはマーマネの指示を待たずに球と一緒に転がり障害になるディグダを黙らせたりと面白い絵が見られて楽しい。

ゴルフ場は野生のポケモンが住み着いててそのポケモンたちが起こすアクシデントも醍醐味のようで。
ゴルフ場と聞くと豊かな自然を開拓してしまうマイナスな印象が浮かびますが、ポケゴルフ場はポケモンたちが生きてる環境を活かしてるという印象で自然を共に生きるアローラの風土らしいなと思い。

ポケモンと協力するのもポケモンがアクシデントを起こすのも当たり前。
それを前提として皆でポケゴルフを楽しんでいるのが本当に素敵だなと思いました。


-キャノンと初心-

自称名人が魔の10番ホールに挑んでみよとカヒリを煽る。
自信満々に名人がクラブをクラブにして(ややこしい)打った球は逆風に阻まれ谷底に落下、まあそうなるよね。

断崖絶壁のゴルフ場という変なシチュエーションに笑っちゃうのに、カヒリとカツオの攻略法にさらに笑っちゃって。
風に押し返された球を返すために2人が取った方法は”くちばしキャノン”で打ち返すというもの。
予告でもカヒリがカツオを構える姿が映ってて何するんだろうと気になってましたがこういうことかい!
いやワザ名にキャノンと入ってるからって本当にキャノンを使うみたいに構えるとは思わないじゃん。
人とポケモンが力を合わせて最強の一撃を放つ、それ自体はカッコいいし実際”くちばしキャノン”の演出カッコ良かったですよ。人とポケモンが力を合わせて何かを成し遂げる、王道です、熱いです。
でもこんな派手なことやってるけどゴルフなんだよなあ。ゴルフって何だっけ?

魔の10番ホールを攻略したカヒリは自信を取り戻し大会で見事優勝を勝ち取る。
子供たちのおかげで大事なことを、初心を思い出せたとインタビューに答えていて、子供たちとの一時の交流が自信を無くしてた大人の心を救ったというのが素敵。
テレビ中継で子供たちに優勝の報告をするカヒリの笑顔がとても眩しい。
ゲームでは本当に出番少なくいまいち魅力が分からなかった彼女がアニメではこんなに良い表情を見せてくれたのが本当に良かったです。


-まさかの奇跡-

カツオの声をあてたのはアニポケ通算1000回記念となる49話でスリーパー役を好演したサンシャイン池崎さん。
バラエティ番組「ポケモンの家あつまる?」にも何度も出演されて度々ドデカバシを推してて自分のお父さんの名前であるカツオをドデカバシのニックネームにして愛用するというドデカバシへの愛が凄かった。
それがまさかアニメでカツオの名前が採用され声の出演も叶っちゃったんだから驚きましたよ。
好きなことを言い続けると叶うものなんだなと、池崎さんが起こした奇跡にも感動した回なのでした。

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コメント

やっぱり何事にも初心忘れるべからずですね。 今回でカヒリが出たので残す原作キャラはグズマとリュウキりですが、グズマのキャラもどのように描写されるのやら。

ウルトラ調査隊は多分出てこない気がしますし、レインボーロケット団については設定的に難しいので、ネクロズマの時のあれがその代わりだと思ってます。 来週はメルタン回であると同時に久しぶりのロケット団です。毎回出ない方がいいとは思っていても彼らの存在その物は必要だと感じてますし、コジロウの王冠とメルタンをどのように絡めるか楽しみです。 王冠については子供の頃なんだろうと思ってビンの薄っぺらい蓋だとわかりなるほどと思った記憶があります。 いつかは知らないけど、昔はああいうのが沢山あったんですよね。

投稿: アルター | 2019年2月25日 (月) 23時41分

追記 今日のダイレクトでポケモンの新作 ソードとシールドが決定しましたね! カセットはソード、ムーンでニャビー、ウルトラサンでモクローを選んだ僕としてはメッソンを選んでみたいです。 サン&ムーンも残り8、9か月ですが最後まで突き抜けて欲しいですね。

