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2018年8月 5日 (日)

感想:ビルド&ルパンレンジャーvsパトレンジャー劇場版

今年もやってきましたスーパー戦隊と仮面ライダー夏の劇場版。
更新遅くなりましたが初日に鑑賞してきたのでその感想です。

「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーen film」

空港に降り立った名探偵エルロックと彼を護衛する警察。
エルロックが早速推理を披露し記者の中に紛れてたギャングラーを暴き出しさらに快盗も姿を現し早速の混戦状態。
人が集まってるのに白昼姿を現しコレクションを頂くと予告する快盗が大胆不敵だし、エルロックも快盗と警察を罠に嵌めるため大胆な計画を思いついたものだとのっけから驚かされました。

主題歌に乗せてのアクションシーン、アクターさんめっちゃ動いてるしカメラぐるぐる回るし目が釘付け。
それから今作の肝となる2人のレッドが攫われるという大ピンチへと繋がり息つく間もなく状況が変わっていって。
戦隊の映画は尺が短く詰め込みになるのは例年通りなんだけど性急には感じないしテンポよく話が進んでたと思います。


一時休戦し協力を申し出るルパンレッドと快盗に協力などできないと返すパトレン1号。
頑固な圭一郎を動かしたのはここで倒れたら守りたいものを守れないという魁利の言葉。
こういう言葉が出てくるのが敵対してても警察を、圭一郎という男の正義を理解してるんだなと思うし、圭一郎も傷を負ってまで目的のために突き進む快盗の事情に少し踏み込もうとするし敵対しながらも互いを認めているんだと感じました。
焚火を囲みながら2人が話して共闘の意を固めるシーンは本当に良かったです

元の世界へ戻るため2人が連携してゴーシュの金庫を開けて空間のゲートを開くまでの流れがとても良くて、快盗に協力出来ないと言ってた圭一郎が自ら囮になって活路を開くし魁利はゴーシュのコレクションを回収しようとするけど圭一郎と一緒に帰るためにそのコレクションを諦める葛藤があって、プライドや目的よりも一緒に帰るという約束のために2人が協力してることがよく表れてました。


元の世界でも透真と初美花は警察に一時休戦を申し入れて咲也とつかさもそれを受け入れる。
仲間を取り戻すという共通の目的のためなら残された4人も力を合わせられるのも納得の流れです。

正体を現したエルロックと   の前に魁利と圭一郎が帰ってきて、快盗と警察6人が揃って立ち向かう。
2大戦隊が並んでの変身と名乗り、そしてアクションシーンでも2大戦隊の連携でたっぷり魅せてくれて。
予告を見た時からこの流れは予想がつきましたがそれでも目が釘付けでテンション上がりましたよ。

止めはパトレンU号と、まさかの快盗も合体してルパントリコロールに!
テレビの3話で合体を嫌がってて回避できたと思ったらジャックポットストライカーの力では合体しちゃうのね。
実は映画館に行く前に東映公式ツイッターでルパントリコロールのネタバレ見ちゃっていたんですが、前述した魁利と圭一郎のドラマに魅了されてて登場する直前まで忘れていてその姿に改めてビックリしました。
圭一郎たちは慣れてて合体は当然という反応で魁利たちとは対照的だったのが笑えたし、こんなサプライズを仕込んで来るとは本当に面白い。

そしてそしてロボ戦でも2大戦隊の共闘。
空を飛ぶルパンレックスと地を駆けるパトカイザーが並ぶ絵がカッコよすぎたし、テレビでは今まで快盗と警察のロボが同時に並ぶことはなかったから待ちに待った光景という感じで大満足です。


今回の戦いは終わったけど2大戦隊の対決はまだまだ続く。
しかし一時的でも力を合わせた魁利と圭一郎には笑みが浮かび、そこで終幕。
素敵なラストシーンです。

尺は例年と変わらずテレビの1話分とほとんど変わらないのにこんなに詰まってて満足度が高いんだから凄いですよこの映画。


「劇場版仮面ライダービルド Be The One」

愚痴を零しながら一人バイクで駆ける戦兎。
スマッシュに襲われる姉弟を助け、助けた少年におじさんじゃなくてお兄さんだと一言。
ぶつくさ言いながらも苦しむ人を見捨てず助ける、ヒーローしてますよ良いね。

しかし戦兎が必死に戦ってるその時に都知事に就任したエボルトの仲間によってビルド殲滅計画が始動し、全国民が戦兎を敵と認識し襲い掛かって来る。
人を助けてる真っ最中なのに国民の敵と認識されるって酷じゃないか。

