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2019年2月22日 (金)

アニポケSM感想:しまクイーン誕生! サトシの大試練!!

109話
「しまクイーン誕生! サトシの大試練!!」
脚本:藤咲淳一
コンテ:毛利和昭
演出:渡辺正彦
作画監督:新城真

-就任しまクイーン-

朝焼けとともにポニ大根を採るハプウ、傍らにはオドリドリが。
104話と同じ光景、初登場と同じ演出を重ねてくるのがいいね。
でもあの時と今のハプウは違う。今はその大根を分け与える友達がいてその友達がハプウのしまクイーン就任に立ち会ってくれるのだから。

守り神の祭壇の前で就任の儀を執り行うハプウ。
纏ってる衣装も守り神に捧げる舞も凄く良いな。可愛い。
儀式は厳かだけど静かにしようと注意したカキの方が注意されるという賑やかな場面もあり。
大事な儀式だけど生徒たちの立ち会いでそこまで重苦しい空気じゃなくて、こんなことかつてのハプウだったら絶対許さなかったんだろうなと。

姿を現しハプウと共に舞うカプ・レヒレ。
しまクイーン就任を認めるだけでなくこの場に立ち会う良き友に出会えたことへの祝福でもあるのかなと。


-楽な気持ちで-

儀式を終えたハプウは海のバトルフィールドでサトシの挑戦を待つ。
大試練バトルは夜になってから。それまでサトシは特訓・・・ではなくて海で皆と遊んでいる。
カキは呆れ顔だが頑張れとエールを送りサトシは素直にありがとうと応える。
マーマネはピカチュウでバトルに臨むのではないかとズバリ正解を言い当てていた。
大事なバトルを控えてるのに相性が不利なポケモンを選ぶのも遊んでいるのも常識で考えればあり得ないけどサトシならそうするし何とかできるだろう、カキとマーマネのリアクションはサトシはそういう奴だと分かってるんだなと思いました。

サトシとしてはハプウと1対1のバトルをするのだから一番の相棒と一緒に全力で挑むということを最初から決めてたんじゃないかな。
誰で挑むか悩むこともないから気持ちを楽にしていられて皆と遊ぶことができたのかなと。
ハプウは考えが固すぎて対するサトシは自由で楽しくバトルをするとこれまで描かれてることも考えれば、大試練バトルを控えてるからとかしこまらずに楽しい時間を過ごしリラックスしてるサトシの姿を見せるのも納得です。

そうそう。
女子たちの水着姿が眩しかったです。目の保養になりました。


-サトシVSハプウ-

電気ワザが効かなくてもピカチュウのスピードを活かして攻め続けるサトシ。
そう来ると分かっていてバンバドロに攻撃を受けさせ続けるハプウ。
サトシはハプウの強さを知ってるからそれに挑むのが楽しいのだろうしハプウは不利な状況にサトシがどう挑んで来るのかもっと力を引きだしたいという思いもあったと考えます。
ポケモンを信じて互いの全力を引き出しあう。初めて会った時とは違う楽しみながら互いを高めていくバトルが出来ているのが感慨深いです。


地面のZワザ”ライジンググランドオーバー”を受けて窮地に追い込まれるピカチュウ。
空中に放り出されるが”エレキネット”で落下の衝撃を和らげるというサトシの閃きで難を逃れる。
咄嗟の閃きが如何にもサトシらしい。
そして海に着水したピカチュウを見てまた一つ閃く。

バンバドロを水浸しにして電気が通るようにする。
同じことをずいぶん昔に、初めてのジム戦となるニビジムでやってましたよね。
当時はアニメ独自の離れ業でしたが、今はゲームでも地面タイプに電気ワザが通る仕様があるんだよね。時代は変わったなあとしみじみ。
フィールドの外にある柱を足場にかく乱を続け、柱の正面にバンバドロを誘い出してワザの余波で柱を倒して海水を浴びせる。
水浸しになったところで”エレキネット”で拘束し”スパーキングギガボルト”でトドメ、見事な戦い方です。

水浸しについては海で遊んでいた時、ピカチュウの電気がスイレンたちにも感電したところで察しはついてましたが、バトル中も伏線が張られていたのが丁寧でした。
ワザの衝撃で柱が崩れてる描写を挟んでいたこと、その余波で客席の皆が海水を被ってたこと。
一番の決め手は海水浴中の出来事だけど細かい描写を重ねてるのが逆転に繋がるようになってるのが良いなあ。


勝利の証としてサトシは鋼のZクリスタルを手に入れる。
鋼のゼンリョクポーズを練習してたのは25話だったか。随分前のことだけどしっかり過去ネタを拾っているのが凄いです。

クリスタルは全部のタイプをハプウが用意してて好きに選ばせてくれたもの。
全タイプのクリスタルとは豪勢だけどそれだけハプウも初めてのしまクイーンの務めに気合が入ってたのかな。
あるいは友達であり素敵なバトルの相手をしてくれたサトシへの感謝の表れなのかなと思ったり。


