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2018年12月12日 (水)

アニポケSM感想:風を断つ稲妻! その名はゼラオラ!!

遅くなりましたが今週のアニポケ感想です。
サン&ムーンもついに100話目。その記念すべき回にあのポケモンが登場となりました。

100話
「風を断つ稲妻! その名はゼラオラ!!」
脚本:米村正二
コンテ:樋口香里
演出:小柴純弥
作画監督:伊藤典子 矢田木瀧

-自然を感じて-

サトシが目を覚ますと家の中にククイ・バーネット夫妻の姿が無く、外へ出ると2人が海の上で精神統一していた。
曰く自然からパワーを貰ってるとの事。見慣れた自然の風景だけどそれが素晴らしい事であり共に生きていくアローラの精神そのものなんだと。
この感覚的な話し、米村さんの脚本だとすぐに分かりました。
共に生きてくについては同じく米村脚本のネクロズマ編で描かれたアローラでマナーロの精神の振り返りですね。
話を聞いて空を見上げるサトシの脳裏にはあの時の経験、ネクロズマやベベノムのことが過ったんじゃないかな。
そして冒頭でアローラの自然の豊かさを見せておくことで今回の舞台となる世界の悲惨さを際立たせてもいると。


-異世界への誘い-

登校途中のサトシの前に現れたカプ・コケコ。
ほしぐもを託してくれた時といい登校中に待ってるの好きなんですかね。というかサトシのこと好きすぎるんじゃないかこの守り神。

久しぶりに会ったカプ・コケコを前にして早速バトルを申し込むサトシ。
そのバトルによって発生した強力な電気エネルギーでサトシとピカチュウは異世界へ飛ばされてしまう。
カプ・コケコは最初からこうなることを分かっててバトルに応じてるよね。サトシならバトルを申し出るって分かってて待ち伏せしてたよね。やっぱりサトシのこと好きで信じてるから異世界へ送り出したんじゃないかな。

サトシが目を覚ますとそこに見えたのは何もない砂漠と廃墟の世界。
目を覚ますと家族と美しい自然があった冒頭のシーンと対照的。誰もいなくて何も無い、怖くて悲しい。


-全てを食らうもの-

廃墟の奥には巨大なポケモンの姿がありサトシは興味津々で近づいていく。
視聴者目線ではそれが何なのか分かってるので下手に近づくなとハラハラします。
でも未知の世界で未知の存在を前にしても恐れるより好奇心を持てるのは凄いと思います。

そのポケモンはあらゆる物を食らうウルトラビースト・アクジキング。
ゲームでもその姿にはギョッとしたけどこうして何でも食らう姿が見られるとその怖さを新ためて感じます。
ディアの話によるとアクジキングが全てを食らったためにこの世界は荒廃してしまったという。
たった1体のポケモンが世界の形を変えてしまう、これだけとてつもない影響を及ぼすポケモンもそういないだろうし、回想の街を食らっていく様子は本当に恐ろしかったです。


-ディアとゼラオラ-

アクジキングに襲われるサトシとピカチュウの危機を救ったのは劇場版での活躍が記憶に新しいゼラオラとそのトレーナーのディア。
劇場版でゼラオラの声を務めた山寺さんがゼラオラのトレーナー役とは面白い配役。
そしてテレビ版で山寺さんががっつり本編に絡むのも珍しい。
前作XYでも出演してましたがサトシと絡む役ではなかったので今回の出演は本当に嬉しいです。


サトシはゼラオラに興味津々で勝手に尻尾に触る。
さっきのアクジキングにしても好奇心が先に来て怖いもの知らずね。おかげでゼラオラの電気で痺れることになっちゃったけど。

ゼラオラを出会ったばかりのころのピカチュウみたいと言うサトシ。
ディアはウルトラレンジャーという対ウルトラビーストの専門チームの元隊員だという。
電気ポケモンを相棒にしている・かつてのピカチュウみたい・特殊チームの隊員、サトシとそっくりじゃないか。
最後に明かされた衝撃の事実と合わせて考えると、ディアとゼラオラはこの世界におけるサトシとピカチュウということなんでしょうね。
そのディアの声をサトシ役の梨香さんの親友である山寺さんが演じてる、改めて良い配役だと思います。


-遊びじゃない-

事情を知って協力を申し出るサトシだがディアは足手まといだと断る。
サトシもウルトラガーディアンズとして活動してたことを話すが子供の遊びとは違うと言われて遊びなんかじゃないと返す。
サトシがウルトラガーディアンズの活動を大事に思ってることがうかがえて嬉しいし、ディアが真剣に戦ってるからこそ誰かを巻き込みたくない思いもうかがえて良いです。

サトシはバトルで自分の力を認めさせようとするが失敗。
ここで駄々をこねないで約束通り帰ることにするのが潔い。

ディアはここに残ってるのは自分の我儘だと言う。
我儘というのが自虐的なニュアンスだけどサトシはそういうのが好きだと言う。
バトルを通してディアの思いを感じ取ったのかな。街を取り返したい思いが真剣なものだと分かったから、ディアがそれを我儘と称しても好意的な言葉を言えたんだと思います。

サトシがディアの心を感じたのならその逆も然り。
ウルトラレンジャーの迎えが来るまでという前置きはしつつもサトシを自分のアジトに案内し泊めてくれるという。
冷たいことを言いながらもサトシを放っておけなくなった。彼の真っすぐな心を見てディアも揺れ動いてるのかなと思いました。


ディアのアジトはポケモンスクールだったという衝撃の光景が映り次回へ続く。
パラレルワールド的な話はXYの鑑の世界(あれも米村脚本)でもありましたけど、今回はよりシリアスな空気でした。

余談。
放送日の朝にBSでサン&ムーンの90話の再放送がありまして、ちょうどベベノムとのお別れの回でした。
そして今回のポケもんだいの選択肢にベベノムがいたものだからちょっと涙腺にきましたね。

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コメント

今回の話でサン&ムーンももう終盤なんだなという感じがしましたね。 流石にXYのフレア団編程シリアスではないかもですが、もっと時間がたったころに以前のネクロズマの時以上にとんでもない事件が起こるかもしれないし、その時にはサトシ達は負けずに困難に立ち向かってほしいです。

投稿: アルター  | 2018年12月13日 (木) 02時09分

コメント返信:アルターさん

XYほどではなくてもネクロズマ編も今回も十分にシリアスですがこれでまだ最終回じゃないというのがちょっと驚きです。
今シリーズはどこへ向かって行くのか予想がつきませんが、どんな展開であってもサトシたちはきっと困難には負けないだろうと信じたいです。

投稿: んがよぺ | 2018年12月15日 (土) 22時38分

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