« ニチアサ感想・2018/10/21 | トップページ | 感想:ウルトラマンR/B第17話 »

2018年10月21日 (日)

アニポケSM感想:勇者リリエルとアローラの杖!

放送時間変更初回にポケモンセンターヨコハマでアニポケのトークイベントが開かれていましたが、本日はポケモンセンターオーサカにて再びトークイベントが開催されその様子がライブ配信されていました。
マオ役の上田さん、マーマネ役の武隈さん、主題歌を歌っている岡崎さん、冨安監督にキャラクターデザインの安田さんという凄い布陣で貴重な話が聞けてとても楽しかったです。
司会のJPさんはヨコハマのイベントに続き大役お疲れ様です。ポケモン愛に溢れるトーク楽しかったです。

さてイベントはもちろんアニメ本編だって楽しくて。

93話
「勇者リリエルとアローラの杖!」
脚本:藤咲淳一
コンテ:浅田裕二
演出:渡辺正彦
作画監督:直井由紀


-幕があがる-

今回のポケもんだいは劇の台本は誰が書いたかというもの。
予告からしてカオスの予感しかしなかったので本編始まるまで誰が書いたのか想像がつきませんでしたが答えはロトム。
アローラ探偵ラキを熱心に見ててドラマに詳しいと自負があって台本作りも任せろと申し出たのかなと想像してみる。

ロトム渾身の台本が風に乗ってムサシの手に渡る。
これサトシが失くした台本だったのね。もう1回見直してから気付きました。

台本を読んだムサシの女優魂に火が付きコジロウとニャースはもう止められないと諦めモード。
これから大変なことになるという達観した心情を察する。
視聴者としても次回予告を見た時から大変なことになる予感しかしなかったので、コジロウとニャースの気持ちは視聴者の思いをメタ的に表してるようにも思えます。


-親バカ極まれり-

劇を見に来たのは生徒の家族たちにモアニさんもいて、ハナコも24話以来の突然の来訪。
ハナコとルザミーネが挨拶をしていて、ハナコがヒロインのママと直に会って話すのってシリーズ初なのでは(記憶違いだったらごめんなさい)。

サトシの熱演をカッコいいと褒めちぎるハナコ。当のサトシは授業参観の時と同じく母親の突然の来訪に緊張してるのだけど、サトシの頑張りを素直に褒めるのが親バカだけどいいお母さんだなと思い。

ハナコ以上に我が子の活躍に興奮してるのがルザミーネ。
ジェイムズにカメラを回させて終幕の時もリーリエの活躍を褒める親バカぶり。
ちょうど1年前にやっていたほしぐも編がこの親子が抱える問題に踏み込んでた時期で、まさか1年後に親バカになってるルザミーネが見られるとは思わなかったよ。
ゲームの方のルザミーネだったらまずこんな風にはならないだろうし、長期的に物語を積み上げてくアニメだから出来た事ですね。


-大女優乱入-

緊張や衣装替えにつまずきがあったものの台本通り劇は進行し第1幕は終了・・・と思ったところへルナアーラを模した衣装を纏いムサシが乱入、大女優ムサバーバラと名乗り舞台を自分色に染め上げようとする。
コジロウとニャースは黒子としてムサシの晴れ舞台を支えすぐに退場するつもりでいたが、一度火がついたムサシが止まるはずもなく。
ロケット団としてではなく女優としてこの場にいて、コジロウとニャースもため息を漏らしながらも女優ムサシを支えるために最後まで付き合う。
ムサシの情熱もそれに付き合っていけるコジロウもニャースも凄いなあと思います。

そして子供たちもロトムもムサバーバラを追い出すわけでも無く、ロトムが即興で台本を作り一緒に劇を進行していくんだからもう止まらない。
ムサシの舞台にかける思いも凄まじいがそれに対応できる子供たちも凄い。


ところで、ムサバーバラが名乗ったシーンで色んなキャラクターに扮していましたがどれも見覚えあるものでしたよ。
というか中の人の、林原さんが演じられたキャラクターのパロディですよね。
トークイベントでも突っ込まれてましたが、冨安監督の林原さんへの好き好き大好きの気持ちが溢れちゃったんだとか。
監督何やってるんですか。グッジョブです!b


-無茶苦茶な劇から見えるもの-

野球やビリヤードを始めたり次回予告でも話題になった少女革命しそうなシーンに外連味たっぷりのメカの変形・・・。
一体何のアニメ見てるんだと思いますが間違いなくポケモンのアニメなんです、本当です信じてください。

カオスの極みですが客席は盛り上がってるし子供たちもなんだかんだと役をこなしていき物語は進んでいく。
そしてクライマックスのムサバーバラ渾身のシーンではキテルグマが裏で支えていて、ムサシの晴れ舞台を見届けたらいつものように退場。
途中で無理やり連れ帰るのではなく劇の役をやり切ってからというのが、キテルグマもムサシの女優としての熱意を汲んでくれたのかなと思います。