バトルを見届けてくれたカプ・レヒレに呼びかけようとしたサトシだが躓いて海に落ちる。
ポニ島に到着した時もククイ博士が良いこと言った直後に海に落ちてたよね。
良い場面なのにちょっと締まらない、でもそれがサトシらしいなと思ってニッコリ。


-ポニ島編を振り返って-

ククイ博士に各々の自由研究の成果を発表する生徒たち。
マーマネとスイレンは相棒のポケモンを進化させ、カキはヒコウZを手に入れて、リーリエは観察記録を大量に、マオは料理のレシピを完成させ、そしてサトシは大試練突破。
それぞれ胸を張れる成果を出しているのが凄いなと思うのと、それをククイ博士に楽しそうに報告してるのが良いなって。
ポニ島で過ごした時間が本当に楽しくてそれを伝えたいという思いがうかがえます。
そしてそれらの事を子供たちだけでやり遂げてること、ククイ博士の引率無しでやり切って見せたのが凄い。
霧の中で死者と再会するという難しいことも経験したけどそれも誰かの手を借りることなく自分たちで乗り越え前に進んでいるんだから本当逞しいよこの子たち。


生徒たちの成長はもちろんだけど変わったのはもう一人、ハプウのことも。
ポニ大根をお土産に持たせて生徒たちを見送り、静かになったポケモンセンターでジョーイさんに寂しさを見抜かれていて。
繰り返しになりますが本当に出会った時のハプウとは別人のようで。
生徒たちの頑張る姿はもちろん見どころだけどそれと並行してハプウが少しずつ心を開いていく様子が描かれたのもポニ島編の魅力です。
ジョーイさんに図星をつかれたハプウが可愛すぎて、ゲームでは貫禄あるキャラだった彼女がこんなに愛おしく思えるなんてアニポケのちからってすげー。

と思ってた直後に次回予告で吹き飛んだ。
え~と次回は何のアニメになるのこれ?

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コメント

ポケモンスクールの皆も良かったですが、一番成長したのはやっぱりハプウだと思います。 最初は頑固でしたけど、サトシとグラジオのバトル以降は目に見えて変化が出ていましたし、今まで大人としかバトルをしなかった彼女は同年代との交流が本当に刺激的だったんだろうし、レヒレの時も神聖さ云々ではなくあくまで仲良くなった誰かの為にというのが一番成長を感じたポイントでした。 サトシとの大試練も本当に生き生きとしていたしこれからも本当の意味で島クイーンとして頑張って欲しいと感じました。

サトシは今回の試練はピカチュウでどうやってじめんタイプのポケモンに勝つか気になってましたけど、久々に地形を利用してのバトルだったのが驚かされましたね。地形を駆使して本来じめんに無効なでんき技をぶつけましたし、トドメの一撃が一番最初に使ったZワザであるスパーキングボルトだったのも感慨深いですね。 良いバトルでした。

残念だったのはポニ島編にてロケット団が全く絡んでこなかった事とニャヒートが最後まで大試練に参加しなかった事、4対4のバトルが見れなかった事です。 ロケット団はDPまで無駄に毎回出てくるのうっとおしかったけど、だからといって彼らのキャラ自体は嫌いではないしサン&ムーンはいくらなんでもやり過ぎなんじゃないかと思うくらいサトシ達に絡む機会少ないから逆にもう少し出番が欲しいと思ってますし、大試練も本音を言うと先程も書いたように4対4のバトルが見たかったし、特にゴルーグがピカチュウと因縁持ったような感じだった割に何もなかったのとニャヒートが全く大試練参加しなかったのが複雑な気分だった為僕的にはその辺消化不良でした。

なんかネガティブな事も書いてしまいましたけど、それでもポニ島編良いエピソードだったと思います。 いつハガネZを使うシーンが来るか楽しみですね。 メルタンが船に乗っていましたけど、個人的にサトシにゲットしてほしいです。 ちょうどはがねタイプなのでメルタンと一緒に放つかもですが実際どうなるのやら。 とにかく最後の大試練、サトシとハプウの二人とも及びその手持ち達お疲れ様です。

投稿: アルター | 2019年2月22日 (金) 11時02分

コメント返信:アルターさん

初めてのしまクイーンとしてのバトルの相手がサトシでよかったなあと。
大試練バトル中のハプウが楽しそうに見えて本当に変わったなあと感慨深かったです。

サトシは地形を利用した戦いを、グラジオとのバトルでも見せてた持ち味を生かしてて良かったです。
持ち味を発揮できたということはサトシにとってもハプウが全力で向き合える良きライバルである表れなんだろうなと思います。


ロケット団出ないですねえ。
毎回充実してるので自分はそこまで不満には感じてないのですが言われてみれば寂しいです。
ニャヒートが大試練未参加なのも確かに。今作は日常のドラマも優れてるのでバトルに出なくてもキャラが不憫とは感じないのですが、やっぱり華であるポケモンバトルで活躍するところも見たいですね。
ニャヒートについてはガオガエンとの決着があるでしょうしそちらに力を入れたいということなのかも。

投稿: んがよぺ | 2019年2月23日 (土) 09時20分

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