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2018年12月 8日 (土)

アニポケSM感想:イーブイどこいくの? あのコに会いにどこまでも!

99話
「イーブイどこいくの? あのコに会いにどこまでも!」
脚本:松井亜弥
コンテ:小平麻紀
演出:小平麻紀
作画監督:村田理 安田周平

-帰る家-

ようやく本編に合流したイーブイ。まずはダイジェストでアローラに来るまでを振り返り、親切だ。
賢雄さんのナレーションがいい感じです。

短編で描かれたようにこのイーブイは挨拶代わりに相手に突撃する癖があり偶々見かけたトリミアンに早速ぶつかっていく。
トリミアンに動きを読まれて2度目はかわされて砂山に激突、まだOP前なのに賑やかだこと。
と思ったら、トレーナーと一緒に帰っていくトリミアンを見送って寂しい空気に。
前回のCパートに続きこのイーブイには帰る家がないというのが提示されて、イーブイにも帰る家ができるというのが今回の話なんですね。


-帰りを待つ家族-

朝から元気いっぱいのホウとスイ、父親が久しぶりに帰って来るのが待ち遠しいようで。
父が帰って来ることを話すスイレンのママ、軽く冗談を交えて出迎えのためのご馳走を準備するという。
スイレンがよく嘘をつく癖は母親譲りだったことが判明。こんな茶目っ気のあるお母さんがいたらそりゃ影響を受けるよと納得。

ともあれ、父親の帰りを楽しみにしてる家族の風景は微笑ましい。
この家族に新たにイーブイが迎えられてより賑やかになると、温かい話です。


-苦労人と無邪気-

スイレンとアシマリは町へ買い物に出て、同じく町に出ていたイーブイがアシマリを見つけて付いてくる。
そこでペルシアンに目を付けられて追い回されてしまう。ペルシアン再びの登場、自分より小さい者を見つけてはいじめようとする、相変わらず性根の悪いこと。

アシマリはイーブイを助けようとするが当のイーブイはアシマリに会えた嬉しさと一緒に走り回ることが楽しそうで自分たちが追われているという危機感はどこへやら。
アシマリは陸上ではうまく走れなくて苦しそうなのに並走するイーブイは笑顔、状況分かってないよこの子。

水路に逃げ込み流されて浜辺へ。そこで今度はスカル団のポケモンたちと遭遇しイーブイはまた挨拶代わりの突撃。
アシマリの心労がまた増える。16話でモクローと一緒だった珍道中に続き連れに振り回される役回りなのね。


-イーブイを守れ-

アシマリがいないことに気付き探し回るスイレンを見かけてクラスメイトが集まって来る。
不安な表情を見てすぐに異変に気付き一緒に探してくれる、本当に素敵な仲間たちだ。

イーブイの可愛さにメロメロになったラップとモテる為にイーブイを手に入れたいタッパで争いになりジップは蚊帳の外。
その酷い様子に皆渋い顔で、耐えきれなくなったサトシが叫ぶ。
ポケモンが嫌がることをする奴にはゲットはさせない、スカル団の何がいけないのか描いてるのが良い。
やられ役だからってただ倒されるだけじゃ雑だもの。

イーブイを守るためにアシマリが自ら前に出てワザを放つ。
新たに覚えた”なみのり”、そこにイーブイが一緒に波に乗ってさらに”すてみタックル”でスカル団をぶっ飛ばすというコンビネーションを見せてくれました。
このワザの演出が派手で見応えあったし、短編でイーブイがマンタインサーフをやってた経験がこのコンビネーションに活かされてる繋がりも良かった。


-新たな家族はナギサ-

スカル団を追い払い海で遊ぶアシマリとイーブイ。すっかり仲良しで本当に楽しそう。
アシマリは大変な思いをしたけど、それでも良い弟分が出来たみたいで嬉しかったんじゃないかな。
その様子を見てたスイレンはイーブイは海が大好きなんだと分かってナギサと命名。
そして一緒に居てくれるかと問いかけ笑顔で答えたナギサをゲットする。
自分の欲求のためにゲット優先だったスカル団とは全然違う、ナギサの気持ちを考え返事を待ってからゲットするのが素敵。

アシマリとナギサが遊んでる様子を見ているスイレンの表情とかゲット直前の波の満ち引きの描写やゲットしたダイブボールが海に浮かぶ様子とか、派手ではないけど丁寧な描写が印象的でした。
うまい言葉が見つからないんですが、ナギサをゲットする一連のシーンはとても穏やかで優しい気持ちになれました。


スイレンの父親が帰ってくると同時にナギサが突撃、新しい家族からの強烈過ぎる挨拶だ。
海が大好きだと聞いたスイレンパパは漁に出てる時にマンタインに乗ってたイーブイを目撃したことを思い出す。
短編でちらっと船が映ってたけど伏線だったの?これにはビックリ。

ずっと前髪が煩わしそうだったナギサのためにスイレンが散髪してくれた。
目が隠れてても可愛かったけど髪形が整ったナギサも可愛いです。
これゲームの販促(新作ゲームでイーブイの髪形を変えられる)でもあるし、散髪という儀式をして正式にスイレン家の一員に迎えられたという意味にも思える、良く出来てるわ。
早速EDで髪形が変わったナギサの姿が映ってるのが細かくて良かったです。


-新たな試み-

前髪が特徴のイーブイ改めナギサが新たな仲間、家族の一員となりました。
短編でこの子の性格とアローラに来るまでの道中を描き本編に合流させた構成はお見事だったと思います。
前述したようにスイレンのパパが目撃してたという伏線が張られていたり波乗りの経験が活かされたり、前髪を印象的に見せておいてその前髪を整えることで新たな家族に迎えられるという構成、本当良く出来てます。
前作XYでは最強メガシンカという別のシリーズを立てて本編と合流させる試みがあってあれも凄くワクワクしましたが、今作はポケモン視点の短編を並行して描きシームレスに本編と繋げていて前作とはまた違った面白さでこれも凄く良いです。
番組が始まって2年、歴代シリーズと同じくそろそろ終わりも近づいてくる頃だと思いますが、ここに来て新しい試みで物語を紡いでいく制作陣の尽力は本当に凄いです。

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コメント

アシマリの面倒見の良さは前作XYのシトロンのホルビーを思い出しますね。 あちらもハリマロンとのお使いとか大変そうでしたし。イーブイは進化しないと思いますね。 ゲームの販促もあるんでしょうが、イーブイのままでも十分キャラが立ってましたし。

投稿: アルター  | 2018年12月 8日 (土) 01時24分

コメント返信:アルターさん

ホルビーも大変だったなあ。ハリマロンとのコンビも好きでした。

自分もイーブイはそのままでいて欲しいですね。進化したらチャームポイントの前髪なくなっちゃうだろうし、進化してそれが見られなくなるのはもったいないです。

投稿: んがよぺ | 2018年12月 8日 (土) 16時12分

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