« ミュウツーの逆襲 EVOLUTIONに思うこと | トップページ | HUGっと!プリキュア最終回感想 »

2019年1月26日 (土)

感想:ウルトラマンニュージェネレーションクロニクル第5話

エックス、ジードと歴代戦士の最初の活躍の話が続いてましたが、今週はギンガSの11話の放送です。
早くも変化球がやってきて楽しいです。ただの再放送にならないようにと工夫がうかがえます。

4話「奇獣と少年! ガンQの涙!!」

前回ラーメン屋で無銭飲食してしまいラーメン代を働いて返すことになったブースカとペガ。
ブースカが足を引っ張ってて返済の目途立つのか怪しかった前回の引きでしたが。
まさかの店長の正体がガンQで、同族のエピソードに涙を流してくれた2人に感謝して返済をチャラにしてくれるという展開。
それで許してくれるなんて心広いな店長。かと思ったらバイトが終わったことに安堵する2人を問い詰めて揉めてるし、結局寛容なんだか頭が固いんだか分からん。
感動の話を見た直後によく分からん揉め事を起こすというテンションの落差に笑わずにはいれらませんでした。
ガンQがラーメン屋やってるのは、今回放送のエピソード内でカップラーメン食べてるシーンがあったことに由来してるのかな。
紹介するエピソードと寸劇をリンクさせてるのが面白い。


以下本編の感想。

・さえないサラリーマン・吉田がガンQになってしまう。人が怪獣になってしまうというのがウルトラQチックです。
スパークドールズがあれば普通の人でも怪獣に変身することもできる。これがギンガの面白いところで1期はこのギミックが結構使われてたんですが、2期はほとんど怪獣に変身することが無くてせっかくのギミックなのにもったいなあと思ってたところにこのエピソードだったので、放送当時はこの話が見られて心底嬉しかったです。

・ガンQのオリジナルはガイアに出てきた怪獣で、オリジナルは心底気持ち悪い存在でした。最近YouTubeの公式チャンネルで該当エピソードを久々に見たんですがやっぱり気持ち悪くて。
なのにこの回のガンQは愛おしく思える。演出やシナリオで既知のキャラクターのイメージを変えることが出来る好例を見たという点でも凄く印象強い回です。

・吉田をガンQに変えたのはチブル星人エクセラーの配下のアクマニヤ星人ムエルテ。目玉が特徴の新旧怪獣の共演という点でも印象強いです。
吉田をいいように使ってやろうと企むムエルテ自身がエクセラーには逆らえずこき使われてる皮肉な状況。人間も宇宙人も、どこの世界にも威張り散らす上司に振り回されてストレスを抱えてる人がいるんだなあと哀愁を感じます。

・ガンQになった吉田は寂しい思いをしてる少年・サトルと出会い彼のために自転車の練習に付き合ったり母親のためにご飯を作る手伝いをする。
サトルは吉田がガンQになってるとは最後まで知らないままで、相手が怪獣だと思ってるから関心を持って近づき絆を紡げた。
吉田もガンQにならなかったら年の離れた子供と接点を持つ事も友情を育むことはなかったでしょう。
怪獣は人々に恐れられる存在、実際このエピソード内でも怪獣を恐れて逃げる人々の姿があります。
しかし怪獣でなければサトルの心は救えなかったし吉田も誰かのために頑張ることもなかった、怪獣が誰かの救いになることもあるんだと描いてるのがこの回の好きなところ。

・操られて暴走する吉田=ガンQを止めるためサトルが自転車をこぎながら呼びかけるシーン、泣きました。
2人で一緒に練習した成果が実ったことが素敵だしその成果こそが操られてた吉田を正気に戻し自分はダメな奴じゃないと自信を持たせることになるんだから感慨深い。
ギンガの技で浄化され吉田は元に戻りサトルの元にはガンQのスパークドールズが残った。
サトルはガンQが冴えないおじさんだとは知らないまま自転車をこいで吉田の傍を通り過ぎていく。
それを見届け微笑んだ吉田は列に割り込んできたガラの悪い男を注意してこの話は幕となる。
サトルは自転車に乗れるようになっただけ、吉田は横入りを注意する小さな勇気を持つようになっただけ。
たったそれだけの小さな前進だけど2人にとっては大切なこと。
怪獣が引き合わせた不思議な出会いと体験が冴えないおじさんと孤独な少年の心を救った、泣くよこれは。

|

« ミュウツーの逆襲 EVOLUTIONに思うこと | トップページ | HUGっと!プリキュア最終回感想 »

ウルトラマン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 感想:ウルトラマンニュージェネレーションクロニクル第5話:

« ミュウツーの逆襲 EVOLUTIONに思うこと | トップページ | HUGっと!プリキュア最終回感想 »