今作は3000人のエキストラを集めたというだけあって殲滅計画始動の演説シーンにビルドがひたすら追われるシーンも圧巻の映像でした。
追われながらもちょいちょい笑いを挟んできて飽きない絵になってたのが良かったです。
それに追われる、逃亡者としての仮面ライダーというのはテレビ序盤でも指名手配されたことがあったのでその流れを改めて描いてて良かったです。

伊能が言ってたように国民の心にビルドを憎む気持ちがある、この世界の仮面ライダーは人々に歓迎される存在ではないというのが厳しい。
ライダーシステムがあったから戦いが激しくなり戦争を引き起こしてしまった。
テレビで繰り返し戦兎に圧し掛かった責任だけど、それを国民に追われるという形で再び突きつけてくるのが辛い。

さらに美空と紗羽まで操られて襲ってくるし龍我にはハザードトリガーを奪われてしまうし誰も味方になる人がいないという極限状態。
そんな戦兎を助けたのはエボルト。戦兎を案じたわけではなく自分の野望のために死なれては困るのと裏切った伊能達の計画を邪魔したかっただけなんでしょうが。

エボルトが目的のために戦兎を担ぎ上げて偽りのヒーロー仮面ライダーとして戦わせる。
エボルトが戦兎を生かすことで、戦兎は、ビルドは紛い物のヒーローであったことをまたここで突きつけているわけだ。
戦兎が自分の何が分かるんだと叫んで雨の中に飛び出していくのを見て俺たちが創ったヒーローだとエボルトが零すのがまた残酷。

しかし戦兎自身が作り上げたものは確かにあって、それは龍我を始めとする仲間との絆。
龍我の力が伊能達を倒すカギになり美空と紗羽は洗脳から解けて戦兎を案じ一海と幻徳も助けに来てくれた。
一人決戦の場に赴いた戦兎の元に次々仲間たちが帰って来るのが良かったです。

もう一つ戦兎が戦う根幹となるもの、愛と平和のためにという思い。
その精神、ラブ&ピースを口にしていたのは父である忍だった。
この映画は忍が亡くなったテレビ45話の後に続く話らしいので、改めて父から大事なことを託されていたと思い出すのがグッときました。
そのラブ&ピースが隠されていたデータを引き出すキーワードになってるのも熱いじゃないの。


龍我を取り戻し2人のボトルとジーニアスボトルが融合したことで新たな変身が可能に。
戦兎の変身に龍我が巻き込まれそのまま合体する流れには大笑い。
ここ場内で笑い声響いてましたよ。2人の力が一つになる熱い変身だと思ってたのにこれだもん。楽しかったです。

クローズビルドに変身した後もまさかの合体に戸惑う2人のリアクションが面白くて、ここはアクターの高岩さんの演技が素晴らしかった。
戦ってる最中も台詞が被ったりしてグダグダで、一つの体で戦いながら喧嘩してるみたいで可笑しかったです。
でもいつの間にか呼吸が合わさって徐々にブラッドを追い詰めていって、止めを刺す時は必殺技を一緒に叫ぶんだからいいコンビだなあと改めて思いました。
戦いの後口喧嘩しながら一緒に歩いて、そして無言で腕を重ねる演出が凄く良かったです。

伊能達は倒されたが仮面ライダーは国民から恐れられる存在であることは変わりない。
しかし冒頭で助けた少年は戦兎への感謝を忘れず戦兎も人一人の未来を作れたことを誇らしく思う。
世間に必要とされなくても誰かのために戦える、それがヒーローであり仮面ライダーであると、それを最後に見せてくれるのが良かったです。


いい話だなあと思ってエンドロールに入って、そういえばあれがまだだったと思い直して。
そう、新たな仮面ライダーの顔見せ・・・って、歴代ライダーが乱戦状態ってディケイドで見た光景だぞ。
いや、公式発表された時から既視感強かったけどここまで似てるのは逆にびっくりだよ。
時空を超えて現れました新たな仮面ライダーはジオウ。
歴代ライダーの力を使えるというこのライダーはその宣言通りビルドの力を身に纏い敵を蹴散らす。
ベルトのギミックが凄く楽しそう。しかし企画自体は既視感ありすぎるのでディケイドとはどう違ってくるのか、来月からの放送が待ち遠しいです。




戦隊は杉原監督、ライダーは上堀内監督と若い二人が夏の一大イベントである劇場版を担当されてどちらも面白い仕上がりになってるのがとても良かったです。
平成最後の夏に新しい才能の芽生えを感じられて良い体験でした。
来年も素敵な映画が見られることを期待します。

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