大女優の乱入に即興の台本による進行で無茶苦茶な劇ではあるけど、話の大筋としてはアローラの危機を救うために守り神や伝説のポケモンの力を借りるための冒険になっていて、これは子供たちのこれまでの体験に基づくものなんだと思いました。
ネクロズマが出てきたり舞台袖で衣装を変えるシーンではウルトラビーストの衣装もあったし、自分たちの体験を劇を通して伝えたいというのが本来の主旨だったんだなと。
それと無茶苦茶な進行でも何とか対応できたのは、皆で力を合わせていろんなことを乗り越えてきた絆があればこそ。
劇の内容も劇が進行できたのも子供たちがこれまで体験し培ってきたことの縮図なんだと思いました。


-石塚運昇さんの後を継いで-

今回よりオーキド校長の声は堀内賢雄さんが担当となります。
賢雄さんが演じるオーキド校長に慣れるまで時間はかかるかと思いますがこれからどうぞよろしくお願いします。
そして今度こそ石塚さんとはお別れ。改めてありがとうございました。


-イーブイどこいくの?-

EDの後はポケもんだいの答え合わせ・・・と思ったら、OPでも姿を見せていたイーブイが主役の短編が始まってびっくり。
デルビルのご飯を食べてしまって怒らせてしまって、逃げてるうちに船に乗ってしまい何処へ向かうのか。
次回以降も続くようで、本編でサトシたちに出会う前にどんな子なのか見せておこうということでしょうか。


予告を見て予想した以上にカオスな絵のオンパレードの回でしたが、なんだかんだと劇が進行していくのは楽しかったです。
子供たちとポケモンたちが力を合わせて一所懸命やってるのが描かれてて(影絵のシーンとか特に良かった)、パロディに笑いながらも温かい気持ちになれました。
こんなに賑やかな回をスタッフと出演者がコメンタリーしてくれたんだからさらに楽しくて。
楽しい話に合わせて貴重なお話を伺えるイベントを併せて開催していただいて、関係各位の方々本当にありがとうございました。

|

« ニチアサ感想・2018/10/21 | トップページ | 感想:ウルトラマンR/B第17話 »

ポケモンアニメSM」カテゴリの記事

コメント

インパクト抜群の回でしたね 今回のカオスさは何だかニチアサってか戦隊ですが、カーレンジャーやニンニンジャーに匹敵するぐらいの馬鹿馬鹿しさを感じました。でもそれでもしっかりドラマを感じられたのが凄いです。この辺でもし浦沢義雄さんや下山健人さんがアニポケの脚本書いたらどんな感じになるのかと考えて笑ってしまいました。

ムサシのキャラも良く活かされていましたし、パロディもあったけどある意味ロケット団より他の仕事向いてると言われるだけあって女優魂は褒める物があったと思います。

普通に考えれば小学生位の子供達が一生懸命考えて作った劇に大人が割り込むという痛すぎる状況ですが、それでも皆真剣に取り組んで劇をちゃんと成功させるドラマがあったり、ぶっちゃけるとまあこいつ(この場合ムサシの女優魂を汲んで)ならしょうがないかみたいな物もあったりその痛い状況を逆手に取ってここまでのカオス回に仕上がっているのだから本当に凄いと思います。 最早感動すらしていました。 堀内さん演じる校長も最初の内は大変でしたし今回は台詞は少なかったけど、もしかしたら彼が主役の回が近い内来るかもしれないし何とか慣れるようにしたいです。 もちろん天国の石塚さんにもしっかり感謝はしてますし、堀内さんも自分なりのオーキド校長を頑張ってほしいと思います。

投稿: アルター | 2018年10月22日 (月) 03時29分

訂正 最初の内は大変でした→最初の内はちょっとぎこちないかなでした ですが何とかプレッシャーに負けず頑張ってほしいです

投稿: アルター | 2018年10月22日 (月) 03時31分

コメント返信:アルターさん

馬鹿馬鹿しいことを真剣にやり通すところはカーレンジャーやニンニンジャーに通ずるのは仰る通りだなと思います。
下山健人さんはいつかアニポケ書いてくれないかなとひっそり期待しています。
結構作風がサン&ムーンの世界にマッチするんじゃないかなと。


記事には書き漏らしてしまいましたが、仰るように割り込んできた大人を排除せずに劇を成功までもっていったのは凄いことでした。
分かち合って共に生きていくというアローラの精神なら来るもの拒まず、一緒に劇をやりきる流れは不自然じゃないし、乱入者を受け入れることでカオスな劇を成立させてしまう構成はお見事です。


賢雄さんのオーキド校長はポケギャグを言ってるところは割とハマってたかなと感じました。
石塚さんに感謝はしつつ賢雄さんの新しいオーキド校長に改めてこれからよろしくお願いしますという気持ちで向き合いたいです。

投稿: んがよぺ | 2018年10月25日 (木) 06時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1078701/74447018

この記事へのトラックバック一覧です: アニポケSM感想:勇者リリエルとアローラの杖!:

« ニチアサ感想・2018/10/21 | トップページ | 感想:ウルトラマンR/B第17話 »