ところでソードシールドのアニメが放送された際、サン&ムーンのサトシのキャラデザや作風を叩いていたり、そうでなくてもソードシールドをサン&ムーン引き合いに嫌な意味で比較する声あった場合やっぱり無視するべきでしょうか? なんだかんだサン&ムーンのサトシもいいキャラしてると思いますし、新作やその新作のアニメも楽しく見たいんですよね。

投稿: アルター  | 2019年2月27日 (水) 23時26分

失礼 また悪い癖が出ました。 ですが書き込みに惑わされずポケモンは過去作次回作問わずアニメもゲームも楽しんでいきたいですね。 ちなみに僕は過去作では赤・リザードン 銀・バクフーン クリスタル・メガニウム サファイア・バシャーモ リーフグリーン フシギバナ エメラルド・ラグラージ ダイヤモンド・ゴウカザル プラチナ・エンペルト ハートゴールド・オーダイル ホワイト・ジャローダ ホワイト2・エンブオー X・ゲッコウガ オメガルビー・ジュカイン 先に書いたムーンはガオガエン、ウルトラサンはジュナイパーを選びました。 ソードシールドの最初の3匹はどんな進化を見せてくれるか、伝説のポケモンもどんな奴なのか、色々新情報について文句言う人いますけどやっぱりポケモンは名ゲームいや、名コンテンツですよね。

投稿: アルター | 2019年3月 1日 (金) 02時14分

コメント返信:アルターさん

初心を大事に、普遍的なメッセージだからこそ胸に刺さります。
残り1年もありませんが他の原作キャラの出番も期待したいところです。
次回はコジロウの王冠コレクションがメルタンに狙われてしまうみたいで気になります。


ゲーム新作発表、予想はしてましたけどそれはつまり現シリーズの終わりの始まりで。
新しい3匹可愛いですしどんな進化をするか楽しみな反面やっぱりサン&ムーンの終了が悲しくなります。
とは言いつつ冬にはサルノリを相棒に冒険を楽しんでると思います。自分は本家ポケモンシリーズはずっと草タイプ連れてるので。

アニメ新リーズが始まれば、過去と比較してどうこう言う声は絶対出てくると思います。
正直に言えばサン&ムーンが楽しすぎて新シリーズ受け入れられるか今から不安はあります。他社ですがスーパー戦隊も今まさにそんな気持ちで、リュウソウジャーを楽しめるだろうかと不安があります。
ですが、周りがどうこういってるからやっぱりこの作品はダメみたいな判断やそっちに引きずられないようにして、あくまで自分がどう感じるかを大事にしたいし、新しい作品にも心惹かれるものがあればやっぱり楽しんで付き合っていきたいです。

投稿: んがよぺ | 2019年3月 1日 (金) 08時07分

書き残した事あったのですが、ソードシールドの絵柄はサン&ムーンが不評なのでXYの絵柄に戻すべきという声あったのですが、どう思いますか?それ以前に無印、AG、DPは無視なんでしょうか? 個人的にXYはあの終わり方で満足してるので今さら同じ事をしてほしいとは思わないです。というか寧ろ絵柄がXYと大幅に変わった事で余り過去作の繋がりとか考えずに自由に楽しめるようになったという印象すら抱いてます。サン&ムーンは無印はともかく過去作とのストーリー的な繋がりそんなに重視してませんし。

投稿: アルター | 2019年3月 2日 (土) 17時35分

コメント返信:アルターさん

サン&ムーンの絵柄変更は仰るように過去作との繋がりを重視せずに自由に楽しむための英断だと思います。
でも実験的なことをした後はまた以前の路線に振り戻る、というのはシリーズものでは十分あり得ることなので、次回作の絵柄が戻る可能性もあり得ると考えます。
ただし絵柄が戻ってもまるっきりXYと同じことをされるのは自分も望んでないし、製作スタッフも同じことをまたやるつもりはないと思います。
もうしばらくしたら次回作の情報が出て、その時はモヤモヤもするだろうけど、いざ始まってみれば新しい物語が見られると期待したいです。
それこそサン&ムーンもモヤモヤを抱いてからの新しい物語へのワクワクに変わりましたから。

投稿: んがよぺ | 2019年3月 3日 (日) 07時49分

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